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» 2010 » 4月

あおぞら財団で菜の花が開花しました




桜の桃色を背景に菜の花の黄色が映えていました。とても綺麗な組み合わせですね。
(森井)




Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010/04/05(月) 04:35

西淀川高校 菜の花畑草引き


……………befor………………………………………………..after…………..
   

 3月30日、西淀川高校の菜の花畑で草ひきが行われました。
 高校生7人、中学生4人に加え、山本さん(ガールスカウト26団)と職場の方3人、先生方4人とあおぞら財団から3人、さらに、東京から環境学習について学びに来られた関上先生(富士見丘中学校、高等学校 参事)も参加され、合わせて23人集まりました。
 雑草は畝、畝溝含め畑全体に生い茂っており、大変な作業となりましたが、1時間ほどで見違えるほどキレイな畑になりました。
 天候にも恵まれ、心地よく汗を流すことができました。


 4月18日に開催される西淀川高校環境フェスタ(菜の花お花見会)では満開の菜の花が見られることでしょう。
 みなさんお疲れ様でした。
 (森井)




Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010/04/05(月) 04:21

淀協新入職員研修を受け入れました


2010年4月1日(木)に財団法人淀川勤労者厚生協会(淀協)
新入職員研修の受入を行いました。

淀協とは、西淀川に密着した医療機関・施設のネットワークで、
安心して住み続けられるまちづくりをすすめられている団体です。

まず、財団職員の眞鍋麻衣子より西淀川公害についての説明と
あおぞら財団の紹介を行った後、公害患者さんの語り部である、
永野 千代子さんと和田 美頭子さんのお話を聞きました。

永野さんからは、家族がぜんそくになり裁判に参加する経緯や
ご自身も公害病に認定されたお話がありました。

話の締めくくりに「私たちはもう歳もとったし、やりたくても
できない。若い人たちが西淀川の空気をきれいにしてほしい」と
熱いメッセージをおくられました。

続いてお話をされた和田さんは、公害病から裁判にかけての
心情の変化を語られました。

公害病がひどくなるにつれて
「こんなことで死にたくない」と思っていたのが、
病気のしんどさ、つらさから
「こんなことで生きてられない。死にたい」
となげやりになっていったそうです。
しかし、裁判の運動に関わるうちに
「こんなことで死んでたまるか!」と
思うようになっていったそうです。

お二人のお話に対する質疑応答では、
「西淀川を離れようと思わなかったのか」との質問に
「ほかに行っても看てくれる医者はいない。ここでの治療が1番。
そして西淀川の空気をきれいにしたい」と答えれました。

次にあおぞら財団名誉理事長で、西淀川公害患者と家族の会会長である
森脇 君雄さんがお話をされました。

森脇さんは淀協の職員として病院建設に関わった経緯や西淀川の現状に
ついてお話されました。
約束として孫・子のためにきれいな空気を取り戻すことを熱く語られました。

公害と戦ってきた三人のお話は、公害が過去のものではなく今も続いていると
改めて感じました。そしてきれいな空気を取り戻していく意義を再認識しました。

(北中)




Filed under: 事務局 | 事務局より — aozorafoundation 公開日 2010/04/02(金) 05:35

日中の公害・環境問題を考える学生セミナー 開催


3月15日(月)に、日中の公害・環境問題を考える学生セミナーを開催しました。

参加者17名

このセミナーでは、現在の中国での環境問題やその対策、日本の大気汚染公害対策について学ぶと共に、日中交流のあり方について参加者も交えたパネルトークによって意見交換を行いました。

まず、名古屋大学の桜井次郎先生から「中国の環境問題の現状と日中交流」について講演いただきました。

工場の排水によって飲用水を汚染された村ではガンを発病する人が多く「ガンの村」と呼ばれているそうです。また、重金属によって川が汚染され黒い水が流れている写真があり、中国での公害の深刻さが実感できました。

次に、「日本の大気汚染公害対策〜手渡したいのは青い空」の報告が藤江研究員からありました。


西淀川地域の歴史を振り返り、公害裁判をどう闘い、地域の環境改善に取り組んできたのか説明がありました。

最後に、「日中環境問題に関する交流のあり方」として意見交換会を行いました。

意見交換では、「日本の公害対策の経験をどう生かせるか?」、「公害被害者が差別を受けることによって、身体的にも社会的にも苦しい状況に追いやられることがある」、「日中両国の異なる点を認識しつつ、共通の将来ビジョンを描いていければ」、「制度と技術の交流が重要」、「信頼関係をつくっていく」などの意見が出されました。また、こうした事柄は、中国だけでなく、今後経済発展がより進むであろうアジア諸国にも発信していかなければならないなどの意見がありました。

当日は、中国からの留学生2名の方からも感想をいただき、「中国の人口は多すぎて、1人の人に環境問題を正確に理解してもらうことは簡単だが、それを同時に10人の人に理解してもらうことは、なかなか難しい。」ということでした。

湖南省だけで人口6,000万人、日本人口の約半分になります。このことからも、中国で多くの人に環境問題を身近なものとして捉えてもらうことが難しいということがよく分かります。

今後も、日本における経験・情報を中国語に翻訳し発信するとともに、今回のような日中交流の輪を広げる場づくりを継続して行っていきます。

あおぞら財団スタッフ
山本 元




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2010/04/01(木) 07:28

西淀川区 野里ヒクイナ会で栽培している菜の花がさきました


西淀川菜の花プロジェクトでは、種の配布をして菜の花栽培を呼びかけています。
野里ヒクイナ会で栽培している菜の花が満開—という情報を得て、ヒクイナ会の畑へ向かいました。


(撮影3月26日)

とても生き生きとした菜の花がきれいに咲いています。
ただし、咲いているのは観賞用の菜の花とのこと。
西淀川菜の花プロジェクトで配布をした、菜種油のとれる菜の花は、まだツボミでした。
開花が楽しみです。

(小平 記)




Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010/04/01(木) 04:44
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