あおぞら財団 (7) 公害のデパート -西淀川ヒストリー 三、公害の時代-
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(7) 公害のデパート -西淀川ヒストリー 三、公害の時代-

朝日新聞(1962.12.27)「まるで火事場の上空からのスモッグ調査同乗記」。 同(’63.1.21)「大阪市内のビル街は、灰色のベールに沈み、北区や西淀川区、東大阪は午前七時過ぎから同十時頃まで視界約三百メートル。 ひどいところは五十メートル先も見えぬ」。 このように報じられた大気汚染公害だけでなく、水質汚染、地盤沈下、道路公害、騒音・振動などと、「公害のデパート」と言われました。

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西淀川区内の工場の煙

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ドブとなった大野川

*写真は西淀川区制70周年記念事業実行委員会発行「西淀川今昔写真集」より抜粋

西淀川ヒストリー 他の時代へ

一、水郷の時代 二、都市化の時代 三、公害の時代 四、再生の時代
(1) 土地の形成
(2) 原風景
(3) 原体験
(4) 軍需景気と工業化
(5) 戦災/西淀川空襲
(6) 台風・水害
(7) 公害のデパート(このページ)
(8) 健康被害
(9) たたかい
(10) 再生へのいぶき
(11) 震災からの再生
(12) 和解と財団設立