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ブログカテゴリー » 地域づくり

Green連続サロン「木の勉強会 ~国産材&北米・カナダからの輸入材木編~」を開催しました

あおぞら財団では現在、住まいやまちの変化を読み解きながら、「西淀川らしい環境と住まい方」を考えるGreen(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)プロジェクトの活動を、建築関係の方や地域の方などと一緒に進めています。
今回、家を建てるにあたって、使用する木材が環境に及ぼす影響について考えるために、まずは木材のことを知ろうということで、木材の勉強会を開催しました。
木の勉強会 その①「国産材編」~12/9
日時=12月9日(金)19:00~21:00
場所=あおぞらビル1階・あおぞらイコバ
講師=石橋輝一さん(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材)
中井章太さん(吉野の山守 中神木材)
コーディネーター=山内美陽子さん(空庭)
参加者=18人
講師に石橋輝一さん(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材)と中井章太さん(吉野の山守 中神木材)をお招きして、国産材の置かれている現状や、吉野での林業の特徴、林業が必要な理由などのお話を聞きました。
見せるための木を使う家が減り、木材が市場で売れなくなっていることから、エンドユーザー(家を建てる人)と直接やりとりをする流れが林業の業界の中であるが、それによってエンドユーザーの本当に欲しいものがわかり、適正な価格で売ることができるというメリットもある。今は北欧から輸入される集成材(いくつかの木材を木目を考慮して合わせて作った木材)が国産材に影響を与えていることや、地域によって、気候や地形だけでなく、山の所有形態などの違いから、林業のあり方が各地でさまざまであり、その地域に合った林業をやらなければ、山を守っていくことはできないことや、林が荒れ、木が枯れ腐るとそこから二酸化炭素が発生することなど、環境と林業のつながりについて知ることができました。
「昔からある育林の技術を変えずに次の世代に伝えたい。」
「林業家の中だけでは解決できない問題も多く、他の業種の人と交流し、新しいアイデアをどんどんもらいたい。」
「山を通して、人を育てる」今後の林業を支えたい思いも語ってくれました。
吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材 http://www.homarewood.co.jp/
吉野の山守 中神木材 http://purewoods.com/
木の勉強会 その②「北米・カナダからの輸入材木編」
日時=12月12日(月)19:00~21:00
場所=あおぞらビル・3階会議室
講師=宮崎豊さん(カナダツガ)
オブザーバ=佐原謙次さん(村上木材株式会社)、河井豊さん(プレテック株式会社)
コーディネーター=松富謙一さん(CASEまちづくり研究所)
参加者=16人
講師の宮崎豊さんから、「いま、なぜ木造建築か?」をテーマにカナダの木材事情についてお話がありました。冒頭、宮崎さんからは外材を排他することで、国産材を支援したり、補助金を出したりする今の流れは「攘夷主義型」であり、国産材、輸入材ともに広い視野で見ていく必要があるとの問題提起がありました。
カナダは森林認証で世界をリードしており、認証林面積は他国を大きく上回っています。森林が100年後にどうなっているかも含めて管理しているのとこと。森林認証とは、持続可能な森林であると認められた森林地域に与えられる認証です。日本の森林を守るためにも、国産材を使用しようと言われているが、輸入材の良さをいかしながら、適材適所で木材を使っていくのがいいのではないかと、宮崎さんは述べました。
その後、オブザーバーの佐原謙次さん、河井豊さんからコメントをいただきました。
質疑応答の時間では、国産材の保護や二酸化炭素削減のためではなく、日本の林業を再生させるためでもあること、補助金頼みになっているのはよくない、などの意見がありました。また、森林認証については、カナダでは9割が国有地のため、政府の方針で認証がとりやすいという事情がわかりました。それにたいして、日本では吉野のように高い育林技術があるにもかかわらず森林認証がとられていないのは、民有地が多いからではないかといった意見がありました。
カナダツガ http://www.canadatsuga.org/

あおぞら財団では現在、住まいやまちの変化を読み解きながら、「西淀川らしい環境と住まい方」を考えるGreen(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)プロジェクトの活動を、建築関係の方や地域の方などと一緒に進めています。

今回、家を建てるにあたって、使用する木材が環境に及ぼす影響について考えるために、まずは木材のことを知ろうということで、木材の勉強会を開催しました。

木の勉強会 その①「国産材編」

日時=12月9日(金)19:00~21:00
場所=あおぞらビル1階・あおぞらイコバ
講師=石橋輝一さん(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材)
中井章太さん(吉野の山守 中神木材)
コーディネーター=山内美陽子さん(空庭)
参加者=18人

講師に石橋輝一さん(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材)と中井章太さん(吉野の山守 中神木材)をお招きして、国産材の置かれている現状や、吉野での林業の特徴、林業が必要な理由などのお話を聞きました。

P1150022
見せるための木を使う家が減り、木材が市場で売れなくなっていることから、エンドユーザー(家を建てる人)と直接やりとりをする流れが林業の業界の中であるが、それによってエンドユーザーの本当に欲しいものがわかり、適正な価格で売ることができるというメリットもある。今は北欧から輸入される集成材(いくつかの木材を木目を考慮して合わせて作った木材)が国産材に影響を与えていることや、地域によって、気候や地形だけでなく、山の所有形態などの違いから、林業のあり方が各地でさまざまであり、その地域に合った林業をやらなければ、山を守っていくことはできないことや、林が荒れ、木が枯れ腐るとそこから二酸化炭素が発生することなど、環境と林業のつながりについて知ることができました。


「昔からある育林の技術を変えずに次の世代に伝えたい。」
「林業家の中だけでは解決できない問題も多く、他の業種の人と交流し、新しいアイデアをどんどんもらいたい。」

「山を通して、人を育てる」今後の林業を支えたいという熱い思いが伝わってきました。

吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材 http://www.homarewood.co.jp/
吉野の山守 中神木材 http://purewoods.com/

木の勉強会 その②「北米・カナダからの輸入材木編」

日時=12月12日(月)19:00~21:00
場所=あおぞらビル・3階会議室
講師=宮崎豊さん(カナダツガ)
オブザーバ=佐原謙次さん(村上木材株式会社)、河井豊さん(プレテック株式会社)
コーディネーター=松富謙一さん(CASEまちづくり研究所)
参加者=16人

講師の宮崎豊さんから、「いま、なぜ木造建築か?」をテーマにカナダの木材事情についてお話がありました。冒頭、宮崎さんからは外材を排他することで、国産材を支援したり、補助金を出したりする今の流れは「攘夷主義型」であり、国産材、輸入材ともに広い視野で見ていく必要があるとの問題提起がありました。

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カナダは森林認証で世界をリードしており、認証林面積は他国を大きく上回っています。森林が100年後にどうなっているかも含めて管理しているのとこと。森林認証とは、持続可能な森林であると認められた森林地域に与えられる認証です。日本の森林を守るためにも、国産材を使用しようと言われているが、輸入材の良さをいかしながら、適材適所で木材を使っていくのがいいのではないかと、宮崎さんは述べました。

その後、オブザーバーの佐原謙次さん、河井豊さんからコメントをいただきました。


質疑応答の時間では、国産材の保護や二酸化炭素削減のためではなく、日本の林業を再生させるためでもあること、補助金頼みになっているのはよくない、などの意見がありました。また、森林認証については、カナダでは9割が国有地のため、政府の方針で認証がとりやすいという事情がわかりました。それにたいして、日本では吉野のように高い育林技術があるにもかかわらず森林認証がとられていないのは、民有地が多いからではないかといった意見がありました。

カナダツガ http://www.canadatsuga.org/

Filed under: Green(環境住宅研究会),あおぞらイコバ,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2011年12月19日9:44 PM

タンデム自転車で「とよなか市民環境展」に出展(12/9)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

タンデム自転車で「とよなか市民環境展」に出展
12月9日(金)、「とよなか市民環境展2011」に、あおぞら財団から出展してきました。
ここ数年いろんな内容で出展していますが、今年は、二人乗り自転車のタンデム自転車が登場です!
なので、もちろん屋外。
この日は、急に寒くなった日。
体が冷える。
でも、そんな寒さは、タンデムに乗って、吹き飛ばそう!
小学生が学校単位でたくさん来てくれました。
小学生、元気です。
そして、あおぞら財団の藤江事務局長、写真で見ると、とってもいいお兄さん。
いや、実際も、いいお兄さんです。
この日、私たちと一緒に屋外展示をしていたのは、
阪急バスの「バイオディーゼル燃料バス」、
大阪ガスの「天然ガス車」、
関西電力の「電気自動車」でした。
そんな中、あおぞら財団の「タンデム自転車」。
燃料いらず、排気ガスなし。体ひとつで、どこへでも。
「自転車は環境にいい乗り物」
「でも、安全はちゃんと守ってね」
「普通の自転車は2人乗りはダメだけど、このタンデム自転車なら2人で乗れます」
「タンデム自転車の後ろ座席なら、目の見えない人でも乗ることができます」
と小学生のみなさんにお話しました。
この日は、西淀川区から会場の豊中市まで、タンデム自転車で「藤江・鎗山チーム」で片道約1時間、往復約2時間、こぎました。
後ろの鎗山はパネル5枚を背中にかつぎました。
タンデム自転車は、なんでもできますねえ~
鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)

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12月9日(金)、「とよなか市民環境展2011」に、あおぞら財団から出展してきました。
ここ数年いろんな内容で出展していますが、今年は、二人乗り自転車のタンデム自転車が登場です!
なので、もちろん屋外。
この日は、急に寒くなった日。
体が冷える。
でも、そんな寒さは、タンデムに乗って、吹き飛ばそう!

小学生が学校単位でたくさん来てくれました。
小学生、元気です。

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そして、あおぞら財団の藤江事務局長、写真で見ると、とってもいいお兄さん。
いや、実際も、いいお兄さんです。

この日、私たちと一緒に屋外展示をしていたのは、
阪急バスの「バイオディーゼル燃料バス」、
大阪ガスの「天然ガス車」、
関西電力の「電気自動車」でした。

そんな中、あおぞら財団の「タンデム自転車」。
燃料いらず、排気ガスなし。
体ひとつで、どこへでも。
あ、せっかくタンデムなんで、体ふたつのほうが、楽しいですね。

「自転車は環境にいい乗り物」
「でも、安全はちゃんと守ってね」
「普通の自転車は2人乗りはダメだけど、このタンデム自転車なら2人で乗れます」
「タンデム自転車の後ろ座席なら、目の見えない人でも乗ることができます」
と小学生のみなさんにお話しました。

この日は、西淀川区から会場の豊中市まで、タンデム自転車で「藤江・鎗山チーム」で片道約1時間、往復約2時間、こぎました。
後ろの鎗山はパネル5枚を背中にかつぎました。
タンデム自転車は、なんでもできますねえ~

鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2011年12月15日9:23 PM

第15回道路連絡会が行われました

* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
第15回西淀川地区道路沿道環境に関する連絡会
日 時:2011年12月13日(火) 午後2時~午後4時
場 所:グリーンルーム(あおぞらビル3F)
出席者:近畿地方整備局、大阪国道事務所、阪神高速道路(株)、原告団、弁護団、あおぞら財団
参加者数:54人
当日の資料:原告側の資料
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

12月13日(火)に第15回西淀川地区道路沿道環境に関する連絡会が行われました。

道路連絡会の様子

道路連絡会は、大阪・西淀川公害裁判の
和解条項に基づいて設置されました。
西淀川地域の道路における環境施策の
円滑かつ効率的な実施に資することを目的とし、
国土交通省近畿地方整備局、大阪国道事務所、阪神高速道路(株)、原告団
との間で年に1回開催されています。
今までの取り組み内容はこちらにまとめています。

まず、患者会の永野さんから、
ぜん息患者が大気汚染や自動車交通にいかに苦しめられてきたかを訴え、
西淀川の環境改善を要求しました。

次に、国土交通省および阪神高速道路(株)が
西淀川区において取り組んでいる環境対策について説明がありました。

原告からの提案としては、あおぞら財団の藤江から

  • 大型車と交通量の削減
  • 歩行者・自転車にやさしい沿道対策・交通環境対策
  • PM2.5の環境基準の早期達成に向けた対策
  • 歌島橋交差点の提案(同工事に関する評価・早急な対策、歩車分離型信号の導入、「人が集う」交差点として整備)

を説明しました。

その後の意見交換において、
道路管理車、原告団の双方で、沿道環境をよくしていくためには、
全体の交通量を低減していかなければならないという
共通認識を持っていることを確認しました。
また、湾岸線のロードプライシングをより効果的に行うために国道43号を規制して欲しいと
原告団から提案しましたが、
国土交通省、阪神高速道路(株)からは、具体的な対策については返答がありませんでした。

PM2.5の計測については、国土交通省近畿地方整備局から
環境省のPM2.5の成分分析マニュアルを見ながら、
現在、西淀川で計測している3箇所の機器を更新していくとの話がありました。

歌島橋交差点に関して、
原告側は、人や弱者を地上から排除する横断歩道の撤去に強く反対しています。
それに対して、国道事務所から、歩者分離信号の検討結果について、口頭で説明がありました。
歩行者通行用の信号時間を確保すると、渋滞が悪化し、
歩行者・自転車の安全性も向上しないとの見解です。
そこで、道路連絡会とは別に、
国土交通省だけでなく、府や市、交通管理者である警察などの関係機関とともに
検討する場を設けてはどうかという意見が原告側から出されました。

今後、原告側は
1年に1回の道路連絡会の場だけでなく
和解条項の沿道環境の改善を実現するために、
国土交通省とコミュニケーションを密にとりながら、
歌島橋交差点をはじめとした交通の課題に取り組んでいく予定です。

↓当日の様子は、国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所HPにも報告されています。

http://www.kkr.mlit.go.jp/osaka/gyomu/road_dat/nisiyodo/index.html

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川交通まちづくり — aozorafoundation 公開日 4:47 PM

【参加者募集】Green連続サロン 「木の勉強会~国産材&北米・カナダからの輸入材木編~」(12/9、12/12)

あおぞら財団では現在、住まいやまちの変化を読み解きながら、「西淀川らしい環境と住まい方」を考えるGreen(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)プロジェクトの活動を、建築関係の方や地域の方などと一緒に進めています。今回、家を建てるにあたって、使用する木材が環境に及ぼす影響について考えるために、まずは木材のことを知ろうということで、木材の勉強会を開催することになりました。
あおぞら財団では現在、住まいやまちの変化を読み解きながら、「西淀川らしい環境と住まい方」を考えるGreen(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)プロジェクトの活動を、建築関係の方や地域の方などと一緒に進めています。
今回、家を建てるにあたって、使用する木材が環境に及ぼす影響について考えるために、まずは木材のことを知ろうということで、木材の勉強会を開催することになりましたのでご案内です。
Green連続サロン
「木の勉強会 ~国産材&北米・カナダからの輸入材木編~」
西淀川で環境住宅を建てよう!と活動しているGreenプロジェクト。
「木材」は環境に良いというイメージですが、コストや使い勝手、どう環境に良いのか?などが気になります。
まずは「木材」のことをもっと知ろう!ということで、「環境」と「流通」の二つの視点を中心に、国産材と輸入材それぞれの専門家・関係者の方を招き、連続サロンを開催します。
住宅づくりに関わっておられる方や関心のある方、これから考えたいなという方、是非、お気軽にご参加ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■木の勉強会その①:国産材編
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日時:12月9日(金)午後7:00~9:00
場所:あおぞらビル・1階イコバ
大阪府大阪市西淀川区千舟1-1-1(JR東西線御幣島駅11番出口より徒歩1分)
地図・アクセス:https://aozora.or.jp/accesscontact
講師:
・石橋輝一さん
(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材 http://www.homarewood.co.jp/)
・中井章太さん
(吉野の山守 中神木材 http://purewoods.com/)
コーディネート:山内美陽子さん(空庭)
協力:谷町う木う木(http://letsukiuki.ciao.jp/)
参加費:500円(資料代)
定員20名(先着順)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■木の勉強会その②:北米・カナダからの輸入材木編
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日時:12月12日(月)午後7:00~9:00
場所:あおぞらビル・3階会議室
大阪府大阪市西淀川区千舟1-1-1(JR東西線御幣島駅11番出口より徒歩1分)
地図・アクセス:https://aozora.or.jp/accesscontact
講師: 宮崎豊さん(カナダツガ・パートナー協会 非常勤技術解説委員)
※カナダツガ・パートナー協会はカナダの「カナダ太平洋沿岸林産物協会」(略称:Coast Forest)の中の木造軸組住宅用製材「カナダツガE120」の生産者団体。BC(ブリティッシュ・コロンビア)州の官学民が協力して、使用現場である工務店・建築会社のニーズを調査・把握し、必要とされる研究実験等を実施。施工の改善や住宅性能の向上、及び製品開発に役立つ情報としてフィードバックする活動を行っています。
http://canadatsuga.org/
・コーディネート:松富謙一さん(CASEまちづくり研究所)
・参加費:500円(資料代)
・定員30名(先着順)
■問合せ・連絡先
Green(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)プロジェクト
(ブログ)https://aozora.or.jp/archives/category/chiiki/green
事務局:公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)内 担当:藤江・相澤
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885 E-mail webmaster@aozora.or.jp
※本プロジェクトは「第19回住まいとコミュニティづくり活動助成事業((財)ハウジングアンドコミュニティ財団)」からの助成金を受けています。

あおぞら財団では現在、住まいやまちの変化を読み解きながら、「西淀川らしい環境と住まい方」を考えるGreen(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)プロジェクトの活動を、建築関係の方や地域の方などと一緒に進めています。今回、家を建てるにあたって、使用する木材が環境に及ぼす影響について考えるために、まずは木材のことを知ろうということで、木材の勉強会を開催することになりましたのでそのご案内です。

Green連続サロン

「木の勉強会 ~国産材&北米・カナダからの輸入材木編~」

西淀川で環境住宅を建てよう!と活動しているGreenプロジェクト。
「木材」は環境に良いというイメージですが、コストや使い勝手、どう環境に良いのか?などが気になります。

まずは「木材」のことをもっと知ろう!ということで、「環境」と「流通」の二つの視点を中心に、国産材と輸入材それぞれの専門家・関係者の方を招き、連続サロンを開催します。

住宅づくりに関わっておられる方や関心のある方、これから考えたいなという方、是非、お気軽にご参加ください。

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■木の勉強会その①:国産材編

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日時:12月9日(金)午後7:00~9:00

場所:あおぞらビル・1階イコバ

大阪府大阪市西淀川区千舟1-1-1(JR東西線御幣島駅11番出口より徒歩1分)

地図・アクセス:https://aozora.or.jp/accesscontact

講師:
・石橋輝一さん
(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材 http://www.homarewood.co.jp/

・中井章太さん
(吉野の山守 中神木材 http://purewoods.com/

コーディネート:山内美陽子さん(空庭)
協力:谷町う木う木(http://letsukiuki.ciao.jp/

・参加費:500円(資料代)
・定員20名(先着順)

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■木の勉強会その②:北米・カナダからの輸入材木編

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日時:12月12日(月)午後7:00~9:00

場所:あおぞらビル・3階会議室

大阪府大阪市西淀川区千舟1-1-1(JR東西線御幣島駅11番出口より徒歩1分)

地図・アクセス:https://aozora.or.jp/accesscontact

講師:
宮崎豊さん(カナダツガ・パートナー協会 非常勤技術解説委員)

※カナダツガ・パートナー協会はカナダの「カナダ太平洋沿岸林産物協会」(略称:Coast Forest)の中の木造軸組住宅用製材「カナダツガE120」の生産者団体。BC(ブリティッシュ・コロンビア)州の官学民が協力して、使用現場である工務店・建築会社のニーズを調査・把握し、必要とされる研究実験等を実施。施工の改善や住宅性能の向上、及び製品開発に役立つ情報としてフィードバックする活動を行っています。
http://canadatsuga.org/

コーディネート:松富謙一さん(CASEまちづくり研究所)

・参加費:500円(資料代)
・定員30名(先着順)

■問合せ・連絡先
Green(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)プロジェクト
(ブログ)https://aozora.or.jp/archives/category/chiiki/green
事務局:公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)内 担当:藤江・相澤
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885 E-mail webmaster@aozora.or.jp

※本プロジェクトは「第19回住まいとコミュニティづくり活動助成事業((財)ハウジングアンドコミュニティ財団)」からの助成金を受けています。

Filed under: Green(環境住宅研究会),イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2011年12月2日12:52 PM

西淀川交通まちづくりプロジェクト1回目を開催しました

日時:2011年11月26日14:00~16:30
場所:あおぞらイコバ
参加者:8名(+スタッフ3名、講師1名)

西淀川交通まちづくりプロジェクト1回目を開催しました。
今年度のテーマは、「災害につよいまちづくり」「移動のしやすいまちづくり」です。

まず、大阪市西淀川区の現状の防災対策について、大阪市の区政会議の資料を元に、あおぞら財団から報告しました。

  • 西淀川区は、平坦な低地で自然排水が困難なため、大雨、津波による水害に対して弱い地形。
  • 東海、東南海、南海の3連動の過去最大の地震が起きた際には5m程度の津波がありうるので、危険を察知後の1時間以内に5m以上の場所に逃げるべき。
  • 収用避難所は小学校が指定されているが、水害の際に機能するかが課題。
  • 学校と市営住宅だけでは避難者を収用できないので、民間ビルの協力が必要であるが、今から取り組んでいく。
  • 高齢者・障害者・妊産婦・乳幼児・病弱児などの福祉避難所についても、今後の課題。

また、防災に対する西淀川区民の声について、あおぞら財団で行ったヒアリング調査を元に報告しました。

  • 地域の中に町会に入っていない人も増えており、障害者や乳幼児などの支援を必要としている人がどこに何人くらいいるのか分からない。(高齢者施設の職員)
  • 障害者の施設などでは、職員だけで利用者を避難させるのは困難。大規模災害時に、周辺の企業や中学校などの協力があると心強い。(障害者施設の職員)
  • 普段は車いすで移動しているが、緊急時には抱きかかえないといけない。周囲の人の助けが必要。(障がい児の保護者)

西淀川区の防災対策、区民の声について報告しました。

次に、社会福祉協議会のボランティアコーディネーターの阪本直美さんから、「災害時の避難について」のお話をしていただきました。阪本さんは、東日本大震災の災害支援のために、岩沼、気仙沼を訪問されています。阪本さんは、防災グッズなどを持ってきてくれました。

  • 普段から災害に対して準備をしていないと、いざという時に使うことができない。何かが起こらないようにするのではなく、何かが起こった時にどのように対策するのかという考え方が大事。
  • 区民全員が避難所には行けない。また、区役所の備蓄も充分にはない。避難物資が届くまで、災害後3日間は各自の努力で乗り切らないといけない
  • 帰宅困難に対する備えとして、鞄の中に笛やライト、ジップロックを入れている。ジップロックは、水を入れることができる。
  • 災害用のトイレになる非常用箱が売っているが、1万円弱の値段がする。そこで、一斗缶を活用した非常用トイレをつくることをすすめている。

非常用トイレに使える持ち出し缶を持ってきてくれました

最後に、災害避難に対する各自の思いを話してもらい、以下のような意見が出ました。

  • 学校と市営住宅に避難できる人の割合が少ないことにおどろいた。
  • 家族でも防災ミーティングが必要。災害の時にどこで家族と落ち合うのか、避難ルートなど。
  • 災害時には、まず、自分の身を守る。次に家族。そして、両隣を助ける。
  • 高齢者、障害者に手をさしのべるのは行政だけでは無理。コミュニティで助ける。
  • 利用者(病院なら患者さん、保育所の子どもやお年寄り)に対して職員が少なく、まして夜などだとなおさら少ない。どうしたらよいか。
  • 防災行政無線がどこにあるのか分からない。防災行政無線を訓練の時に実際に使うと、意識が高まるのではないか。

次回は、災害時の避難についてもう少し話し合いを深めて、市民ができることは何かを話し合いたいと思います。

当日の配布資料は、こちらからダウンロードできます(PDFファイル、1.6MB)。

■次回■

日時:12月25日(日) 13:30~15:30
場所:あおぞらイコバ
内容:災害時の避難について、市民ができることは何か

<お申し込み>

西淀川交通まちづくりプロジェクトでは、参加者を募集しています。

氏名、連絡先(住所・電話番号・メールアドレス)、所属を記入の上、
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)まで、ご連絡ください。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川交通まちづくり — aozorafoundation 公開日 2011年11月28日2:39 PM
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