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ブログカテゴリー » 資料館(エコミューズ)

三重テレビ「ツナガル」四日市公害の番組にエコミューズの資料が活用されました

すこし前の放送になりますが、
5月26日に三重テレビにて「ツナガル~それぞれが越えた40年の先に~」が放送されました。
60分番組で、昨年から四日市で語り部活動を始められた谷田輝子さんのドキュメントを中心に構成された番組です。
谷田さんは、娘である10歳の尚子ちゃんをぜん息で喪っています。
私も、昨年初めてお話を聞いたのですが、無念さに心打たれました。

番組のディレクターである深井さんが西淀川・公害と環境資料館に来られたのは4月だったでしょうか。
「四日市公害の映像はありませんか」との要望に、保存資料を片っ端から探しました。
たしか、西淀川の公害患者が8ミリビデオで、四日市公害死亡者合同追悼会(1975/8/17)の映像を撮影していたはず、と思い、映像を見てみたら、なんと、谷田さんが弔辞を読んでいる映像が出てきたのです。
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音声も入っていました。
資料を整理していた時は、谷田さんの存在を知らなかったのですが、きちんと整理していたからこそ、40年たって、まためぐり合うことができたのだと思い、感無量でした。

映像は、番組に使ってもらうことができ、四日市再生「公害市民塾」のみなさんからも、「よく映像があったね」とほめてもらえました。
谷田さんにも喜んでいただけて、光栄でした。
資料を整理していた良かったなと思う瞬間です。

深井さんのブログはこちらです。

「ツナガル~それぞれが越えた40年の先に~」は7月28日の四日市での集会で上映される予定です。
機会があれば、ご覧ください。エコミューズにも映像があるので、お声掛けください。
(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年7月1日5:57 PM

PM2.5と大気汚染についてお話しました 豊中アジェンダ21

2013年6月13日13:30-15:30
豊中市立環境交流センターにて
企業における環境対応推進人材養成事業の講座を行ってきました。
PM2.5と大気汚染についてです。

PM2.5がどの様なものか、
環境基準は何であるのか、
いつから問題になっていたのか
(実は、西淀川公害裁判の和解(1998)で問題になっているのです)
中国の大気汚染問題はどうなっているのか
などをお話しました。
みんなで、大阪府の速報や、中国のアメリカ大使館が測定している数値(ツイッターでわかります)
をみて、現状と、対策について考えました。
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みんなで考えた結果はこちらです。
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いろいろと考えてもらえました。
大気汚染の対策で大切なのは、データの公表と環境基準だと思います。
大気汚染への関心が高まっている今だからこそ、多くの事を伝えていきたいと思います。(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川公害授業,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年6月13日8:40 PM

都市型インタープリテーション講座 ①

都市型インタープリテーション講座
2013年5月25日~26日

講師:西村仁志先生、村上紗央理先生
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この講座のねらいです。
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■第1日目
25日は、室内で自己紹介をした後、あおぞら財団のすぐ横にある大野川緑陰道路で
「感性の準備体操」、「葉っぱの自己紹介」を行いました。
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普段通行だけしている大野川緑陰道路にタイサンボクがあったとは!
そして花が咲いていることに初めて気がつきました。
何気ない日常に隠されていることが多いことに改めて気がついた瞬間でした。
その後、自己紹介シートを使った深く知り合うワークを行いました。
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自己紹介シート項目は以下の通りです。
1. 自己紹介
2. 受講の動機
3. 「インタープリテーション」って何
4. 講座への期待
5. 自分への期待
6. 一緒に学ぶ仲間への期待

お互いが仲良くなった上で、講義が始まりました。
講義「体験から学ぶ」
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座学の次は、プログラム実演・体験です。
歌島橋交差点で「情報提供型」「やりとり型」をあおぞら財団の林が実践しました。
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今はやりのPM2.5のことをボードを使いながら説明します。
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大野川緑陰道路の昔の写真など、道具を使いながら、説明だけにならない様に、やり取りをしながら場所を体感してもらいました。
その後、大野川緑陰道路で「森の擬音まつり」(作業型)
「ザラザラ」でイメージするもの
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「ピカピカ」でイメージするもの
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みんないろんなものを探してきますよね。
その後、「デジカメおさんぽ」(参加者主体型)(村上)で、みんなに紹介したい1枚を撮影しました。
たとえばこんな写真です。
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素敵な写真が集まりました。
こうやってしっかりと緑陰道を見ることで、新しい発見がいっぱいありました。

講義「インタープリテーションとは」(西村)
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個人ワーク「(都市型)インタープリターの私をイメージする」(村上)
用紙に記入して発表しました。
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用紙の内容は、下記の通りです。
自分が「(都市型)インタープリター」として活躍している様子をイメージしてみよう。
1. どんなテーマで
2. どんな場所(フィールド)で
3. どういう立場で
4. どんな対象に
5. どんな手法、方法を使って
6. それまでに経験しておきたいこと、学習しておきたいこと

最後に振り返りシートに記入をして、みんなで「都市型インタープリター」って何?について議論をしました。

■第2日目
コミュニケーション実習で「流れ星」を実施しました。
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おんなじ言葉を聞いて描いたはずが、全然違う絵ができました。
コミュニケーションは難しいですね。

それから、2チームに分かれて、既成のプログラムの実演実習をしました。
「生きもの好き嫌い」と「森の句会」です。
「生きもの好き嫌い」は模造紙を使って、参加者に好きか嫌いかの理由をポストイットに記入してもらって模造紙に張りました。
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意見はいろいろですね。
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「森の句会」は大野川緑陰道路に飛び出しました。
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みんな真剣です。
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発表も楽しそう。段ボールと筆ペンを用意すれば、気分が盛り上がります。お勧めです。

お昼から、講義「いろいろなインタープリテーション」
を聴いた後、フィールド(素材探し)調査をし、素材探しの報告をしました。
今度は、自分で地域を解説するプログラムを考えなければなりません。
次回までの宿題です。
どういったプログラムができるか、とても楽しみです。

2013年度地球環境基金の助成金で運営しています。
(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年6月5日4:47 PM

あおぞらイコバ佃でみせPart2 2013年5月27日

2013年5月27日 18:30-20:30
佃会館で、箱ずしを食べるイベントを開催しました。
参加者24人です。
昔、田蓑神社の夏祭りで、地域の人がつくって、販売していたそうです。
佃の夏の風物詩なのだそう。
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お昼すぎから、箱寿司の制作を行いました。
材料はトンボ節です。又の名は「生節」です。
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血合と皮と骨をとって、ほぐします。
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醤油とみりんとお砂糖とお酒で煮ます。醤油を1とすると、みりんはちょっと多め。お酒は半分ぐらい。お酒を入れると生臭さが抜けます。
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しっかり色がつくまで、ぐつぐつ煮ます。
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寿司めしを作って
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箱に詰めます。(寿司めし→青しそ→寿司めし→トンボ節)
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押します。
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できあがり。
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甘くて、しっかり味がしておいしかったです。ちょっと力任せに押してしまったので、御飯が固くなってしまいましたが。
地域のお母さんたち(平岡さん、岡田さん)に教えていただきながら、龍谷大学生の大塚さんと清水先生と一緒に作りました。
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清水万由子先生から、箱ずしの作った過程の説明があったあと、
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大学生の大塚さんから、佃の街の印象をまとめたパワーポイントでの報告がありました。
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水防扉などが、目についたようで、それについて質問すると、水防団の櫻井さんが答えてくれるなど、
地域の人から、いろんな話を聞く事ができました。
また、小田康徳先生から歴史的背景の解説と西村仁志先生から町歩きに関するコメントを頂きました。

これまでの取り組みは、おもろいわ西淀川をご覧ください。(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,おもろいわ西淀川,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年6月3日6:41 PM

資料館資料整理スタッフ 運営補助スタッフ 募集

アルバイトスタッフを募集します。
転送歓迎です。
どうぞよろしくお願いします。

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あおぞら財団付属西淀川公害と環境資料館(エコミューズ)
資料整理スタッフ 運営補助スタッフ 募集
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あおぞら財団の事務所(4階)の上(5階)に
西淀川公害の経験を伝える小さな資料館があります。
http://www.aozora.or.jp/ecomuse/

<資料整理スタッフ>
資料館の6階に資料庫があり、公害反対運動の生の資料が保存されています。
公害反対運動のために努力した人たちが残した貴重な資料です。
その資料が多くの人に使われるように、目録化してデータベースを作成しています。
資料整理スタッフは、資料庫にある資料を、
1点づつ、丁寧に、目録にしていくことがお仕事です。
私たちと一緒に公害の経験を伝えたいと情熱を持っている人を歓迎します。
整理した資料の一部が公開されているホームページ
http://nihon-taikiosen.erca.go.jp/taiki/

<運営補助スタッフ>
エコミューズでは地域の記憶を収集や、研修の受け入れを行っています。
(おもろいわ西淀川 https://aozora.or.jp/omoroiwa/
それらの業務の補助や、ニュースレターの発行、ホームページ更新などを
お手伝いしてくれる人を探しています。

【勤務日】週2日程度(月~金曜日)
【勤務時間】9:30-17:30(途中昼休み1時間、7時間労働)
【勤務場所】あおぞら財団
大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
JR東西線「御幣島駅」11番出口すぐ
https://aozora.or.jp/accesscontact
【時給】800円
【交通費】実費支給
【給与支払い】15日〆 25日銀行口座振り込み
【技能】パソコンでの文字入力 必須
【採用人数】資料整理スタッフ、運営補助スタッフ 各1名
【採用方法】電話連絡の後、面接して決定します。

連絡先 あおぞら財団 林まで

発行元:公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL: 06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
E-mail webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント案内,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年5月21日4:58 PM
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