あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

ブログカテゴリー » 資料館(エコミューズ)

都市型インタープリテーション講座5月25日、26日 7月13日、14日

【日 程】2013年5月25日、26日  2013年7月13日、14日 合計4日間
【時 間】10:00-17:00
【講 師】西村仁志(広島修道大学准教授) 村上紗央里 「ハレうさぎ自然美術社」主宰
【定 員】15名
【会 場】あおぞら財団
【資料代】1500円
【主 催】公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
【目 的】
地域には、歴史や文化、自然などのさまざまな資源があります。
こうした資源の価値を伝え、その大切さをわかちあう手法が「インタープリテーション」です。
自然観察会、まちあるきの案内、展示解説などさまざまな場面でこの手法が活用できます。
この講座でインタープリテーションを学んで、楽しい学びの場を作れる人になりませんか?

【スケジュール】
5月25日(土) ガイダンス、アイスブレイク、プログラム実演・体験、講義
5月26日(日) コミュニケーション実習、解説素材探し、自分たちでアクティビティづくり
7月13日(土) 自分たちが作ったアクティビティを実演、フィードバック
7月14日(日) アクティビティの作り直し、発表

申し込みはあおぞら財団まで
都市型インタープリター
地球環境基金助成事業

Filed under: イベント案内,環境学習,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年4月26日4:48 PM

JICA研修 モザンビーク 「工業地帯における環境問題の歴史と取り組み」

2013年4月22日(月)にJICAを通じてモザンビークの中央政府と州政府職員、14名の研修を実施しました。研修内容は標記のとおり「工業地帯における環境問題の歴史と取り組み」です。

報告内容
1.「日本の大気汚染公害の歴史 あおぞら財団活動紹介」
0
林美帆(あおぞら財団研究員)

2.「約束 きれいな空気と青い空を子どもたちに手渡すため
2 3
森脇君雄(公害患者会会長・あおぞら財団名誉理事長) 永野千代子(公害患者会副会長)

■質疑・応答
0-1
・私たちは日本政府の支援を得て経済発展のプロジェクトを実施しています。自分たちの国の発展をさせていきたいが、経済発展の被害者の部分も知っておかなければならないと思いここに来ました。私たちモザンビークだけではなく、南半球の多くの国が感じていることで「先進国から環境対策を求められるが、(本音のところは)途上国には発展してほしくないのではないか」というのが今までの印象でした。今日のように貴重な体験を伝えていただけると、自分たちが気をつけなければならないことを初めて実感しました。なにも考えないで経済発展だけを求めると、どんな問題があるのかが分かりました。
日本に来て、トンネルも見たし何層にも重なっている道路も見ました。自分たちも日本の国のようにしたいと思いますが、継続できる安全な発展をするためにはどのような問題があるかを教えていただいて、貴重な体験でした。
今日の経験を行政内部や国に伝えることは難しくはないのですが、一般の市民にもう少し環境について考えてもらうことが今後の大きな課題です。それは環境だけではなくて社会全体の問題でもあります。モザンビークが現在抱えている最大の問題は食糧の問題です。

4
・モザンビークの環境省の経験では「一つの事業で、この地域では条件が良くないので、違う場所へ移動させようとすると、あなた達は国の経済発展に反対なのか」と言われ、また反対に「ある調査結果でプロジェクトを進めても良いと判断すると、環境省は何もしないで許可だけ出している」といわれて、何を言っても叩かれる状況もあります。

・お話に出た「エコドライブ」に興味があります。もうすこし詳しく話してください。
林  1.ゆっくりアクセルを操作し、ゆっくり止まってゆっくり発進する。2.いらないものを車に積まない。3.冷房と暖房を弱めの設定をする。4.法定速度を守る。などを気をつけて運転することです。
あおぞら財団のエコドライブの取り組みはコチラ

・日本の場合は環境基準があり、その数値のモニタリングは国がしていると思いますが、あおぞら財団でもしているのですか、さらに他の地域でもその様にしているのか?
林  国のモニタリングのデーターを私達も活用していますが、5年に一回患者会では二酸化窒素の「カプセル測定」を全国で行い、国のデータとつき合わしています。
森脇 大阪で言えば大阪全体を一辺1キロメートルのメッシュを設定して測定し、国のデーターと付き合わせることもしています。自分の家の前にカプセルをつける人もあり、環境教育の側面もあります。調べるための薬剤や濃度を比べる用紙があれば簡単に測定できます。

・あおぞら財団のとりくみは全国でのことですか、それとも地方限定ですか?
林  他の地域の問題として三重県の四日市、岡山県の水島の裁判資料の整理を行っており、尼崎と名古屋と水島にはあおぞら財団と同じような財団があります。

・国との間の交渉はどのぐらい出来ていますか
森脇 国交省とは年に一回です。そのための予備的な話し合いは度々しています。環境省とは何かあるごとに、話し合いが出来ています。
1
本日はありがとうございました。人生の大先輩としても教えを頂くことができましたと感想がありました

郷土料理の箱ずし食べませんか? 5/27あおぞらイコバ佃でみせ

西淀川は各地域ごとにいろいろな顔があります。
そして、農漁村から現在の様な住工混在の街に変化したのは
ほんの50~60年間の間です。
地域の方々から昔の様子を聞いて、
地域の良さや、面白い所を、いろんな人と共有していきたいと思います。
共有した情報を公開していく事も目指します。
今回は、昔から食べられていたという箱ずし付き。
ぜひぜひご参加ください。
hakozusi
:==:==:==:==:==:==:==:==:==:==:==:==:==:
あおぞらイコバ・佃でみせ
ちょっと前の佃のむかし どんなところ?
聞いて食べてしゃべって
:==:==:==:==:==:==:==:==:==:==:==:==:==:
日 時:2013年5月27日(月)18:30~20:30
場 所:佃会館 http://bit.ly/WPqhl1
定 員:25名
軽食代:500円(はこずし)

あおぞらイコバ 佃でみせ
大阪西淀川の佃地域の昔についてお話を聞いて、
西淀川地域でよく食べていたという「はこずし」を頂きながら、
世代を超えて楽しくおしゃべりしましょう。
当日伺ったお話しや情報は、
ホームページやパンフレットにまとめて、
西淀川の多くの人に知ってもらえるようにします。
協 力:佃史探求 風とみどりの会
主 催:あおぞら財団
申 込:あおぞら財団までご連絡下さい
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

トップページ

前回の様子はこちら

あおぞらイコバ 佃でみせ

企画運営委員(敬称略)
小田康徳(大阪電気通信大学)
高田研(都留文科大学)
西村仁志(広島修道大学)
清水万由子(龍谷大学)

Filed under: あおぞらイコバ,イベント案内,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年4月23日4:48 PM

5/19 西淀川公害患者と共に読む『西淀川公害の40年』

西淀川公害に関する書籍として、これまで『西淀川公害を語る』や『青い空の記憶』などが出版されてきました。それらは、患者会と弁護団による体験談で、当事者の心情や動きが良くわかる書籍でした。この『西淀川公害の40年』は、それまでの書籍とはちがい、客観的に患者会の活動や訴訟の意義などを評価したものです。
今回は、執筆者の先生方に、本の内容を解説してもらい、住民運動の大切さ、運動の意義について、患者さんたちと共有しようと考えています。ぜひご参加ください。
108014
・監修:宮本憲一、森脇君雄、小田 康徳
・編著:除本理史、林美帆
・発行:ミネルヴァ書房
・発行年月:2013年3月15日
・価格:3,500円+税 購入はこちら

日時:2013年5月19日(日)11:00-13:00 
    懇親会 13:00-14:30(参加費1,000円)
場所:あおぞらビル3階 グリーンルーム(あおぞら財団は4階です)
共催:西淀川公害患者と家族の会、あおぞら財団

<プログラム概要>
・執筆者から本の内容について解説
・患者や地域の人との質疑応答
・西淀川・公害と環境資料館(あおぞらビル5階)見学

連絡はあおぞら財団まで (林)

Filed under: イベント案内,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年4月17日4:19 PM

公害~みんなで力を合わせて~ -大阪・西淀川地域の記録と証言-のページを作成しました。

 あおぞら財団では、「公害~みんなで力を合わせて~ -大阪・西淀川地域の記録と証言-」のページを作成し、公開を開始しました(未来共生イノベーター育成のための「西淀川公害を活用した多文化共生プログラム」作成業務)。

エコミューズに展示しているパネルがホームページで見れるようになったわけです。
これを期に、西淀川公害と住民運動の事が広く伝わればと願っています。

トップページなどにある、この黄色いバナーをクリックしてページをご覧下さい。
kogaibana_j

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年4月10日3:54 PM
« 次のページ前のページ »