去る10月19日(土)に、淀川下流で「淀川親子ハゼ釣り大会」を行いました。
前夜雨が降り、当日も曇り空とお天気は少し良くなかったのですが、総勢120名があつまり、天気に負けず会場は元気な声でつつまれました。
あおぞら財団では、2007年より釣という楽しい体験を通じて、淀川を身近に感じることで環境のことを考えてほしいと『ハゼ釣り大会』を主催してきました。今までは財団が事務局をする緑陰道路サロンや子どもの参画べんきょう会の皆さんと企画・運営していましたが、今年は西淀川区役所や大阪市漁協、大阪市生涯学習西淀川区連絡会、矢倉釣りクラブ等のみなさんと実行委員会形式で実施をしました。
まずは、飛ばされそうになりながらも、テント設営。ガールスカウト大阪府第26団の山本康子リーダーの指揮でテントがたちました。
矢倉釣りクラブさんや緑陰道路サロンの皆さんの指導のもと、竿や仕掛けの準備も行います。
この天候で心配していましたが、参加者もぞくぞくと集まってきました!!
まずは司会の西淀川区役所まちづくり推進グループの萩山さんが手遊びで参加者の心をなごませます。
西淀川区長のあいさつではじまり、
大阪市漁協の北村泰規さんが、淀川の漁のお話を子どもたちに語りかけました。
緑陰道路サロンの撫坂博司先生、釣りクラブの矢野初憲さんからの釣りの説明、
財団からの注意事項と私、石田もパネルを使って「淀川の環境」について、子どもたちにお話しました。
そしていよいよ本番開始!!吹きすさぶ風の中、懸命に糸を垂らします。皆さん真剣です!
前日の台風のせいで、土砂が流れてきているようで、少し魚が少なかったのが残念ですが、
そんな中でも、大物をGETする子もいました!!
ハゼのほかにも、チヌ、スズキ、カニなど色々な生き物が釣れました!
釣り名人・矢倉釣りクラブさんは、あっちへこっちへ大忙し!魚測定係も走りました!
さて気になる結果としては、70分の釣りの時間で、ハゼが8匹、スズキやチヌ等をいれると全部で16匹釣れました。
一番大きな15.5cmのハゼを釣った北村たけのり君が優勝です!
準優勝は児島永建君の15cmでした。
表彰式も行われました。ハゼの賞の他にも。19cmのチヌを捕った児島永建君と中本球道君に大物賞が、ハゼ2匹とチヌ1匹をつった佐々木さん一家にたくさん釣れたで賞がわたされました!!おめでとうございます!!
入賞者には、あおぞら財団より廃油リサイクルハンドソープと生涯学習西淀川区連盟よりなつかしのおもちゃが渡されました。その他、参加賞として西淀川区オリジナルのにーよんグッズも全員にプレゼントされました。
大阪市生涯学習西淀川区連盟の香川婦美子さんの挨拶でハゼ釣り大会は閉会しました。
終了後は、淀川への感謝の思いを込めて皆で会場のゴミ拾い。
西淀川区役所のクリーンでグリーンなまちづくり推進がかりから提供をうけた袋をもって河川敷へ。20袋を集めました。
矢倉釣りクラブさんが事前に釣って準備をしてくれたハゼ200匹と、大阪市漁協さんにいただいたスズキのフライ120個を、ガールスカウトさんや生涯学習さんの皆さんが揚げてくださいました。揚げたてであったかくて、とってもおいしかったです!!
風にも負けず、無事にハゼ釣り大会を終えることができました!
今回は台風の影響で魚が少なかったですが、普段はもっともっとよく釣れます!!(下見の様子はコチラ)
でも今回は、ハゼはもちろんのこと、チヌも意外によく釣れてびっくりしました。
是非、釣り竿をもって淀川へでかけてみてくださいね!!
追記: 参加者の方から素敵な御礼状を頂きました。ありがとうございます。
インターン生 滋賀県立大学 3回生 石田みずき