6月15日(土)にエコでつながる西淀川菜種だっこく体験ツアーで、箕面市を訪れました。
参加者は30人(子ども15人、大人15人)でした。
エコでつながる西淀川推進協議会では、今年度の取り組みの柱のひとつに、活動のシンボルとして区内で菜の花を栽培することを挙げています。
今回は菜の花栽培を行っている菜の花プロジェクトみのおの協力で、脱穀体験と活動についての報告から、菜の花栽培がどのように行われているのかを知り、世代間・団体間の交流をはかる目的でツアーを行いました。
まず畑に行き、脱穀の体験をしました。
足で踏み、棒で叩き、
菜の花の種を丁寧に落としていきます。
脱穀機の体験もしました。
初めて見る農具に子どもたちだけでなく、大人も興奮していました。
次に、ふるいにかけ、大きな殻と種を分ける作業。
最初は慣れない手つきだったのですが、だんだん慣れた手つきになってきました。飲み込みが早い!
こし器の目を小さくしていき、大きい殻を順々に除いていくと、最後に登場したのが「唐箕(とうみ)」です。これは羽車で起こした風で、種と草殻を分ける道具です。
この日にとれた菜種は40キロを超えました。
作業を行う中で、子どもと大人、子ども同士の交流が生まれ、楽しく作業できました。
そして残った殻を使って作る堆肥についても説明されました。
堆肥からは熱が出ており、微生物が働いて養分の多いが作られている不思議に触れました。
脱穀の作業を終え、メイプルホールの料理実習室に戻りました。
菜の花畑で一緒に育てられている野菜を、昨年収穫した菜種から作られた菜種油で調理して、お昼ご飯を食べました。(写真は畑で獲れたポップコーンを菜種油を使って作ったポップコーン)
その後で、菜の花プロジェクトみのおの取り組みの説明を、代表の神崎さんと黒田さんから受けました。
参加者からは菜の花栽培のコツや、学校で教育の一環で行う環境学習の取り組みなどについて質問があがりました。
帰りのバスではみんな楽しかったそうで、子どもからは「農家になりたくなった」という感想も飛び出しました。
菜の花プロジェクトみのおのみなさま、本当にありがとうございました。
菜の花プロジェクトみのおHP http://nanohana-minoh.com/
(記:相澤)