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ブログカテゴリー » 環境学習

西淀川区の佃西小学校が大阪市環境賞を受賞されました

このたび、西淀川区にあります佃西小学校が大阪市の環境賞を受賞されました。おめでとうございます。

同校の環境への取り組みの中には、西淀川の大気汚染についての学習も含まれており、あおぞら財団からは公害被害を受けた患者さんと一緒に同校の授業のお手伝いをさせていただきました。

こちら同校のサイトでもそのことを紹介していただいています。
tsukudanishi

最近は、コロナの影響もあり、学校に訪問しての授業がしずらくなっていますが、また、再開していけたらと思います。

このたびは誠におめでとうございます。
大阪市環境賞/佃西小学校ホームページ(2022年2月4日)
http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/index.php?id=e631371&type=1&column_id=1880044&category_id=636

令和3年度「大阪市環境表彰」の受賞者を決定しました(2022年1月25日)
https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000555595.html

 

あおぞら財団ブログ
佃西小学校での西淀川公害 語り部の授業(2013年3月6日)
https://aozora.or.jp/archives/14544

佃西小学校5年生 公害語り部授業(2012年3月6日)
https://aozora.or.jp/archives/9101

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,西淀川公害授業 — aozorafoundation 公開日 2022年2月17日4:46 PM

大阪市大「都市基盤計画特論4回目」中間報告&意見交換(12/21)

12月21日(火)に大阪市立大学「都市基盤計画特論」(吉田長裕准教授)の4回目の授業があおぞら財団で行われました。今回は、「中間報告&意見交換」です。前回の授業から3つのグループに分かれて検討した内容が発表されました。

1つ目のグループは、緑陰道路に対する提案です。緑陰道路とその周囲の公園について利用を考え、もっとエリア全体を繋げられるような企画がしたいとの内容でした。工業と住宅をつなぐような企画ができたらという思いもあるようです。
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2つ目のグループは「にしよどラボ」。この地域の強みである「イベントの多さ」「製造業が盛ん」「環境への取組」といった点を活かした取り組みを考えているとのこと。この強みを生かしながら、弱みである「公民館の利用者減少」「地域のつながり、特に世代間交流の希薄さ」「交通弱者」を補うソフト施策について提案がありました。意見交換では、シェアサイクルやものづくりとのコラボをしてはどうかという意見がでました。
IMG_1867
3つ目のグループは、工業との共生に対する提案です。オープンファクトリーや工場跡地のリノベーションに関する提案がありました。
IMG_1884

いずれのグループも、今回の授業で出た意見をふまえて、さらなる調査や検討がなされ、提案をブラッシュアップさせていくとのことです。どのグループの提案も、西淀川を俯瞰的に見た分析がなされており、まちづくり系の大学院生ならではの新たなアイディアが含まれており、今後の展開が楽しみです。

——–

2月1日に授業最後の報告会があり、3月には区役所や地域の方に対する提案が行われる予定です。

2021年度 大阪市立大学 授業「都市基盤計画特論」における西淀川区でのプログラムは下記のようなスケジュールで行います。

日時 内容
11月16日 ロールプレイ、小講義「西淀川地域の現状と課題/あおぞら財団の地域づくり」
11月30日 西淀川地域の現状視察(タンデム自転車を活用)、ヒアリング 西淀川公害患者と家族の会
12月7日 市民参加に関するワークショップ、ヒアリング 西淀川区役所職員
12月21日 中間報告&意見交換
1月~2月 各グループで最終の提案づくりに向けた活動
2月1日 報告会(オンライン)
3月 西淀川への提案を発表

—–

あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちらをご覧ください。

研修受け入れ(あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館 エコミューズのページに飛びます)

 (谷内)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,地域づくり,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2022年1月31日4:59 PM

大阪市大「都市基盤計画特論3回目」ワークショップと西淀川区役所のお話(12/7)

12月7日(火)に大阪市立大学「都市基盤計画特論」(吉田長裕准教授)の3回目の授業があおぞら財団で行われました。参加者は11人です。今回の主な内容は、グループワーク「あなたの街の環境を変えるには?」と西淀川区役所総合企画担当課長の西尾さんからのお話です。

グループワークでは、「あなたの街の環境を変えるには? −大気汚染物質(窒素酸化物)排出を削減するために−」をテーマに、ダイヤモンドランキングを行いました。ダイヤモンドランキングとは、優先順位をつけることで考えを整理したり深めたりするための手法です。最初に自己の考えを整理するために個人で行い、その後、グループで話し合ってランキングを付けることで、多様な価値観をもとにランキングを検討することで、より深く考えを整理したり深めることができます。

藤江から大気汚染物質を削減するための9つのまちづくり施策を説明した後に、各グループごとにランキングを作成します。「低公害車の補助制度拡充」などソフト的な対策を重視するグループ、長期的に街の姿を大きく変えていく「コンパクトシティ」を重視するグループなど、グループごとに重視する施策が異なっていました。

藤江がスライドで説明

藤江から9つの大気汚染対策について説明

4人で話し合う様子

グループでダイヤモンドランキングを検討

後半は西淀川区役所総合企画担当課長の西尾さんからのお話です。西淀川区では「活気があり、笑顔にあふれ、常に進化するまち」を目標にし、経営課題の5つの柱の元に、様々な取り組みがなされています。経営課題は、1.地域コミュニティの活性化とまちの魅力向上、2.「子育て・教育」を応援するまちづくり、3.安全で快適なまちづくり、4.誰もがいきいきと暮らせる温かいまちづくり、経営課題、5.信頼される区役所づくりの5つです。お話のあとに、工場事業者との連携や魅力発信サポーター、交流施設などに関して質問がありました。

 

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西尾課長から西淀川区のまちづくりについてのお話

 

最後に、西淀川の提案に向けてのグループ分けを行いました。今までの3回の授業をもとに、「テーマ」「調べること」「持続可能性、SDGs、市民の参加」について各自でキーワードを出してもらい、それを元に「自然や緑道、淀川」、「地域拠点、コミュニティ、つながり」「工場・企業との連携」の3つのグループに分かれました。

今後は、この3つのグループごとに、テーマを深めて西淀川に対する提案を作っていきます。2週間後の授業では中間発表&意見交換がおこなわれます。

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2021年度 大阪市立大学 授業「都市基盤計画特論」における西淀川区でのプログラムは下記のようなスケジュールで行います。

日時 内容
11月16日 ロールプレイ、小講義「西淀川地域の現状と課題/あおぞら財団の地域づくり」
11月30日 西淀川地域の現状視察(タンデム自転車を活用)、ヒアリング 西淀川公害患者と家族の会
12月7日 市民参加に関するワークショップ、ヒアリング 西淀川区役所職員
12月21日 中間報告&意見交換
1月~2月 各グループで最終の提案づくりに向けた活動
3月 西淀川への提案を発表

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あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちらをご覧ください。

研修受け入れ(あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館 エコミューズのページに飛びます)

 (谷内)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,地域づくり,環境学習,視察受入 — aozorafoundation 公開日 4:22 PM

図書館展示「西淀川の身近な野鳥」(1/21~)

今回の図書館展示は「西淀川の身近な野鳥」です。

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西淀川区には、大野川緑陰道路や淀川、矢倉海岸などの河川や干潟など変化にとんだ自然があります。
そのため、西淀川では四季にあわせて様々な種類の野鳥を見ることができます。

また、野鳥は自然保護のものさしとされています。鳥は多様な食生があり、様々な種類の鳥がいることは生物の多様性があることを表しているといえるからです。

西淀川は公害がひどい時代には鳥も少なかったと言われていますが、現在は環境が改善し、約100種類の野鳥をみることができます。特に、西淀川ではミサゴ等の生物ピラミッドの頂点にいる猛禽類がおり、豊かな環境が醸成されています。

いつまでも多様な野鳥を観察できるように、西淀川の自然環境を守りましょう。

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どのパネルの野鳥も、西淀川で撮影されたものですので皆様是非ご覧ください。

展示期間:2022年1月21日(金)~2022年4月中旬まで(予定)

展示場所:西淀川図書館
開館日:火曜日~金曜日 午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝・休日 午前10時~午後5時
休館日:月曜日・第3木曜日・蔵書点検期間・年末年始
西淀川図書館のURL:https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?page_id=149

 

【参加募集】矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会(2/26)

さわやかな朝のひと時に、一緒に野鳥を探しませんか?

あおぞら財団では年に3回、探鳥会を開催しています。日本野鳥の会大阪支部のリーダーの解説がありますので、初めての方でも安心です。

■日時:2月26日(土) 9:30~12:30(感染症予防のため中止になりました)

■集合:阪神なんば線「福」駅東口

■解散:矢倉緑地公園(12:30)

■参加費(保険代): 200円

■持物:水筒、双眼鏡、筆記用具

■内容:野鳥を見ながら歩いて、福駅から矢倉緑地の海岸まで約3.5㎞歩きます。

■申込み:不要

■悪天候時、感染状況によっては中止します(ホームページ、facebook等で当日の8時までに告知します)

■主催・連絡先:あおぞら財団 (Tel) 06-6475-8885

*感染症対策に十分配慮しての開催を準備しておりますが、感染状況によっては中止します。

詳しくはこちら→https://aozora.or.jp/archives/36910

Filed under: イベント案内,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2022年1月26日9:57 AM

【他団体】第50回公害環境デーのご案内

1月29日(土)に第50回公害環境デーが開催されます。今回のメインテーマは、「2030年までに何をすべきか 〜地球温暖化・気候危機を克服し、2050年脱炭素社会だ!〜」です。
あおぞら財団も実行員会に参加しています。

明日香先生の気候危機に関するお話は必聴です。
オンラインでご参加いただけますので、ぜひお気軽にお申込み下さい。

1)日時と場所
日時 2022年1月29日(土)  13:30〜16:30(180分)
参加場所
・オンライン参加:ZOOMウェビナー方式
・会場参加 民医連
・サテライト会場を大阪市内や大阪府域で準備  募集中
・必ず事前申し込みで受け付け。

2)メインテーマ
公害環境運動を続けて50年・命と地球と未来を守る 第50回公害環境デー
「2030年までに何をすべきか 〜地球温暖化・気候危機を克服し、2050年脱炭素社会だ!〜」

3)全体2部構成

1部  記念講演
テーマ 「パリ協定目標の実現とグリーン・ニューディール世界と日本は何をなすべきか」
講演  東北大学教授 明日香壽川氏 リモートZOOM
狙い「地球温暖化・気候危機の現状、世界と日本の動き、私たちのすべきこと」について、総合的に学ぶ
記念講演  約60分
質疑応答  約30分
・2部 公害と環境問題の交流
〜一人ひとりの命と尊厳を守り、「勇気と不屈の魂」をつなぎ広げよう〜

被害者支援と訴え (1)原発避難者賠償訴訟、(2)アスベスト訴訟、(3)ミナマタ訴訟、(4)大気汚染被害(長年の闘いを生かすために、それぞれの現状と今後の課題
環境問題の特別報告  (1)COP26で考えたこと(現地に参加した若者の発言)、(2)道路・大型開発問題、(3)大気測定ソラダス2021の報告
*文書発言・・・その他にも、コロナ問題、夢洲・万博・カジノ問題、寝屋川廃プラ、プラゴミ、食品ごみ、省エネ、など文書発言として、資料集に掲載し司会から紹介する。
4)参加

資料代 一人500円(学生・障碍者無料)、ZOOM参加者も同じ。
支払方法は郵便振込

申し込みはこちらから https://bit.ly/2UpJDTN

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Filed under: イベント案内,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2022年1月6日10:54 AM
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