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ブログカテゴリー » 環境学習

二酸化窒素の自主測定結果を報告します!

あおぞら財団では、年に2回、西淀川区内で二酸化窒素(NO2)の自主測定をしています。この自主測定は、大阪から公害をなくす会が主体となって大阪府下で行っている調査に協力する形で行っています。

NO2の測定は行政も実施していますが、この自主測定では行政が測定していない身近な場所も測定しています。これによって、西淀川区内の大気の状況を詳しく把握し、きれいな空気を取り戻す運動に根拠を与え、公害・環境行政の後退を食い止めるための取り組みです。

■測定概要
測定日:2018年6月7日17時~8日17時(24時間)
測定方法:大気中のNO2濃度を測定できる「天谷式カプセル」を用います。24時間暴露したカプセルにザルツマン試薬を入れ、NO2を化学反応、発色させ比色分析により濃度を測ります。
測定場所:西淀川区内 5か所

■測定結果

1 出来島小学校(国道43号)  43.0 ppb
2 大和田交差点  55.5 ppb
3 歌島橋交差点  49.0 ppb
4 あおぞらビル前(国道2号)  40.3 ppb
5 緑陰道路(エルモ前)  31.0 ppb

【国道43号沿い】

国道43号と淀川通りが交差する大和田交差点が55.5 ppbと最も高くなっています。国道43号沿いの出来島小学校前も43.0 ppbと高い数値です。

【国道2号沿い】

また、3本の主要な道路が交差する5差路の歌島橋交差点においても49.0 ppbと高い値でした。歌島橋交差点から少し離れた国道2号沿いのあおぞらビル前は、40.3 ppbでした。

※二酸化窒素に係る環境基準:1時間値の1日平均値が40ppbから60ppbまでのゾーン内又はそれ以下であること。

参考:大阪から公害をなくす会「ソラダス・NO2測定運動」

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2018年8月1日10:50 AM

関西学院大学社会学部研修(5/19)

今回、関西学院大学社会学部の土屋雄一郎先生のゼミ生の皆さん10人が西淀川大気汚染公害現地研修として西淀川に来られました。
ロールプレイ体験の後、1時間ほどのフィールドワーク、そして患者さんのお話を聞くというプログラムです。

まず、昔の西淀川の様子や大気汚染が全国的に起きていたこと、現在も海外で大気汚染公害が起きており過去の問題ではないといったことの説明がありました。

西淀川の地域区分を説明

西淀川の地域区分を説明

 

それから、ロールプレイを行いました。「あなたのまちで公害が起きたら」という想定の元、住民や工場経営者、環境係長などにそれぞれの役になり、解決策について合意形成をめざして話し合います。
二つのグループに分かれてのディスカッションでは、国に調査を依頼する間、工場はストップさせるなどの意見が出たグループと、健康被害に遭った方が引越しをして健康状態の変化を見るなどして原因究明をメインに話を進めていたグループがありました。

グループディスカッションの様子

グループディスカッションの様子

それぞれの役を演じ解決策を模索する

それぞれの役を演じ解決策を模索する

 

そのロールプレイを振り返りながら、現実にはどのようなことが起きたかを解説していきました。西淀川の地域の特徴、病気から派生する苦しみの連鎖や西淀川裁判がどのように始まったのか、そしてあおぞら財団設立の理由を学んで頂きました。

フィールドワークでは、まず緑陰道路ができた経緯や、歌島橋交差点でのPM2.5を測る測定局や道路対策の説明を行いました。その後、まちを歩きながら、住工混在の様子や、地盤の低い状況の対策として防災の取り組みについての話、財団が運営している「くじらカフェ」や「ゲストハウスいこば」などの交流拠点活動について紹介しました。

緑陰道路での説明

緑陰道路での説明

歌島橋交差点説明の様子

歌島橋交差点説明の様子

くじらカフェ&ゲストハウスいこば見学の様子

くじらカフェ&ゲストハウスいこば見学の様子

 

公害患者さんのお話では、岡崎久女さんから病気の苦しさや公害がひどかった当時の体験談、薬の副作用などまでお聞きしました。最後に、お話についての「ふりかえり」として、自分が印象に残っていることをキーワードで書き出し、感想を1人ずつ発表しました。
改めて公害を伝える重要性を確認しました。(吉永)

岡崎久女さん

岡崎久女さん

印象に残ったキーワードを発表

印象に残ったキーワードを発表

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2018年5月31日2:05 PM

「日本の再生ー光と風のギガワット作戦ー」西淀川上映会

2018年5月21日(月)、のざと診療所にて「日本と再生」西淀川上映実行委員会主催の「日本と再生―光と風のギガワット作戦―」の上映会が行われました。15:00~17:00と18:30~20:30の2回上映されました。1回目の上映会の参加者は約70名とほぼ満員で盛況でした。

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この映画は「原発を無くしても、自然エネルギーで地域も経済も再生できる」と信じ、世界の自然エネルギーの実情を知るために旅に出た河合弘之監督が環境学者の飯田哲也さんと共に、今この瞬間に起きている世界のダイナミックな変化を描いた作品です。旅する中で、さまざまな人に取材、「自然エネルギーは天気まかせで不安定」「自然エネルギーは高くつく」「ドイツの脱原発、自然エネルギー推進はフランスから原発電気を買っているからインチキ」などの言説について、実証的に論破する内容になっています。

○感想

私にとってこの映画は自然エネルギーが原子力発電の代替エネルギーとなる可能性を強く感じさせられる作品でした。またエネルギー問題を自分とは関係のない問題として捉えていましたが、この作品を見て認識が変わり、今の生活や未来の生活に関わる身近な問題として捉えるようになりました。エネルギーの自立に向けて地域が、災害が起こっても機能する、自立するようになれば良いなと思いました。
(アルバイト 東)

「日本と再生」を今回見させていただき非常に勉強になりました。

私は今、大学三年なのですがテレビやニュースなどで報道されている原発のデメリットなど詳しく知る機会が無かったので今回の映画は自分の中ですごい印象に残りました。
特に国の原発依存の現状や再生可能エネルギー、つまり太陽光発電や風力発電の可能性など詳しく知ることができ勉強になりました。

映画の中でドイツの風力発電についての話が出ました。ドイツでは風力発電関係の経済発展が進んでおり、風車などの点検、整備、製作所、運搬関係などの需要が数値的な面でも上がっています。実際私も私用でドイツに行った際に至る所に風車があったので、今回の映画で理由を知り、納得できました。

日本は現在電気などは原発に依存している状態にありますが、再生可能エネルギーは経済を回す力があります。しかし風車を立てる際の自然破壊などや風車の整備ミスなどデメリットをしっかり伝え、再生可能エネルギーの認識を広めることができれば100%再生可能エネルギーも将来難しくないと感じました。
(アルバイト 吉永)


この作品は全国各地で上映会が予定されているようです。また、DVDも発売されています。
興味のある方は下記の公式ページをご覧ください。
「日本の再生ー光と風のギガワット作戦ー」

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2018年5月30日5:26 PM

甲南中学校でフードマイレージ買物ゲームをしました

2018年5月25日
毎年恒例になっている甲南中学校でのフードマイレージ買物ゲームの授業の様子です。
中学3年生が一生懸命夕食作りに取り組みました。

https://www.konan.ed.jp/news/detail/index.php?id=885

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2018年5月29日9:54 AM

旅鳥や夏鳥を楽しむ4月の探鳥会

4月28日(土)、日本野鳥の会大阪支部の杉田リーダーを始めとする協力の下、矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会を開催しました。
日本野鳥の会からたくさんの方にご参加いただいた他、各地の探鳥会に参加している小学生、地元福小学校の小学生、今年小学校にあがったばかりの鳥好きの女の子などの子ども達も参加してくれて、幅広い世代の参加者で、探鳥を楽しみました。(参加者24人)
P1290042
野鳥は1年中同じ場所に棲む鳥と、繁殖や冬越し等、住む場所を移動する鳥がいます。
1年中同じ場所に棲む鳥は、「留鳥」といいます。
移動する鳥は、見ることができる時期により「冬鳥」「夏鳥」「旅鳥」「漂鳥」などと呼び方がかわります。

4月の今回の探鳥会の見どころは、「旅鳥」を見ることと、「夏鳥」の到来の確認でした。

「旅鳥」は、冬は南半球ですごし、夏にロシア等、日本より北の地域で子育てをします。
その長い距離の移動の途中の春と秋に、エサを求めて日本に立ち寄ります。

≪チュウシャクシギ≫
チュウシャクシギ
チュウシャクシギ2

 

写真の「チュウシャクシギ」は、淀川河口や神崎川河口などで最もよく目にするシギチドリの仲間の一種です。

身体はハトより若干大きめ。長い首と曲がった長いくちばしが目印です。
この首とくちばしを伸ばして、好物のカニを巣穴から引っぱり出して捕まえます。

「飛行機がなくても海外に飛ぶ鳥だ―」と子どもたちが歓声をあげていましたが、
カニ等の動物性のたんぱく質が、長い旅をする旅鳥のエネルギーとして蓄えられます。

≪コチドリ≫
コチドリ

この時期、神崎川の河口では干潮になると、カニやゴカイなどの生き物を目当てにたくさんのシギやチドリの旅鳥が集まりますが、この日は、コチドリやキアシシギ等、数種にとどまりました。

≪イソシギ≫
DSC_3729 - コピー

ちなみに、シギチドリの仲間でも「イソシギ」は一年中同じ場所で過ごす留鳥です。(写真は12月の探鳥会で撮影したものです)
この日も見られましたが、年中、見ることができます。

「夏鳥」は、春に到来し夏にかけて日本で繁殖する鳥です。
良く知られている夏鳥は「ツバメ」がいます。軒先につくる巣に育つヒナをみることができる、おなじみの鳥ですね。
この日も、たくさんのツバメが飛び回っていましたが、最近減ったと言われています
田畑が減って巣の材料になる泥やえさの虫が不足したり、巣が壊されるなどが影響しているとのことです。
★日本野鳥の会HP 「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン

夏鳥では、西島水門の近くでササゴイを見ることができました。水面をじっとにらんで、エサの小魚を狙っています。
隣の淀川区の公園の樹木で、ササゴイの営巣をみたことがありますが、都市部でも川沿いの緑豊かな公園や社寺林などで子育てをしています。

≪ササゴイ≫
ササゴイ
福ふなだまり

その他、この探鳥会ではおなじみの「ミサゴ」や「アオサギ」をはじめ29種の野鳥が観察できました。

≪ミサゴ≫
ミサゴ

 

≪アオサギ≫
アオサギ

観察種数 29種
ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、コチドリ、チュウシャクシギ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、ミサゴ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、セッカ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト

次回 2018年 9月22日(土)、2019年2月3日(日)予定
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30  矢倉緑地公園

詳しくはこちら

愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会ですので、みなさんふるってご参加ください。
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◎あおぞら財団・探鳥会のページはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部(協力)のHPはこちら

記 ボランティアN

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2018年5月7日11:06 AM
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