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ブログカテゴリー » 環境学習

たんぽぽ調べ2014&西淀川高校環境フェスタ

2014年4月19日(水)10:30~11:50

今日は、春のポカポカ陽気の4月19日。
道端のタンポポを探すという、これまたほんわかイベント。
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え?遊んでるだけ?いえいえ!
今、西淀川区ではあちこちにファミリーマンションが建ち、
家族での居住者が増えて、子供の人口も増えています。
そうすると、
「西淀川ってどんなところ?」
「どんな自然があるの?」
と知らない子供たちがたくさん。
そこで、地域の身近な生き物を通じて、
「自分たちの住んでいる地域を知る」
これが目的のほんわかイベントです。

ということで、誰もが知る身近な生き物代表の「タンポポ」。
でもこのタンポポ、あなどるなかれ。
カンサイタンポポという在来種と、
セイヨウタンポポという外来種と、
さらに、その雑種など、いろいろいるんです。
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そんなタンポポを学童保育の子供たちと一緒にレッツ探検。
場所は、西淀川高校北側の道路植樹帯約300mと大野せせらぎの里。
参加者は子供37名、指導員13名の総勢50名。
ここで、ちょっと仕掛け。
自分たちの町を知ることが目的。
タンポポを探してると自然と他の植物も気が付きますよね。
事前にこの周辺で咲いている花をビンゴカードにして、
「いきものビンゴ」をやりました。
揃うと懐かしい糸付きアメの商品。
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子供たちはこぞって草花を探してくれ、
カンサイタンポポ1株、セイヨウタンポポ多数!、雑種?1株を発見。
カンサイタンポポ

カンサイタンポポ2

反り返り

その他の植物もいっぱいありました。
自分たちの地域の小さな自然を知ってもらえたかなと思います。

そして、午後。
こうした環境活動を、
同じように地域と連携・交流しながら進めている西淀川高校で発表。
午前中に調査して、午後に発表。
最近の小学生は出来が違います!
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そして、ガールスカウトからタンポポの一生について紹介があり、
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西淀川高校エコ部から、
現在取り組んでいる菜の花プロジェクトの紙芝居と、
大切に育てたチューリップのプレゼントと、
綿あめが!うまい!
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このチューリップは、大阪西淀ライオンズクラブから助成を受けて整備しています。
ありがとうございました。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2014年4月30日8:34 PM

矢倉海岸 定例探鳥会(5月3日)

  第一土曜日は
   ■矢倉海岸 定例探鳥会■
  ~西淀川区で野鳥観察~

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西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
専門家の説明もありますので、初めてでも楽しく参加できます。
さわやかな朝のひとときを一緒に過ごしましょう。

■日時:2014年5月3日(土)午前9時30分~12時30分
 (毎月第一土曜日に実施、雨天中止)
■集合:阪神なんば線福駅集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 日本野鳥の会会員100円、一般200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
午前9時30分 集合・出発(阪神なんば線福駅)
 ~約1時間 緑陰道路での野鳥・自然・植物観察
 ~約1時間 淀川沿いを矢倉海岸まで移動、淀川の野鳥観察
 ~約30分 矢倉干潟(神崎川河口)で野鳥観察
 ~約10分 本日の鳥あわせ(観察した野鳥の確認)
12時30分 終了・解散(矢倉緑地公園)

*約3.5km歩きます。

*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。

■5月の見どころ■
*なんといってもシギチドリ。北国のシベリアやアラスカで生まれたシギやチドリは、冬になる前に東南アジアや南半球へ渡ります。そして春には故郷へ戻る旅をします。片道1万キロを越す渡りの旅の休息とエネルギー補給をするために、この時期、淀川河口に飛来します。

■あおぞら財団の定例探鳥会の紹介はコチラ

矢倉海岸定例探鳥会

■前年度5月の探鳥会の様子はコチラ

矢倉海岸定例探鳥会(5/4)

■日本野鳥の会大阪支部の定例探鳥会の紹介はコチラ
http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/02/index.html

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■共催(問合先)
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16 
(Tel) 06-6766-0055
http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/
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公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885

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Filed under: イベント案内,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 7:17 PM

西淀川高 卒業生がボランティア

大阪府立西淀川高校のエコ・コミュニケーションクラブで部長をしていた前田浩輔君が、あおぞら財団に来てくれました。
今日はお仕事がお休みだそうです。
元気でやっているようで何より^^

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あおぞら財団に集まった油を、ポリタンクにうつしかえるボランティアもしてくれました。前田君ありがとう。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,事務局,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2014年4月23日4:50 PM

4月19日にタンポポ調べをします

タンポポ調べ2014

タンポポのしゅるいは
自然のゆたかさをおしえてくれます。
みんなでしらべてみませんか?

タンポポ
チラシ

2014年 4月 19日(土)
・じかん:午前10時30分~11時50分
・しゅうごう:大阪府立西淀川高校校門前
(大阪市西淀川区出来島3-3-6)
・もちもの:えんぴつ、けしごむ、水とう
   ぐんて(あれば)、外を歩くかっこう

やること
・タンポポのしゅるいと見わけ方
・タンポポ調べ
(大野せせらぎの里・高校前の緑地をしらべます)
・生物ビンゴ
・まとめ

*さんかをする人は、あおぞら財団に
 前の日までにれんらくしてください。
*小学生むけですが、だれでも参加できます。

==========
午後1時からは…
西淀川高校環境教育フェスタ
・たんぽぽ調べけっかを発表します。
・チューリップのきり花ももらえるよ。
・だれでも自由にさんかできます。
・むりょう♪

お弁当をもって参加して…
午前はタンポポ調べ、午後は高校のフェスタへいかがですか?

チラシ
第13回ポスター

==========
今年は
『タンポポ調査・西日本2015』 の調査の年です

西日本全体で行われています。
だれでもできる調査です。

詳しくはタンポポ調査・西日本実行委員会 HP

==========

【主催】 あおぞら財団  【協力】子どもの参画べんきょう会
【連絡先】あおぞら財団 
TEL 06-6475-8885 FAX 06-6478-5885  MAIL webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント案内,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2014年4月11日7:29 PM

中島水道サロン「西淀川区福町の歴史と自然を感じよう」開催(4/5)

4月5日、中島水道サロン主催で「まち歩きと昔の話 西淀川区福町の歴史と自然を感じよう」が開催されました。
このサロンは、中島水道に関心のある有志がボランティアで企画・運営しているものです。
*中島水道については中島水道サロンスタッフの笑福亭仁勇さんのHPをご覧ください。http://www008.upp.so-net.ne.jp/niyu-ken/untitled82.htm

今回の参加者は9人。阪神なんば線「福」駅に集合し、大野川緑陰道路(かつての中島水道と大野川の一部を埋め立ててつくられた道)から淀川河口に向けて、福町を歩きました。

初参加の方もおられたので、まずは自己紹介。今回は、かつて福町に住んでいた方の参加があり、道中、中島水道サロンの常連さんたちとの話も盛り上がります。

阪神福駅近くの緑陰道路内にある水防碑(後ろの高架は国道43号線)。1976(昭和51)年に作られた由来をフムフムと覗き込みます

阪神福駅近くの緑陰道路内にある水防碑(後ろの高架は国道43号線)。1976(昭和51)年に作られた由来をフムフムと覗き込みます

あおぞら財団事務局の小平から昔の写真や地図を見せながら、中島水道の成り立ちについての説明や「出来島という地名は田んぼの出来が良かったからついた」といった豆知識が披露されるのに触発されて、みなさん口々に話されます。

「まだ埋め立てられる前の大野川、知ってるよ」

「川幅が狭いところでは、両岸からゴミがたくさん捨てられてるところの上に板を載せて橋のようにして渡ってましたよ」

「七色のガスが出ていて妊婦は近づくなと言われた・・・」などなど。

今はすっかり区民の憩いの場になった緑陰道路。

2008(H20)年調べでは、なんと6000本の樹が植えられているとのこと。緑陰道路の一部が開通したのが1972年。開通した頃はまだ植えられた木々も細く、茶色(歩道)と青(自転車道)に色分けされたこの道は通称「カラー道路」と呼ばれていました。40年経ったいまではすっかり木々は成長し、緑陰道路の名にふさわしい気持ちよい道です。

かわいいお花発見!

かわいいお花発見!

ハナニラでした

ハナニラでした

すぐ側には白いタンポポも。主に九州など西日本でみられる花です。

すぐ側には白いタンポポも。主に九州など西日本でみられる花です。

淀川の堤防から福漁港を臨む。右は淀川製鋼。

淀川の堤防から福漁港を臨む。右は淀川製鋼。

右が堤防。福のまちが低いことがわかります。

右が堤防。福のまちが低いことがわかります。

淀川堤防を降り、福のまちなかを歩くと、小さなお社があったり、古い街並みであることを実感します。少し細めの道を歩き、福住吉神社に向かいます。西淀川は漁業を営む人が多かったため、海上の守護神をお祀りする住吉神社がいくつもあります。そのためこのあたりでは、「野里住吉神社」「福住吉神社」など、最初に地名をつけて呼ぶことも多いようです。

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今回の後半は昔の福の様子をうかがう時間です。福で生まれ育った北村正義さん(1925(大正14)年生まれ)と、北村道春さん(1935(昭和10)年生まれ)のお二人からお話を伺います。

奥左手が北村正義さん、右が道春さん(ごきょうだいというわけではありません)。
左が北村正義さん、右が道春さん(ごきょうだいというわけではありません)。

左が北村正義さん、右が道春さん(ごきょうだいというわけではありません)。

福の地域で生まれられたお二人だけに、正義さんの親御さんは川漁師、道春さんの親御さんは魚屋さんをされていたということです。

幼い頃の遊びも、中島水道や淀川で遊んだというエピソードがたくさん。

先輩と一緒に淀川でハマグリを獲ったりし、腰に一升樽をくくりつけ、引き潮に乗って淀川の中に立つ鉄柱まで流れて行く。子どもの道春さんが立つと目が水面に出るぐらいの深さ。足で川底を探ってみて、ハマグリをみつけてはもぐって獲ったそうです。

学校で禁止されていたハマグリ漁。危険もあるので先輩の言うことには絶対服従です。「早めに上がるぞ」と言われたら、もうちょっと獲りたくても指示に従い、込み潮に乗って泳ぎ帰り、ちょうど淀川の橋のあたりに着いたそうです。

道春さんがハマグリを獲りに行ったという鉄柱。野鳥がこの上からダイブして魚を捕る様子もみられます。

現在の淀川の様子。ミサゴやカワウ等の野鳥が魚を捕る様子もみられます。

道春さんより10年先輩の正義さんは、終戦直前の4月に高槻の工兵隊に入ったものの、8月に終戦。

硫酸製造装置の設計をやっていた事務所に働きに行き、お父さんが「これからは工業や」という勧めもあり、夜間高校に通ったそうです。道春さんによると、働きながら夜学を卒業するのは大変なことだそうで「先輩(正義さん)はすごい」と関心されていました。

またお二人からは、台風で浸水したときのエピソードや、川が汚れてきた頃のお話も伺いましたが、詳しくは今後、あおぞら財団機関誌『リベラ』でご報告する予定ですので、お楽しみに!

当日は花冷えで、当初予定していた野外での花見は取りやめ、屋内での昼食となりましたが、お宮さんがご用意くださった暖かいお茶もいただきながら、和やかな会となりました。(栗本)

話は尽きず・・・みなさん、境内で立ち話

話は尽きず・・・みなさん、境内で立ち話

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,中島水道サロン(事務局) — aozorafoundation 公開日 2014年4月10日2:12 PM
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