あおぞら財団では、この度、「気候変動×防災×公害ハンドブックー未来に手渡したい環境と社会を考える」を作成しました。
ハンドブックの発行を記念して、3月26日に教材のアクティビティを体験できる教材体験会を開催します。
学校・大学の授業のほか、社会人教育や研修などでもご活用いただける内容です。
公害・環境教育や防災教育に興味のある方、教材のアクティビティを体験してみませんか?
【概要】
あおぞら財団では、この度、「気候変動×防災×公害ハンドブックー未来に手渡したい環境と社会を考える」を作成しました。
ハンドブックの発行を記念して、3月26日に教材のアクティビティを体験できる教材体験会を開催します。
学校・大学の授業のほか、社会人教育や研修などでもご活用いただける内容です。
公害・環境教育や防災教育に興味のある方、教材のアクティビティを体験してみませんか?
【概要】
2024年2月29日、大阪狭山市企業人権協会から5名が研修にお越しくださりました。フィールドワークを行ったのち、西淀川大気汚染公害についての講義、そして公害患者さんのお話を聞く、といった研修内容です。
まずは阪神電車の出来島駅に集合し、徒歩で国道43号へ向かいました。かつては「公害道路」と呼ばれた国道43号ですが、現在は西淀川公害裁判の和解条項に基づき様々な公害対策が行われています。
公害患者さんたちをつなぐ役割を担った千北診療所、あおぞら苑の前にある公害の石碑、神崎川の防潮鉄扉、大阪マスジドの順にフィールドワークを行いました。その後大野川緑陰道路を歩いて、あおぞらビルへ向かいました。
あおぞらビルではまず初めに、講義「西淀川公害について」を行いました。西淀川公害の概要や裁判の論点、和解後の取り組みなどについての流れを確認しました。
そして、西淀川公害患者と家族の会から、上田さんと岩本さんに登壇していただきました。岩本さんからは、大気汚染公害によるひどい症状や、健康被害だけでない仕事や家族に対する影響など、実体験をお話ししてくださりました。上田さんからは、裁判を最前線で闘われた体験や、現在の補償制度などについてお話ししてくださりました。
お話の後は、あおぞらビル5階にある西淀川・公害と環境資料館「エコミューズ」を見学しました。この日は館長の小田先生が資料整理をしていたため、エコミューズの目的やどのような資料が保管されているかなどをお話ししました。
最後に振り返りを行って、この日の研修は終了となりました。振り返りでは「今日の研修で公害の現状を初めて知り、過去の歴史ではなく今も続いているのだと認識が改まった」「患者さんの体験や闘いを知った。今の環境があることをありがたく思う」といった感想が出ました。
研修後、今回ご参加いただいた大阪狭山市企業人権協会の皆様より、あおぞら財団への寄付をいただけるとのご連絡をいただきました。公害地域再生の活動にご賛同いただき寄付をいただけるとのこと、心よりお礼申し上げます。
今後も未来により良い環境を残せるよう、日々努力してまいります。
(あおぞら財団アルバイト・小松)
あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?
あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。
研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに飛びます)
関西大学社会安全学部越山ゼミの学生である神橋拓真さんが、卒論の一環で西淀川を舞台にしたRPGゲームを作りました。
ゲームの作成にあたって、あおぞら財団および西淀川区役所が協力し、下記の点について情報提供を行いました。
・西淀川区の災害の歴史とその記録が残された場所
・西淀川区が市民や来訪者に知っておいてほしいこと
・西淀川区の地域特性とその特徴
ゲーム内では、西淀川を模したマップ内を移動し、実在する施設に即した箇所をめぐって、制限時間内でできるだけたくさんのクイズに回答します。また、ランダムで災害が発生しますので、それに適切に対応できないと減点されてしまいます。
ゲームは「RPGツクールMZ」を用いて作成しており、下記のスペックのパソコン上で操作できます。
ゲームのデータは自由に使ってもよいと提供してもらいました。
今後、イベント等で子どもたちにやってもらうなど、活用させてもらう予定です。
あおぞら財団では、今までに工学部、社会学部、経済学部、文学部など、多岐にわたる分野の研究や論文執筆に協力しています。
西淀川をフィールドにして研究したい方、論文を執筆したい方は是非お気軽にお問い合わせください。
お問合せ:あおぞら財団 (Tel) 06-6475-8885 、電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館エコミューズでは、公害・環境問題をはじめ、西淀川の過去の地域資料なども所蔵しています。是非ご活用ください。
・あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館エコミューズ
2月23日(金・祝)に矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会を開催しました。参加者は36人(野鳥の会会員22人、リーダー、スタッフ含)です。西淀川区の魅力を発信する動画の撮影するために、撮影クルーの同行もありました。
矢倉緑地で、鳥合わせを行いました。リーダーから鳴き声を含めて観察できた鳥をチェックしました。鳥合わせでは29種類でしたが、野鳥の会の方々は帰り道にさらに5種類の鳥を確認したため合計36種類となりました。
野鳥は「自然保護のものさし」。公害が深刻な時代には野鳥もほとんど観察できませんでしたが、現在は恒常的に多数の種類の野鳥を観察できます。
今回は、都市部では珍しいアオバトのほか、この季節には珍しいツバメ(越冬か渡りか不明)を観察できました。どのような環境の影響を受けているのか簡単に判断することはできませんが、気候変動や廃プラスチック汚染など野鳥を脅かす要素はたくさんあります。今後も野鳥の観察を継続して、環境の状況を見守り続けていきたいと思います。
観察種数 36種
オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、アオバト、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、カワセミ(声のみ)、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(声のみ)、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト
(記:谷内)
次回 2024年4月21日(日)
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30
矢倉緑地公園愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会です。春の探鳥会。是非子どもさんの参加もお待ちしています。
■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/
■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/
※西淀川区役所共創事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。
冬の探鳥会のご案内です。
冬は多くの渡り鳥を観察できる季節です。
冬にしか見れない鳥を見つけて季節の移ろいを感じませんか?
さわやかな朝のひとときを一緒に過ごしましょう。
今回の探鳥会は、日本野鳥の会大阪支部の「バーディ (ファミリーネイチャークラブ)」も兼ねています。
メインの参加者は、幼児・小学生とその家族で、野鳥観察に止まらず、海辺の生き物や、昆虫、植物観察など、自然の中での活動を楽しみます。
もちろん単独での参加も可能です。
ぜひご参加ください!
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■矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会■
~西淀川区で野鳥観察~
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西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
初めての方はなかなか鳥をみつけることが難しいのですが、日本野鳥の会大阪支部のリーダーが、その豊富な知識で解説してくださいます。
*感染症拡大の状況を勘案した上で、感染症対策に十分配慮しての開催を準備しておりますが、状況如何によっては、また中止の判断をする場合もあります。あおぞら財団ブログおよびFacebook等でご案内いたしますので、事前にご確認ください。
■日時:
2024年2月23日(金・祝)午前9時30分~12時30分
*雨天・雷注意報発令時中止(Facebook等で告知します)
■集合:阪神なんば線「福」駅東口集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
阪神福駅に集合し、野鳥を見ながら歩いて矢倉海岸まで向かいます。
約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。
■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/archives/category/egakushu/yagurakaigan
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html
■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/
■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/
※2023年度 西淀川区と民間企業等との共創に関する提案事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。