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ブログカテゴリー » 環境学習

関大生が西淀川防災RPGを作りました

関西大学社会安全学部越山ゼミの学生である神橋拓真さんが、卒論の一環で西淀川を舞台にしたRPGゲームを作りました。

ゲームの作成にあたって、あおぞら財団および西淀川区役所が協力し、下記の点について情報提供を行いました。

・西淀川区の災害の歴史とその記録が残された場所
・西淀川区が市民や来訪者に知っておいてほしいこと
・西淀川区の地域特性とその特徴

ゲーム内では、西淀川を模したマップ内を移動し、実在する施設に即した箇所をめぐって、制限時間内でできるだけたくさんのクイズに回答します。また、ランダムで災害が発生しますので、それに適切に対応できないと減点されてしまいます。

game_top

ゲームのトップ画面 冒険が始まります

 

西淀川防災RPGゲームのマップ

西淀川防災RPGゲームのマップ

ゲーム内のクイズの例:一夜官女祭のクイズ

ゲーム内のクイズの例

ゲーム内のクイズの例:南海トラフ地震の浸水について

ゲーム内のクイズの例

ゲームは「RPGツクールMZ」を用いて作成しており、下記のスペックのパソコン上で操作できます。

ゲームができるパソコンのスペック

ゲームができるパソコンのスペック

ゲームのデータは自由に使ってもよいと提供してもらいました。

今後、イベント等で子どもたちにやってもらうなど、活用させてもらう予定です。

 


あおぞら財団では、今までに工学部、社会学部、経済学部、文学部など、多岐にわたる分野の研究や論文執筆に協力しています。
西淀川をフィールドにして研究したい方、論文を執筆したい方は是非お気軽にお問い合わせください。

お問合せ:あおぞら財団 (Tel) 06-6475-8885 、電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館エコミューズでは、公害・環境問題をはじめ、西淀川の過去の地域資料なども所蔵しています。是非ご活用ください。
あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館エコミューズ

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2024年3月6日5:52 PM

冬の探鳥会の報告(2/23)

2月23日(金・祝)に矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会を開催しました。参加者は36人(野鳥の会会員22人、リーダー、スタッフ含)です。西淀川区の魅力を発信する動画の撮影するために、撮影クルーの同行もありました。

日本野鳥の会大阪支部の報告はこちら

今回は日本野鳥の会大阪支部の「バーディ(ファミリーネイチャークラブ)」も兼ねていたため、お子さんが何人も参加してくれました。小雨が降りしきる中、最後まで参加してもらえるか心配でしたが、ほとんどの方が目的地の矢倉海岸まで辿り着きました。
今回は大野川緑陰道路でアオバトを発見! この探鳥会でアオバトに出会えたのは初めてではないかとのこと。アオバトは山林に暮らす森のハトできれいな緑色をしています。
アオバトを最初に発見したのは小学生。子どもならではの先入観がない視線がよかったのではないかと思います。
アオバトを発見した時、参加者の皆さんの盛り上がりはすごかったです。樹木の葉っぱから顔を少しのぞかせるアオバトを熱心に観察しました。
他にもツグミ、ホシハジロやキンクロハジロの群れ、ミサゴ、ツバメなど多数の鳥を観察できました。
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雨模様でしたが、たくさんの人が参加してくれました

ヒヨドリ

大野川緑陰道路にてヒヨドリ

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電線に連なるスズメ 冬のスズメはふっくら

IMG_1009 - コピー

公園を歩くツグミ

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アオバト(筆者は撮影できなかったので、カメラを写させてもらいました)

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アオバトで盛り上がる参加者のみなさん

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道路を移動するハクセキレイ

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星の数ほどホシハジロ

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羽を休めるホシハジロ

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矢倉海岸まで小さな子ども達もがんばって歩きました

矢倉緑地で、鳥合わせを行いました。リーダーから鳴き声を含めて観察できた鳥をチェックしました。鳥合わせでは29種類でしたが、野鳥の会の方々は帰り道にさらに5種類の鳥を確認したため合計36種類となりました。

野鳥は「自然保護のものさし」。公害が深刻な時代には野鳥もほとんど観察できませんでしたが、現在は恒常的に多数の種類の野鳥を観察できます。

今回は、都市部では珍しいアオバトのほか、この季節には珍しいツバメ(越冬か渡りか不明)を観察できました。どのような環境の影響を受けているのか簡単に判断することはできませんが、気候変動や廃プラスチック汚染など野鳥を脅かす要素はたくさんあります。今後も野鳥の観察を継続して、環境の状況を見守り続けていきたいと思います。

観察種数 36種

オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、アオバト、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、カワセミ(声のみ)、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(声のみ)、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト

(記:谷内)


次回 2024年4月21日(日)
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30
矢倉緑地公園愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会です。春の探鳥会。是非子どもさんの参加もお待ちしています。

birdwatching_leaflet2024-1 birdwatching_leaflet2024-2

2024年度探鳥会チラシ(pdf)はこちら

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/

■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/

西淀川区役所共創事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

 

 

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2024年3月1日3:36 PM

【参加募集】矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会(2/23)

冬の探鳥会のご案内です。

冬は多くの渡り鳥を観察できる季節です。

冬にしか見れない鳥を見つけて季節の移ろいを感じませんか?

さわやかな朝のひとときを一緒に過ごしましょう。

今回の探鳥会は、日本野鳥の会大阪支部の「バーディ (ファミリーネイチャークラブ)」も兼ねています。
メインの参加者は、幼児・小学生とその家族で、野鳥観察に止まらず、海辺の生き物や、昆虫、植物観察など、自然の中での活動を楽しみます。
もちろん単独での参加も可能です。

ぜひご参加ください!

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■矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会■
~西淀川区で野鳥観察~
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西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
初めての方はなかなか鳥をみつけることが難しいのですが、日本野鳥の会大阪支部のリーダーが、その豊富な知識で解説してくださいます。

*感染症拡大の状況を勘案した上で、感染症対策に十分配慮しての開催を準備しておりますが、状況如何によっては、また中止の判断をする場合もあります。あおぞら財団ブログおよびFacebook等でご案内いたしますので、事前にご確認ください。

■日時:
2024年2月23日(金・祝)午前9時30分~12時30分
*雨天・雷注意報発令時中止(Facebook等で告知します)

■集合:阪神なんば線「福」駅東口集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
阪神福駅に集合し、野鳥を見ながら歩いて矢倉海岸まで向かいます。
約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。

 

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/archives/category/egakushu/yagurakaigan

■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html

2023BirdWatching2

2023年度探鳥会チラシ(pdf)はこちら

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/

■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/

※2023年度 西淀川区と民間企業等との共創に関する提案事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

Filed under: イベント案内,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2024年2月27日5:40 PM

12/17 中国環境NGO来日/西淀川公害の研修を受けました

あおぞら財団は、大気汚染経験等情報発信業務の一環で、今年度(2023年)12月17日(日)~12月19日(火)の3日間に、中国の環境NGOメンバーを日本に招き、日中公害・環境問題に関する研修を実施しました。

本研修プログラムでは、西淀川地域をフィールドとして、日本での大気汚染公害の経験を中国の環境NGOメンバーに理解してもらい、環境問題の解決に役立ててもらうことを目的としています。

訪問メンバー(敬称略):
李力(Li Li)       北京市環友科学技術研究センター・主任
劉文化(Liu Wenhua) 西安市未央区環境保全ボランティア協会・名誉会長
劉丹(Liu Dan)      南昌青赣環境交流センター・総幹事
徐心澳(Xu Xin’ao)   浙江省緑色科学技術文化促進会・副秘書長

初日の研修として、午前中はあおぞらビル5階の公害資料館エコミューズで、事務局長藤江が西淀川地域での大気汚染公害と裁判、あおぞら財団立ち上げの経緯を紹介しました。

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ビデオを使って西淀川公害を紹介しています

その後、中国訪問団から自らの関心分野と問題意識を共有し、日中の環境・公害問題の対策について意見交換を行いました。

昼食事後、日中環境問題サロン「中国環境NGO活動を聴く」を開催しました。

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大気汚染経験等情報発信業務(環境省)は、経済活動と公害・環境問題の解決の両立をテーマに、日本における公害経験やそれに関連する資料・情報をアジア諸国と共有するため、情報発信・人的交流を行うものです。その一環として、日中環境問題交流を行いました。

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アジア各国では、現在進行形で、様々な公害・環境問題が発生しています。
その中で、自分たちの住み暮らす地域の環境を良くしていこう!と取り組む人々がいます。

あおぞら財団の国際交流活動を通じてつながったアジア各地の環境活動を報告・紹介するページ「アジアの環境活動でつながろう」を新たに作成しました。
それぞれの取組みを知り、学び、つながることで、活動の輪を広げていきましょう。

ぜひご覧ください。

https://aozora.or.jp/kokusai

アジアの環境活動でつながろう

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流,未分類,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2024年2月15日11:49 AM

12/19 中国環境NGO/防災について見学

12/19に、中国環境NGOの研修の最終日になり、大野川緑陰道路、西淀川区役所の防災担当部署および人と未来防災センター(神戸市)に訪問しました。

午前中は、同じく研修であおぞら財団に来ている大阪公立大学生と共にタンデム自転車で西淀川地域を巡りました。大野川緑陰道路に沿って、淀川堤防まで走りました。

走る途中に、あおぞら財団職員から水害を防ぐため作られた地下の大放水路、「災害は忘れたころにやってくる」といった水防碑に刻まれた警告文、また、地盤沈下により海水面以下にある区内の建物を水害から守る淀川堤防などを紹介しました。

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淀川について紹介

午後から、まず西淀川区役所の防災担当の小林氏から話を伺いました。
区内または市内で発生しうる災害、区内の防災訓練、避難所や備蓄物資について説明を受けました。
スライドを使っての講義だけではなく、区役所内の防災物資倉庫と普段は入れない大阪市災害警戒本部倉庫も見学させていただきました。

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最初の概要紹介

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防災物資倉庫の見学

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救助工具格納箱に関する解説

最後は神戸にある人と防災未来センターへ見学に行きました。

人と防災未来センターのシアターで、震度7の阪神淡路大震災を追体験しました。建物の崩れる音、爆発の音が耳に襲ってくる、悲惨な状況のあまり、まともに見ていられませんでした。

再びこのような悲惨なことが起こらないように、日々の防災訓練のほか、減災の考え方、建物の免震構造が相次いで発明されたことを見学で知りました。

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大震災を体験した女性が語り部として自分の経験と、ちゃんと生きていかなきゃと語りました

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中国出身のスタッフから免震構造を説明して頂きました

12月18日の中国甘粛省地震と、今年1月1日の能登半島地震が、日中両国の人々の心に莫大な衝撃を与えました。

災害は消えませんが、その被害をどうやって減らすかは、まさに大事なポイントです。国際交流を通して、防災訓練のやり方や建物の減災構造をブラッシュアップすることによって、被害が減少されれば何よりと考えています。

(記:あおぞら財団アルバイト 王子常)

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アジア各国では、現在進行形で、様々な公害・環境問題が発生しています。

その中で、自分たちの住み暮らす地域の環境を良くしていこう!と取り組む人々がいます。

あおぞら財団の国際交流活動を通じてつながったアジア各地の環境活動を報告・紹介するページ「アジアの環境活動でつながろう」を新たに作成しました。

それぞれの取組みを知り、学び、つながることで、活動の輪を広げていきましょう。

ぜひご覧ください。

https://aozora.or.jp/kokusai

アジアの環境活動でつながろう

 

 

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流,環境学習 — aozorafoundation 公開日 10:18 AM
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