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ブログカテゴリー » 環境学習

第13回緑道道路サロン「中島大水道を考える」

第13回「緑陰道路サロン」イベント

「中島大水道を考える」

講師:上田長生さん(日本学術振興会特別研究員)

西淀川区民の憩いの緑地、大野川緑陰道路は、江戸時代の農民が排水の為に掘った「中島大水道」の流路です。

中島大水道の古文書の解説と、江戸時代の当時の農民の人々の暮らしをお話をして頂きます。

日時:2012年3月24(土)13:30~15:30

場所:あおぞらビル5階 エコミューズ(JR東西線 御幣島駅11番出口すぐ)
参加・資料代:500円

主催:緑陰道路サロン(旧大野川緑陰道路の教材づくり研究会)
申し込み先:事務局「あおぞら財団」℡06-6475-8885 FAX 06-6478-5885

Filed under: 中島水道サロン(事務局) — aozorafoundation 公開日 2012年3月1日4:07 PM

参加者募集!矢倉海岸 定例探鳥会(3/3土)

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第一土曜日は

■矢倉海岸 定例探鳥会■

~西淀川区で野鳥を観察~

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西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まっています。
専門家が説明してくれるので、初めてでも楽しく参加できます。
さわやかな朝のひとときを一緒に過ごしましょう。

■日時:3月3日(土)午前9時30分~12時30分
(毎月第一土曜日に実施、雨天中止)
■集合:阪神なんば線福駅集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 日本野鳥の会会員100円、一般200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
午前9時30分 集合・出発(阪神なんば線福駅)
~約1時間 緑陰道路での野鳥・自然・植物観察
~約1時間 淀川沿いを矢倉海岸まで移動、淀川の野鳥観察
~約30分 矢倉干潟(神崎川河口)で野鳥観察
~約10分 本日の鳥あわせ(観察した野鳥の確認)
12時30分 終了・解散(矢倉緑地公園)

*約3.5km歩きます。

*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。

■3月の見どころ■
*冬季、数千の群れで渡ってくるガンカモ類。
まだ群れで見られるカモしれません。

<矢倉海岸定例探鳥会の詳しくは・・・>

■日本野鳥の会 大阪支部はコチラ
http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/02/index.html
■あおぞら財団はコチラ
https://aozora.or.jp/archives/category/egakushu/yagurakaigan

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■共催(問合先)
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
(Tel) 06-6766-0055
http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/
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公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885  (Fax) 06-6478-5885
https://aozora.or.jp/
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Filed under: イベント案内,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 10:58 AM

第9次大阪地域公害防止計画(素案)に対する意見を提出しました

公害防止計画は、環境基本法第17条に基づき、現に公害が著しく、かつ公害の防止に関する施策を総合的に講じなければ公害の防止を図ることが著しく困難である地域等において、知事が作成し、環境大臣の同意を得て策定する地域計画です。
大阪府では、昭和47年から8次にわたり公害防止計画を策定し、各種公害防止対策に取り組んでまいりました。その結果、硫黄酸化物による大気汚染対策等に見られるように、公害対策は大きな成果を上げてきましたが、環境基準を達成していない課題もあることから、新たな公害防止計画を策定することとし、このたび「第9次大阪地域公害防止計画(素案)」を作成したところです。

公害防止計画は、環境基本法第17条に基づき、現に公害が著しく、かつ公害の防止に関する施策を総合的に講じなければ公害の防止を図ることが著しく困難である地域等において、知事が作成し、環境大臣の同意を得て策定する地域計画です。

大阪府は未だ環境基準を達成していない課題解決に向けた、「第9次大阪地域公害防止計画(素案)」を作成し、2012年1月30日~2月19日で意見募集を行いました。

あおぞら財団でも本案への意見を2012年2月18日に提出しました。

意見の内容はこちら→https://aozora.or.jp/katsudou/iken/pabucome/osakapref_9t

富山市エコタウンの視察ツアー

2012年2月19・20日に、富山市エコタウンの視察ツアーを行いました。

参加者は10名。今回の目的は、産業廃棄物ゼロを目指す富山市エコタウン事業の見学し、その取り組みを学ぶことです。

富山市は、産業から出るすべての廃棄物を新たに他の分野の原料として活用することで廃棄物をゼロにすることを目指す『ゼロ・エミッション構想』を掲げ、地域の振興を図りながら、環境と調和したまちづくりを推進するエコタウン事業を行なっています。平成14年に全国で16番目、北陸では初めて承認されました。

エコタウンは、既存の工場跡地を利用したもので、約18haを「エコタウン産業団地」として資源循環拠点を形成しています。この産業団地内に、リサイクル施設を集約するとともに、エネルギー利用も含め団地内のゼロ・エミッション化を進めています。

ここでは、廃食油のリサイクルを行う「富山BDF」の他、プラスチックや木質廃棄物リサイクル施設、生ゴミリサイクルや自動車リサイクルの施設など様々な工場が集積しています。今回の視察ツアーでは、富山BDFと自動車のリサイクルを行なっている日本オートリサイクル株式会社の見学しました。

まず、エコタウン交流推進センターを見学しました。

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エコタウン交流推進センターは、市民、事業者、行政が一体となって目指す「循環型のまちづくり」を推進し、環境・ごみ問題に関する学習活動の拠点施設です。

この交流推進センターの建物も、元あった工場事務所を改装して利用しているそうです。また、改装には廃棄物からつくられた建材などが利用されています。

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黒いボードは、廃木材を炭化させて作られています。

室内の湿度を調節し、快適な住空間を提供してくれる建材として活躍しています。

この他にも交流センター内のあちこちに廃棄物から生まれ変わった製品が使われていました。

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これは、ホテルやスーパー、食品工場から発生する食品廃棄物を回収し、メタンを発生させ、そのガスを利用して発電したり、発行の過程で生じる醗酵廃液を剪定枝などを堆肥化している工場のブース(左)。つくられた堆肥(右)。

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富山BDFのブースです。

いつもの見慣れた廃食油回収タンク(右)。回収タンクの手前にある小瓶は、BDFの生成過程を紹介するもの。

普段、廃食油の回収に取り組む佃地域の方々の中には、BDFを初めてみる方もいて、「こんなのになるんやね~すごいわ~!!」と感心されていました。

富山市は、市が、各地域の総合行政センター、各地区センターで回収を行なっています。

西淀川でも廃食油回収の輪、どんどん広げていきたいですね。

つづいて向かったのは・・・

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今回の見学のメインの富山BDFです。

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施設内を見学して回ります。規模が想像以上に大きくてびっくりです(左)。

回収した油に含まれている揚げカスは細かく粉砕して取り除かれます(右)。

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各拠点から回収されたタンクは、ここで工場のプラントに投入されます(左)

工場内で使われているフォークリフトもBDFで動いています。工場内を綺麗に保つために耐油性の高いタイヤ(白いタイヤ)を使用しているそうです(中)

水洗浄などの工程を見学(右)

BDFを精製する際に出てくる、水とグリセリン。グリセリンは、富山BDFの向かいにある別の工場で使われるそうです。

工場の方は、「向かいにすぐ使ってくれる工場があるからここにした」と説明してくれました。

ただ単に処理工場が集まっているだけでなく、連携していることが分かります。

工場を見学中、特に気になる臭いなどは感じられませんでした。

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給油スタンドを見学中、ちょうど給油をしに来た清掃車に出会いました。

このスタンドは、世界でたった一つの100%BDFのスタンドだそうです。すごい!!

1日あたり、3800リットルのBDFを製造する能力を有しており、製造されたBDFは、富山市が委託する民間のゴミ収集車やバスに使われています。

ツアー最後の見学施設、日本オートリサイクル株式会社さん。(工場内の様子は、上記の会社HPにてご覧下さい)

ここでは、従来手作業で行われていた作業工程を機械化し、効率良くリサイクルすることができる最新の自動車リサイクル工場です。

工場内は、環境に配慮して電気で動く巨大な重機が忙しく動いていました。

重機で乱暴に壊していると思いきや、配線やモーター類などを重機で正確に取り出して分別していました。

参加者からは、「巨大な重機が繊細な作業をする姿がすごい!!」という声が聞かれました。

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富山BDFのスタンドの前で、参加者のみなさんと記念撮影。

~富山エコタウンの視察を終えて~

「20世紀に、大量生産・大量消費の生活をしてきた自分たちが、次の世代によりよい環境を残せるような仕組みづくりをする責任がある。環境に良いこと、自分たちで何ができるかを考えて動いていきたい。」

「色んな世代の人と一緒に楽しく学べた。西淀川に帰っても頑張っていきたい」

などの声が聞かれました。

富山で学んだことを持ち帰って、今後の活動に生かしていきたいと思います。

あおぞら財団スタッフ

山本 元

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2012年2月21日9:31 AM

廃油からできたハンドソープを西淀川区に贈呈しました!

2012年2月13日(月)11時から、西淀川区役所5階区長応接室にて、エコでつながる西淀川推進協議会から西淀川区長への廃油からできたハンドソープの贈呈式が行われました。

このハンドソープは佃中学校で行われたハンドソープのラベルコンテストで選ばれた作品がパッケージにデザインされています。

詳しくはこちら→https://aozora.or.jp/archives/8357

贈呈式に参加した団体は、エコでつながる西淀川推進協議会に参加している、町全体で廃油回収に取り組んでいる佃連合振興町会、協力している廃油回収業者の浜田化学、活動をサポートするあおぞら財団です。

まず佃連合振興町会平田会長から、佃地区での廃油回収の取り組み等について説明を含めたあいさつありました。

いよいよ贈呈です。西淀川区に、300個のハンドソープを贈呈しました。

贈呈書を平田会長から、ハンドソープをあおぞら財団・小平から野村西淀川区区長に贈呈しました。

野村区長からは、「家庭で使い終わった油は各家庭での処分に困るもので、廃油回収の取り組みは家庭での苦労を軽くし、環境にも優しいもの。この活動を他の地域にも広げていくために、いただいたハンドソープを活用していきたい」という旨のコメントをいただきました。

贈呈されたハンドソープは西淀川区内の西淀川区の施設、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、医療機関等に配布されます。

■廃油ハンドソープのお問い合わせ
あおぞら財団
電話:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
メール:webmaster@aozora.or.jp

(記:相澤)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2012年2月14日8:38 AM
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