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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

寒い中、様々な野鳥が活動中~矢倉海岸定例探鳥会(12/5)

2014年12月5日、定例探鳥会を開催しました。
寒波到来の寒い日になりましたが、12人の参加者が集まりました。福に住む親子ずれも1組参加。子どもの参加はうれしいですね。

報告が1カ月おくれになってしまいました。12月初旬、1カ月前の大野川緑陰道路はまだ落ち葉がたくさん落ちていました。

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土手の上の道路でイソヒヨドリのオスが姿をあらわしました。

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福のふなだまりでは、カモに囲まれてアオサギが。

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矢倉でイソシギがえさをついばんでいました。この日は福の船だまり周辺にもいました。

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とびたつホシハジロたち。

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工場緑地のトウネズミモチはまだずずなりでした。冬の間にどのくらい野鳥に食べられてしまうのか、見どころです。

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◆出現した野鳥(31種)
オカヨシガモ/ヒドリガモ/カルガモ/ホシハジロ/キンクロハジロ/スズガモ/カンムリカイツブリ/カワウ/アオサギ/オオバン/イソシギ/ウミネコ/セグロカモメ/ハシボソガラス/ハシブトガラス/シジュウカラ/ヒヨドリ/メジロ/ムクドリ/イソヒヨドリ/シロハラ/アカハラ/ジョウビタキ/イソヒヨドリ/スズメ/ハクセキレイ/カワラヒワ/アオジ/ドバト

次回、1月は定例探鳥会はお休みです。
ガン・カモ調査を2015年1月11日(日)に予定しています。
定例探鳥会は、2月7日(土)からスタートします。

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のページはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

大阪福支部長ブログにも探鳥会の様子が紹介されています

なお、この日の探鳥会は、新しい望遠鏡を使いました。カバーをとればのぞくところがまわせるので背の小さい子どもでも見やすいです。貸出もしますので希望する方はご相談ください。

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ドコモ市民活動団体への助成を受けて購入したものを活用しています

市民活動団体への助成環境_バナー(150px-60px)

記:あおぞら財団・小平

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2015年1月5日11:13 AM

空気のよごれを調べてみよう(12/26)

12月26日、エルモ西淀川にて毎年恒例の「空気の汚れを調べてみよう」を行いました。
今年度の参加者は、学童やガールスカウトの小中学生合わせて64人と大人が11人の計75人でした。

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はじめに、西淀川区内の小学校で先生をしていた天野憲一郎先生から、なぜ「空気調べ」を行うのかについて、西淀川の歴史を交えながら、公害や地域の変化についてお話がありました。

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次に、あおぞら財団の小平さんから「なぜ空気は汚れるのか」について子どもたちにクイズを交えながらお話がありました。

どちらのお話も子どもたちは静かに熱心に聞いていました。

その間、本日メインの空気の汚れ測定を行いました。

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事前に参加者には、地域の各地で空気調査をしてもらいました。
例年では好きな場所を3か所調査してもらっていましたが、今年は「自分のいえ」、「自分のいえよりきれいだと思った場所」、「自分のいえよりよごれていると思った場所」の3か所を各自で調査してもらいました。
調査したカプセルに試薬を入れ、スタッフで測定をし、数値の測定と報告を行いました。
調査場所を考えて選んでもらうことで、自分たちのまちのイメージと結果の違いをよりわかりやすく比べてもらいました。

今年の結果は、
青(きれい)46か所、みどり(ふつう)19か所、黄色(ちゅうい)4か所、あか(よごれている)0か所、という結果でした。
今年度はあか(よごれている)の結果がなく、比較的良い結果となりました。

ブログ用

子ども達には、空気のよごれ調査結果を地図にシールで表してもらいました。
みんな熱心に作業に取り組んでおり、過去の結果のポスターをじっと見つめて見比べている子どももたくさんいました。

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最後に、子どもたちに書いてもらった感想をいくつか紹介します。
・たのしかった
・思っていたより空気がきれいだった
・近くがきれいでよかった
・空気のことがよくわかった
・作業が楽しかった
・公害をなくしたい
・西淀川区全体がきれいになってほしい
・生き物たちが楽しく生きれる町にしたい

このようなイベントに参加することで、町や環境に興味を持ってもらえるのは何よりです。

また、純粋にイベントを楽しんでくれることも今後に大きくつながると思います。

今回の参加を機に、子どもたちが地域のこと、環境のことを今後も日頃から考えてくれることを願っています。

関西学院大学 大久保舞

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2014年12月26日3:55 PM

中国環境NGO・研修プログラム(12/4-7)

あおぞら財団では、日本の公害経験を発信し、情報交換することによって、中国やアジアの環境問題の解決をめざして、中国の環境NGOとの交流活動を続けています。今年度は12/4~8の期間に李力さんはじめ、3名のメンバーが来日しました。
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1222.jpg”><img title=”KIMG1222″ src=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1222-300×224.jpg” alt=”KIMG1222″ width=”300″ height=”224″ /></a>
日時=2014年12月8日(月)10:00~12:30
場所=あおぞら財団/<a href=”http://www.yodokyo.or.jp/nishiyodo/index.html” target=”_blank”>西淀病院</a>
中国メンバー=
李 力:Li Li  研究員(<a href=”http://www.envirofriends.ngo.cn/index.html” target=”_blank”>北京市朝阳区环友科学技术研究中心</a>)
路 敏:Lu Min 秘書長(天津経済技術開発区環境保護協会)
程 旺:Cheng Wang 職員(北京都市の声文化芸術センター)
12/8(月)の研修では、午前中はあおぞら財団で、西淀川公害や公害反対運動の経過、
あおぞら財団の活動について、研修を受けました。
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1198.jpg”><img title=”KIMG1198″ src=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1198-300×224.jpg” alt=”KIMG1198″ width=”300″ height=”224″ /></a>
すでに数年この交流活動を続けている中で、西淀川公害の歴史やあおぞら財団が取り組んでいる
フードマイレージプログラムや廃油回収の活動を、李力さんたちメンバーが中国国内で情報発信
している様子も伝えられました。
公害健康補償法の仕組みや医療制度の違いなどが意見交換の中であがっていました。
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1214.jpg”><img title=”KIMG1214″ src=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1214-225×300.jpg” alt=”KIMG1214″ width=”225″ height=”300″ /></a>
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1214.jpg”> </a>
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1214.jpg”></a><a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1205.jpg”><img title=”KIMG1205″ src=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1205-225×300.jpg” alt=”KIMG1205″ width=”225″ height=”300″ /></a>
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1205.jpg”> </a>
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1205.jpg”></a>
次に、大気汚染による公害患者さんの治療や公害反対運動の支援に地域で長くたずさわってきた
西淀病院を訪問しました。
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1234.jpg”><img title=”KIMG1234″ src=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1234-225×300.jpg” alt=”KIMG1234″ width=”225″ height=”300″ /></a>
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1234.jpg”> </a>
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1234.jpg”></a><a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1238.jpg”><img title=”KIMG1238″ src=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1238-300×224.jpg” alt=”KIMG1238″ width=”300″ height=”224″ /></a>
李力さんたちは、大気汚染がますます深刻化する中国で、公害患者の治療ができる病院づくりを
計画しており、西淀病院の建設経過や取り組みを参考にしたいとのことで、西淀病院を訪問する
ことになりました。
病院建設の資金集めをどのようにおこなったか、医師をどうやって集めてきたか、住民が西淀川公害裁判を提訴したあとは、医療機関としてどのような取り組みをおこなったか、などが病院副院長や副理事からお話がありました。
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1240.jpg”><img title=”KIMG1240″ src=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1240-300×224.jpg” alt=”KIMG1240″ width=”300″ height=”224″ /></a>
中国と日本では、社会体制の違いがあり、中国側では難しい状況の中での病院建設ですが、
李力さんたちは、支援してくれる人を見つけて、公害病の治療や予防ができる病院をつくりたいと
希望を述べました。
今後は日本から中国に医師を派遣したり、中国の医師が日本で研修を受けたりできるのか、などが
話し合われました。
<a href=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1243.jpg”><img title=”KIMG1243″ src=”https://aozora.or.jp/wp-content/uploads/2014/12/KIMG1243-300×224.jpg” alt=”KIMG1243″ width=”300″ height=”224″ /></a>
記・鎗山(あおぞら財団スタッフ)
※本事業は環境省委託 平成26年度大気汚染経験等情報発信業務の一環です。

あおぞら財団では、日本の公害経験を発信し、情報交換することによって、中国やアジアの環境問題の解決をめざして、中国の環境NGOとの交流活動を続けています。今年度は12/4~8の期間に李力さんはじめ、3名のメンバーが来日しました。

今回は、富山県で開催された「第二回 公害資料館連携フォーラムin富山」に参加いただき、イタイイタイ病の歴史や対策を知っていただくとともに、日本各地の公害問題の現状について知っていただく機会となりました。

中国メンバー=

李 力:Li Li  研究員(北京市朝阳区环友科学技术研究中心)

路 敏:Lu Min 秘書長(天津経済技術開発区環境保護協会)

程 旺:Cheng Wang 職員(北京都市の声文化芸術センター)

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12/5(金)は、午前中に、富山県立イタイイタイ病資料館を見学し、午後からフォーラムに合わせて開催された現地フィールドワークに参加しました。

同資料館は、『子どもたちをはじめ国内外の幅広い年代の人々が「イタイイタイ病の恐ろしさ」を知り、「克服の歴史」を学ぶとともに、 県民一人ひとりが「環境と健康を大切にするライフスタイルの確立や地域づくり」に取り組むことをめざす未来指向型の資料館』として、平成24年に開館しました。

中国語の音声ガイドも設置され、模型やビデオ、イラストなどによる解説も充実しており、中国の方にも「公害の原因、流域に被害が集中していること、対策のことなど、よく理解できた」と好評でした。

現地フィールドワークでは、中国でも水質汚染・土壌汚染による被害が起きている場所が各地にあるそうで、どのような対策を行っているのか?興味を持って見ておられました。

資料館入口ホールにて、航空写真上で被害地域についての解説を聴く

資料館入口ホールにて、航空写真上で被害地域についての解説を聴く

汚染農地の土壌復元工事完了の記念碑前にて。

土壌復元の現場を見学後、記念碑前にて。

清流会館に掲げられた裁判判決文(1971.6.30)を見る

フィールドワーク参加者同士の感想共有を行いました。

フィールドワーク参加者同士の感想共有(通訳付)。日本の大学生に対して「なぜ?イタイイタイ病を勉強するの」

12/6(土)は、午前中は、青島医師からイタイイタイ病に関する医師の取り組みについてお話を伺い、午後からフォーラム・分科会3アウトリーチ(地域の資源を活かした学びの場の展開)に参加しました。

李力氏は、「中国でも公害による健康被害が発生しており、公害患者さんを診てきた経験のある日本の医師にも改善に向けて協力してほしい」と仰っていました。

青島医師と歴代の院長先生の写真とともに。

萩野病院にて青島医師とともに。

12/7(日)は、これからの公害資料館連携について議論するワークショップに参加し、「中国からもHPなどにアクセスできるようにしてほしい」、「将来、中国にも公害資料館をつくりたい」といった意見が出されました。日中間で互いの事情は異なりますが、日本全国から公害・環境問題に関わる方々と、公害に関する現状と課題についての意見交換の場となりました。

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雪景色のイタイイタイ病資料館
雪景色のイタイイタイ病資料館

この後、富山の雪景色も楽しみつつ、盛り沢山の研修プログラムを終えて、一行は、大阪へと向かいました。

研修プログラムの続きは、こちら↓

中国環境NGO・研修プログラム(12/8)

記・藤江(あおぞら財団スタッフ)

※本事業は環境省委託 平成26年度大気汚染経験等情報発信業務の一環です。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流,視察受入 — aozorafoundation 公開日 2014年12月19日2:35 PM

中国環境NGO・研修プログラム(12/8)

あおぞら財団では、日本の公害経験を発信し、情報交換することによって、中国やアジアの環境問題の解決をめざして、中国の環境NGOとの交流活動を続けています。今年度は12/4~8の期間に李力さんはじめ、3名のメンバーが来日しました。

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日時=2014年12月8日(月)10:00~12:30
場所=あおぞら財団/西淀病院
中国メンバー=
李 力:Li Li 研究員(北京市朝阳区环友科学技术研究中心)
路 敏:Lu Min 秘書長(天津経済技術開発区環境保護協会)
程 旺:Cheng Wang 職員(北京都市の声文化芸術センター)

12/8(月)の研修では、午前中はあおぞら財団で、西淀川公害や公害反対運動の経過、
あおぞら財団の活動について、研修を受けました。

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すでに数年この交流活動を続けている中で、西淀川公害の歴史やあおぞら財団が取り組んでいる
フードマイレージプログラムや廃油回収の活動を、李力さんたちメンバーが中国国内で情報発信
している様子も伝えられました。

公害健康補償法の仕組みや医療制度の違いなどが意見交換の中であがっていました。

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次に、大気汚染による公害患者さんの治療や公害反対運動の支援に地域で長くたずさわってきた
西淀病院を訪問しました。

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李力さんたちは、大気汚染がますます深刻化する中国で、公害患者の治療ができる病院づくりを
計画しており、西淀病院の建設経過や取り組みを参考にしたいとのことで、西淀病院を訪問する
ことになりました。
病院建設の資金集めをどのようにおこなったか、医師をどうやって集めてきたか、住民が西淀川公害裁判を提訴したあとは、医療機関としてどのような取り組みをおこなったか、などが病院副院長や副理事からお話がありました。

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中国と日本では、社会体制の違いがあり、中国側では難しい状況の中での病院建設ですが、
李力さんたちは、支援してくれる人を見つけて、公害病の治療や予防ができる病院をつくりたいと
希望を述べました。
今後は日本から中国に医師を派遣したり、中国の医師が日本で研修を受けたりできるのか、などが
話し合われました。

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記・鎗山(あおぞら財団スタッフ)

※本事業は環境省委託 平成26年度大気汚染経験等情報発信業務の一環です。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流 — aozorafoundation 公開日 2014年12月18日3:03 PM

りべら134号(2014年11月号)ができました

Libella134縮小_ページ_1 表紙用
写真をクリックするとPDFファイルが開きます。

目次:
特集:西淀川で学ぶ あおぞら学校、開講中!
まち歩きおすすめスポット…1
オーダーメイドの体験型プログラム…3
きらりと輝く西淀川のまちの先生…5
伝える思い、学ぶ意義…7
忙中一筆 五十嵐有美子…8
ニシヨドガワノラシゴト…9
【新連載】西淀川モノづくり会社 人つなぎ:東亜成型(株)…10
西淀川記憶あつめ隊:北村正義さん、北村道春さん…11
ぶらりゆるりと西淀川めぐり 食べればHappy!まちのケーキ屋さん…12
【新連載】被災地の未来を考える…12
あおぞら広場…14

<表紙写真>
(株)山﨑シャーリングを見学。環境対策を学びました(14.6.17)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,事務局 — aozorafoundation 公開日 2014年12月4日5:29 PM
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