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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

【タンデム】10/15(日)淀川河川敷フェスティバルに出店

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

10/15(日)淀川河川敷フェスティバルにて、タンデム自転車体験ブースに出店してきました。当日は、NPO法人サイクルボランティア・ジャパンのメンバーのサポートで69人の大人や子どもたちがタンデム自転車を楽しみました!

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※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。

タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2023年10月25日11:38 AM

福島区患者会資料の受入(9/28)

9/19、福島区公害患者と家族の会の事務所閉鎖にともないいただいた資料を、9/28に整理しました。機関誌「あおぞら」や総会の議案書などを中心に、福島区患者会が長年活動してきたことを示す様々な資料が多く含まれていました。中には各種運動のときに使ったと思われる鉢巻なども見受けられました。(是澤)

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第11回淀川環境美化・西淀川親子ハゼ釣り大会 〜SDGsをはじめるさいしょの第1歩~ 開催

2023年9月23日(土)に、「第11回淀川環境美化・西淀川親子ハゼ釣り大会 〜SDGsをはじめるさいしょの第1歩~」が開催されました。

ハゼ釣りは仕掛けも釣り方も簡単で、親子で魚と触れ合うのにぴったりです。
風があり爽やかな気候の中、約50名の参加者が釣り上げたハゼの体長を競い合いました。
例年よりもハゼのサイズは小さめでしたが、ほとんどの参加者が10匹ほどかそれ以上に釣れたようで、釣れた数では例年を上回っていました。

優勝者は14.8cmのハゼを釣り上げられました!

開会式

開会式の様子

親子で仕掛けを準備します

親子で仕掛けを準備します

小さな子供と大きな自然

小さな子供と大きな自然

ハゼ

開始早々に連続ヒット

優勝者は14.8cm

優勝者は14.8cm

今朝に淀川で捕れたウナギの展示も

今朝に淀川で捕れたウナギの展示も

ハゼ釣りの後は2班に分かれ、大阪市環境局による水質調査と、中島水道サロンとあおぞら財団による淀川クイズが行われました。大会の副題の通り、SDGsを学ぶ最初の一歩になりました。

汚れた水を飲めるまでに薄める実験

汚れた水を飲めるまでに薄める実験

SDGsを事例で学ぶパネル

SDGsを事例で学ぶパネル

人と淀川のつながりをクイズで学ぶ

人と淀川のつながりをクイズで学ぶ

表彰式では「西淀川区住みます芸人」のスキンケア大学さんに生ライブを披露していただき、司会も務めていただきました。

スキンケア大学さんによる表彰

スキンケア大学さんによる表彰

大盛り上がりのイベントでした。

(あおぞら財団アルバイト・小松)

主催:淀川環境美化・西淀川親子ハゼ釣り大会実行委員会
(あおぞら財団も参加・協力しています)

#にしよど
#魅力発信サポーター
#おもろいわ西淀川
#ハゼ釣り
#淀川
#SDGs

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,生物多様性 — aozorafoundation 公開日 2023年10月12日7:11 PM

龍谷大学清水ゼミ 研修 ワークショップ&公害語り部(9/15)

2023年9月15日、龍谷大学政策学部清水ゼミの2年生が研修に訪れました。前回はタンデム自転車で西淀川のまちをめぐりましたが、今回は2つのアクティビティを行った後に、公害患者さんのお話を聞きました。

学生さんたちはまず最初に、「フォトランゲージ 西淀川公害」に挑戦しました。フォトランゲージとは、写真から様々なことを想像して言語化するというワークで、西淀川公害に関する写真から読み取れる状況や時代などをグループで話し合って、その写真に独自のタイトルをつけました。

今回は3グループに3枚ずつ、合計9枚の写真を扱いました。各グループの結論が出たところで、1枚ずつ写真のタイトルや読み取った内容を全体共有します。その後はそれぞれの写真が実際にはいつどこで撮られたのかについて解説が行われ、当時の状況や時代背景について解説が行われました。

1960年代の写真と1970年代の写真がランダムに配布されていましたが、各グループともに写真が捉えた状況を的確に回答していました。

話し合い風景

写真から読み取れる内容を話し合います。

写真の解説

写真の解説風景。みなさん鋭い洞察力です。

公害発生当時の時代背景を理解したところで、次に「公害ロールプレイ」が行われました。

ロールプレイとは、行政の環境担当者や工場経営者などの役割になりきって、原因不明の呼吸器疾患が発生している地域の今後について話し合うというワークショップです。

筆者の私も「娘にぜんそくの症状が出ている地域住民」の役になりきって、学生さんたちの議論に参加しました。健康被害を何とかしてほしいものの、他の役(セクター)にも様々な都合があるなどして、合意形成がまとまらないままに時間切れとなりました。実際の西淀川公害裁判では健康被害発生から和解まで20年以上かかりましたが、このロールプレイでも公害問題がいかに根深く複雑に絡み合ったものであったかを体験することができました。

共有

グループごとに違った結論が出るのもロールプレイの特徴です。

研修後半には、「西淀川公害患者と家族の会」から須恵さんと上田さんにお越しいただき、被害の実態や裁判の経過についてお話を聞かせていただきました。実はゼミ生たちには事前に、ロールプレイの経験を踏まえたうえでの質問を用意していただきました。その質問に答えていただくことで、ロールプレイで掴んだイメージと実際の出来事との相互理解がより深まったのではないでしょうか。

須恵さんは米寿を超えてもまだまだお元気です!

「本当に大変だったけれど、とにかく前を向いて生きてきた」と須恵さん。

学生さんの素朴な質問にも丁寧に答えてくださりました。

ゼミ生の素朴な質問にも丁寧に答えてくださりました。

最後に今日の振り返りを行い、研修は終了となりました。今回はグループディスカッションや質疑応答など話し合いが中心でした。ゼミ生たちは公害に関する知見を得たことに加え、ファシリテーション能力などにおいても大きな経験を得ることができたのではないでしょうか。

清水ゼミ2年生は、昨年度と同様に西淀川で1年以上にわたってゼミ活動を行う予定です。ゼミ生達が西淀川での出会いや発見を通して、学びや心境にどのような変化をおこし何を生み出していくのかが楽しみです。

ますます学びが深まっていきます。

ますます学びが深まっていきます。

 (あおぞら財団アルバイト・小松)


あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。

研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに飛びます)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入 — aozorafoundation 公開日 2023年10月4日1:41 PM

【インターン】にしよど無料塾・伊藤孝先生に取材をしました!

インターン生の報告記事です。

今回は、あおぞらビル3階で毎週無料塾を開いている伊藤先生にお話をお聞きしました。

—–
こんにちは!インターン生の椹木です。
8月25(金)に現在無料塾(あおぞらビル3階・毎週金曜日午後5時半~)を運営する伊藤孝先生にあおぞら財団が取材を行いました。もとは西淀川区で小学校教員をしていたという伊藤先生ですが、なぜこのように無料で塾を開こうと考えたのでしょうか。

伊藤先生がまだ教員をしていた2000年頃、塾や私立へ行く子どもが増えてきました。反対に塾に行きたくても行けない子どももまた同時に存在しており、そのような子どもたちのために夏休みなど時間があるときに無料で教え始めたのが、無料塾の始まりでした。

そして定年退職を迎えた2013年、同じ様に教育の問題解決に関心のあった淀川勤労者厚生組合や無料塾を個人宅で開いていた保育士の方と出会い、彼らと退職した同僚と共にのざと診療所で月に一回無料塾を開きます。保育士の保護者への呼び掛けもあって3年で毎回30人程集まるようにもなり、まるで学校のようだったと伊藤さんは語りました。

しかし2020年の2月、新型コロナウイルスで無料塾は継続困難になり、診療所での活動が停止。そんな中あおぞらビルに場所を移動し、現在の無料塾となりました。

伊藤先生はこの無料塾を「居場所であって勉強が続けられるところ」としており、現在は10~15人ほどの小学生から高校生が課題を持ち込んだり塾にある教材をしながらここへ通っています。この活動は子どもたちにとって良いものであり、いろんな団体や地元でできるようになって欲しいと語っています。

費用も毎回50円、毎回通っても月200円と気軽に通える場所となっています。お子様の勉強習慣を付けたい、自習できる場所がほしい、友達と一緒に勉強をしたいという方は是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

無料塾の様子

名称 にしよど無料塾
会場 あおぞらビル3階会議室(歌島橋交差点南東側。国道2号線沿い)
大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル3階
開催日 毎週金曜日(祝祭日・第5金曜はお休み)
時間 小学生:午後5時半~6時半 中学生:午後5時半~7時
申し込み 当日会場受付
費用 授業料は無料。但し交通傷害保険代50円
内容 小学生:国語・算数・宿題
中学生:英語・数学
※宿題を中心にドリル・参考書等
電話での申込・問合せ:06-6472-6453(平日9時~16時、土曜日9時~12時)

このインタビュー内容はあおぞら財団機関誌「りべら」(10月末発行)にも掲載予定です。
この他先生の教員時代の公害のお話など、さらに深堀りの内容となっております。

 

(インターン生:椹木)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,地域づくり — aozorafoundation 公開日 2023年9月27日3:23 PM
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