エコミューズの活動報告書がようやくできました。
2009年度、2010年度の活動をまとめたものです。
今年はカラ―で作成してみました。
いかがでしょうか?感想がありましたらぜひお寄せください。
(林)
9月24日、西淀公園にて西淀川区民まつりが行われました。
西淀川高校が出展をするので、あおぞら財団もお手伝いをしました。廃油回収や、先日、佃中学校の職場体験で作製した廃油キャンドルを展示しました。集まった子どもたちは、廃油キャンドルに興味津々。「使い終わった天ぷら油を使って、手作りしたんだよ。」と説明すると、とても驚いていました。
西淀川高校の生徒さんは綿菓子を作り、子どもたちに配布しました。ECOコミュニケーション倶楽部のOBも応援にかけつけ、綿菓子作りをしていました。
綿菓子は大人気で長蛇の列ができました。高校生は手慣れた様子で綿菓子を作り、子どもたちに渡していきました。綿菓子を受け取った子どもたちは、嬉しそうに綿菓子を頬張っていました。その姿がとても可愛かったです。
また、平松市長が西淀川高校のブースへ激励に訪れました。
(写真 右 はっぴを着ているのが市長です)
インターン生 大阪経済大学 松本彩也香
第8回西淀川ぜん息こんだん会を開催しました。(9月16日姫島診療所、22日千北診療所)
9月16日14:30-16:00 姫島診療所
17名参加しました。
そらプロジェクト の調査結果の報告をしました。大型車がぜん息の原因となっているかを調べる疫学調査ですが、調査結果は学童に関してははっきりと因果関係が認められ、幼児に関しても1歳で発症して三歳までの持ち越しが多いと言う結果が出ていますが、環境省の判断としてははっきりと認める態度を示していないという報告でした。
ipadを使って調査場所や資料を見ました。みなさん、ipad初体験でした。
その後、前回行った「呼吸リハビリ」の導入の体操を行いました。
「前回教えてもらった通り、毎日やっているよ!吐きながら自転車に乗るようになったらずいぶん楽になったよ!ペダルを踏む時に吐くんだよ」と嬉しい声が。
呼吸リハビリのテキストは環境再生保全機構のホームページから見る事ができるので、ぜひご覧ください。
患者さんとの意見交換も活発でした。
「定年退職後、淀川の河原でゴルフをやっていたら、ボールがドロドロまっ黒けになった。そのうち咽喉がやられてしまった。」
「息切れがきつい」
「肺気腫は治らないからあきらめた。在宅酸素治療でお金がかかる。」
「今日は点滴をしている。点滴をすると2~3時間 は楽だけど、ぼちぼち息苦しくなってくる。毎日それのくり返し」
「今年ぜん息になった。45歳の息子は西淀川に住んでいた時はぜん息が出たけれど、小学校2年生で池田に引っ越したら良くなった。ぜん息になって息が苦しくて死ぬかと思った。はじめて息子の気持ちが分かった。」
「45歳から病気になった。針の穴から息をするくらいしんどい。10年前くらいから薬が良くなって楽になった。アルコールが一番悪い。今でも痰が続いてつらい。自分でコントロールできるようになったけれど」
「薬が良く聞いてきたけれど、冬が怖い。冬は咽喉がやられる。」
「毎月1万円の治療費を払うのは苦しいです」
顔なじみになってきているので話がしやすいみたいです。薬談義にもなり、治療の情報を共有したり、病気の状態を共有するだけでも患者さんたちは治療に前向きになってがんばろうと思うのではないでしょうか。しんどい思いをしてもこうやって懇談会に出てきてくれることをとてもうれしく思いました。
東京は ぜん息の医療費助成制度があります。この制度で、きちんと治療が受けられるおかげで、入院が減り、結果的に医療費が抑えられているそうです。患者さんたちが日常生活でぜん息がコントロールできるようになったら、働きにも行けます。そうなると税収も増えるのです。ぜん息の医療費助成はお金がかかるばかりではないのですが、そういう部分をきちんと伝えていくことが大切だと思います。
9月22日 14:00-15:30 千北診療所
9名参加しました。
こちらでも、呼吸リハビリの導入の体操を行いました。肩を上げ下げしています。
「ごついなぁ!頭の中にゴツンと来る!」とのコメントもありました。この動きをすると首のコリがとれます。ぜん息の患者さんはどうしても呼吸の苦しさを首の筋肉で補おうとするので、首の筋肉が緊張してこってしまうのです。
それから、「あなたの肺は大丈夫?」と題し、すずらん薬局の小野さんからお話ししてもらいました。
みんなめっちゃ勉強しています。
それから、肺年齢測定を行いました。ぜん息の患者さんはのきなみ90歳代・・・みなさん苦しい呼吸の中で生活しているんだなぁと実感しました。
小野事務長も一生懸命吹いています。患者さんたちは一生懸命吹こうとしても、なかなか息が吐き出せず、エラー音がなってしまいます。辛いなぁ・・・
この肺年齢測定、西淀川の薬局であれば無料で検査できます。西淀川区の薬剤師会の取り組みなのだそう。すごいですよね。
「お父さんにやってもらおう!」なんて声も出ていました。
数値より、年齢で出る方がリアルでわかりやすいですよね。タバコの喫煙歴がある人は肺年齢気になりますよね。
ちなみに私は実年齢より10歳も若かったです。
次回のこんだん会
11月17日(木) 千北診療所 14:00~15:30
11月 18日(金) 姫島診療所 14:30~16:00
(林美帆)
遅くなっていましたが、ようやくあおぞら財団の年次報告書が完成いたしました。
10月号のりべらと同送いたしますので、会員の皆様はもう少々お待ち下さい。
なんと、今年の年次報告書はインターン生が組んでくれました。
インターン生の感想です。
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この10日間のインターンでは年報の作成を担当させていただきましたが、とても充実した仕事内容でした。
年報の作成にはInDesignやIllustrator等のソフトを駆使しなければならず、最初は大変苦労しました。ですが、作業を進めていくにつれソフトの使い方を習得していけましたし、なにより仕事の成果が目に見える形でだんだんと仕上がっていくのを見たときには、絶対に良いものにしようという意欲がわきました。
また、年報の内容を仕上げていく作業で財団の昨年度の事業や活動の資料を目にして、あおぞら財団が地域に密着した活動はもちろん国際交流や新潟スタディーツアーなど、幅広い活動を行っていることを改めて知れました。
そして、最後の表紙の作成には一番苦労しました。表紙のデザインを一から自分で考えなければならず、年報の中身の作成よりも時間が掛かってしまいました。デザインなど今までやったことがなかったので、自分のデザインではたして大丈夫なのだろうかと頭を捻りながらも、なんとか見栄えの良いものに仕上がったと思っています。表紙のデザインを作成する過程では、職員の方々にアドバイスや指摘を受け、自分の盲点に気づかされたり色々な考えを聞けたりと大変勉強になっと思います。インターン生として受け入れてくださり、このような重要な仕事を任せていただいた財団の職員の方々に感謝しつつ、今回のインターンで得られたことをこの先様々な機会で役立てていきたいと思います。(近畿大学3回生 天谷 純)
これまでの年次報告書は :kuwasiku: