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ブログカテゴリー » インターン生

セミのぬけがら調べ 緑道、姫島神社、矢倉緑地 

初芝立命館高校1年 あおぞら財団インターン生 天野太智

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8月6日にセミのぬけがら調べを行いました。

場所は大野川緑陰道路のあおぞらビル前~阪神高速3号神戸線高架下(3人で1時間)までと姫島神社(2人で1時間)の2ヶ所です。

結果、大野川緑陰道路のあおぞらビル前~阪神高速3号神戸線高架下では

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クマゼミ、177個(オス79個、メス98個) アブラゼミ、1匹(オス1個、メス0個)

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姫島神社 クマゼミ、96匹(オス40個、メス56個)となりました。

今まであおぞら財団で行われている調査ではクマゼミとアブラゼミ以外は見つかっていません。

やはり今回も、クマゼミ、アブラゼミ以外のセミは見つかりませんでした。

クマゼミのぬけがらは乾燥した場所に多いといわれています。僕らは採取した周辺がもしかしたら乾燥しているのではと思っています。

 

 

初芝立命館高校3年 あおぞら財団インターン生 安田幸平

8月7日には矢倉緑地で3人で50分間セミのぬけがら調べを行いました。

2009年(8月26日2人で1時間)調べてアブラゼミ1個、

2010年(8月17日3人で1時間)調べて0個と、今までの調査ではあまりぬけがらは見つかっていませんでした。

しかし今回はクマゼミ56個(オス22個、メス34個)アブラゼミ(オス1個、メス1個)と前回よりは圧倒的に増えました。矢倉緑地は2000年に完成したので、やっとセミたちになじんできていると思います。しかし、入り口のほうの何本かの木に大量についていたので矢倉緑地内でもまだ分布が狭いことが分かりました。いずれにせよ、年々、抜け殻の数が増えていく可能性は高いです。

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2012年8月10日4:46 PM

JICA関西国際教育セミナーに参加しました(8/9)

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初芝立命館高校 あおぞら財団 インターン生 天野太智 安田幸平

8月9日にJICA国際教育セミナーに参加しました。

午前中はフードマイレージ授業に手伝いとして

午後から、ケータイの一生(天野)、平和と飢餓について考えるワークショップ(安田)に参加しました。

・フードマイレージ買い物ゲームと中国環境問題 あおぞら財団 公害地域再生センター

正直に言うとフードマイレージを最低限のことしか知らず、この場で学べたことはとても多かったです。

今回、初めて買物ゲームを見学させてもらいました。参加者人数は37人で、8チームにわかれて、ゲームを行っていました。どのチームもゲームを楽しんでました。IMG_0807

最も驚かされたことは、買物ゲームの夕食を完成させるため、予算オーバーしているのに「値切り」という独特なアイデアを使って予算をあわせてくるグループがいたことです。IMG_0823

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ゲームについての解説が終了してから、自分たちの役目である紙芝居のプレゼンテーションをさせてもらいました。

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[紙芝居のプレゼンテーション内容まとめ]

※低学年を対象として作られました。

・読むのに10分程度で、余った時間を、話の整理、個人の感想を述べてもらう、

グループに分かれてディベートすることに使える。

・紙芝居であるので、産地の位置関係が絵で確認することができて、理解しやすい。

・難しい単語(産地、CO2)などがでてきても、会話の中で説明してくれるからわかりやすい

・会話するのが人と人ではなく、人と玉ねぎということ。

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あたたかい目で見守り、そしてご静聴いただきありがとうございました。

今度からはスピーチの強化に取り組んでいきたいと思います。(安田)

・ケータイの一生    開発教育協会大阪事務所

僕はケータイの一生という授業を受けました。

内容は、携帯はいつ、どこで生まれたのか?ケータイの使われている部品の原料国で起こっている問題などでした。

携帯は1946年にアメリカで誕生し、日本には1979年に登場しました。やがて、3kgもあるショルダーホンが登場し、だんだん携帯は軽くなり今では一番軽い携帯は80gだそうです。

そして、現在日本の携帯加入者数は1億3000万人だそうです。これは日本の人口よりも多い数値です。また、年間不要な携帯の個数は2700万台でその携帯の回収率は26%です。

携帯は約700個の部品からできるそうです。その部品はいろんな国から届いています。その国の1つにコンゴ共和国があり、その国では部品の原料を売ったお金で武器を買い戦争に使うという事が起きていました。この事実を知って僕は衝撃を受けました。自分が使っている携帯の裏でこんなことが起きているとは思いませんでした。(天野)

・平和と飢餓について考えるワークショップ   一般財団法人 日本国際飢餓対策機構

平和と飢餓について考えるワークショップに参加しましたが、いままでの学校で受けてきた平和と飢餓ついて考える授業とは異なった初めての体験でした。

3つの民族(やま族、もと族、かわ族)に分けてロールプレイング方式で行われ(自分はもと族という中流階級でした)、「自分たちの民族が最も儲かるにはどのようにすればよいか」というテーマをもってグループごとに話し合いが行われましたが、それぞれのグループがしっかりと差別化されていることに驚きました。一番身分が下という設定のかわ族では、はだしで地べたに座り、教室の後方で電気を消され薄暗い状況の中話し合いをしていました。また、学校に通えていないので字が読めないという設定で意思疎通が難しくなっており、設定の細かさに驚きました。他に挙げるならば、参加しているのが先生の割合が多く、ロールプレイングでの役の意気込み、一つ一つの意見の深さに、自分は圧倒されるばかりでした。

結果として、いままでにないぐらい飢餓について考えることができましたが、発言することができなかった反省点もあります。またこのような機会があれば参加して積極的に発言して、得られるものはどんどん吸収していきたいと考えています。(安田)

以前は国際教育セミナー、JICAなど聞いたことがありませんでした。

しかし、いざ参加してみると、現在の状況、他人の考え方、これからはどのように取り組んでいけばよいのかなど、とても有意義な時間を過ごすことができました。

このような活動が行われているのをなんで知ろうとしなかっただろうと悔しい気持ちもあります。やはり、自分から知ろうとする心構えがこれから自分には必要ではないかと考えています。参加させていただきありがとうございました。

インターン・ボランティアのページのご案内

 あおぞら財団では、インターンやボランティアで、一緒に環境再生に取り組んでくださる方を募集しています。
 環境NPOで仕事することを実習するインターンは、短期は2週間から募集しており、広報に関する作業や各種プロジェクトの担当など、NPOなどで働く上でスキルを上昇させることができます。
 あおぞら財団では、多彩なボランティアプログラムをご用意し、みなさまのご参加を心よりお待ちしております。毎月第一金曜日に開かれるボランティアの日をはじめとして、随時歓迎致します。

 ご興味・ご関心のある方は、「インターン・ボランティアで協働する」のページをご覧下さい。
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5/23 更新しました

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,ボランティア — aozorafoundation 公開日 2012年5月23日11:25 AM

インターンシップ最終日。

一般的なインターンシップは夏期休暇中に一気にまとめて行う場合が多いのですが
私は10月のはじめから週1回のペースで行い、今日がその最終日となりました。

インターンシップの日程が週1と決まったときに、先が長く少し不安にもなったのですが
週1にすることで取り組んだ内容や情報を整理することができ、
多くの方に出逢うことができたので、結果的によかったと思います。

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いつの間にか紅葉しはじめた大野川緑陰道路。(12月9日撮影)

インターン中にたびたび実感したのは、社会人の仕事を進めるスピードの速さ。
どんな作業でも効率良く展開していくことが求められるのが当たり前の世界で
学生という立場に甘えている自分の生温さに気付かされました。

中国の方への勉強会や、スタディツアー交流会などのイベントに参加することもあり
仕事のノウハウを学びながら、公害や環境問題を勉強することができたので
いろいろな面で成長することができました。

最終日の今日のブログ更新となるので、気持ちの整理がまだできていませんが
企業とはまた違う経験ができたこの貴重な10日間を、
今後の就職活動やその先の進路先でも活かしていければ、と思います。

最後になりましたが、林さんはじめ、財団のみなさまには感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございました。

インターン生 京都精華大学3年 井本晶子

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生 — aozorafoundation 公開日 2011年12月14日5:24 PM

日中の公害・環境問題を考える学生セミナー 開催しました

12月3日10時~12時 ドーンセンターにて
日中の公害・環境問題を考える学生セミナーを開催しました。
参加者は32名です。

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はじめにお話しいただいた李力さんの話の内容には驚きました。
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アップル社の製品、iPhoneの製造下請け会社が国内で環境問題を起こしているそうです。
そのなかの日本企業も排水により河川を牛乳のように白い汚染された川にしているとか…。
台湾では中毒事件に発展し、多くの女性が被害を受けたといいます。

詳しい話はこちら
Appleの側面2-汚染が水面下で蔓延(1)
http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C11083101J

Appleの側面2-汚染が水面下で蔓延(2)
http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/C11083102J

李さんは話の最後に学生へむけて
ひとつの製品を買うまえに、できるまでの過程に何を残したか。
ひどいものを残したものは買わないで、とメッセージを残されました。

李春華さんからは、緑石選択の話を。
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緑石選択とは携帯に環境を意識している証の緑色のリボンを結んで
その写真をインターネット上にあげる運動のこと。
参加者は増えていて、市民の意識は変わっているようです。

王林生さんからは、汚染による発がん性リスクの話。
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民営の製紙会社の汚染により、准河が泡だらけになってしまった写真は衝撃的でした。
汚染水による新生児への影響も大きく、医療と衛星の面で活躍されています。
きれいな飲料水を飲めるようにと20の村に水質改善の装置を置いたところ、
病気になる人が減ったそうです。

3名の講演を聞いたあと、グループにわかれて
いまの講演内容についての感想と
日中協働で環境に対してどんなことができるか話し合いました。

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各グループで出た意見として
・技術や市民へのお互い協力が必要
・(それぞれの国の環境問題について)現状を知ることが大事
・公害は国境を越えて世界の問題であるため、協力し合うべき
・日本企業が中国で公害などの迷惑をかけていることを知らなくてはいけない などがあがりました。

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また、最後に李さんはアップル社を潰す気はない、とのこと。
それは中国の多くの人を失業に追い込んでしまうことだから。
そうではなく、グリーンな会社であってほしい、という願いから働きかけているのだと力強く語られました。

参加して、公害の被害のひどさに衝撃を受けたのですが
それよりも、中国の環境問題に対する取り組みの姿勢が
熱心であったことがとても印象に残りました。

日本企業がもたらす公害被害も大きいようなので
もっと世界の公害問題にも目を向けて、考えていかなくてはと感じました。

あおぞら財団インターン生 京都精華大学3年 井本晶子

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,国際交流 — aozorafoundation 公開日 2011年12月7日3:35 PM
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