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ブログカテゴリー » インターン生

セミが教えてくれること展 開催中

あおぞら財団インターン生 近畿大学 内田 朋大

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8月10日(水)~8月31日(水)まで(8月22日と8月23日はお休み)あおぞらビル1階のあおぞらイコバで午前10時~午後5時まで”セミが教えてくれること展”を行っています。セミが教えてくれること展では、セミの一生やセミの種類の見分け方、オスメスの区別の仕方などを紙芝居風に展示しています。その他にも、セミのぬけがら調べの役割や、毎年夏に大野川緑陰道路で行っているセミのぬけがら調べの結果も展示しています。ぬけがら調べより、クマゼミがよく発見されていた大野川緑陰道路ですが、数年前からアブラゼミが発見できるようになり環境が少し変化ているのかもしれません。また、セミの標本も展示しているのでより身近に感じると思います。小学生にもわかってもらえるようにインターン生で話し合い、難しい言葉の表現を苦戦しながら柔らかい言葉の表現に代え、理解してもらえるように工夫しています。セミに興味がある方やセミが好きな子供たちなどお気軽にあおぞらイコバにお越し下さい。

  • 日時: 8月10日(水)~8月31日(水)まで (8月22日・8月23日は除く)
  • 時間: 午前10時~午後5時まで
  • 場所: あおぞらビル1階 あおぞらイコバ〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
    最寄駅JR東西線 御幣島駅 ⑪番出口すぐ   地図のURLはこちら
  • 展示内容

☆セミの一生とセミの見分け方
☆セミのぬけがら調べの役割
☆毎年のセミ調べの結果 など

  • 主催: あおぞら財団
  • 入場無料

セミ調べ事前勉強会と羽化の観察会

インターン生 近畿大学3年 坂根慎哉

2011年7月29日にセミのぬけがら調べの事前勉強会と羽化の観察会を行いました。

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8月23日のセミ調べ本番に向けて、セミ調べに参加するインターン生7名が参加し、講師として社団法人大阪自然環境保全協会の高畠耕一郎さん、山本智子さんに来て頂きました。

まず、高畠耕一郎さんからセミの実態や、種類、抜け殻の見分け方などについて教えて頂きました。

アブラゼミとクマゼミのオスとメスの抜け殻を並べて見分け方を説明していただきました。

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最初はどこに違いがあるのかまったく分かりませんでしたが、説明を受けるとそれぞれに違いがあるのが分かりました。

クマゼミとアブラゼミでは色や大きさに違いがあり、産卵管があればメス、なければオスだそうです。

次に、山本智子さんからセミの紙芝居を見せて頂きました。

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紙芝居を見るのはいつ以来か覚えていませんが、小さい頃に戻ったような感じがしてとても楽しく見ることが出来ました。紙芝居の後には、セミについてのクイズを出して頂きました。すごく楽しくセミについて学ぶことができて、子供たちもこの紙芝居やクイズをしてもらうと喜ぶだろうなと思いました。

19時からはセミの羽化の観察をしに、大野川緑陰道路を通って西淀公園へ向かいました。

みんなで懐中電灯を照らして木に羽化しているセミがいないか探し回りましたが、数時間前に降った大雨のせいか、なかなか見つかりません…

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抜け殻はたくさんあり、中にはこんな面白い抜け殻がありました!

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抜け殻の下に抜け殻があって、そのまた下に抜け殻、となんと3つも抜け殻が連なっています!

セミは羽化中は無防備になるため、外敵が来にくい安全な場所で羽化するそうですが、ここはよっぽど安全な場所だったのかなぁと思いました。

西淀公園に着いたところで羽化するために木の枝へと向かうセミの幼虫を発見しました!

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ゆっくりと木の枝に向かって歩いていました。

ここから羽化するには何時間もかかるため、その後も羽化中のセミを探し続けましたが、解散時刻の20時になってしまい、残念ながら見つけることはできませんでした。

セミについて知らないことだらけでしたが、今回の事前勉強会で楽しく学ぶことができました。セミのぬけがら調べの本番では、自分たちが子供に教える立場になるので、今回教えてもらったことを活かして、ぬけがら調べの準備と本番を頑張りたいと思います!

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2011年8月4日3:20 PM

キャンドルナイトin西淀川〜廃油キャンドルで緑道を灯そう〜開催


引き続き田中がブログを書いています(^_^)

12月22日水曜日に「キャンドルナイトin西淀川〜廃油キャンドルで緑道を灯そう〜」を行いました☆

朝からインターン生の馬場君は手伝っていて、私は夜5時過ぎから加わったのですが、
経大のゼミ生や西栄寺さんなど、たくさんのスタッフさんで驚きました!

準備の様子(西淀川高校の生徒さんが頑張ってくれました!)


このイベントは多くの人の協力でつくられています。
・廃油キャンドル作成個数 約1300個
・リサイクルした廃油の量 約130リットル
・書いてもらったシェードの枚数 300枚
・当日の運営スタッフ 60名
また、廃油キャンドル作り等の準備には、ガールスカウト大阪26団の小学生、淀中学校の生徒、西淀川高校の生徒が一生懸命取り組みました!!

緑陰道路には、たくさんのキャンドルが並べられていて、夜6時から点灯。
ジョギングをしている人や散歩している人は立ち止まり、
キレイなキャンドルを眺めていました。

あおぞらイコバ前

あおぞら財団から緑陰道路に下りる階段

ガールスカウト大阪26団が用意した願いごとツリー たくさんの願い毎が集まりました。


よどがわ市民生協さんがつくってくれた色つきキャンドル

西淀川高校の生徒さんがつくったランプシェード

西淀川高校生徒会メンバーはサンタの格好でお客さんの呼び込みをしていました。
2人ともキャンドルづくりの準備の段階から大活躍してくれました!

ECOまちネットワーク・よどがわが「グリーン電力証書」を購入。
今回のイベント運営はクリーンな電気で行われました。(一番右がグリーン電力証書です)

Stop温暖化 MAKE the RULEキャンペーン実行委員長のシロベエ氏も応援にかけつけました。
大阪経済大学みどりのまちづくりサークルみあいのメンバーがシロベエの通訳をしてくれました。

あおぞらイコバで行われた、うたごえ喫茶にもたくさんの人が集まりました



大阪経済大学 柏原ゼミのメンバーは動物の格好をして募金のよびかけを頑張りました


募金活動も行い、今回5829円の募金が集まりました。ありがとうございました。

スタッフ集合写真 お疲れさまでした!

私が印象に残っているのは、
「メリーリサイクル」の文字キャンドルです☆
通りすがりの女性の方も「うまい事やったなぁ〜」と大絶賛!!↓↓

ありがとうございました。

今回撮った写真は、1月11日〜21日までの平日のみ、あおぞらイコバにて展示会を行います!!
写真を見に来て下さ〜い☆
気に入った写真があれば、1枚100円でも販売します♪

今回、私もキャンドル作りや運営を手伝わせて頂いて感じたことは、地域の皆さんやあおぞら財団の方等たくさんの人が協力することで、こんなにも素晴らしいイベントができるのだなと思いました。また、
キャンドルがとてもキレイで心の暖まる時間を過ごせました。ありがとうございました!
ゆったりとした時間の後のキャンドルの片付けは、少し悲しく、辛かったです(笑)

また、来年も参加させて頂きたいと思っているので、よろしくお願いします〜

田中でした☆

ちなみに、私が願いごとツリーに書いた願い事は「就活しっかりやりきれますように」です(^_^)

桃山学院大学 あおぞら財団インターン生 田中育絵 記




Filed under: インターン生,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年12月27日3:54 PM

空気のよごれ調べ2010


12月27日月曜日

はじめまして。2010年インターン生の田中です。
本日、西栄寺にて空気のよごれ調べを行いました☆

子ども67人、大人15人の参加者とスタッフ7人、計89人で行いました!!
ありがとうございました。


事前に申込みをしてくれた子や学童保育の方達、それからガールスカウトの方達に、それぞれ空気の汚れを調べるカプセルを事前に渡し、二酸化窒素を採取したものを、今回検査液で調べます。ちなみに「エコアナライザー」というカッコイイ名前の小型機械で調べました!!

赤 60ppb 汚れている!環境基準値オーバー
黄 60〜40ppb まだまだ注意 環境基準値内
緑 40〜20ppb 普通 環境基準値以下
青 20ppb めちゃめちゃキレイ

この4つのシールの色に分けて、キレイなところ、汚れているところをわかりやすくしたのがこの地図です!!↓↓


去年は、緑多かったのに対して、今年は青が緑と同じぐらいの数でした!
すなわち、去年と比べて空気がキレイになったのです!!
あおぞら財団や皆さんが環境について考え、行動しているからこその結果だと思います。

それから、公害患者の酒井美代子さんに、昔の空気の汚れや、病気になって辛かったことなどをお話していただきました。

子ども達の感想は、「空気が汚れるとぜんそくになることがわかった」や「空気が汚れてぜんそくになりたくない」という感想が多かったです。

空気が汚れているということは、普段の生活ではあまり感じたことがなかったので、私も考えさせられました。
今回を機会に、私が生活をしていて空気を汚していないかチェックしたいと思います!

来年はどういう結果になるのか、楽しみですね♪

では、田中でした〜




Filed under: インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 3:09 PM

菜の花プロジェクトin丹後ツアー


9月23日、菜の花プロジェクトの先進地、京丹後にツアーで行ってきました。
参加人数は31人。
小学生や中学生、高校生、大学生、そして中学校・高校・大学の教師の方、ガールスカウトの子どもたち・リーダーや菜の花プロジェクトにとりくむ団体の方など、年齢層や職業など、様々な人が集まりました。

菜の花プロジェクトとは地域の資源を地域で循環させようと試みたプロジェクトです。菜の花からとれる油や廃油回収で集まった油を使ってBDFというバスの燃料にしたりして新しい化石燃料を使わないことを目的にしたプロジェクトです。環境を守ろうという意識を持った人々が集まって各地で進められています。

菜の花プロジェクトに携わっている人々が別々の地域で活躍しています。このツアーで交流の場を持つことで、それぞれの地域の菜の花プロジェクトへの工夫や知恵をお互い共有して欲しいという思いでこのツアーは進められました。


出発は朝の8時20分
あいにくの雨でしたが、全員そろって貸切りバスで出発です。

バスの中では自己紹介タイムです。自己紹介カードにかかれた3つの質問に対して発表しました。ひとりひとり普段の活動やツアーへの意気込み・自分の「こだわり」を話ました。

質問1 いつもどんな活動をされていますか?
・菜の花プロジェクト廃油回収を行っている。(松原高校)
・地域緑化(菜の花プロジェクトみのお)
・募金活動をしている。(ガールスカウト)

質問2 今日のツアーへの意気込み
・京丹後の人たちとの交流を楽しみたい。(菜の花プロジェクトみのお)
・菜の花プロジェクトへの参加は初めてなので先輩たちにたくさんのことを教えてもらいたい。(せんぼく菜の花プロジェクト)
・いっぱい学びながら楽しみたいと思います。(淀中学校)

質問3 あなたの「こだわり」はありますか?
・こだわりのないことがこだわり。常に自然体でいること。(ガールスカウト)
・肥料作りの普及(菜の花プロジェクトみのお)
・みんなで楽しくやること。(大学生)

菜の花プロジェクトの知識を深めたい・地域活動に興味がある・今日のツアーをとにかく楽しみたいという意見を多く頂きました。

バス旅の末、京丹後に12時過ぎに到着です。ついたらまずは腹ごしらえです。京丹後の海の幸がたっぷりつまったお弁当を準備していただきました。参加者は隣に座った人たちとみんなで話をしながら、楽しそうに昼食をとっていました。


午後からは現地のエコネット丹後の活動紹介です。エコネット丹後の理事兼事務局長・味田佳子さんを中心に菜の花プロジェクトのしくみ・工夫を教えてもらいました。エコネット丹後の活動紹介のあと4つの班に分かれて、現地の方をまじえて、菜の花プロジェクトの情報や知識交換、どうしたら地域がよくなるのか意見を交換しあいました。

天ぷら油の回収保管倉庫やBDF燃料を実際に車に給油するところも見せていただきました。
自分たちが回収した油で車が動くという現場を改めてみると、菜の花プロジェクトへの意欲がわいてきました。

次はタケチャンファームへの見学です。
エコネット丹後の理事長・野木武さんに案内してもらいました。ここでは、搾油・菜の花畑の見学がメインでした。搾油は特別な機械を使って、油をしぼりとっていました。菜種からとれる油はすごく少なくて、その少なさに参加者は驚いていました。資源がうまれる現場をみると、資源が限りあるモノだと改めて感じとりました。
タケチャンファームでは、資源の再利用を行っています。旅館からカニガラや、カキのからを集め、粉砕して石灰の代わりに田畑の肥料にしています。その他にも、米ぬかや草・落ち葉など、自然のものはすべて肥料として活用しています。資源ごみは、決してごみではなく、大切な資源なのです。

たくさんの自然の中で子どもたちは、犬と遊んだり、イナゴをつかまえたりとイキイキと
走りまわっていました。大人の方々はタケちゃんのお酒の話に興味深深で「また来るぞ!(お酒のために)」とはりきっていました。
大人も子どもも自然の中では本当にイキイキしていました。

帰りのバスの中では参加者に振り返りシートを使って今日の感想や今後の決意表明を発表してもらいました。「廃油の回収量の多さに驚いた」という丹後での菜の花プロジェクトの進行具合に驚いた意見や「廃油回収に意欲的になった」・「地域をよくすることが環境をよくする」という今後の西淀川の改善策を見つけだした意見など発表しました。
でも一番多かった意見は今日このツアーに参加できてよかった、楽しかったという声でした。多くの交流をもててよかったです。参加したみなさん、ありがとうございました。


振り返りシートに書かれた感想・意見
質問1 今日のツアーで印象に残ったことはなんですか?
・エコネット丹後のみなさんの暖かさ(西淀川高校)
・廃油回収量の多さに驚いた。(菜の花プロジェクトみのお)
・BDFで動いている車を見たこと。(大学の講師)
質問2 今後挑戦してみたいことは何ですか?
・廃油回収を広げるためにマンション管理組合へ提案してみたい。(ガールスカウト)
・家でも菜の花を育てたい。(大学生)
・廃油石けんをつくりたい。(菜の花プロジェクトみのお)
質問3 ツアーへの意見
・バス旅行みたいで楽しかった。(大学生)
・もっと菜の花プロジェクトを広げていけたらいいなと思います。(ガールスカウト)
・今後も今日の参加団体と交流していきたい。(菜の花プロジェクトみのお)

感想

今回、このツアーに参加してゴミに関する意識が変わったように思います。タケちゃんファームの野木さんの話を聞いて「ゴミではなく資源ゴミだ。」という考えを教えてもらいました。「枯葉ひとつでも、そのまま捨ててしまってはゴミかもしれないが堆肥化すれば肥料になるんだ。」と野木さんがおっしゃっていて考え方ひとつで貴重な資源をゴミに変えてしまうのだと学びました。ひとりひとりがこの意識を持てるようよびかけていきたいです。

インターン実習生 大阪経済大学 高原阿友美 

◆参加したその他のインターン生の感想

エコネット丹後では「地域の資源は地域で循環」ということを目指して、身近なところから活動をされており、大変勉強になりました。タケチャンファームの野木さんが「これからも、しなければならないことはたくさんあるが、最後はやはり人と人とのつながりが大切である」とおっしゃっていたのが強く印象に残っています。
以前、エコネット丹後の職員の方が地元の小学校の環境講座で、菜の花プロジェクトについてのお話をされました。そのお話を聴いた小学生が保護者に廃油回収の話を伝えたことが広まり、後にその小学校が廃油回収の拠点になったということです。
一人ひとりの取り組みは小さくても、みんなで協力すれば大きな成果につながると思います。人とのつながりを大切にし、みんなできれいな環境をつくっていきたいです。

インターン実習生 同志社大学 長谷川まや 




Filed under: インターン生,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年9月24日5:30 PM
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