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ブログカテゴリー » 環境保健

6/14 楽らく呼吸会(のざと診療所)で排痰法について勉強しました!

2013年6月14日(金)、のざと診療所で楽らく呼吸会を行いました。今回は西淀病院の理学療法士の廣野さんと榎田さんを講師に迎え、排痰法について勉強しました。参加者は13人(内 患者さん6名、理学療法士2名、実習生2名、スタッフ3名)でした。

痰は何色か知っていますか?
黄色や白、透明、黄緑、赤、茶色、緑と言う意見がありました。
実は今出てきた色の痰はすべて正解です。

痰は菌やホコリをとらえてカラダの外に出す役割があります。

もし、肺や気管、気管支に異常があればより多く痰が出ることになります。
しかし、病気にかかると痰をうまく出せないことがあります。

そこでうまく出せるようにするため、排痰法について勉強しました。

■まず、リラックスしましょう!
①うがいをして、口の中をリフレッシュさせましょう
②水を飲みましょう。痰が柔らかくなり、出しやすくなります
③肩の上げ下ろし、首を左右に曲げる、胸を張るなど、軽く体操します。
*これまでおこなってきた呼吸リハビリの体操でもよいとのことです。
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■深呼吸をしましょう!
④鼻から息を吸います
⑤口をすぼめて息を吐きます(吸うときの倍の時間をかけてください)
⑥そのあと20~30秒くらい普通に呼吸しましょう
*これを3~4回繰り返します
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■いよいよ痰を出します!
⑦水を飲みます
⑧大きく深呼吸をしたあと、強く咳をして「痰」を出します

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また、なかなか座ってすることが難しい方や、痰が出にくい方はベッド等に寝て行うとよいとのことでした!
■胸に手をあてて大きく息をします。このときに「ブー」という振動が感じるところに痰がたまっています。その音がする方を上にして横になりましょう!

■家族の方が肩などをマッサージしましょう。体操と同様に痰が出やすくなります
IMG_1190

■鼻から息を吸い、口をすぼめて息を吐きます(吸うときの倍の時間をかけてください)
そのあと20~30秒くらい普通に呼吸しましょう
*これを3~4回繰り返します

■深呼吸をしているときに合わせてマッサージをしてあげると患者さんがより呼吸しやすくなります。
IMG_1195

■少しベッドを起こし、深呼吸をして、咳をしましょう。

開催後のアンケートでは、6人中6人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、6人中1人が呼吸リハビリを【毎日している】、1人が【2・3日に一度ぐらい】と答えています。その他に、「冬は良く苦しくなるときはメンソレを胸にぬる。首にもぬっている」や「痰の出し方が習いたかったので参加できてよかった」という声もありました。

今回はまた新たに2人の方に参加いただきました。
次も千北・姫島診療所にて排痰法などの勉強をする予定となっています。
まだ、来たことがない方、一緒に排痰法をやってみませんか?
少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・千北診療所……7月18日(木) 14:00~15:30(排痰法など予定)
・姫島診療所……7月19日(金) 14:30~16:00(排痰法など予定)
・のざと診療所…8月9日(金) 14:00~15:30(栄養について予定)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。

ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

眞鍋

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年6月20日11:41 AM

7/21 医療従事者向け「ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会」開催します!

みなさん、こんにちわ。
さて、あおぞら財団で医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会 を開催します。

ココから下
≪転載歓迎!≫
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医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会

●現在、ぜん息やCOPDなど、呼吸器の病気を抱えた方はたくさんいます。2011年、日本での
COPDによる死亡数は約17000人で、この数は増加傾向にあります。早期発見、早期診断、
さらに、この病気の認知度を上げることが課題となっています。そして、COPD患者の治療に
有効とされているのが呼吸リハビリテーションです。保険適用もされています。

●今回は西淀病院の福島啓先生が講座をおこなったのち、
同じく、西淀病院の理学療法士の田中大樹先生、廣野克俊先生が実技をおこないます。

どうぞふるってご参加ください。

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<日 時>  7月21日(日) 13:00~16:30 受付12:30~
<会 場>  のざと診療所3F 大阪市西淀川区野里3-5-34
           地図 http://www.yodokyo.or.jp/nozato/html/map.htm
<対 象>  医師、看護師、薬剤師、保健師、理学療法士、作業療法士、介護職員の方など
<定 員>  30名 (定員になり次第締め切ります)
<参加費> 無料
<主 催> (公財)公害地域再生センター(あおぞら財団)

<内 容>
【講座と実技】
13:00~13:05 はじめに
13:05~14:05 [講座]COPDの病態と呼吸リハビリテーションの効果(福島啓氏)
14:05~14:20 休憩
14:20~16:30 [実技]在宅でもできる視診・触診(田中大樹氏・廣野克俊氏)

<講師紹介>
●福島啓氏
西淀病院医師、日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医

●田中大樹氏・廣野克俊氏
西淀病院理学療法士

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○実技の様子 (2013/2/17(日)開催)○

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呼吸リハビリテーション講習会チラシ
(クリックして拡大)
130721呼吸リハ講習会チラシ裏表

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<お申込み・お問合せ先>
公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団) 担当:藤江・鎗山・眞鍋
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885 E-mail:webmaster@aozora.or.jp

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医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会
参加申し込み (下記情報をご記入の上、送信をお願いします)
●ご氏名:
●ご所属
病院・施設名:
所属科:
職種:
●TEL:
●FAX:
●E-mail:

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個人情報は本事業の目的以外には使用いたしません

これまでの活動はコチラ(あおぞら財団ブログ)
https://aozora.or.jp/archives/category/kankyohoken

過去の講習会のブログはコチラ
2011年5月15日講習会
2011年12月8日講習会
2013年 1月22日(火)講習会
2013年 2月17日(日)講習会

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。

ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテー
ションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

以上

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年6月19日2:51 PM

楽らく呼吸会(のざと6/14 千北7/18 姫島7/19)あります/ニュースNo.18できました

楽らく呼吸ニュースNo.18できました
(拡大して見たいときは、画像をクリックしてください)

ニュース18

楽らく呼吸会では呼吸リハビリを実施しています。
先日は千北、姫島診療所にて理学療法士さんに呼吸リハビリについてお話をきき、チェックシートに記入しました。 この楽らく呼吸ニュースには呼吸リハビリについて書いていますので、ぜひ読んで参考にしてみてください。

次回も続けて呼吸リハビリを予定しています。
のざと診療所 6月14日(金)14:00~15:30
千北診療所 7月18日(木)14:00~15:30
姫島診療所 7月19日(金)14:30~16:00
皆さん、奮ってご参加下さい。

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年5月31日4:47 PM

5/24 楽らく呼吸会(姫島診療所)で呼吸リハビリについて勉強しました!

2013年5月24日(金)、姫島診療所で楽らく呼吸会を行いました。今回は西淀病院の理学療法士の廣野さんと榎田さんを講師に迎え、呼吸リハビリについて再度勉強しました。参加者は16人(内 理学療法士2名、看護師1名、スタッフ3名)でした。

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今回初めての参加の方もいらっしゃったため、再度「呼吸リハビリテーション」とは?というところから学びました。
呼吸器系の患者さんは、立ち上がったり歩いたり日常の何気ない動作において息切れや苦しさを感じます。また、その息苦しさによって動けず、生活の幅が狭くなることもあります。「呼吸リハビリテーション」では患者さん自身が自立できるように継続して支援するための医療です。

この「呼吸リハビリテーション」の期待できる効果は下記のような様々なものがあります。
①運動能力の増大(体力アップ)
②自覚的呼吸困難の軽減(息切れを軽くする)
③健康関連QOLの向上(生活の質の向上)
④うつ気分や不安を軽くする
⑤生存(寿命)を延ばす

今回も千北診療所のときと同じく、上記に挙げた③の患者さんの生活の質を知るため、チェックシート(SGRQ)に記入しました。具体的に、このチェックシートは50問あり、この1年間でどのような呼吸器の症状があったのか、また、その程度はどのようなものであったかなどの質問に対して5つの項目の中から1つを選択します。その他、どのような行動で息切れを感じるのか、また、胸の症状が生活上、どう影響しているのかを“はい”か“いいえ”で答えたりします。

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最後は肩や首を動かし、呼吸トレーニングを行いました。みんなで楽しくすることができました。

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開催後のアンケートでは、10人中9人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、8人中2人が呼吸リハビリを【毎日している】、5人が【2・3日に一度ぐらい】と答えています。その他に、「みんなが集まるから楽しい、帰る頃には元気になっている」や「なんでも教えてください」という声もありました。また、「時々外での呼吸リハをお願いします」といった意見もありました。

次回からの楽らく呼吸会ではのざと・姫島・千北診療所にて排痰法などの勉強をする予定となっています。今回は2人も新たに参加していただきました。興味のある方は是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!そして、自分の生活に少しでも役立てていただければと思います!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…6月14日(金) 14:00~15:30(排痰法など予定)
・千北診療所……7月18日(木) 14:00~15:30(排痰法など予定)
・姫島診療所……7月19日(金) 14:30~16:00(排痰法など予定)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

眞鍋

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年5月30日12:03 PM

5/16 楽らく呼吸会(千北診療所)で健康管理について勉強しました!

2013年5月16日(木)、千北診療所で楽らく呼吸会を行いました。今回は西淀病院の理学療法士の田中さんと榎田さんを講師に迎え、健康管理について勉強しました。参加者は12人(内スタッフ6名)でした。

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今回はまず健康管理とはというところから学びました。健康管理をするためには生活の質(QOL;Quality of Life)を向上することが目標です。
    ●生活の質(QOL;Quality of Life)を向上すること
         =ひとがどれだけ人間(自分)らしい生活をおくり、人生に幸福を見出しているか
そのためには日常生活(ADL)を向上すること、つまり、活動的な生活をおくることでQOLの向上につながるとのことでした。
もちろん無理をする必要はなく、患者さんが自分でできる範囲で身の回りのことからやることが大切だということでした。

そこで今後、長期的にQOLがどのくらい向上するかどうかを数値でみるためのチェックシート(SGRQ)に記入しました。このチェックシートは2部に分かれており、第1部はこの1年間でどの程度、呼吸器の症状があったかについて質問があります。「1週間のうち、ほとんど毎日」、「1週間のうち、4~5日」、「1カ月のうち、2~3日」、「風邪をひいた時だけ」、「全然なかった」のどれかにチェックします。第2部ではいつもどのような行動や運動で息切れを感じているか、各項目に対して、“はい”か“いいえ”で当てはまる方にチェックします。全部で50問あり、患者さんと話しながら記入しました。中には「毎日、夜になるとぜん息がでる」、「歩くときは休憩しながら歩いている」など、それぞれ困っていることや工夫していることを話していただき、現在の状況を詳しく知ることができました。

最後は肩や首を動かしたりする体操やストレッチを行いました。みんなで楽しくすることができました。

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開催後のアンケートでは、6人中全員が今回の講習は「分かりやすかった」と答えています。また、5人中1人が呼吸リハビリを「毎日している」、2人が「2・3日に一度ぐらい」と答えています。その他としては、今後も講習を続行することを希望したいと言う要望もありました。

次回の千北診療所では排痰法などの勉強をする予定となっています。みなさんもぜひ楽らく呼吸会に参加して、ぜひ自分の生活に少しでも役立ててくださいね。まだ、楽らく呼吸会に来たことがない方でも気軽に参加できますので、ぜひ診療所に足を運んでください!
 
■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・姫島診療所……5月24日(金) 14:30~16:00(呼吸リハビリなど予定)
・のざと診療所…6月14日(金) 14:00~15:30(排痰法など予定)
・千北診療所……7月18日(木) 14:00~15:30(排痰法など予定)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

眞鍋

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年5月17日1:31 PM
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