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ブログカテゴリー » 環境保健

5/10 千船病院にて『看護の日』のイベントが開催されました!

2013年5月10日(金)、千船病院の玄関口にて『看護の日』のイベントが開催されました。

『看護の日』の由来
1820年5月12日はナイチンゲールの誕生日でした。それに因んで赤十字社がナイチンゲールデーと制定しました。1990年12月に厚生省(現在の厚生労働省)・日本看護協会等が5月12日を「看護の日」と定めました。
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今回のイベントではこのようなことが行われました!
●COPD患者の調査
●血圧と体脂肪率の測定
●子どものナース体験!
●頭の体操しよう!
●認知症を知る

もともとあおぞら財団ではiPadを使って、COPD患者さんの掘り起こしを行ってきました。内容は息切れが起こることの有無や喫煙歴のような簡単な質問に答えていただき、その質問の回答を点数にし、合計点を出すことでCOPD患者を掘り起こすことができるというものです。
今回、千船病院の『看護の日』のイベントの中でも実施していただくことができました。やはり、喫煙歴がある方や呼吸器疾患をお持ちの方は点数が高くなる傾向がありました。また、年齢が高くなることでも点数が高くなっていました。
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その他の『看護の日』のイベントとしてこのように各病棟の様子や看護師の方の取り組みが掲示されていました。似顔絵などもありとてもかわいいものでした!
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看護師の方が血圧や体脂肪率を測定をしていたり、小さなお子さんたちにはこんな可愛らしいナース服を着て、ナース体験を行っていました。また、計算問題など様々なゲームを使って頭の体操をしたり、認知症についての資料が配布されていました。
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本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。

ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

眞鍋

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年5月16日5:26 PM

楽らく呼吸会(千北5/16 姫島5/24 のざと6/14)あります/ニュースNo.15~17できました

楽らく呼吸ニュースNo.15~17 ができました。
(拡大して見たいときは、画像をクリックしてください)

ニュース15

ニュース16

ニュース17

楽らく呼吸会では呼吸リハビリを実践しています。
先日は姫島、千北診療所では薬剤師さんからお薬について、のざと診療所では理学療法士さんに呼吸リハビリについてお話を聞きました。
この楽らく呼吸ニュースには呼吸リハビリやお薬について書いてますので、ぜひ読んで参考にしてみてくださいね。

次回も続けて呼吸リハビリを予定しています。
千北診療所 5月16日(木)14:00~15:30
姫島診療所 5月24日(金)14:30~16:00
のざと診療所 6月14日(金)14:00~15:30
皆さん、奮ってご参加下さい。

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年4月16日5:10 PM

4/12 のざと診療所で呼吸リハビリについて勉強しました!

4/12(金)のざと診療所で楽らく呼吸会を行いました。西淀病院の理学療法士の廣野さんと田中さんを講師に迎え、呼吸リハビリについて教えていただきました。参加者は10名(内スタッフ4名)でした。

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今回初めての参加の方もいらっしゃったため、改めて呼吸リハビリとはというところから学びました。
呼吸器系の患者さんは、立ち上がったり歩いたり日常の何気ない動作において息切れや苦しさを感じます。その障害を克服して自立してもらうことが、呼吸リハの大きな目標です。
呼吸リハを行うと、体力アップ、息切れを軽くする、生活の質の向上、うつ気分や不安を軽くする、生存(寿命)を延ばすなどの効果が期待できます。

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呼吸リハで効果を出すポイントとしては、「肺」「心臓」「筋肉」の3つの歯車を回すことだそうです。お薬や病院の治療だけで「肺」や「心臓」の機能を回復させても、なかなか根本的な息切れや苦しさの解消にはなりません。体を動かし、「筋肉」の歯車も回してあげることではじめて、先ほど挙げたような呼吸リハの効果が期待できます。
「日常生活を行うだけで健常者よりエネルギーを使うのに、運動するなんて…」と思われるかもしれませんが、楽らく呼吸会では楽しく無理なく運動できるように、息切れや運動時の負担を軽くする「口すぼめ呼吸」を練習したり、ラジオ体操の動きのような、腕や足を動かす簡単な動きをリハビリとして行っています。

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もちろん無理をする必要はなく、患者さんの重症度によって、また体調によってできる内容は変わってきます。呼吸リハビリだけでなく、毎回さまざまなテーマで取り組んでいますので、みなさんも楽らく呼吸会に参加して、ぜひ自分の生活に少しでも役立ててくださいね。

まだ楽らく呼吸会に来たことがない方でも気軽に参加できますので、ぜひ診療所に足を運んでください!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・千北診療所…5月16日(木) 14:00~15:30(内容未定)
・姫島診療所…5月24日(金) 14:30~16:00(内容未定)
・のざと診療所…6月14日(金) 14:00~15:30(排痰法など予定)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。

ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年4月15日3:46 PM

3/15 姫島診療所でお薬について勉強しました!

3/15(金)姫島診療所で楽らく呼吸会を行いました。今回はお薬の話ということで、そよかぜ薬局の薬剤師 松村直美先生を講師に迎え、ぜん息や患者さんが普段飲んでいるお薬について教えていただきました。参加者は11名(内スタッフ3名)でした。

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前半は松村先生が持参された「喘息クイズ」で、ぜん息について楽しく学びました。

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ぜん息は精神的ストレスや運動、妊娠、飲酒などが発作のきっかけとなることが多いですが、近年は薬の改良も進み、喘息死する人は年々減ってきています。ただし、喘息発作で亡くなる方は重症の方のみというわけではなく、軽症や中等症でも死に至るケースはありますので、注意が必要です。

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また喘息の治療薬には、長期管理薬(コントローラー)と発作治療薬(リリーバー)の2種類があります。
吸入ステロイドなどに代表される長期管理薬は、発作がなくても定期的に使用することで、発作を抑制します。それに対して吸入β₂刺激薬などに代表される発作治療薬は発作時にのみ使用し、吸入回数や分量をしっかり守ることが大切です。

後半は「喘息のくすり一覧」パンフレットを用いてのお薬の説明がありました。参加している患者さんが飲んでいるのはどの薬か照らし合わせながら、正しく飲んでいるかなどの確認をしました。

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名称未設定 2のコピー

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患者さんの中には、吸入薬を使ったあと10秒後くらいにうがいをした方が良いのですが、薬の効果が薄れるのではと5~10分後にうがいをしていた方がいました。他にも同じ効能の薬を別々の病院からダブってもらっている方などもいました。
松村先生からは「お薬ともお医者さんともうまくつきあってほしい」「わからないことはあいまいにせず、聞きに来てください」とありました。

最後にリハビリ体操で体を動かして終了しました。

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まだ楽らく呼吸会に来たことがない方でも気軽に参加できますので、ぜひ診療所に足を運んでください!
■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…4月12日(金) 14:00~15:30(呼吸リハビリ)
・千北診療所…5月16日(木) 14:00~15:30(内容未定)
・姫島診療所…5月24日(金) 14:30~16:00(内容未定)

平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年4月10日6:05 PM

3/21 千北診療所でお薬について勉強しました!

3/21(木)千北診療所で楽らく呼吸会を行いました。姫島診療所に引き続きお薬の話ということで、すずらん薬局の薬剤師 冨士代先生を講師に迎え、ぜん息や患者さんが普段飲んでいるお薬について教えていただきました。参加者は10名(内スタッフ3名)でした。

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冨士代先生が用意してくれた資料に基づきながら、ぜん息について、お薬について学びました。
喘息の治療薬には、吸入ステロイドなどに代表される長期管理薬(コントローラー)と、吸入β₂刺激薬などに代表される発作治療薬(リリーバー)があります。ステロイド薬は気管支の炎症をおさえる強力な薬ですが、経口薬や注射を続けることで副作用が出る恐れがあります。しかし勝手な中止によって余計に症状が悪くなること(リバウンド作用)もありますので、服用方法は医師の指示を守る必要があります。

ステロイド薬のコピー

ステロイドの副作用のコピー

患者さんたちに「お薬はどのタイミングで飲んでますか」と聞いたところ、「朝晩服用して、うがいしている」「朝夕、忘れないように食後に飲む習慣をつけている」と、飲む習慣はみんなついているようでした。
また患者さんからの質問で、ジェネリックについて質問がありました。ジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れ、開発メーカー以外で製造・販売されているもので、特徴としては従来のブランド品と効果は変わらないのに価格が低いことです。品質は、薬事法やその他チェック体制が整っているので心配ありません。
毎月の医療費が気になる方は多いと思いますので、ジェネリック医薬品がもっと広まるといいですね。

まだ楽らく呼吸会に来たことがない方でも気軽に参加できますので、ぜひ診療所に足を運んでください!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…4月12日(金) 14:00~15:30(呼吸リハビリ)
・千北診療所…5月16日(木) 14:00~15:30(内容未定)
・姫島診療所…5月24日(金) 14:30~16:00(内容未定)

平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 6:04 PM
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