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ブログカテゴリー » 環境保健

参加者募集!楽らく呼吸会「栄養について」(10/7)

10月7日(金)に、楽らく呼吸会を開催いたします。(諸事情により9/9から10/7に変更になりました)

今回のテーマは、「栄養について」です。

【開催日時】2022年10月7日(金)13:30~15:00
【参加費用】 無料
【対  象】・ぜん息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方、ご家族の方
・呼吸ケア・リハビリテーションに興味のある方
【講  師】西淀病院 管理栄養士 里 和明先生
【申し込み方法】申し込み不要。グリーンルーム(大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル3F会議室)に直接お越しください。

【感染症対策】

会場では、新型コロナウイルスへの対応として、以下のことを行います。

・参加者に体調チェック表に記入を依頼(発熱、風邪症状、体調不良がある方は参加をお控えください)

・マスク着用・咳エチケットの呼びかけ

・喚起の実施(1時間に5~10分程度)

・参加者同時の間隔を十分にいたします。

・手指消毒液の設置

・机・ドアノブなどの消毒

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

・・・・・・・・・・・・

【今後の予定】

2022年度は下記のスケジュールで開催する予定です。

※新型コロナウイルスの感染状況をふまえて変更になることがあります。

日程 テーマ 場所 講師
第71回 11/11(金)13:30~15:00  呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定 グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室) 西淀病院 理学療法士または作業療法士
 第72回  2023年1/20(金)13:30~15:00  お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  ー
 第73回 2023年3/10(金)13:30~15:00  薬について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  ファルマプラン 薬剤師
Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2022年9月22日3:21 PM

楽らく呼吸会 千住秀明先生をお招きして「自己管理」(7/8)

7月8日(金)に、びわこリハビリテーション専門職大学 教授 千住秀明先生を講師としてお招きして、楽らく呼吸会を行いました。テーマは「自己管理」です。昨年度はオンラインでつないでの開催でしたが、今回は先生が会議室に来られて対面で行いました。参加者は13名(スタッフ含む)でした。

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びわこリハビリテーション専門職大学 教授 千住秀明先生

最初に先生から「息切れと仲良く暮らそう~呼吸リハを身に着け自分らしい生き方を~」というタイトルのお話がありました。

呼吸器の病気には、結核、ぜん息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎、非結核性抗酸菌症といった病気がありますが、他の病気に比べると知られておらず、重症化してから初めて診察を受けるということになりがちです。

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呼吸器疾患や呼吸リハについてのお話

呼吸器疾患の患者さんには、様々な症状があります。
例えば、冷房など急激な温度変化は咳が出る原因になります。少し体を慣らす、冷気を直接体に当てないようにするといった対策で咳を防ぐことができます。
また、日中は咳が出なくても、寝るときに咳が出る人が多くいます。これは起きている時は交感神経が気管を広げてくれていますが、寝るときには交感神経が働かなくなることも原因の一つです。寝るときには、咳が出る前に口すぼめ呼吸や腹式呼吸をする、またお水や白湯を飲んで喉を潤すといったことで咳を防げます。

呼吸リハビリテーションは、「呼吸器に関連した病気を持つ患者が、可能な限り疾患の進行を予防あるいは健康状態を回復・維持するため、医療者と協働的なパートナーシップのもとに疾患を自身で管理して自立できるよう生涯にわたり継続して支援していくための個別化された包括的介入」です。この中で特に大事なのが医療者と患者のパートナーシップで、病気を医療者任せにするのではなく自分で病気とうまく付き合っていくことができれば、呼吸器疾患の患者さんでも生き生きと自分らしく長生きすることができます。

千住先生からは、呼吸リハビリテーションによって回復した患者さんの事例を動画で見せてもらいました。重症化した患者さんが呼吸リハビリに取り組むことによって、元気になっていく様子がわかりました。

お話の後は、先生が一人ずつ患者さんの症状をみてアドバイスをしてもらいました。

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肩の力をぬいて腹式呼吸を

 

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症状をみながら、息がしやすくなる方法を教えてもらいました

 

重度のぜんそく患者のIさんは、あおむけで寝ることができないそうです。先生からは「ぜん息の患者さんは肩で息をして首の後ろに力がかかってしまい、僧帽筋が固くなってしまう。首の力を抜くと、腹式呼吸になってあおむけで寝ることができる」とアドバイスがありました。

また、足腰の筋力をつけることが息切れを解消することにつながりますが、腰や膝が悪くて歩くことが難しい場合は、座った状態で足に重りをつけて動かすといったトレーニングが有効といったアドバイスがありました。

先生は「リハビリというとがんばるイメージがあるが、呼吸器疾患の患者さんは普段の生活でがんばっている。呼吸リハビリは、最初に息切れをとって患者さんを楽にさせる。楽になるとリハビリを続けることができる」と、呼吸リハビリを続けるメリットのお話があり、会を終了しました。

呼吸会終了後のアンケートでは、参加者全員から「有意義だった」との回答がありました。また、「筋肉がなくなると息切れがしんどくなるとは思わなかった。今日からトレーニングをしたい」、「腹式呼吸について認識が変わった。ダンベルをつかって筋肉づくりをがんばります」「先生に直接指導していただいてとてもよかった」といった感想がありました。

コロナ禍に入ってオンラインでの講座が増えていましたが、2年ぶりの対面での講座は非常に充実した会になり、対面での良さを改めて感じました。

【今後の予定】

2022年度は下記のスケジュールで開催する予定です。

※新型コロナウイルスの感染状況をふまえて変更になることがあります。

日程 テーマ 場所 講師
 第70回  10/7(金)13:30~15:00  栄養について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 管理栄養士
 第71回  11/11(金)13:30~15:00  呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 理学療法士または作業療法士
 第72回  2023年1/20(金)13:30~15:00  お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  -
 第73回 2023年3/10(金)13:30~15:00  薬について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  ファルマプラン 薬剤師

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2022年7月8日5:36 PM

参加者募集!楽らく呼吸会「自己管理、呼吸筋ストレッチ体操」(7/8)

7月8日(金)に、楽らく呼吸会を開催いたします。

今回のテーマは、「自己管理、呼吸筋ストレッチ体操」です。

【開催日時】2022年7月8日(金)13:30~15:00
【参加費用】 無料
【対  象】・ぜん息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方、ご家族の方
・呼吸ケア・リハビリテーションに興味のある方
【申し込み方法】申し込み不要。グリーンルーム(大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル3F会議室)に直接お越しください。

2022年度楽らく呼吸会ポスター

 

【講師の紹介】

第一線で呼吸リハビリに取り組まれており、あおぞら財団の呼吸ケア・リハビリ事業にも継続的に協力をしていただいています。呼吸ケアリハビリテーション指導者の養成など、後進の育成にも力を注いでおられます。

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【感染症対策】

会場では、新型コロナウイルスへの対応として、以下のことを行います。

・参加者に体調チェック表に記入を依頼(発熱、風邪症状、体調不良がある方は参加をお控えください)

・マスク着用・咳エチケットの呼びかけ

・喚起の実施(1時間に5~10分程度)

・参加者同時の間隔を十分にいたします。

・手指消毒液の設置

・机・ドアノブなどの消毒

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

・・・・・・・・・・・・

【今後の予定】

2022年度は下記のスケジュールで開催する予定です。

※新型コロナウイルスの感染状況をふまえて変更になることがあります。

日程 テーマ 場所 講師
 第70回  10/7(金)13:30~15:00  栄養について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 管理栄養士
 第71回  11/11(金)13:30~15:00  呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 理学療法士または作業療法士
 第72回  2023年1/20(金)13:30~15:00  お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  ー
 第73回 2023年3/10(金)13:30~15:00  薬について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  ファルマプラン 薬剤師
Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2022年6月23日12:15 PM

2022年度の楽らく呼吸会の予定

呼吸を楽に!

あおぞら財団では、ぜん息やCOPDを抱えながら苦しむ患者さん同士が日頃の病気の悩みを交流したり、勉強会で学びながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうと、楽らく呼吸会を開催しています。

見学も大歓迎。気軽にのぞいてみてください。

2022年度は下記のスケジュールで開催する予定です。

日程  テーマ  場所  講師
 第68回 5/13(金)13:30~15:00  みんなで歩こう 矢倉公園  矢倉公園  ー
 第69回 7/8(金)13:30~15:00  自己管理、呼吸筋ストレッチ体操  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)オンライン  びわこリハビリテーション専門職大学 教授 千住秀明先生
 第70回  10/7(金)13:30~15:00  栄養について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 管理栄養士
 第71回  11/11(金)13:30~15:00  呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 理学療法士または作業療法士
 第72回  2023年1/20(金)13:30~15:00  お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  ー
 第73回 2023年3/10(金)13:30~15:00  薬について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  ファルマプラン 薬剤師

※新型コロナウイルスの感染状況をふまえて変更になることがあります。

【感染症対策】

会場では、新型コロナウイルスへの対応として、以下のことを行います。

・参加者に体調チェック表に記入を依頼(発熱、風邪症状、体調不良がある方は参加をお控えください)

・マスク着用・咳エチケットの呼びかけ

・喚起の実施(1時間に5~10分程度)

・参加者同時の間隔を十分にいたします。

・手指消毒液の設置

・机・ドアノブなどの消毒

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2022年4月15日10:52 AM

楽らく呼吸会「薬について」「呼吸筋ストレッチ教室」(3/11)

3/12(金)に楽らく呼吸会を開催しました。今回は前半は「薬について」、後半は「ぜん息・COPDのための呼吸を楽にする呼吸筋ストレッチ教室(主催:環境再生保全機構)」への参加です。参加者は全部で9人です(スタッフ2人、講師1人を含む)。

○前半:薬について

前半は、あおぞら薬局の薬剤師の森脇さんが講師で、「薬について」みんなで学びました。今回も感染症対策として、あおぞら薬局とグリーンルームをオンラインでつないでの開催となりました。

今回のお話は、ぜん息やCOPDの治療の概要と吸入薬についてです。

ぜん息の治療薬は、長期管理薬と増悪時治療薬の2つに分けることができます。この治療薬の中には、吸入薬を霧状にし、直接気管支に届けるための吸入器を用いるものがあります。ぜん息患者さんは吸入は日常的に行なっているものだと思いますが、我流のやり方になると、薬が口の中に止まって気管に届かないと、薬が効果を発揮しません。

今回は下記の動画を見ながら、吸入の正しいやり方を学びました。コツは舌を下げたまま、頭の中で「ホー」の発音をするイメージです。

動画:「吸入時のベストな舌の位置「ホー吸入」 Ver.2」(日本喘息学会 吸入操作ビデオ

また、新しいぜん息の治療薬として、抗体製剤(生物学的製剤)についても紹介してたいだきました。

抗体製剤は、気道炎症を引き起こす原因物質だけをターゲットにする注射剤 で、現在、日本で使用できるのはゾレア、ファセンラ、ヌーカラ、デュピクセントの4種類で、それぞれ標的とする相手が違います。中~高用量の吸入ステロイドに他のお薬を追加しても症状が落ち着かない重 症喘息の患者さんに使用を考慮するそうです。投与間隔が2〜8週間と長く、内服ステロイドの使用量を低減することができます。ただ、非常に高価な薬であることと、適応しない患者さんもいるので、事前に検査した上で患者さんと医師が相談して総合的に判断することになります。

時間がいつもより1時間と短かったため、質疑応答の時間は取れなかったのですが、吸入の仕方やぜん息の治療薬について改めて学ぶことができて充実した時間になりました。

○後半:ぜん息・COPDのための呼吸を楽にする呼吸筋ストレッチ教室(主催:環境再生保全機構)

後半は、「ぜん息・COPDのための呼吸を楽にする呼吸筋ストレッチ教室」にオンラインで参加しました。

最初に、複十字病院の千住秀明先生から講演「COPD等の病態と呼吸筋ストレッチ」を聴きました。肺の役割や動きを動画を交えながら説明していただいた後、ぜん息やCOPD等の疾患の特徴、そして呼吸筋ストレッチ体操の効果についてお話してもらいました。

千住先生のお話の中で印象に残っているのは、肺自体には筋肉がないので、自らふくらんだり、縮んだりすることはできないということです。筋肉がない肺でどうやって呼吸をしているのかというと肺の周りの筋肉や横隔膜の力を借りて吸ったり吐いたりしています。ですので、肺自体を鍛えることはできませんが、呼吸筋を鍛えることによって呼吸を楽にすることができ、生活の質も向上させることができます。

千住先生の講演:画面には肺の動きの動画

千住先生の講演をオンラインで聴きました

 

呼吸筋ストレッチ体操

オンラインで指導を受けながら、呼吸筋ストレッチ体操を行いました

先生のお話の後、いくつかのグループに分かれて、理学療法士さんの指導を受けながら、呼吸筋ストレッチを行いました。椅子に座りながら、首や肩、胸、背中のストレッチを行いました。呼吸筋ストレッチのコツは、ゆっくり呼吸すること、メリハリを大切にすること、無理をしないことです。

また、最後に質疑応答の時間がありました。他の参加者から「息を吸うと吐くが、通常の動きの逆のように思える。難しいがどうしたらよいか」という質問がありました。「これは呼吸筋をストレッチするために、この呼吸方法が効果的ということで開発されています。動画をみながらやってみてください」というアドバイスがありました。

ストレッチ体操が終わった後は、会議室で参加した患者さんたちは、体が温まった、ポカポカすると喜んでおられました。呼吸筋ストレッチは、継続して行うことが大事です。今後も楽らく呼吸会では呼吸筋ストレッチ体操は繰り返しやりたいと思っています。

また、この日は司法修習生が西淀川の大気汚染公害について学ぶために、あおぞら財団に研修に来ていましたので、患者さんたちがストレッチ体操をする様子を見学してもらいました。大気汚染公害によるぜん息は治りにくく、継続したリハビリの大切さを感じてもらえたのではないかと思います。

※呼吸筋ストレッチ体操の体操や動画は環境再生保全機構のwebページからも見ることができます。
呼吸筋ストレッチ体操:https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/archives_30220.html

来年度も継続して楽らく呼吸会を行います。日程が決まりましたら、こちらのブログでもお伝えします。

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2022年3月17日6:28 PM
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