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» 2007 » 6月

フードマイレージ講習 大阪いずみ市民生活協同組合


あおぞら財団
インターン
SUNY ESF
内藤 雄仁

今日は大阪府堺市にあるサンスクエア会場で、財団の林さんが講師として出席する「フードマイレージ買い物ゲーム」を大阪いずみ市民生活協同組合の方々と共に体験してきました。大阪いずみ市民生活協同組合の方々はゲームの内容とポイントを理解する事と、後に自分達でこのゲームを指導出来る様になる為に、この講習に参加してもらいました。

フードマイレージとは食料が生産地から消費者に届くまでの距離のことで、今回は地元以外から食物が輸送されることによって浮かび上がる環境、経済、そして社会問題を教えてもらいました。「買い物」をテーマとして現在と1970年のグループに分かれ、それぞれのグループで限られた交通手段、食材と予算で、4人分の食事を選んでもらうと言うゲームを行いました。1970年グループはまだ高速道路や輸送トラックの食物冷房システムなど発達していなかったので、食材は現在グループに比べると限られていましたが、一方、現在グループは交通手段や輸送技術が発達している為、食材が豊富でした。又、1970年のグループは買物の交通手段として車が無いのに対し、現在グループは車がありました。

さて、僕も現在グループの中に入れてもらい食事メニューを一緒に考えようとしましたが、おばさん達の食事知識にはついていけない・・・やがて、全グループメニューが決まり、各グループずつメニューを発表してもらいました。おばさん達の間ではやっぱり一番の問題が予算、どうしても安くてなるべく美味しい物を選んだメニューばかりでした。最終的に実際に選んだ食材が輸送するのにどのくらいのCO2(二酸化炭素)を出産しているかを知ったら皆びっくり、現在グループは1970年グループに比べて約4倍ものCO2を出産していました。

この講習では実際に食物を移動する事、そしてその食物を買うという事は様々な事にどの様な影響があるのか、と買物について違う視線で見る事ができました。日常的に行っている買物では気にも留めなかった事が、「これからはこうしよう」と、多くのおばさん達、そして自分自身の考え方を変えるきっかけとなったと思います。

おいしいメニューの考え中

現在グループのメニュー

1970年のグループの食材の元の地方

現在グループの食材の元の地方





Filed under: 事務局 | インターン生 | 環境学習 | フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2007/06/20(水) 01:32

安全運転・燃費向上・コミュニケーションが広がる「お試しエコドライブ」ただいま発進中!


平成18年度地球環境基金を活用した「お試しエコドライブ」が好評発進中です。
2006年秋にスタートした「お試し」事業。「いいとはわかっていても初期投資が大きい」「話だけではピンとこない」という中小事業者、エコドライブに関心を寄せる市民のみなさんを対象にエコドライブの効果を実際に体感してもらおうというもので、すでに3社で実施、今も大阪星友運輸様で実施中です。

●取り組み支えるコミニケーション
2007年4月から始まった星友運輸様では、ドライバーさん2人、運行管理者さんが参加して5月23日、「エコドライブ交流会」(ワークショップ)を開催しました。

■苦労しました。腹が立つこと、困ること
では、ドライバーさんの日頃のご苦労が一気に噴出しました。

■エコドライブの効用
では、「身体が楽になった」「スピードを上げると視野が狭くなるので危ない」とさすがはプロドライバー。

■安全運転への思い
を聞かれてFさんは、「車内に家族の写真をおいている。中学生2人、2歳、生まれたばかりの子ども4人。写真を見ると落ち着く。土産を買って帰ると〜パパの元気な顔が一番!と言われる」と熱〜い答えが返ってきました。

●星友運輸・石田信行社長から一言
「今回の取り組みで、今まで見えなかったものが見えるようになった。僕らだけではできなかったことをやって頂いて感謝している」
ご苦労をかけたお二人のドラーバーさんには、あおぞら財団と社長の連名で表彰状をお贈りすることにしました。




Filed under: 地域づくり | エコドライブ — aozorafoundation 公開日 2007/06/15(金) 10:20
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