3年間、アルバイトスタッフとしてお手伝いしてくれていた山本くんが、本日であおぞら財団卒業です。
エコドライブ、自転車まちづくり、ESD、廃油回収、スタディツアーといろんな事業を手伝ってくれました。
彼は他の環境NGOへ就職するので、またきっと会うこともあると思いますし、
これからも、あおぞら財団のボランティアとしてかかわってくれるそうです。
学生時代に財団の活動に触れ、活動したことで、普通に生活していたら見えてこなかった事が見えた事だと思います。
そういう新しい視野を持った事で、環境でも違う分野でまた活動するということになり、嬉しいなぁと思います。
公害患者さんのお金で作られたあおぞら財団ですが、こういうことで社会貢献(?)が少しずつですが出来ていると思うとうれしいです。
» 2012 » 4月
山本くん これまでありがとう
あおぞら野菜市でした(4/26)
本日、あおぞら野菜市でした!
出店は、「カフェスロー大阪」さんと「みやこ菜園」さん。
店主ほか、お手伝いの人は総勢3人、きていただきました。
「みやこ菜園」さんの「山ウド」は並べただけで、飛ぶように売れていたそうです。
(このとき、てづくりせっけん教室を同時開催中で、私は飛ぶように売れている「山うど」を見られなくて残念)
たけのこ入り季節の混ぜごはん
菊芋と野菜のナゲット
わさび菜のゴマ和え
ジャガイモのカレー炒め
おやつに食べようと思って買った「みついもクッキー」。
一口食べたらやめられず、結局、お昼に全部食べちゃいました。
次回のあおぞら野菜市は、5月30日(水)11:00~13:30です。
鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)
矢倉海岸 定例探鳥会(5/5土)
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第一土曜日は
■矢倉海岸 定例探鳥会■
~西淀川区で野鳥観察~
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西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まっています。
専門家の説明もありますので、初めてでも楽しく参加できます。
さわやかな朝のひとときを一緒に過ごしましょう。
■日時:5月5日(土)午前9時30分~12時30分
(毎月第一土曜日に実施、雨天中止)
■集合:阪神なんば線福駅集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 日本野鳥の会会員100円、一般200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
午前9時30分 集合・出発(阪神なんば線福駅)
~約1時間 緑陰道路での野鳥・自然・植物観察
~約1時間 淀川沿いを矢倉海岸まで移動、淀川の野鳥観察
~約30分 矢倉干潟(神崎川河口)で野鳥観察
~約10分 本日の鳥あわせ(観察した野鳥の確認)
12時30分 終了・解散(矢倉緑地公園)
*約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。
■5月の見どころ■
*シギやチドリなど、春の渡り鳥のシーズンです。
*緑道のツツジも見ごろを迎えるでしょう。
■あおぞら財団の定例探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/archives/category/egakushu/yagurakaigan
(あおぞら財団ブログにとびます。)
■日本野鳥の会大阪支部の定例探鳥会の紹介はコチラ
http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/02/index.html
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■共催(問合先)
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
(Tel) 06-6766-0055
http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/
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公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/
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あおぞら財団 自然環境功労者環境大臣表彰
あおぞら財団が、『平成24年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰』を受けることになりました。「自然ふれあい部門」での受賞です。4月25日、東京で表彰式が行われました。
功績概要として『永年にわたり、定例探鳥会をはじめとする季節や時事に応じた多様なイベントを開催するとともに、関係団体、行政機関、教育機関等と連携し、市民参加で公害被害地の自然調査を行うなど、自然とのふれあい及び普及啓発活動に尽力。』と書かれています。
2000年4月からの日本野鳥の会大阪支部との探鳥会、子どもたちとのセミやタンポポ調べなどの自然調査、緑陰道路サロンでの講座・本の作成など様々な活動を続けてきましたが、一緒に活動している団体、ボランティア、参加者、ご支援くださる方々がいてこそ出来た活動です。
皆を代表し、受賞したと受け止めています。
まずはご報告と御礼を申し上げます。
表彰式には横光克彦環境副大臣がご出席されました。
機関紙りべらを渡し、一緒に写真を撮ってもらいました。財団理事の高田研都留文科大学教授も一緒です。
全部門あわせて35の受賞団体がありましたが、例えば国立公園や地方など自然豊かな場所での取り組みが多く、あおぞら財団のように都市部の活動で受賞している団体はほとんどありませんでした。
自然が少ないと思われがちな西淀川区ですが、淀川が流れ、大阪湾に面し、干潟もあります。区をつらぬく3.8kmの大野川緑陰道路も通っています。
鳥も魚も棲まないような公害が深刻な時期もありましたが、今ではハゼ釣やシジミ採りを楽しんだり、年間を通じ約100種類もの野鳥を観察することができます。
深刻な環境破壊からここまで回復した西淀川を、みんなに好きになってほしい、誇りに思ってほしいと願い、あおぞら財団では土地と人とを結ぶ場づくりをしてきました。
今回『環境大臣表彰』という形で評価されたことを、とてもうれしく思っています。
水辺や緑地が使われ愛されることで、人々の心の中の西淀川の風景が素敵な風景になっていくものと思います。そして、今よりもさらに良い環境をつくろうという行動につながるものと思います。
これからも公害患者さんが描いた西淀川が実現できる日を目指しつつ、まずは今ある自然を用い、地域の水辺や緑地できる都市部の豊かな自然体験を、発信していきたいと思います。
これは、患者さんたちが描いた未来の西淀川の絵です。「町中はりめぐらされたグリーンベルトをたどればどこでも安全にいけるように」など、患者さんたちの思いが描かれています。
こんな西淀川になる日をめざし、 『環境大臣表彰』の名に恥じる事ない活動ができるよう努力していきますので、今後もご支援よろしくお願いします。
副賞で、とても美しいお盆を頂きました。
身障者の方がつくった「宮崎漆器」です。
ぜひ見に来て下さい。これで美味しいお茶をお運びします♪
(小平)
ベトナムの留学生が西淀川公害裁判を学ぶ
2012年4月25日
今日は神戸大学の国際協力研究科から、斉藤先生とハインさんが資料館に来て下さいました。
公害裁判と公益訴訟について質問がありました。
国際協力研究科は英語でしゃべるのが基本なので、日本語はあまりしゃべれないそうです。
斉藤先生が通訳をして下さり、西淀川公害裁判について説明しましたが、
世論を高めて裁判を勝つとことがベトナムではなかなか理解できないようでした。
あと、健康被害で道路の差止めの判決が出たことも理解できないようでした。
最近、英語での翻訳が少なく、中国語の翻訳が多いのですが、
英語の資料も必要だなぁと痛感したところです。
あおぞら財団の英語サイトはこちらです。
英語の翻訳ボランティアとかも募集していますので、我こそはと言う方がいらっしゃったら、ぜひ声を掛けて下さいね。(林)