2月1日(土)矢倉海岸定例探鳥会を開催しました。15名が集まりました。
大野川緑陰道路~矢倉緑地公園には、トウネズミモチがたくさん生えています。
公害に強いといわれているので緑陰道路はあえてこの木を選んで植えたのかもしれません。でも、鳥のフンにより野性化するものも多いそうで、矢倉緑地公園のフェンス等の木は自生しているものもあるのではと思います。
さて、このトウネズミモチの実の減りが、今年は少ないことを杉田リーダーが指摘。昨年であれば、野鳥が食べつくしていたトウネズミモチの実ですが、今年はまだまだ余っているとのこと。例えば緑陰道路のトウネズミモチをみると高い所のものはなくなっていますが、下の方はまだ残っています(人がいるから避けているのでしょうか。)
大阪周辺の低山にいるルリビタキやジョウビタキ等の小鳥が、冬になるとえさを求めて市内の公園緑地に移動するそうです。今年は低山の降雪が少なくえさに困らなかったため、移動が少ないことが原因ではないかということでした。
福の船だまりには、カワウやアオサギ、ホシハジロにキンクロハジロ、などなど。
アオサギ。福のふなだまりでは、よくサギが見られます。
茶色い羽根も混じるこのカワウ、まだ若鳥ということです。
ちなみに、アオサギもカワウも、これから繁殖期を迎えます。そうするとカワウは白羽に、アオサギは赤味をおびてくるとのことでした。
淀川河口の茂みには、モズがじっととまっていました。
矢倉緑地公園のアキニレの木にカワラヒワを2羽確認(上写真)。こんな小さな実をついばんでいます。
今月もいました。矢倉緑地定例探鳥会の名物!?ミサゴ君。よどがわの鉄塔にとまってます。
神崎川には、ホシハジロやキンクロハジロ等、ロシアや北海道等から冬を越すためにわたってきた、カモ達がういています。イモ洗いのごとくたくさんいます。
図鑑に、ホオジロガモの習性として「群れでいることが多くいっせいにもぐっては甲殻類、軟体動物、魚、水性昆虫等の動物性のえさを採る。」と紹介されていました。
5羽ほどいたのですが、見ていると1羽もぐると次々水面にもぐり、しばらくするとまたぽこぽこと水面に現れる。そしてまたしばらくすると次々もぐるを、繰り返していました。
ホオジロガモの習性をじっくり観察できました。
双眼鏡で十分楽しめました。
観察できた鳥(34種)
ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、ミサゴ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、ドバト
おまけ 矢倉緑地公園ではスイセンがきれいに咲いていました
次回(通常の月例探鳥会です) 3月1日(土) 9時30分~12時30分
集合:阪神なんば線福駅
解散:矢倉緑地公園
◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
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(小平)