あおぞら財団の仕事の一つに、他の大気汚染公害裁判の資料整理があります。
このたび、千葉川鉄公害裁判の資料整理が終了しましたので、立教大学で記念講演会があります。
ぜひ皆さま、ご参加ください。
整理した資料はこちらでも見れます。
http://nihon-taikiosen.erca.go.jp/taiki/chiba/
1975年、川崎製鉄千葉製鉄所の排煙に苦しむ人びとが裁判を起こします。
1988年、千葉地方裁判所は大気汚染と健康被害との法的因果関係を認め、企業に対して損害賠償を命じました。
立教大学共生社会研究センターでは、千葉川鉄訴訟の資料一式を所蔵しています。1審判決から30年の今年、この重要な訴訟で弁護団事務局長を務め、貴重な資料を保存し、センターに寄贈してくださった高橋勲弁護士に、公害訴訟の難しさ、被害者の苦しみ、そして判決の今日的意義についてお話しいただくことになりました。今年創立60周年を迎える社会学部との共同開催です。
また、全国の公害の経験をつなぐ「公害資料館ネットワーク」の事務局をつとめる公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)の林美帆さん、そして公害の記録を大学教育の現場に活かす実践をされている岩松真紀さん(明治大学非常勤講師)にもご発言いただきます。
私たちの頭上にひろがる青い空。それを取り戻すため苦しみ、たたかった人々の経験は、今を生きる私たちに何を教えてくれるのか、いっしょに考えてみませんか?
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公開講演会タイトル: 社会学部創立60周年記念/共生社会研究センター共同開催公開講演会『青空のもとで生きる権利—千葉川鉄公害訴訟一審判決から30年』
日時:2018年7月14日(土) 14:00~17:00(13:30開場)
会場:立教大学池袋キャンパス 14号館3階 D301教室
池袋キャンパスマップ:http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/qo9edr00000001gl-att/img-campusmap_ike.pdf
講師:高橋 勲さん(弁護士、千葉川鉄訴訟弁護団事務局長)
林 美帆さん(公益財団法人公害地域再生センター附属西淀川・公害と環境資料館)
岩松 真紀さん(明治大学非常勤講師)
共催:公益財団法人公害地域再生センター
公害資料館ネットワーク
※参加は無料、申し込みも不要です。
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お問い合わせ先
担当:立教大学共生社会研究センター 平野・荒井
電話: 03-3985-4457
Fax: 03-3985-4458
E-mail: kyousei@rikkyo.ac.jp
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