
9月20日(日曜日)に東淀川区役所で第35回東淀川区民祭りがありました。僕はそのまつりで廃油回収のお手伝いをさせて貰いました。
当日は天気に恵まれ、9月とは思えないほど快晴でした。まつり当日はシルバーウィーク真最中ということもあり、お客さんもたくさん来場されていました。
廃油回収にもたくさんのお客さんが来てくださりました。当初用意していたポリタンクでは足りなくなってしまいポリタンクを買い足しに走るという嬉しいハプニングがありました。今年は37名の方が協力してくださり、何と昨年の約3倍の91リットルもの量を集めることが出来ました。協力してくださった方々本当にありがとうございました。
私にとってのイベント2日目!今日も中之島公園集合で、つるむde大阪の展示物ブースの受付をしました。今回は展示物ブースにもっとお客さんが来てくれるように、カラフルなペンでブースをアピールしたり、アーティストが作成した駐輪ラックの飾り付けをしたりしました。
午前中は展示に力をいれましたが残念ながら少し天気が悪く、小雨も降っていました。心なしか客足もまばらでした。みんなで頑張ったのにとても残念です。
午後からは東洋磁美術館に場所を移動して、つるむde大阪の自転車ツアー「上町大地縦断」(空堀/四天王寺)に参加しました。
約25名、2組に分かれて観光しました。
私はスタッフとして後ろのほうで人数の確認をしました。
大阪の清水寺、口縄坂など有名なスポットに行き、ツアーリーダーや大阪に詳しい参加者の方の話を楽しく聞きながら、およそ2時間のツアーが終了しました。
ツアー終了後、明日のツアーのために大阪ドーム前千代崎港まで自転車を運び、そこで18時に解散しました。
つるむde大阪サイト
つるむde大阪
「イタイイタイ病」を知る―清流への願い新たに―
(資料館だより26号、2009/09)
紹介資料:『イタイイタイ病』第32号(イタイイタイ病対策協議会発行、1975年1月)
エコミューズでは、全国各地の公害に関するさまざまな資料を所蔵しています。今回は、『イタイイタイ病』第32号(イタイイタイ病対策協議会発行、1975年1月)を紹介します。
イタイイタイ病(イ病)とは、三井金属神岡鉱業所(現・神岡鉱業㈱)から長年神通川(じんづうがわ)に流された、カドミウムを含む鉱廃水による公害病です。患者の多くは中高年の女性で、腎障害の悪化による骨の異常に、「痛い痛い」と苦しみました。土壌汚染による農業被害も深刻でした。紙面では、一人の女性患者の声が紹介されています―「私の体は毛頭昔のようには治らないでせう。私は我慢します。しかしこれからの若い人だけには絶対にイタイイタイ病にならないようにして下さい。田んぼの復元工事が出来て、安心して米が作られ、イ病の心配がなくなる日が一日も早くくることを心から願っています」。イ病訴訟完全勝利(1972年8月)から37年の月日が経った現在、土壌復元事業は2011年度完了予定となり、このような被害が二度と繰り返されないよう、公設資料館の建設も目指されています。この女性の悲痛な願いを、決して忘れてはならない―、神通川の清流を前に、その思いを新たにさせられる貴重な資料です。
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(もりもとまき・エコミューズ資料整理スタッフ)