あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

記事一覧

水都大阪2009〜チャリンコでつながるまちづくり〜

水都大阪2009 つるむde大阪〜チャリンコでつながるまちづくり〜 
★9月21日(月)★
あおぞら財団 インターンシップ実習生 桃山学院大学3回生 田中淑恵

私にとってのイベント初日!中ノ島公園で、つるむde大阪の展示物ブースの受付をしました。
ブースには全国から集めたサイクリングロードの地図やつるむde大阪の解説展示物、そして一番お客さんの目を引いていたベトナムの自転車タクシー(シクロ)やタンデム自転車などがありました。


展示物です。たくさんのお客さんが来てくれました。

運転者の前に人を乗せて、サドルの後ろにブレーキのあるベトナムの珍しい自転車タクシーはほとんどのお客さんが興味津々でした。

タンデム自転車は二人乗りの自転車で、本来なら車輪が二輪だと大阪の公道を走ることができませんが、後ろが三輪のものは、公道を走ることができます。

普段の生活でなかなか見る機会のないタンデム自転車は大人にも子どもにも大人気でした。
中ノ島ではタンデムに乗ることはできませんでしたが、水都大阪のイベント中に大阪ドーム千代崎港でタンデム自転車の試乗ができました。

午後からは京阪なには橋地下駅の駐輪場で、つるむde大阪自転車ツアー参加者のグループ分けや自転車貸出の受付をしました。

受付終了後、船場センタービル1Fの船場祭りで開催されている「つるむde大阪」ブース(9月19日〜21日)へ行き、つるむde大阪の展示物の撤去を手伝いました。


 
撤去前の展示物です。
回収後駐輪所へ戻り、17時40分ごろに解散しました。

つるむde大阪のHP
つるむde大阪

Filed under: 事務局 | インターン生 | 地域づくり | タンデム自転車 | 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2009/09/25(金) 12:05

大阪府地球温暖化防止活動推進センターOJT研修 フードマイレージ 食育セミナー


                あおぞら財団インターンシップ生 奈良女子大学3回 川淵絵里子

9月19日(土)あおぞらビル3Fにて、フードマイレージに関する食育についてセミナーが開催されました。
対象者は大阪地球温暖化防止活動推進センターの推進員です。
フードマイレージ教材作成に取り組むメンバーの中から9名が参加しました。


今回のセミナーでは大阪教育センターの岡本真澄さんにお越し頂き、食育に関する以下のようなお話をして頂きました。
岡本先生はフードマイレージ教材化研究会のメンバーで、教材開発者の一人です。

平成17年の食育基本法により、「食育」という言葉は学校を中心に今では世間に広く浸透してきています。
偏った栄養摂取や朝食欠食などの食生活の乱れは、過度の肥満や痩身を増大させ、生活習慣病にもつながります。あらゆる食べ物が溢れている現代に生きる私たちにとって、今や食の問題は避けて通ることの出来ない課題だと言えます。

この課題は大人に限らず子どもたちにも関わっています。社会が発展し、ものが豊かになるにつれて日本人の食は急激に欧米化していきました。昭和40年代と比べると現在は肉類が4倍、油類は3倍も多く摂取するようになっています。そのため現代の子どもたちは50年前と比べ栄養バランスが悪く、偏食も増えているのです。

また、科学技術の発展も食に大きな影響を及ぼしています。コールドチェーンが開始されたころから冷凍食品を多用する家庭が増え、外食や中食(テイクアウトや総菜などを買って家で食べるという食事)も増加していき、手作りをする家庭が減少することとなりました。
このことにより現代の家庭では、家族が居るのに一人で食べる「孤食」や、それぞれ別の物を食べる「個食」、外食など家で食べない「戸食」、食が細い「小食」、パンや麺類といったものを好む「粉食」といった「5つのこ食」が広がっています。

このままでは、現代人の食生活はさらに乱れ、食生活はおろか家庭の崩壊にもなりかねません。

こうした食生活の問題を子どもたちに知ってもらい、考えてもらうためにはフードマイレージの考え方は非常に有効だと言えます。食品がどこから来ているのか、バランスはどうなっているのかを知ることで、毎日の食と環境・健康との関わりや「地産地消」を理解しやすく、自発的な食生活の評価・改善を促すことが出来るからです。

子どもたちの将来、そして日本の未来の為にもフードマイレージの活動を今後も広げていくことが望まれます。


セミナーでは岡本さんも参加者も質問や感想などを出し合い、和気あいあいとした会になりました。
私は特に大阪府認証の特産物である「大阪産(おおさかもん)」が21品目とたくさんあることが印象深かったです。その美味しい調理法のレシピも頂いたので、是非試してみようと思いました。

セミナーの最後に、子ども対象だけでなく親対象はないのかという質問が出ました。
親子クッキングや勉強会があるとの回答でしたが、残念ながら本当に来て欲しい人ほど参加が少ないとのことでした。食に対し今は意識が高くない人達をいかに巻き込めるかが今後、常に課題となりそうです。

私も食育に関してほとんど知識が無く、今回のセミナーは知ることばかりでした。今まで食べ物の産地を確認することや、地産地消の考え方でものを選ぶことをしていなかったことに気づきました。
また、この50年の食生活の変化や栄養バランスの偏りを知りショックを受け、改善しなくてはと強く思いました。
「食事は愛情を食べること」という言葉が胸に響き、いつか自分に子どもが出来た時に食の大切さと環境との関わりを伝えたいと思いました。




Filed under: 事務局 | インターン生 | 環境学習 | フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2009/09/24(木) 17:23

西成高校—あおぞら財団 チャレンジ人権総合学習【2日目】


                あおぞら財団インターンシップ生 奈良女子大学3回 川淵絵里子

西成高校で行われている人権総合学習の一環で、あおぞら財団では9月11・18・25日の5・6時間目を使って3回の授業を受け持っています。
私は2回目の18日のお手伝いをしました。

11日は教室で授業を行いましたが、18日は学外に出て自分たちの街を探検してもらいました。
実際に身のまわりをじっくり観察することで地域の環境問題や街の良さを発見し、考えてもらうことがねらいです。

今回は渡船を使って西成区から大正区へ渡り、工場と住宅が混合している様子を見学するチーム2つと、地域を走る主要な道路(国道43号線と国道26号線)の交通量をカウントするチーム2つの4チームに分かれ、それぞれのチームにあおぞら財団のスタッフが1人ずつ付きました。(上田さん、小平さん、川淵、岡田くん(桃山学院大学インターン生))
私は上田さんと一緒に自転車で大正区を見学するチームに付きました。

開始早々、一方のチームが先に出発してしまい、はぐれてしまうというハプニング!
急いで追いかけてもらい、2人合流できましたが、残り3人が見つからず、仕方ないので連絡を取りつつ後で合流しようということになりました。
事前に下見をしていなかったことが原因の失敗です!反省すべき内容です。

生徒を捜している間に他のメンバーを落合下渡船にて乗船させ、木津川を渡りました。


大正区に入るとさっそく工場群が出迎えてくれました。

自転車で走っていると目にゴミがたくさん入って痛かったです。
大正区は沿岸部に工場地帯が広がり、その中に住宅が混合して建っているという地域です。そのため細かい塵や埃が比較的多いのだろうと感じました。
生徒たちも喉が痛い、工場のニオイがすると感想を漏らしていました。

大正区を見学しながら、工場や公園、民家の様子など気になったもの、面白いものを写真に撮ってもらいました。


               誰もいない公園…


        戸内に収まらないものがあふれ出してる


                    商店街

あっという間に時間は過ぎ、急いで落合下渡船へ。


はぐれた3人とはそこでも会えず、結局学校で再会することとなってしまいました。
本当に申し訳なかったです!

学校へ戻ると、交通量調査の結果が出ていました。


2つの道路で大きな差は見られませんでしたが、たくさんの車がこの道路を利用していることが改めてよく分かる結果となりました。
生徒たちもこの結果から何が分かるのかと考えてくれたようです。

各グループで撮ってきた写真を印刷し、次回の宿題である二酸化窒素測定について説明した後解散となりました。

こちら側のミスで、生徒や先生に大変な迷惑をかけてしまったことが非常に悔やまれますが、生徒たちの様子を見ていると、今回のフィールドワークに興味を持ち、思い思いに感想を持ってくれたように感じたので良かったと思います。今回の反省点を生かし改善を加えていけば、次回にも繋げていけるのではないかと思いました。

生徒たちが少しでも自分の街に対して興味・関心、愛着を持ち、地域の問題点などを考えてくれるよう、こうした機会をたくさん設けることで今後も協力していけたらいいなと思いました。




Filed under: 事務局 | インターン生 | 資料館(エコミューズ) | 西淀川公害授業 — aozorafoundation 公開日 2009/09/24(木) 17:13

緑の募金活動


               あおぞら財団インターンシップ生 奈良女子大学3回 川淵絵里子

9月19日(土)の10:30〜11:30の間、西淀川区にある関西スーパー大和田店敷地内にて緑の募金活動を行いました。
今回はガールスカウト26団、カブスカウト、西淀川高校、淀中学校、あおぞら財団から合計28人が集まってくれました。

作業の確認と自己紹介を済ませ、さっそく募金活動開始!!
私はカブスカウトの子たちと一緒にスーパーの入り口で募金を呼びかけました。
子どもたちは元気いっぱい!!大きな声に圧倒されるほどでした。
遅れて3人のカブスカウトの子がやってきてくれ、一層にぎやかになりました。
おかげで活動を始めてすぐに、たくさんの方が募金をしに来てくれました!
年配の方から主婦の方、2歳くらいの子まで、様々な人が協力してくれました。

今回は募金活動と一緒に菜の花プロジェクトの案内も行い、菜種を配ったり、9月26日に行われる区民まつりで廃油を回収することをチラシで宣伝したりしました。
子どもたちも競うようにチラシを配ってくれたので、たくさんの人に広報出来たのではないかと思います。

大きな声を出し続け喉が枯れて、子どもは足がだるくなっていましたが、一時間はあっという間でした。
この日集まった金額は合計28,748円でした。
前回より少ないとのことで、やはり人の多い日曜日に行うのが良いようです。
集まったお金は菜の花プロジェクトの資金としても利用され、環境保護に役立てられます。
募金にご協力して下さった皆様、本当にありがとうございました!!


募金活動は初めて行ったので少し緊張しましたが、子どもたちを見習って負けないように大きな声を出してアピールすることが出来ました。また、募金という行為を通して人の優しさ、思いやりに直接触れられた気がしました。こうした活動が、環境にも人にも優しいまちづくりのきっかけになればいいなと思います。




Filed under: 事務局 | インターン生 | 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2009/09/24(木) 16:58

参加報告:貴志川線ツアー・関西交通環境団体7団体との交流会


8月29日(土)、関西で路面電車やLRTなど公共交通を推進するまちづくりをすすめる7団体の交流会を兼ねた和歌山県貴志川線ツアーが行われました。
道路環境市民塾も参加をしました。

貴志川線は、廃止の話がでたものの、存続を望む市民の活動もあり、事業を立て直したローカル線です。
おもちゃ、いちご、たま電車と、かわいらしいデザインの電車を運行したり、
地域住民に向けたイベントを地域の力をかりながら開催するなど、
さまざまな努力や工夫をされている鉄道です。

貴志川線を運行する和歌山電鐵HP

貴志川線の存続を支援する「わかやまの交通まちづくりを進める会」(愛称 わかやま小町)
のよびかけに、下記の団体が集まりました。
枚方LRT推進会
堺のチンチン電車を愛する会
新今電会
KOALA(都市創生交通ネットワーク)
・堺LRT懇談会
道路環境市民塾

電車ツアーですので、電車の時間も記しまして、当日の流れを紹介します。

14時50分 和歌山駅9番線発の貴志行き電車に乗車(貴志川線一日乗車券購入)
おもちゃ電車に乗車。


車内はおもちゃの展示にベビーシートも。楽しい車内です。

15:08〜15:38 伊太祁曽駅下車(和歌山電鐵グッズのお買い物)
駅にはたくさんの貴志川線グッズが売られていました。

15:38〜15:50 伊太祁曽→貴志間 「いちご電車」乗車

 
 
地域の特産品いちごいっぱいのかわいい電車です。

寄付者の名前を書いたプレートも車内にはってありました。

15:50〜16:30 貴志駅下車(たまスーパー駅長)

 

貴志川線の人気駅長、たまスーパー駅長のまわりには、人だかりができていました。
出勤日は月〜土曜日とのことです。


駅前にはイチゴマークのレンタサイクル屋も。
周辺の農家でいちご狩りなども楽しめるそうです。
イチゴ電車にのって、イチゴ自転車にのって、イチゴ狩りはいかがでしょう?

16:30〜16:46 貴志→伊太祁曽間 「たま電車」乗車






17:00〜 伊太祁曽車庫(留置電車車内)にて 交流会&懇親会
17:00 交流会・懇親会


車庫に停められた電車の中での懇親会です。

18:56〜19:14 伊太祁曽→和歌山間 乗車(通常車両)
19時14分 和歌山駅 解散

(記:小平)




Filed under: 地域づくり | 道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2009/09/16(水) 16:11
« 次のページ前のページ »