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第4回緑陰道路サロン「西淀川と淀川・大阪城の再発見」開催報告


2月7日(土)、第4回緑陰道路サロン「西淀川と淀川・大阪城の再発見」が、開催されました。資料館エコミューズには、15名が集まりました(講師含む)。

まずは、土井三郎先生による(大阪歴史教育者協議会副委員長)「再発見〜淀川と大阪城の歴史」のお話。


次に、小田康徳(大阪電気通信大学教授・エコミューズ館長)による「中島大水道と農民の生活」のお話。

講師を囲み、膝をつきあわせてのこの勉強会に、参加者はみな熱心に話に聞き入り、とても活発に質問をしていました。

参加者の感想(一部抜粋)
■土井先生「再発見〜淀川と大阪城の歴史」のお話
・「大和川」の方に住んでいるのですが、両方の大河を視野に入れるべきと考えさせられました。
・今、淀川の右岸、左岸を学んでいて少しでも理解度があがればと参加をしました。「淀川」…いかに人と密着したことと思います。
・「治水」について考え方について勉強になった。
・小学校教員としての現職時代、私自身もまさしく「治水万能主義」に基づく指導に終始してきた感がある。土井先生のお話の中での「川とおりあいをつけながら生きる」という発想は実に新鮮で忘れてはならない視点であると思う。「淀川」の冊子もいろんな分野で活用されるべき教材であると考える。

■小田先生「中島大水道と農民の生活」のお話
・古文書にふれ、久しぶりに学生気分に浸ったひとときでした。図書館に行く目的が増して楽しい老後をおくることができそうです。
・訳してもらってよくわかりました。創造してみると、昔の人の生活うりが思い浮かびます。
・前回もそうであったが、小田先生のお話をお聞きし、「中島大水道」の開削は単に歴史的史実というだけでなく、この郷土に何百年も昔に生きた多くの農民、百姓、先人たちの生活を左右する大事業であったのだろうと実感させられた。

〜〜〜〜
次回のサロンはこちら(第5回のリンク




Filed under: 環境学習 | 中島水道サロン(事務局) — aozorafoundation 公開日 2009/02/19(木) 11:32

地域を元気にする「持続可能な交通」


ESTの未来をひらくパネルディスカッションが2月6日、大阪市立生涯学習センターで開かれ54人が参加しました。近畿地方環境事務所が主催したもので、あおぞら財団が協力しました。

神戸国際大学の土井勉教授が、「地域を元気にする『持続可能な交通』NPOの役割」と題してパネルディスカッションの基調講演。交通が変われば地域が元気になる、と自身が関わった具体的な事例を紹介しながら話題提供しました。

パネルディスカッションのコーディネーターは、大阪大学大学院の松村暢彦准教授。NPO、交通事業者、行政とそれぞれの立場から地域での取り組みを紹介し、地域交通への熱い思いを語りました。

ひらかた環境ネットワーク会議の末岡妙子氏〜バスマップと四季折々に展開してきたバスイベントについて〜

京(みやこ)のアジェンダ21フォーラムの長谷川吉典氏〜京都市で展開するMMの取り組みについて〜

京阪バス株式会社の北西進太朗氏〜NPOとの協同ですすめるバスイベント、バスマップづくり。地域交通を支えるバス事業者の仕事〜

兵庫県宝塚土木事務所の山内有紀氏〜県北部の広域バスマップづくり、小学生による駅周辺調査〜

また、会場からは、KOBE地球おもてなし倶楽部の村上恵子氏〜KOBEST、まち歩きマップの取り組み〜

MMやESTを地域で「広げる・続ける」ためのネットワークづくりの大切さ、後継者づくりなど地域とNPOがかかえる課題についても率直に語り合いました。




Filed under: 地域づくり | 環境再生・まちづくり — aozorafoundation 公開日 2009/02/19(木) 11:20

平成20年度 環境省職員環境問題史現地研修(西淀川コース)


平成21年2月10日(火) 13時00分〜16時30分

毎年、環境省から公害の現地を知るということで
西淀川に研修に来てくださいます。
東京で、公害の現状や再生活動を伝えても、
現地の空気感まで伝えることができません。
現地で見て・感じて・聞いてもらえることで
言葉以上の情報を得てもらうことができます。
見学に来ていただけることを
とてもありがたい機会だと感謝しています。

出来島駅→出来島小学校測定局→西淀川高校→あおぞら苑→大野川緑陰道路→あおぞら財団
というコースでめぐります。
あおぞら財団では公害患者さんの話と森脇理事長の話を聞きます。

本当であれば丸1日かけて行うフィールドワークなのですが
東京からの日帰り弾丸見学なので、どうしても過密スケジュールとなります。

あおぞら苑で患者の塚口アキエさんと北村ヨシエさんから話を聞きました。


塚口さんは「前日に裁判の夢を見て、思い出してたんやぁ」
ということで、裁判に毎回出席したことや、
大気汚染で家の掃除が大変だった話を聞かせてくれました。

あおぞら財団での様子


感想は
「街中の構造物の錆び方が他の地域よりも激しいと思った」
「再生活動が地域に働きかけてパートナーシップをつくる活動だというのがわかった」
「マンションが増えていて、公害を知らない人に働きかけるにはどうすればいいか」
など、短い時間の中でいろいろと出されました。
患者さんと森脇さんからは
「長いこと住んでいて、公害がひどかった時代はもっとひどかったし、錆びるのに慣れてしまった」
「公害闘争は白黒をつけるのが目的だけれども、再生はパートナーシップだから、その姿勢変換が難しい。」
といった意見交流がされました。

この交流が実りあるものになってもらえたらなぁと願っています。(林)




Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2009/02/17(火) 11:25

特別賞環境教育賞を受賞 フードマイレージ買物ゲーム


ストップ温暖化「一村一品」大作戦全国大会2009(2009年2月14日、15日 GRAND HALL)
にフードマイレージ教材化研究会は
大阪代表として参加してきました。

47都道府県の代表が集まり
4分のプレゼンで競います。
4分という短い中で、どういうことを伝えたいかを
休日に集まって議論を重ね、施行を重ね、作り上げたのが、
巨大な食材カードを使って説明するという方法でした。

阪神タイガースの岡田監督と大阪のおばちゃんが買物対決をします。
大阪のおばちゃんは安いのに目がないので
北海道産のフードマイレージの大きなたまねぎを買います。
岡田監督は大阪産のたまねぎを買うのですが
車を使って買物に行ってしまったので逆転負けをし、
監督を辞任します。
(おばちゃんはもちろん自転車)
その後、真弓新監督として登場して、
「これから買物は自転車でいきます」と宣言。
おばちゃんも「安いだけでなくて、産地を見ます」と宣言するというコントです。

このプレゼンで
みんなの印象に残ったのが「大阪のおばちゃん」
会場内は大うけでした。
私もコック姿で出ていたのですが、
「どこにいた?」といわれるくらいおばちゃんが印象的だったようです。

翌日の15日は意見交換会と表彰式。
ドキドキしながら発表を待っていました。
結果は・・・


なんと特別賞環境教育賞をいただきました

よろこびの表彰式です。
環境大臣からの賞状と素敵な木でできたトロフィーをいただきました。

受賞した皆さんと記念撮影です

この大会に参加して、受賞できたことはとてもうれしいことでしたが
それ以上に、様々な地域でがんばっている人たちがいることを知り、
その人たちと交流し、アイデアをもらい、元気をもらったことがとても大きな収穫でした。
日本で環境をキーワードにしたまちづくりや学校教育、生涯教育が根付いてきていることが
実感できた二日間でした。(林)






Filed under: 環境学習 | フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2009/02/16(月) 11:39

第92回矢倉海岸定例探鳥会


2009年2月7日(土) 9:30〜12:30

快晴、そして無風の中で行われた探鳥会
2月なのに、とても温かい探鳥会でした。


今日は、16名の参加でした。
シニア世代から小学生2年生まで、幅広い年代で楽しめるのも探鳥会の良いところですね。

冬の矢倉海岸といえば「カモ」ですが
1月のガンカモ調査時は7000羽いましたが、それよりは少なくなっています。
今回は1500羽〜2000羽ほど矢倉海岸に集まっていました。

姿勢のいいツグミや
ミサゴのつがい(猛禽類はメスのほうが大きい)や
メジロの大群にあいました。

植物も春を待ちわびる「ロゼット」になっていました。
写真は「ビロウドモウズイカ」
背が高い大きな黄色い花をつける植物です。


カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、マガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハソボソガラス、ハシブトガラス
(36種類)

次回は3月7日です。(9:30 福駅集合)
春の気配を感じながら探鳥会に参加してみてはいかがですか?
(林)





Filed under: 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2009/02/09(月) 11:18
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