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『西淀川の自然と歴史にふれあおう』が出版されました


もっと知りたいわたしのまち 西淀川の自然と歴史にふれあおう〜地域の宝 大野川緑陰道路〜


すべての西淀川の人々へ
自然と歴史にふれあおう
西淀川にある貴重な自然や江戸時代からの貴重な財産がわかります
子どもから大人まで楽しめる一冊です
財団でも事務局としてお手伝いしています。
購入ご希望の方は、あおぞら財団まで、ご連絡下さい。

編集・発行 大野川緑陰道路の教材づくり研究会
事務局:財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
発行日 2008年5月
定価 800円(税込み・送料別)
B5版64ページ
※お問い合わせ・ご注文は
事務局のあおぞら財団(06-6475-8885)まで。

○もくじ
はじめに
 この本のねらい
 西淀川 しょうかい
自然
 大野川緑陰道路
  春あそび/夏あそび/秋あそび/冬あそび
 自然観察のこころえ
 まめちしき
  野鳥を見に行こう/虫とあそぼう/淀川であそぼう/植物であそぼう
 小学校でのとりくみ
  2年生の生活科/3年生の総合的な学習
 しらべてみよう
  西淀川の自然度/空気のよごれ
 大野川緑陰道路の四季のカレンダー
 みんなつながってるよ
歴史
 土地のなりたち
 400年ほど前の大野川緑陰道路
  中島大水道がつくられました
 100年ほど前の大野川緑陰道路
  中島大水道が大野川とつながる
 100年〜40年ほど前 明治・大正・昭和前期のできごと
  地いきのうつりかわり/交通のうつりかわり/戦争のころ/たびかさなる水害
 40年ほど前の大野川緑陰道路
  大野川緑陰道路ができる
 40年ほど前〜今 昭和後期・平成のできごと
  西淀川公害裁判
 今
  地域の宝 大野川緑陰道路
 まめちしき
  むかしのあそび/むかしのようすをきいてみよう/小学校ごとのむかし話
しりょう
 年表
 ワークシート
おわりに
 ここで調べられるよ
 本の作成にかんして

新聞各紙でもご紹介いただいています。
『朝日新聞』2008年6月5日大阪版


『読売新聞』2008年6月16日大阪版

『大阪日日新聞』2008年6月17日版





Filed under: 環境学習 | 中島水道サロン(事務局) — aozorafoundation 公開日 2008/06/05(木) 16:31

第2回みんなで歩こう西淀川の歴史めぐり


まちを歩いて昔の地形をたどる


昔の西淀川区はどんな形をしていたのでしょう?
今はもう、なくなってしまった川や橋の姿が、
地図を見ながら歩けば見えてくる。
さあ、いっしょに見えないまちを探しにでかけましょう。

【しゅうごう】
■ひにち 2008年5月24日(土)
■じかん 午前9時30分
■ばしょ 新佃公園(ローソン佃2丁目店の向かい)
【ガイド】小田 康徳・エコミューズ館長(大阪電気通信大学教授)
【さんか】どなたでもどうぞ。小学生〜高校生、おやこで参加かんげい
【もうしこみ】5月20日(火)までにもうしこんでください。
【定員】30人
【ひよう】300円(マップ代200円/保険料等100円)
【もちもの】おひるゴハン、のみもの、筆記用具
【きょり】約6キロ
【おわるじかん】午後2時ごろ
★ちゅうい⇒雨の場合は、5月31日(土)に延期(えんき)します。
後援:大阪市教育委員会

くわしくはチラシをごらんください。

お申込・お問い合わせはあおぞら財団まで。電話:06-6475-8885、FAX:06-6478-5885、電子メール:webmaster@aozora.or.jp




Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2008/05/16(金) 13:05

「西淀川公害を語る」が出版されました


この度、西淀川公害患者と家族の会は、大阪・西淀川大気汚染公害裁判の提訴30年を記念して、「西淀川公害を語る−公害と闘い環境再生をめざして」を発刊しました。

本書は、被害者自らが「語り部」となって、いのちを削ってたちあがった公害患者と支援した住民、医師、弁護士、学者・研究者やその他多くの関係者が、長年繰り広げた公害との壮絶な闘いの記録を後世に残すことによって、公害環境問題を考えてもらいたいとの思いで作られました。
ぜひ、ご一読下さい。

西淀川公害を語る
−公害と闘い環境再生をめざして−

著者   西淀川公害患者と家族の会
編集協力 米田憲司
発行日 2008年3月20日、初版第一版発行
出版社 株式会社本の泉社(ISBN978-4-7807-0368-9 C0036)
装丁  版型(A5判・上製)・368ページ (10章構成)
価格  1,890円(1,800円+税90円)
※本書のお求めは、お近くの本屋さんか本の泉社(電話:03-5800-8494)、西淀川公害患者と家族の会(電話:06-6475-0790)までご注文下さい。

○本書の構成
はじめに
序 章 あおぞら苑開設
公害闘争の一里塚/あおぞら苑の一日/自宅のような雰囲気で/あおぞら苑職員の抱負/楽しくホットな苑をめざして/吉備高原での生い立ち/あこがれのタクシー労働者に/苦い勝利/川上貫一さんとの出会い
第一章 公害患者との出会い
小谷信夫君との出会い/四つの認定疾病の特徴/南竹照代さんとの出会い/家計気にして自殺未遂/勉強支えに病気とたたかう/「死にたない、生きたいねん」/網代千佳子さんとの出会い/帰宅途中に発作が・・・/母親、俊子さんの意見陳述
第二章 公害企業の進出
公害反対の原点、永大石油問題/初の行政命令/千北病院建設運動/安心してかかれる病院をめざして/自分自身も公害病に/公害病認定検査業務/外島への公害企業進出阻止運動/大和田小学校の作文集「公害」/公害国会の光と影
第三章 西淀川の歴史と高度成長時代
西淀川の原風景/工場にとって恵まれた立地条件/「煙の都」の復活 鉄鋼、重化学工場が次つぎ操業/高度成長時代と西淀川/一日も住みたくない地域
第四章 患者会の結成と公健法制定
公害患者と家族の会結成へ/公害被害者は生きる灯火、励ましと助け合いで生き抜く/四日市公害訴訟判決の意義とは/対大阪市交渉で初の成果/公害健康被害補償法の制定/橋本道夫元環境庁大気保全局長と対談
第五章 企業一〇社と国、道路公団を提訴
訴訟準備で青法協に相談/関西電力との交渉開始/「裁判して勝てるんか」/「被害者が先頭に立つんや」/被告企業10社と国、道路公団を選ぶ/提訴決めた臨時総会/大阪地裁へ第一次提訴/因果関係否定論への反撃/弁護団の知恵「六つの組織」
第六章 臨調行革と公健法改悪とのたたかい
二酸化窒素の基準緩和/環境庁幹部も認める誤った緩和/公健法改悪への策動/臨時行政調査会とのたたかい/「関東軍参謀は引っ込め!」/四度書き直させた答申案/公健法改悪の中公審答申/たたかう体制づくり強化/緊急総決起行動の提起/公健法改悪案通過/「ちっちゃな子が死ぬんやぞ」/大島義夫副会長の死/実藤雍徳副会長の死
第七章 裁判長期化と広がる支援
長期化する裁判/ニセ患者扱いが原告の怒り呼ぶ/広がる支援の輪/患者の必死の訴えが世論を動かす/しろきた市民生協の支援活動/「おじいさん、やっと横になれたね」/雪の結審行動/「共感ひろば」でさらに広がる支援の輪/消費者団体全体への運動へ発展
第八章 大阪地裁判決と企業の和解
首の皮一枚の勝利/六〇〇〇人による「なのはな行動」/泊まり込み体制で関電交渉/逃げ出した大阪ガス幹部/地球サミットで「公害は終わっていない」と訴え/関西電力包囲作戦/関電株主総会で患者の訴え/阪神淡路大震災と被告企業/企業と極秘の和解交渉/三対三の交渉/関電と一対一の交渉/被告企業の謝罪/大阪地裁、高裁で和解
第九章 国、阪神高速道路公団と和解
国、道路公団にも勝った/阪神高速道路公団が謝罪/国、道路公団との和解/二一年のたたかいに終止符/東京大気汚染訴訟でも和解成立/浜田耕助会長の遺志を継いで
第十章 新生・西淀川をめざして
公害地域再生センターとは/まちの再開発ではなく再生を/住民、企業、行政の”協働行動”で/あおぞら財団設立/とり戻しつつある自然環境/公害環境問題のセンターとして世界へ発信
・西淀川公害の略年表
・参考文献
あとがき

出版に際し、お世話になった4氏から推薦文を寄せていただきました。

子どもたちに「きれいな空気と青い空を手渡そう」という素敵な行動が、アジアに、世界に広がるといいですね。−アグネス・チャン(歌手・教育学博士)

ちゃんとした「大人」になりたいひと。ふつうの「ひと」や「青空」に感動したひと。「生きること」すばらしさを学びたいひと。−進士五十八(日本学術会議会員、東京農業大学前学長)

公害との壮絶な闘い。でもいつも人間への暖かいまなざしが存在する。語られる真実の重さが感動を呼ぶ。−炭谷茂(前環境省事務次官)

公害反対運動を創始し、政府に被害者救済制度を作らせ、環境再生を進める市民運動の輝ける指導者の貴重な「語り」として推薦する。−宮本憲一(元滋賀大学学長)



Filed under: 事務局 — aozorafoundation 公開日 2008/05/07(水) 19:10

ハクセンシオマネキに出会う


大潮の日(08年5月4日)、矢倉海岸のハクセン シオマネキに会いにいってきました。
前日、世界湿地デーに会わせ て開催されたシギチドリ観察会で、干潟に巣穴がいくつもあいていて、最初に現認した2002年夏よりもうんとたくさんの生息を確信したからでした。

この日、干潟には、シギやチドリにで会おうと、何本ものフィールドスコープが並んでいましたが、その足下にそっと3脚を据え、400ミリレンズをつけたカメラをセット。待つこと10分、撮影者が海岸を吹きぬける風と一体になると、ようやく巣穴から顔を出してくれます。人の気配を感じると素早くバックホーム、「風になる」ことを心がけてシャッターを切りました。


こっち向け1こっち向け!と小声をかけるのですが、なかなか振り向いてくれません。


気温27度、夏日となった太陽にジリジリと照りつけられながらの撮影は、あっという間に3時間がすぎていました。

この日の干潮は12時、11時頃から準備して…おなかもグウゥ!
写真もグウゥ!久しぶりのハクセンシオマネキとの再会にグウゥ!
グウゥ!グウゥ!(笑)




Filed under: にしよどnote | 環境学習 — aozorafoundation 公開日 2008/05/07(水) 19:05

「たんぽぽ博士」誕生!


「もう大丈夫。セイヨウタンポポとカンサイタンポポを見分けることができるよ」——日本に昔からあるタンポポを探す「タンポポ調べ」が4月26日、大野川緑陰道路で実施しました。この日の調査には、学童保育所やガールスカウトの子ども達50人が参加。半日かけて緑道の約半分を歩いて、3カ所・7株のカンサイタンポポを発見しました。

カンサイタンポポ(在来種)は、日本に昔からあるタンポポで、里山など農村的環境で生育し、虫や蝶がいないと子孫を増やすことができません。一方、セイヨウタンポポは荒れた土地やコンクリートの隙間でも根を張り自家受粉で広がります。

見分け方ですが、タンポポの花の裏をみてください。

総苞外片(花びらのまわりをとりまくガクのような部分)がそりかえっているのが、セイヨウタンポポで、まっすぐ上をむいているのが、カンサイタンポポです。

ちがいがわかりますか。

セイヨウタンポポ(総苞外片がそりかえっている)

カンサイタンポポ(総苞外片が上をむいている)

あおぞら財団では、このタンポポの違いを使って、まちの「自然度をはかろう」と長年子ども達といっしょに調査を続けています。あなたもぜひ「タンポポ博士」になって、近くの公園や緑陰道路を調べてみませんか?

お問い合わせは、あおぞら財団まで。


Filed under: 環境学習 | にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2008/05/07(水) 19:00
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