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ブログカテゴリー » 環境保健

参加者募集! オンライン楽らく呼吸会「栄養について」(9/10)

9月10日(金)に、西淀病院の管理栄養士の里和明さんを講師として、楽らく呼吸会を開催いたします。今回のテーマは「栄養について」です。栄養士さんにお話をお聞きして、質疑応答をした後に、最後に呼吸筋ストレッチ体操を行います。

新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みて、西淀病院とzoomでつないでリモートで開催します。また、グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)では画面をスクリーンに映しながら受講できるようにしますので、zoomの利用が難しい方は直接グリーンルームにお越しください。

【開催日時】2021年9月10日(金) 13:30~15:00(予定)
【テーマ】栄養について
【実施方法】zoom(ズーム)を用いたオンラインの講習会、グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)での参加もできます。
【参加費用】 無料
【対  象】・ぜん息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方、ご家族の方
・呼吸ケア・リハビリテーションに興味のある方
【申し込み方法】会議室で参加希望の方は、グリーンルーム(大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル3F会議室)に直接お越しください。
zoomでの参加を希望の方は、 こちらのwebフォームからお申込みください。
栄養士さんにCOPD・ぜん息と栄養についてお話を聞いています。

過去の楽らく呼吸会「栄養について」の様子

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呼吸筋ストレッチ体操の様子

 

【感染症対策】

会場では、新型コロナウイルスへの対応として、以下のことを行います。

・参加者に体調チェック表に記入を依頼(発熱、風邪症状、体調不良がある方は参加をお控えください)

・マスク着用・咳エチケットの呼びかけ

・喚起の実施(1時間に5~10分程度)

・参加者同時の間隔を十分にいたします。

・手指消毒液の設置

・机・ドアノブなどの消毒

・・・・・・・・・・・・

【今後の予定】

楽らく呼吸会は、患者さん同士、日頃の病気の悩みを交流したり、時には勉強会なども開催しながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうという会です。

2021年度は下記のスケジュールで開催する予定です。

日程 テーマ 場所
第65回 11/12(金)13:30~15:00 「呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定」講師:理学療法士 あおぞらビル3Fグリーンルーム
第66回 1/21(金)13:30~15:00 「お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操」 あおぞらビル3Fグリーンルーム
第67回 3/11(金)13:30~15:00 「薬について」講師:薬剤師 あおぞらビル3Fグリーンルーム

※新型コロナウイルスの感染状況をふまえて変更になることがあります。

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2021年8月25日5:01 PM

リモート楽らく呼吸会「自己管理、呼吸筋ストレッチ体操」(7/9)

7月9日(金)に、複十字病院の千住秀明先生を講師として、楽らく呼吸会を行いました。テーマは「自己管理・呼吸筋ストレッチ体操」です。今回は、先生と患者さんは対面ではなく、東京の先生とzoomでつないでの開催です。参加者はグリーンルームでの参加者が16名(スタッフ含む)、オンラインでの参加が6名でした。

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リモートで複十字病院の千住先生と繋げました。

 

最初に、千住先生から1時間ほどお話をお聞きしました。新型コロナ感染症から身を守る方法、肺の役割やぜん息に関する基本的な情報、そして、呼吸ストレッチ体操の目的と実際について、幅広くお話をうかがいました。

線毛の動きと痰の動画やぜん息死症例の粘液栓など、なかなか普段は目にすることがない動画や写真の際には、会場から驚きの声があがりました。

お話の後は、環境再生保全機構のストレッチ体操動画を見ながら体操を行いました。呼吸ストレッチ体操は、「息苦しさの改善」「肺機能の改善」「気分の安定」の3つの効果があります。今回は、座りながらできる、首回り、肩、体幹のストレッチを行いました。

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動画を見ながら呼吸筋ストレッチ体操

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背中のストレッチ

アンケートでは、有意義だった方が86.7%でした。「ストレッチ体操で筋が伸びました」、「以前も受けたことがあったが、ゆっくり動くということがあまり意識がなかった、今回は、ゆっくり『すう』『はく』を知ることができた」といった感想がありました。また、呼吸筋ストレッチ体操を「毎日したい」が40%、「2,3日に一度くらいしたい」が60%となっており、全員が自宅でしたいという回答でした。これを契機に、自宅でストレッチ体操をしたいという方もおられました。

コロナ禍によって、外出や交流が十分にできないといった面もありますが、今回のようなオンライン教室が一般的になりました。大阪の患者さんと東京の先生と繋げることができましたし、またオンラインだからこそ参加してもらえた方もいました。コロナ禍がいつまで続くかわかりませんが、今後もオンライン教室を開催できたらと思っています。

・・・・・・・・・・・・

【今後の予定】

2021年度は下記のスケジュールで開催する予定です。

日程 テーマ 場所
第64回 9/10(金)13:30~15:00 「栄養について」講師:管理栄養士 あおぞらビル3Fグリーンルーム
第65回 11/12(金)13:30~15:00 「呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定」講師:理学療法士 あおぞらビル3Fグリーンルーム
第66回 1/21(金)13:30~15:00 「お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操」 あおぞらビル3Fグリーンルーム
第67回 3/11(金)13:30~15:00 「薬について」講師:薬剤師 あおぞらビル3Fグリーンルーム

※新型コロナウイルスの感染状況をふまえて変更になることがあります。

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2021年8月6日3:30 PM

楽らく呼吸会 リモート開催のお知らせ(7/9)

7月9日(金)に、複十字病院の千住秀明先生を講師として、楽らく呼吸会を開催いたします。今回のテーマは「自己管理・呼吸筋ストレッチ体操」です。

新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みて、東京の千住先生とzoomでつないでリモートで開催します。また、グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)では画面をスクリーンに映しながら受講できるようにしますので、zoomの利用が難しい方は直接グリーンルームにお越しください。

【開催日時】2021年7月9日(金) 13:30~15:00(予定)
【実施方法】zoom(ズーム)を用いたオンラインの講習会、グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)での参加もできます。
【参加費用】 無料
【対  象】・ぜん息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方、ご家族の方
・呼吸ケア・リハビリテーションに興味のある方
【申し込み方法】会議室で参加希望の方は、グリーンルーム(大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル3F会議室)に直接お越しください。
zoomでの参加を希望の方は、 こちらのwebフォームからお申込みください。

【講師の紹介】

第一線で呼吸リハビリに取り組まれており、あおぞら財団の呼吸ケア・リハビリ事業にも継続的に協力をしていただいています。呼吸ケアリハビリテーション指導者の養成など、後進の育成にも力を注いでおられます。

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参考
千住先生と杉田かおるさんの対談です。ぜひご覧ください。

【感染症対策】

会場では、新型コロナウイルスへの対応として、以下のことを行います。

・参加者に体調チェック表に記入を依頼(発熱、風邪症状、体調不良がある方は参加をお控えください)

・マスク着用・咳エチケットの呼びかけ

・喚起の実施(1時間に5~10分程度)

・参加者同時の間隔を十分にいたします。

・手指消毒液の設置

・机・ドアノブなどの消毒

・・・・・・・・・・・・

【今後の予定】

2021年度は下記のスケジュールで開催する予定です。

日程 テーマ 場所
第64回 9/10(金)13:30~15:00 「栄養について」講師:管理栄養士 あおぞらビル3Fグリーンルーム
第65回 11/12(金)13:30~15:00 「呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定」講師:理学療法士 あおぞらビル3Fグリーンルーム
第66回 1/21(金)13:30~15:00 「お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操」 あおぞらビル3Fグリーンルーム
第67回 3/11(金)13:30~15:00 「薬について」講師:薬剤師 あおぞらビル3Fグリーンルーム

※新型コロナウイルスの感染状況をふまえて変更になることがあります。

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2021年6月15日5:58 PM

楽らく呼吸会「薬について」(3/12)

3月12日(金)にグリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)にて、楽らく呼吸会を行いました。今回は、あおぞら薬局のインターン生の参加もあり、参加者は15名(スタッフ含む)でした。今回のテーマは「コロナ感染症とぜん息」で、あおぞら薬局の薬剤師の富士代先生に教えていただきました。

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最初に、密閉、密集、密接の三密を避ける、しっかり手洗いを行う重要性について、マスクの効果等、新型コロナ感染症全般についてのお話がありました。現在、いろんなマスクが売られていますが、咳をしたときに飛沫を防ぐ効果が一番高いのは不織布マスクです。また、ワクチンには大きく分けてmRNAワクチンとウイルスベクターワクチンの2種類があります。mRNAワクチンはウイルスの遺伝子配列を解析して作った新技術であるため、データが少ないためリスクについてわかっていない部分も多いとのことでした。

新型コロナウイルス感染症に関して、ぜん息の患者さんに対する朗報もお話していただきました。当初、ぜん息は新型コロナウイルスの重症化リスクという注意喚起がありましたが、ぜん息を持っている人は新型コロナウイルスにかかりにくいという報告もあるそうです。新型コロナウイルスが体内に侵入するときにACE2という分子と結合しますが、ぜん息患者はアレルギーの原因となるサトカインがACE2の生産を少なくしているため、新型コロナウイルス感染症にかかりにくいと考えられています。また、吸入ステロイドは気道のACE2受容体を減らしてくれるという研究もあります。(参考:環境再生保全機構「すこやかライフ」『医療最前線』

ですので、ぜん息患者さんは必要以上に新型コロナをおそれる必要はなく、今までどおりしっかりと治療を続けるのが一番です。

一方で、ぜん息や高血圧、糖尿病、喫煙歴のある人などは新型コロナ感染症の重症化リスクが高くなっています。高血圧、肥満の解消、日常的な運動、禁煙がリスクの軽減につながります。

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また、新しいぜん息治療薬についてもお話がありました。ステロイド/気管支拡張薬吸入薬の「シムビコート」のジェネリック薬品が発売され、安価に服薬できるようになりました。今までのぜん息の治療方法で画期的だった出来事は、ステロイドの発売、吸入ステロイド薬と気管支拡張薬の合剤の発売だそうです。これらの薬の開発でぜん息で亡くなる方や重症化する人が激減したとのことです。

また、ジェネリックの効果についてお聞きしたところ、先発品と有効成分は同じとのことですが、コーティングなどの添加剤や形などが違うため、溶けやすさや添加剤に対するアレルギー反応といった面で効果が異なることがあるそうです。あおぞら薬局ではジェネリックについての研究会を行っており、先発品と同程度の溶けやすさであることを確認したものを患者さんに提供しているとのことでした。

他に、質疑応答では、小児ぜん息の薬について質問がありました。大量の薬が出ているが、成長に影響が出ないか気にかかるとのことでした。吸入や点鼻のステロイドは成長に影響はありませんが、影響が出る薬もあるため、お医者さんにいつまで飲むのかよく確認した方がよいというアドバイスがされていました。

参加者のみなさんからは、「病院ではなかなか聞けない薬の話を詳しく聞けてよかった」、「コロナについてよく理解できた」といった感想がありました。

今回は、毎年実施している吸入指導をすることはできませんでしたが、新型コロナとぜん息についてやお薬について等、新しい情報を患者さん達と共有できてよかったと思います。

(谷内)

〇次回予定~問い合わせはあおぞら財団まで~

患者数が増え、まん延防止重点措置が出される等、コロナ禍はなかなか収束が見えていません。2020年度は、感染症対策を行い、一部オンラインを取り入れながら楽らく呼吸会を4回実施することができました。コロナ禍の中こそ、呼吸リハビリ体操をしたり、病気について話し合ったりする機会が必要になってきていると感じています。

2021年度も継続して、楽らく呼吸会を実施する予定です。ぜん息やCOPD等の呼吸器疾患がある方、そのご家族の方、呼吸ケア・リハビリの興味のある方など、ぜひお気軽にご参加ください。小児ぜんそくの保護者の方も大歓迎です。

・5月14日(金) みんなで歩こう 矢倉公園 →緊急事態宣言発出中のため中止になりました
・7月9日(金)リモート 自己管理、呼吸筋ストレッチ体操(講師 複十字病院 千住秀明先生
・9月10日(金)栄養について
・11月12日(金)呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定
・1月21日(金)お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操
・3月11日(金)薬について

※時間はいずれも 13:30~15:00です。

※場所は、5月の矢倉公園をのぞき、グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)にて実施します。

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

 

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2021年4月9日11:17 AM

(ERCA)リモート呼吸筋ストレッチ教室が開催されました(3/2)

3/2に、リモート呼吸筋ストレッチ教室が行われました(主催 環境再生保全機構)。東京とオンラインで繋ぎ、呼吸リハビリテーションの第一人者の千住先生(複十字病院)の指導のもと、行いました。あおぞらビル会議室には10人(スタッフ含む)、オンラインの参加者は4人です。

最初に、新型コロナの最新情報や肺の役割、呼吸リハビリについて、わかりやくお話をしていただきました。呼吸リハビリテーションは、薬物療法と同じくらい治療効果が高いのですが、対応できる病院が十分ではないため、処方してくれるお医者さんは多くないとのお話がありました。そこで、患者さん自身が、呼吸リハビリを積極的に受けたいという意思表示が大事になります。

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質疑応答の際に、患者さんから「(ぜん息患者なのに)病院で新型コロナウイルス感染症に間違われた」というお話がありました。そこで、咳が出た時の対処方法についてお聞きしたところ「大きな息をしすぎると咳が出やすくなります。口すぼめ呼吸で呼吸を整えることが大事です。吸おうとするのではなく、息を吐くことに注意しながら生活してください」とのコツを教えていただきました。

また、呼吸器系疾患の患者さんは、新型コロナウイルス感染症に罹患した場合は重症化するのではないかと懸念がありますが、ぜん息患者は新型コロナウイルス感染症にかかりにくいという報告もあるそうです。(参考:環境再生保全機構「すこやかライフ」『医療最前線』

その後、呼吸筋のストレッチ体操を行いました。呼吸筋ストレッチ体操には「息苦しさの改善」「肺機能の改善」「気分の安定」の3つの効果があります。
動画を見た後に、千住先生からそれぞれの動きの際にどこの筋肉を意識したらよいのか、体操のコツを丁寧に教えてもらい、ストレッチを行いました。
参加者のみなさんは、体操が終わった後、体がポカポカしてきた、呼吸がしやすくなった、体がスッキリしたと喜んでいました。

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教室後のアンケートでは「心のこもった先生にお礼をいいたい」「こうしたリハビリが医療全体で行われることを望みます。全国的に、医師の協力が必要です」「普段使っていない筋肉を使った運動が楽しく思いました」といった感想がありました。

今回行った呼吸筋ストレッチ体操は環境再生保全機構の公式動画チャンネルからyoutubeで動画をみることができます。
呼吸に不安を感じる方、呼吸が気になる方はぜひご自宅でストレッチをしてみてください。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2021年3月3日11:59 AM
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