4月28日は、大阪産業大学の学生さん17名に、「自転車のまちづくり」をテーマとした研修を行いました。
風岡先生が講師を努める、同大学人間環境学部フィールドスタジオ演習の一環で、「社会を変えるメッセージを動画にまとめてインターネットで配信しよう」という目的をもとに、
様々なテーマの一つとして、「自転車のまちづくり」をとりあげていただきました。
この研修では、自転車についての知識や自転車で取り組むまちづくりの例などを学び、
最後には、グループワークで「自転車~社会へのメッセージ~」を考え、発表してもらうという
プログラム(2時間半)です。
当初は、タンデム自転車体験も予定していましたが、雨のため実施できず、座学+グループワークのみとなりました。
自転車クイズ
まず学生たちに自転車のことをどれだけ知っているかをクイズ形式で質問しました。
普段はほとんど自転車に乗らない人が半数を占めていて、その中でも
全員がおおむね正解していました。すばらしいです!
(自転車クイズパネル:自転車のルールマナークイズに挑戦/堺自転車のまちづくり市民の会)
あおぞら財団の紹介と自転車のまちづくり
クイズのあとは簡単にあおぞら財団の紹介。
それから、あおぞら財団がどのようにして自転車のまちづくりに関わっているかを
説明するために自転車文化タウンづくりの会、御堂筋サイクルピクニック、大阪でタンデム自転車を楽しむ会の話をし、
最近施行された大阪府の自転車条例のことや海外はどのようにして自転車で
まちづくりを行っているかといった話をしました。
ちなみに、大阪産業大学の学生たちは普段、学校帰りなどには京橋に立ち寄ることが多く、
あまり梅田やなんばに行かないのだそうです。なので御堂筋が少しイメージしにくいようでした。
自転車と私
一通りスライドでの説明が終わったところで、学生たちは
「自転車と私」というテーマで、自転車について感じたことを
ポストイットに書いていきました。
発表されたさまざまな感想や意見を分類し、皆さんが自転車に対して
どう思っているのかを整理しました。
出された意見の中にはマナーを問うものもありました。
自転車についての思い出を発表したある学生は
「盗難された」などの苦い思い出があり、
自転車に対してマイナスのイメージがあると言っていました。
動画でみる自転車のまちづくり
休憩を挟んだあと、積極的に自転車でまちづくりをしている地域や団体の
動画を見ました。
グループワーク:メッセージをつくる
最後に、自転車でよりよいまちづくりをするための
メッセージを考えるというグループワークをしました。
4グループに分かれて、イラスト等を交えて他のグループの人たちに発表しました。
おつかれさまでした、今日の研修での体験を授業や普段の自転車利用に活かしていただければ、幸いです。
(記:あおぞら学生スタッフ 中島)