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ブログカテゴリー » 自転車まちづくり

乳幼児連れ、高齢者の自転車利用調査にご協力ください!

あおぞら財団では、子ども乗せ自転車や高齢者の自転車利用に関する調査研究活動をしています。自転車は手軽で環境負荷の小さな乗り物として、子育て層や高齢者をはじめ多様な人々に便利に使われています。しかしながら、西淀川区の自転車環境はそうした多様な利用者に対応したものになっておらず、歩道を通行する自転車に歩行者が安全を脅かされたり、高齢者の自転車による交通事故の増加、子ども乗せ自転車の事故の頻発といった様々な課題があります。
そこで、この取り組みでは、子ども乗せ自転車や高齢者の方々の自転車利用の実態を把握した上で、自転車の利用の仕方や自転車走行環境の改善を考えていきます。調査では、自転車利用者が街中を実際に走行している様子を撮影し、バランスの取り方、自転車利用がしにくい箇所、他の交通への対応の仕方などの実態を把握します。

◆調査の方法
時間は5〜10分程度です。自転車で走行している様子を、後ろから追いかけてビデオで撮影します。
撮影後に簡単なアンケートに回答していただきます。

調査場所は大阪市西淀川区内ですが、詳細な調査場所、調査時間は協力してくださる方のご都合に合わせます。

◆グループインタビュー調査(予定)
2017年2月(日程未定)に自転車利用者に対するグループインタビュー調査を行い、自転車走行の実態や西淀川区内で自転車利用する際の危ない箇所について話し合います。こちらにも是非ご参加ください。

◆調査に関する問い合わせ

あおぞら財団(担当:谷内・藤江)まで

TEL:06-6475-8885、Fax: 06-6478-5885、mail:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

申込書はこちら

※この取り組みは、公益財団法人交通エコロジーモビリティ財団の平成28年度ECOMO交通バリアフリー研究助成を受けて実施しています。

Filed under: イベント案内,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2016年12月13日4:20 PM

延期11/19→12/4子ども自転車教室/伊丹空港と田能遺跡をめぐる猪名川サイクリング!

伊丹空港と田能遺跡をめぐる猪名川サイクリング! CMA子ども自転車教室

11/19(土)の開催を予定しておりましたが、悪天候が予想されるため、12/4(日)に延期いたします。
引き続き、参加者募集していますので、よろしくお願いいたします。

(第1部:自転車安全教室、第2部:まちめぐりポタリング)
◎小学生対象◎ 3年生~6年生

日時:2016年12月4日(日)9時30分~16時00分(受付は9時15分)
◎集合は西淀公園(西淀川区大和田1-1)、解散はあおぞら財団(西淀川区千舟1-1-1)
◎参加費(当日集めます)500円(弁当・ドリンク、活動保険含む)
◎雨天中止
※前日(12/3)午後5時の「明日の降水確率70%」以上の場合、雨天とします。
◎お申込みは、下記の<申込事項>を書いて、
郵送・FAXで「あおぞら財団」へ。当日参加もOK!

主催:一般社団法人 コミュニティマネジメント協会
〒533-0031 大阪市東淀川区西淡路3丁目13-27
電話:06-6328-1180 FAX:06-6328-1181 http://cma-web.net
協力:公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
※独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」助成活動

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チラシPDF

第1部 子ども自転車安全教室  9:30~10:30(会場:西淀公園)
自転車の基礎知識を学習&走行練習
①自転車の歴史、交通ルール他を学習
②交通ルールクイズ
③自転車の走行に必要な基本的な動作と、さらに安全に走るための複数の動作の組み合わせなど、子どもが余裕をもって運転できるような工夫をしたカリキュラム実施。

第2部 まちめぐりポタリング:ルートラボ http://yahoo.jp/XMbR87
10:30 出発 神崎川左岸⇒神崎橋⇒右岸⇒藻川橋南端・公園
11:20 休憩① 猪名川右岸⇒競馬場・厩舎土手
12:00 休憩②(トイレ)
12:15 田能資料館
12:15 昼食(トイレ) 田能資料館・庭
12:45 田能資料館見学
13:35 出発
14:15 飛行機見学 飛行場⇒「毛斯倫橋」手前水門
14:55 休憩③
15:45 あおぞら財団着    (総走行距離:20.9km)
16:00 閉会挨拶、修了

●当日の服装ほか…自転車に乗れる服装、水筒・リュックサック・タオルほか

[お申込]
●郵送の場合 : 〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1-4F
「公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)」
●ファックスの場合 : 06-6478-5885
●お問い合わせは…担当 : 藤江 徹(TEL.06-6475-8885)
<申込事項>
※お書きいただいた内容は、行事保険加入のほか外部に出すことはありません。
名前(ふりがな)
性別
小学校名・学年
保護者名前(ふりがな)
連絡先(郵便番号・住所)
電話(FAX)

 

前回のようす https://aozora.or.jp/archives/25315

Filed under: イベント案内,地域づくり,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2016年11月10日4:56 PM

デンマーク式自転車教室、国際セミナー(10/9尼崎・大阪、10/10京都)

10月9日、10日、デンマーク式自転車教室と国際セミナーを行いました。教室とセミナーを開催するにあたり、デンマークからロッテ・ベックさん(建築家兼都市計画家。現在、アーバンサイクルプランニング コンサルタント所属)をお招きしました。あおぞら財団は準備や自転車教室の運営を協力しました。

デンマーク式自転車教室、国際セミナーの概要

  • デンマーク式自転車教室 :10月9日(日)9:00~11:00、兵庫県尼崎市立尼崎北小学校グラウンドにて/10月10日(月・祝)13:00~15:00、京都市中京区竹間公園にて
  • 講演「こどもの自転車教育・デンマークの実践方法」:10月9日(日)15:30~17:00、あおぞら財団3階会議室にて/10月10日(月・祝)、15:30~17:00、京都市こどもみらい館にて
  • 主催:国際交通安全学会・こどもの交通安全教育プロジェクト
  • 協賛:Novo Nordisk Japan(ノボ ノルディスク ジャパン)

デンマーク式自転車教室

自転車教室に参加したのは3歳から9歳までの子ども達です。尼崎・京都とも20人程度の参加がありました。年齢や自転車の乗る技術に合わせて3つのグループに分かれて自転車ゲームを行いました。

一番小さい3,4歳のグループでは、ストライダーというペダルのない自転車を使いました。シャボン玉キャッチゲーム、リング受け取りゲーム、リング場所取りゲーム、ジグザグ走行といったゲームをしました。自転車に乗るのが初めてという子もいる中で、最初は緊張した面持ちでおずおずと進んでいた子どもたちもゲームに夢中になると、上手にバランスをとって自転車に操っていました。

リング受け取りゲーム

リング受け取りゲーム

5,6歳のグループでは、大砲で沈没 ゲーム、リング場所取りゲーム、ジグザグ走行、洗濯物干し競争ゲーム、障害物コースをしました。3,4歳のグループよりもゲーム性が高く、なおかつ一度に複数の動きが必要になるため、より高度な自転車の操作が必要になります。例えば、大砲で沈没 ゲームは、ボールを大砲に見立ててチームリーダが自転車に乗る子どもたちにボールをぶつけるのですが、子どもたちは自転車にこぎながら地面のボールをよけてなおかつ投げられてくるボールもよけなければいけなくてはらなりません。

リング場所取りゲーム

リング場所取りゲーム

7~9歳のグループでは、ジグザグ走行、洗濯物干し競争ゲーム、キングスフォロワーゲーム、障害物コースをしました。このグループは他のグループよりより高度に自転車の操作が必要で、さらにお互いに協力し合いながら行うゲームも行いました。洗濯物干しゲームでは、2つに分かれて自転車でハンカチや洗濯バサミを取りに行き、物干しにハンカチを干し、どれだけたくさん干せるかを競いました。また、障害物コースでは、長細いマットの上をまっすぐわたりシーソーになっている板の上を渡ったりします。これにより、バランスよくまっすぐ自転車で走る技術を身に付けることができます。

洗濯物干しゲーム

洗濯物干しゲーム

 

子どもたちは楽しみながら自転車を自由自在に動かすことができるようになりました。中には今日の教室で自転車に乗れるようになった子もいます。3歳の子のお母さんは「本人は自転車に乗りたいという気持ちがあるけれど、なかなか根気が続かず乗れるようにならない。今日みたいに楽しみながらならば、自転車に慣れることができていい」と仰っていました。最後に、講師のベックさんからは「小さいころから自転車を楽しんで、自転車を好きになってほしい」とお話がありました。

講演「こどもの自転車教育・デンマークの実践方法」

講演では、ベックさんからデンマークの子ども自転車教育についてお話していただきました。

デンマークは自転車ユーザーが多く、首都のコペンハーゲン市への通勤及び通学に自転車を使っている人は45%も占めています。自転車の便益は大きく、コペンハーゲンでは自転車の使用で1年あたり9万トンの二酸化炭素の削減に寄与、さらに毎日自転車通勤する大人の死亡率は30%低下という健康面で効果もあります。

デンマークでは自転車を文化として捉え、国を挙げて子どもたちに自転車教育を行っています。ベックさんは「自転車教育は、体力、社会性、言語、自然、文化など子ども全面的な発達を助ける」とおっしゃられてました。デンマークでは幼稚園や小学校で交通安全教育がおこなわれており、12歳までに子どもたちは実際の安全状況下一人で運転できることを目的として、8,9歳と11,12歳で安全運転の自転車テストが実施されているそうです。このテストは1942年から行われています。

ベックさん

講演してくださったベックさん

講演の様子

講演後、たくさんの質問が出され、活発な意見交換がなされました

 

日本では、自転車道などのインフラ整備もまだまだ足りていませんが、子どもの頃から自転車を楽しんで乗るという自転車文化も根付いていません。交通ルールを教えるだけの従来型の自転車教室だけでなく、自転車を楽しく安全に乗れるような教育が日本でも必要だと思います。

参考

デンマーク自転車大使館

※金沢レンタサイクル「まちのり」さんのホームページ

体験!デンマーク式自転車教室♪【前編】

体験!デンマーク式自転車教室♪【後編】

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2016年10月24日5:16 PM

【10/9】国際セミナー:こどもの自転車教育 ~デンマークの実践方法

題 目:こどもの自転車教育-デンマークの実践方法 “Children’s Cycle Education – the Danish way”

日 時:平成28年10月9日(日)15:30~17:00(15時開場)

場 所:あおぞら財団3F 会議室(〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号)

https://aozora.or.jp/accesscontact

参加費:無料(先着:30名)

概 要:
デンマークにおけるこどもの自転車教育は、幼児の段階から始まります。その方法は、自転車に慣れながら楽しく技能の習得を目指したものとなっています。講演では、こどもの自転車教育や訓練の内容の他に、住みやすく健康的な都市の創造、都市における自転車文化、自転車利用者のための安全性についても紹介します。

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講師:ロッテ ベック先生

建築家兼都市計画家。”Urban Cycle Planning”コンサルタントに所属。デンマークサイクリング大使館、デンマーク自転車連盟の国際委員会委員。1998~2010年の12年間、コペンハーゲン市交通部門で、自転車文化のプロジェクトマネージャーを経験。近年は、ボゴタ、メデジン、リマ、メキシコシティ、リオデジャネイロやクリティバ等の南米主要都市で教室の開催を支援しています。2013年に発行された書籍「Cyclists & Cycling Around the World – Creating Liveable and Bikeable Cities」の共同編集者でもあり、住みやすく自転車利用可能な都市の創造を支援しています。

主催:(公財)国際交通安全学会こどもの交通安全教育プロジェクト
協力:土木学会自転車政策研究小委員会/地球の友・金沢/あおぞら財団/自転車活用推進研究会/一般社団法人交通科学研究会

【参加申込】はこちらから↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeNTFhBVlJ8rysKaj3SWqY8ymzYcOsd-NOLDKgF4rUt8AG_SQ/viewform

参考

↓New cycle campaign for kindergartens(動画)

 

http://www.cycling-embassy.dk/wp-content/uploads/2010/06/Cykelleg_engelsk_endelig.pdf

 

関連イベント

【10/9】楽しみながら乗り方を学ぶデンマーク式自転車教室(尼崎)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScgKnJl0OQ-ZgiQJb_kIZqg6QFoTSKqjNPMPC1nyqhNoWSgoA/viewform

【10/10】楽しみながら乗り方を学ぶデンマーク式自転車教室(京都)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSekPJYFTo9NNOdery3N7lg_BOnYCzxcOxQvHM9RYJtF5UIDAg/viewform

【10/10】自転車国際セミナー(京都):こどもの自転車教育-デンマークの実践方法 “Children’s Cycle Education – the Danish way”

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfvvW2_N06OcCuh6efShDp9rSjJXFmCRJ-O8sM5rdanP8f6Hw/viewform

Filed under: イベント案内,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2016年10月5日8:00 PM

8/25(木)大阪市立大学で3輪自転車を試乗してきました。

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

初めまして、龍谷大学3回生でインターンシップ生の野邊 季樹です。

 

今日は大阪市立大学杉本キャンパス内にてケイズ技研株式会社の方々が開発、製造した最終試作品である3輪自転車に乗らせて頂きました。

 

今まで、私が知っている3輪自転車は幼い時に乗った幼児1人乗りのものや街で見かけた事のある大人の方が1人で乗るものだけでした。

しかし、今日で私の3輪自転車に関する知識や経験値は非常に向上したと思います。

なぜなら、私が今日乗ったものは、2.5人乗りが可能であり、しかも、座席がハンドルの前にあったからです。

このような乗り物は今まで聞いたことも想像したこともなく、非常に驚きました。

そして、最初に1番前の座席に乗りました!

前に乗った時の感想は、運転手も初めてこの自転車に乗った方だったので少し怖いと思いましたが、自転車の安定性は非常に高いので、時間が経ち、慣れていって余裕が出てくると、運転手の顔を前の座席から振り返って見ることもできました。

また、運転手の前方に座っているので後ろからの声が聞き取りやすいと感じました。

 

次に運転手を体験したのですが、ペダルを漕ぐ前に方向転換などで1番前の座席に人を乗せてハンドル操作をしても車体は非常に安定していて負荷がかかることもなく、スムーズにハンドルを動かすことができました。

また、走行する時には前方に人を乗せているので運転手が安全を確認できるのは安心できるな、と感じました。

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次に、1人乗り用の3輪自転車にも乗りました!

 

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これも先の2.5人乗りの3輪自転車と同様に前輪が2つあるタイプであり、特許技術によって、左右に曲がるときにその安定性が発揮され、かなり急な角度で曲げても倒れる!という心配がほとんどありませんでした。

 

今回、乗らせて頂いた2種類の3輪自転車はともにケイズ技研が取得したシンクロ機構という特許技術が使われています。そのため、従来よりも低速でより安定な走行を可能にしています。

また、このシンクロ機構では斜面でも平地と同じように走行することや片輪が段差に乗り上げても車体が傾かないという凄さもありました。

 

このシンクロ機構を用いた3輪自転車は、低速で安定性が高いので前や後ろに荷物を載せ商業目的にも使うことができるなど、これからの自転車という乗り物の可能性の高さを知ることができた1日となりました。

 

[関連サイト]

ケイズ技研HP

http://www.kslabo.jp/index.php

TOYODA TRIKE

http://toyoda-trike.co.jp/

1人乗り3輪自転車走行動画

今回乗せていただいたToyoda trike が東京でも乗れるイベント

http://velo.tokyo/

 

 

記・あおぞら財団インターンシップ生 野邊 季樹(龍谷大学理工学部)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,タンデム自転車,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2016年8月31日5:43 PM
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