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ブログカテゴリー » 防災教育・にしよど親子防災部

野里小学校で絵本の読み聞かせの防災授業を行いました。

7月16日土曜日、野里小学校で絵本の読み聞かせの防災授業を行いました!!
その時の様子をお届けしたいと思います!
お届けするのは、同志社女子大学インターン生の太田です。
どうぞ、よろしくお願いします!!
日時:2016年7月16日(土)9:00~12:00
場所:大阪市立野里小学校(大阪府大阪市西淀川区にある公立小学校)
構成:1部、高学年 2部、低学年 3部、保護者の方々という3部構成。
参加者:約385名(生徒、約330名 教師、約20名、保護者の方、約30名 財団スタッフ、4名 ボランティア、1人)
協力:あおぞら財団
3部構成:①高学年向けの授業②低学年向けの授業③保護者向けの説明会
全体流れ:あいさつ・絵本の読み聞かせ・スライドを用いた説明・校長先生から学校の防災の取り組みについて説明
*三部とも内容のレベルは違いますが流れは同じです。
あおぞら財団の防災授業と並行して運動場では消防署の水消火器訓練、煙体験、簡易担架の訓練などが行われました。

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ボランティアに来てくださった石井さんが絵本の読み聞かせをしている様子

○授業の内容○

まず、西淀川はどんな所で実際どのような災害が起こる可能性があるのかを考えました。次に実際に災害が起きたらどのような行動をとる必要があるのか生徒の意見も聞きながら皆で話し合いました。そして過去に西淀川で実際に起きた災害や、西淀川は水害に弱いという事実を話し、最後に災害に関して普段からできることを考え多くの生徒に発表してもらいました。生徒の皆さんはとても熱心に授業に参加してくれている子が多かったです。また参加型であったので良い雰囲気で多くの事を学べる授業だったと思います。

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児童が話し合ったことを発表している様子

 

 

○保護者の方への説明○

保護者の方へは、災害に対する基礎知識の話から始まり、今後起こる可能性のある地震などのリスクを話しました。また西淀川の過去の災害の話をし、避難の仕方、子どもを守る方法、災害の時の連絡の取り方、さらには普段の生活から防災を取り組むという考えをもつことなど、とても多くのことを知る機会になったと思います。最後に校長先生から保護者の方へ西淀川地区の避難場所や学校のことについてお話がありました。

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実際にある避難所の物品を展示した様子

○感想○

日本は災害国です。しかし、私自身も災害が起きた時だけ災害に対して向き合い、時間が経つと忘れ、何も考えず日常を送っています。しかし今回の防災授業で、”おきてからでは遅い”また“誰にでも起こる可能性がある”ということを感じました。私たちはそうゆう国に住んでいていて、誰が、突然、このような悲劇に襲われるか分かりません。確かにどうにもならないこともあります。しかし、災害が起きても命を守ることができるものもたくさんあると思います。そのための防災です。命を守るための対策です。何よりも大切なことです。しかし、この、何よりも大切なことを、おろそかにしている人が多いと思います。私自身もう一度、「災害が起きたらどうしたらいいか」、「どのように連絡をとるか」、「防災リュックは本当にこれで大丈夫か」という話を家族としました。家族と話をしてるうちに「こんなに大切なことをしていなかったなんて、恐ろしい。」と感じました。だから、このブログを読んでくれている人達は必ず考えてください。実際に災害が起きたらどうなるのか想像してみてください。そして、家族と話しあってください。起きてからでは遅いです。今からその事と向き合い大切な命を守る方法を見つけてください。

インターン生太田

関連ページ

防災絵本「西淀川にたいふうがきた」

防災イベント・防災授業の支援

あおぞら財団では、防災絵本を用いた防災出前授業など、様々な防災教育プログラムのご提供をしています。内容はご要望にあわせて柔軟に対応させていただきますので、ご興味のある方は下記のページからお問い合わせください。

講師派遣

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2016年7月29日5:27 PM

防災絵本「西淀川にたいふうがきた」西淀川図書館展示

西淀川図書館で「防災絵本『西淀川にたいふうがきた』」の展示が始まりました。

防災絵本の内容や読み聞かせ会、防災授業の内容等をパネルにて展示しています。

この絵本は、西淀川区の過去の災害を子ども達に伝え、親子で災害について考えてもらうきっかけになって欲しいという思いのもとに作ったものです。

もうすぐ台風の季節がやってきます。親子で防災について考えてみませんか?

展示期間:7月22日(金)~10月中旬まで

展示場所:西淀川図書館
開館日:火曜日~金曜日 午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝・休日 午前10時~午後5時
休館日:月曜日・第3木曜日(国民の祝日と休日にあたる場合、および7月21日から8月31日の期間の月曜日は開館)・蔵書点検期間・年末年始
西淀川図書館のURL:http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=149

 

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展示は西淀川図書館に入ってすぐのところです

 

防災絵本

絵本は、西淀川の郷土資料のコーナーで配架されています

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2016年7月22日5:22 PM

絵本「西淀川にたいふうがきた」の読み聞かせ会を開催しました

3月23(水)に防災絵本「西淀川にたいふうがきた」の読み聞かせ会を開催しました。

この絵本は、子どもだけで家にいるときに災害がおこってしまったらどうするのか? どういうことを備えておくといいのかを考えるきっかけにしてほしいという想いのもと作ったものです。

絵本の読み聞かせをしてくださったのは、虹色手芸店の石井さんです。(虹色手芸店さんのFacebookページはこちら
この日は、あおぞら野菜市が開催されており、野菜市に来られた子ども連れの方が読み聞かせ会に参加してくれました。参加者は、子ども5人を含め、全部で12人でした。

石井さんが絵本を読み始めると、子どもたちは絵本に集中し、引き込まれるように熱心に聞いてくれました。石井さんは主人公の気持ちが聞いている子どもたちに伝わるように、抑揚をつけながら感情をこめて読んでくださいました。

絵本の読み聞かせが終わったあと、参加してくださった方と防災について話し合いました。今回参加してくださった方のお子さんたちは未就学児が多かったため、避難所となっている小学校に行ったことがないという方が何人もおられました。また、ほとんどの方が西淀川で過去に水害が頻発していたことも知らなかったとおっしゃっていました。いざという時のために、津波避難ビルを確認しておくことや普段の生活の中で備えること、日頃の近所付き合いが大事といったことを話し合いました。

参加してくださった方からは、「子どもが留守番をしている時はどうするのかというのは考えていなかったので、家族で話し合おうと思いました」「小さい子に説明するのに絵本はとてもよいアイディアだと思いました」といった感想をいただきました。

最後に、防災絵本を参加してくださった方に差し上げました。中には「ぜひ友達にもあげたい」とおっしゃり数冊持って帰る方もおられました。

今後も、引き続き、読み聞かせ会をはじめとした防災絵本を活用した取り組みをしていきたいと思っています。

※この活動は公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成でおこなっています。

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2016年3月25日2:01 PM

防災絵本「西淀川にたいふうがきた」が完成しました

この度、防災絵本「西淀川にたいふうがきた」が完成しました。

西淀川区は周囲が海や川に囲まれており、水害に弱い地域です。今までも何度も西淀川では大きな水害の被害にあってきました。その一方で、核家族の増加、共働き世帯の増加などにより、子どもだけで家庭で過ごす時間が長くなっています。そのため、子どもだけが家庭にいる時に災害が起こってしまうかもしれません。

そこで、子どもたちに、子どもだけで家にいるときに災害がおこってしまったらどうするのか? どういうことを備えておくといいのかを考えるきっかけとして、絵本を作成しました。

この絵本は、あおぞら財団で無償で配布しています。もし興味のある方はぜひお問い合わせください。

また、この絵本の完成を記念して、絵本の読み聞かせ会を開催します。この日には同時にあおぞら野菜市も開催していますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

  • 絵本の読み聞かせ会 「西淀川にたいふうがきた」
  • 日程:3月23日(水) 11時から
  • 場所:あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
    最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
    地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

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※この活動は公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成でおこなっています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,イベント案内,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2016年3月4日4:40 PM

淀商業高等学校防災プログラム、やってみようちょっと福祉体験(8/10)

8月10日(月)に淀商業高等学校の視聴覚室で福祉ボランティア科の生徒約20人が西淀川区内の小学生約10人に対して災害のことについて教える授業がありました。
「やってみようちょっと福祉体験」という2日間行われるうちの1日目に2時間程の防災プログラムがあり、あおぞら財団からレクチャーや体験のお手伝いに行きました。

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本日(8/10)の資料
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内容は、下記のことを高校生から小学生に尋ねたり実際に体験をしてもらったりしました。

○高校生からの説明

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高校生が説明している様子
①防災とは何かの説明

言葉と様々な災害の絵の種類を選んでもらう。
②地震がおきたらどうするかの行動説明
何故そうするかの理由を小学生に尋ねる。
③災害時にそなえての防災リュックに何を入れるかの説明
防災リュックのイラストとラジオやゲーム等の持ち出し出品のイラストを使って何を入れたらいいか理由も尋ねる。

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④まちの模型を使って地震が起きたら危険な場所、危険でない場所の説明

高校生が3週間かけて作ったある架空のまちの模型を使用して代表の小学生3人に危険である、危険でない場所に印をつけてもらい意見を求める。

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○あおぞら財団がやったこと

①西淀川の過去の災害説明

②防災グッズ紹介
お手伝いのバンダナ等の紹介
③福祉避難所の模擬設置、視覚障害者のガイド
4つのチームにわかれ高校生と小学生が協力して一人は視覚障害者の気持ちになってもらい、アイマスクで目隠しをした状態からガイドの指示に従い段ボールで作った簡易ベッドや簡易トイレまで動いて触れたりしながら見つけてもらう。もう一人は視覚障害者役の人をベッド、トイレにある場所に誘導する。

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④非常食の試食

非常食である乾パンやアルファ米等を試食してもらったりする体験をしました。

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非常食を試食している様子
最後に今日行った防災プログラムの小学生の感想として非常食の試食がおいしくてよかった、障害者向けの行動を実際に体験できて知れてよかった、目隠しして目が見えなかったので怖かったという意見がありました。
感じたこととして模型やリュック、持ち出し品の絵を使って説明することでしっかりと工夫されて準備ができており災害についての説明がわかりやすかったので感激した。

あおぞら財団インターン 石原

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2015年8月11日4:47 PM
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