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ブログカテゴリー » 環境学習

【他団体】日本環境教育学会3月研究集会・公開シンポジウム 「環境教育と平和教育と人権教育の歴史的対話 」(3/26)

日本環境教育学会主催 3月研究集会・公開シンポジウムの案内です。
3月26日に近畿大学和歌山キャンパスで開催されます。
是非ご参加ください。

一般社団法人 日本環境教育学会 主催  3月研究集会・公開シンポジウム
環境教育と平和教育と人権教育の歴史的対話
―「一人ひとり」の時代から「みんなで」の時代へ―

開催日時  2023年3月26日(日)10:00〜16:40

会  場  近畿大学 和歌山キャンパス(生物理工学部)(和歌山県紀の川市西三谷930)
【交通アクセス】★ JR紀伊または南海本線 樽井駅からのアクセス
「紀伊駅前」から紀伊粉河線バスに乗車、「近畿大学(生物理工学部)」にて下車。もしくは「樽井駅前」から岩出樽井線(近畿大学経由)の市バス   に乗車。
★ 関西国際空港からのアクセス
JR関西空港駅から日根野駅へ行き、阪和線に乗り換え、JR紀伊で下車。バス停「紀伊駅前」より近畿大学行きバスに乗車。
★ 自家用車で来学する場合
京奈和自動車道(奈良和歌山区間/無料高速)の「紀の川IC」より約5分
* 関西国際空港から近畿大学生物理工学部まで約25km。キャンパス内の駐車場利用 可。

主  催  一般社団法人 日本環境教育学会

後  援  和歌山県教育委員会、紀の川市教育委員会、和歌山人権研究所、関西NGO協議会、SDGs市民社会ネットワーク、関西SDGsプラットフォーム

開催趣旨   気候危機、エネルギー安全保障をめぐる問題と原発再依存、ウクライナ戦争、核抑止戦略への依存、ポピュリズムの台頭、自由民主主義の衰退、市民社会スペースの縮小、COVID-19パンデミックの影響による人権侵害、ジェンダー不平等、LGBTQ+への人権抑圧、差別禁止法の制定および国連 パリ原則に基づく国内人権委員会の設置の先送り、SDGsの進捗停滞 等、今日わたしたちが直面する問題からも明らかであるように、世界は激動期にあります。これらの問題は相互に深く関係しあい、複合的な危機状況として現れ、社会的な連帯がもとめられています。
1972年に「かけがえのない地球」というテーマのもと、スウェーデン ストックホルムで開催された人間環境会議では、環境教育の必要性について言及したほか、健全な環境のもとで生活する基本的権利(環境権)の保障や、核兵器 等の大量破壊兵器の完全な破棄を謳った国連 人間環境宣言が採択されました。それから50周年を機に、環境教育、平和教育、人権教育がたどった歩みを振り返りつつ、現在の到達点と課題を共有するなかで、環境教育、平和教育、人権教育との連帯をめざしたいと考え、本シンポジウムを企画しました。
多くの皆さまにご参加いただき、課題を共有し、協働に向けた足掛かりにしたいと考えています。第一線でご活躍される実務家、研究者をお迎えして議論する貴重な機会となりますので、ぜひ奮ってご参加ください。

★ 一般公開シンポジウム(14:00〜16:40)は対面に限定した開催とし、オンライン中継(ライブ配信)は実施いたしません。
★ 休日のため、学内のコンビニエンスストアが閉店していますので、昼食は各自でお持ちください。
★ シンポジウム終了後、同会場内で交流会(名刺交換会)を予定しております。

プログラム
9:30〜     開場/受付開始
10:00~    【会員限定】研 究 会
会場:近畿大学和歌山キャンパス(生物理工学部)3号館1階 110教室
主催者挨拶
10:03〜10:20  各研究プロジェクトの紹介
10:20〜10:25  第18回研究・実践奨励賞 表彰
10:30〜12:30  研究会(分科会/ハイブリッド方式〔現地開催・ウェブ配信の併用〕)
■「SDGsの教育」研究会
■「気候変動教育」研究会
■「環境教育プログラムの評価」研究会
■「原発事故後の福島を考える」研究会
■「公害教育」研究会
12:30~14:00  休  憩
13:15〜     開場/受付開始
14:00~    【一般公開シンポジウム】「環境教育と平和教育と人権教育の歴史的対話
―『一人ひとり』の時代から『みんなで』の時代へ―」
会場:3号館2・3階 アリーナ
開会挨拶    水山光春氏(京都橘大学/関西支部長)
14:03~     基調講演 講師・シンポジスト紹介
14:05〜14:07  企画趣旨説明  新田和宏氏(近畿大学/実行委員長)
14:07〜14:37  基調講演Ⅰ「平和教育からの歴史的対話と今後の展望」
川崎 哲氏(ピースボート共同代表/核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員・会長)
*ICANは2017年にノーベル平和賞を受賞
14:38〜15:08  基調講演Ⅱ「人権教育からの歴史的対話と今後の展望」
三輪敦子氏(SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事/アジア・太平洋
人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長)
15:09〜15:17  「環境教育からの応答①」  水山光春氏(京都橘大学/関西支部長)
15:17〜15:25  「環境教育からの応答②」  後藤 忍氏(福島大学/研究委員長)
15:25〜15:57  パネルディスカッション
モデレーター:新田和宏氏(近畿大学/実行委員長/関西副支部長)
パネリスト:
川崎 哲氏(ピースボート共同代表/ICAN国際運営委員・会長)
三輪敦子氏(SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事/ヒューライツ
大阪所長)
水山光春氏(京都橘大学/関西支部長)
後藤 忍氏(福島大学/研究委員長)
15:57〜16:00  閉会挨拶  中村和彦(東京大学/会長)
16:00~16:40  交流会

【サイドイベント】エクスカーション
開催日時:2023年3月25日(土)13:20〜15:20   定員15名(先着順)
集合場所:根来山げんきの森(http://genkinomori.jp
インタープリター:岡田和久氏(根来山げんきの森倶楽部 事務局長)
集合場所への交通アクセス:
【自家用車】
■京奈和自動車道(奈良和歌山区間)の岩出根来ICもしくは紀の川ICで降り、広域農道等を進み、約10分
【和歌山バス那賀】★時刻表、路線図の検索はこちらから ☞ https://www.wakayamabusnaga.com/
南海本線 樽井駅またはJR和泉砂川駅からのアクセス
■「樽井駅前」から特急 近畿大学経由(岩出樽井線) 岩出駅前行きバスに乗車(12:25発)、「砂川駅前」(12:33発着)を経由し、「緑花センター前」にて下車(12:50着/所要乗車時間 約25分)。北側に敷設されている舗装された林道を徒歩1㎞。
■復路のバス利用  「緑花センター前」(16:21発)に乗車し、「砂川駅前」(16:41着)を経由し、樽井駅前(16:52着)にて下車。
当日の連絡先:公園管理棟 0736-61-7233
事 務 局 090-7090-1724

参加申込方法
参加申込フォーム(https://forms.gle/z2bivMtw37LJ747cA)から、2023年3月22日(水)までに事前参加登録をする。当日参加 可。参加費:1000円(研究分科会は会員限定。参加費 不要)

本件に関する問い合わせ先
一般社団法人 日本環境教育学会 事務局(https://www.jsfee.jp
東京都多摩市落合2-6-1 株式会社インフォテック内  ☎︎ 042-311-3355  e-mail office jsfee.jp ※を@に変換して送付ください

イベントチラシ

Filed under: イベント案内,他団体,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2023年2月17日3:54 PM

【他団体】第51回公害環境デーのご案内(2/4)

2月4日(土)に第51回公害環境デーが開催されます。今回のメインテーマは、「気候危機・・・市民はどう考え、どう行動するか」です。
あおぞら財団も実行員会に参加しています。

—–
地球の未来、こどもたちの未来のために
第51回公害環境デーに集まりましょう
猛暑、酷暑、台風、豪雨……異常気象は年々深刻化しています。

温暖化対策を議論した「COP27」では、「気候危機打開の取り組みは一刻の猶予も許されない」と、先進国に責任と対策が強く求められました。

いま、学びあい、科学の目で考え、行動して、ご一緒に気候危機を止めましょう。

「公害環境デー」は、「公害をなくす府民の集会」として、1972年より取り組まれてきました。今年の第51回公害環境デー集会では、「COP27」の報告(早川光俊氏・CASA専務理事)を受けて「気候危機・・・市民はどう考え、どう行動するか」をテーマにしたシンポジウムをおこないます。

再生可能エネルギーの展望、市民ができる省エネ対策、そして自治体から変えられることなど、一緒に考えあいましょう。

そして、原発賠償関西訴訟、関西建設アスベスト大阪訴訟、ノーモアミナマタ近畿訴訟、大気汚染公害被害者の皆さんが、被害の実態を訴えます。また、多くの分野・環境団体が取り組みを持ち寄り、大阪の環境問題について討論し、学び合い、交流します。

地球の未来、子どもたちの未来のために、第51回公害環境デーに集まりましょう。

〇開催概要
日時 2023年2月4日(土)  13:30〜16:30(180分)
参加場所
・オンライン参加:ZOOMウェビナー方式
・会場参加 大阪民医連会議室(アクセスはこちら
・参加申し込み:事前申し込みフォームはこちら
資料代 一人500円(学生・障碍者無料)、ZOOM参加者も同じ。

主催:第51回公害・環境デー実行委員会 (事務局:大阪から公害をなくす会)
連絡先:大阪から公害をなくす会・大阪市中央区内本町2-1-19 内本町松屋ビル10 370 号
☎06-6949-8120  FAX06-6949-8121

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Filed under: イベント案内,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2023年2月1日5:11 PM

追手門学院大学社会学部2年生 西淀川フィールドワーク(12/17)

2022年12月17日(土)、追手門学院大学社会学部の2年生のみなさんが西淀川を訪れました(引率:藤吉先生を含む3人、学生9人が参加)。藤吉先生は5月にも3年生のゼミ生が研修に来ていただいています。

阪神「出来島」駅に集合し、国道43号の道路沿道の環境対策を見学しました。国道43号は公害道路とも呼ばれるほど大気汚染や騒音、振動などの公害を引き起こしていましたが、大気汚染訴訟の和解条項に基づき、遮音壁の設置、光触媒の塗料の塗布、高活性炭素繊維(ACF)パネルの設置、環境ロードプライシング、PM2.5の測定といった様々な環境対策がなされています。

デイサービス施設「あおぞら苑」、千北診療所(公害病患者の治療の拠点)、大阪マスジドなどを経て、大野川緑陰道路を散策してあおぞら財団まで歩きました。雨降りの中ですが、フィールドワークは約90分におよびました。

あおぞら財団に到着後は、西淀川公害やまちづくり活動の説明をおこない、資料館(エコミューズ)を見学後、「ワークショップ フォトランゲージ」を行いました。

資料館にて、事務局長の藤江が「西淀川公害やあおぞら財団の活動」について学生に解説しています。

西淀川公害やあおぞら財団の活動についてのお話

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エコミューズの見学。パネルや裁判資料などをみてもらいました

次に、西淀川公害患者と家族の会の上田さんと公害認定患者の岩本さんから、公害病になってからのご自分の人生について語っていただきました。岩本さんは24歳でぜん息発作が起こり、それ以降、長い間病気と闘っておられます。続発症である中耳炎による聴覚障害、病気のために仕事が思うようにできず普通で当たり前の生活を失われてしまったとのお話などに学生のみなさんは真剣に耳を傾けていました。岩本さんは、公健法の改正によって公害患者の新規認定が打ち切られる直前の1988年に無事に認定を受けることが出来ましたが、認定を貰えなかったことで苦労している人がいるとのお話もされました。

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公害患者さんのお話

最後に感想を共有して、この日の研修は終了しました。学生のみなさんからいただいた感想を一部紹介します。

・公害を知らなかったら、ぜん息の症状が公害のせいだということを知ることができなかったと思うと、怖いことだと思いました。
・岩本さんが自分と同じくらいの年で症状を発症し、さまざまな苦労があったことをきき、他人ごとではないと思いました。公害患者になっても自分なら症状を受入れられないと思うので、人のために活動していることが本当に尊敬できると感じました。
・この公害をここで終わらさず、小さい子にも伝え続けるべきだと思います。患者さんは少なくなったとはいえ、まだたくさんいるので、少しでも多くの方が早く良くなってほしいです。

今日の研修で学んだことを、今後の研究活動等に活かしていただけたらと思います。

(記:谷内)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2022年12月19日12:06 PM

12/6大阪公立大学「都市基盤計画特論3回目」タンデム自転車と西淀川区役所のお話

12/6、大阪公立大学大学院「都市基盤計画特論」(吉田長裕准教授)の3回目の授業があおぞら財団で行われました。今回の主な内容は、タンデム自転車のフィールドワークと西淀川区役所政策共創課長の西尾さんからのお話です。

タンデム自転車のフィールドワークでは、大野川緑陰道路を通り、淀川まで走りました。タンデム自転車で風を切って走りながら、淀の大放水路の姫島立坑の横を通り過ぎ、公害道路と呼ばれていた国道43号の下を通り、西島の多数の工場が立地する様子をみました。また、淀川の堤防に上り、街中が川の水面から低いことを確認し、水害の弱いということを感じてもらいました。
タンデム自転車を利用することで、町の様子を五感で感じながら移動できるのと同時に、受講生同士の信頼関係を強めることにもつながったようです。

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緑あふれる大野川緑陰道路をタンデム自転車で走行

工場が林立する西島地域

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区役所 西尾さんからのお話

あおぞらビルに戻ってからは、西淀川区の西尾さんからのお話です。西淀川区では「活気があり、笑顔にあふれ、常に進化するまち(もっと住みたい、もっと事業したいまちへ)」を目標にしています。その目標に向かって、様々な取り組みをされています。その取り組みの一つとして「みらいへつなげるみちプロジェクト」が実行されており、大野川緑陰道路に憩いの空間を整備するために修成建設専門学校の協力を得て、現在、整備を計画しています。また、多様化・細分化する地域住民のニーズに対応するために、区民・事業者との共創にも力を入れています。
お話の後、学生からは、西淀川区の子どもが遊べる場所はあるのか? 東西方向の移動にバスや自転車はよくつかわれているのか? 住民同士の交流はどうなっているのかといった質問が出ました。

最後に、西淀川の提案に向けてのグループ分けを行いました。今までの3回の授業で得たことをふまえて、各自でキーワードを出してもらい、それを元に「住民の交流、コミュニティ」、「モビリティ、交通弱者の移動支援」の2つのグループに分かれました。

今後は、この2つのグループごとに、テーマを深めて西淀川に対する提案を作っていきます。2週間後の授業では中間発表&意見交換がおこなわれます。どんな提案が出てくるのか楽しみです。

—-

「都市基盤計画特論」が西淀川をフィールドに授業を行うになってから3年目です。

2022年度 大阪公立大学 授業「都市基盤計画特論」における西淀川区でのプログラムは下記のようなスケジュールで行う予定です。

日時 主な内容
11月22日 ロールプレイ、小講義「西淀川地域の現状と課題/あおぞら財団の地域づくり」
11月29日 市民参加に関するワークショップ、ヒアリング 西淀川公害患者と家族の会
12月6日 西淀川地域の現状視察(タンデム自転車を活用)、ヒアリング 西淀川区役所職員
12月20日 中間報告&意見交換
1月~2月 各グループで最終の提案づくりに向けた活動
2月 報告会
3月 西淀川への提案を発表

—–

あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。

研修受け入れ(あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館 エコミューズのページに飛びます)

 (谷内)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,地域づくり,環境学習,視察受入 — aozorafoundation 公開日 2022年12月16日4:48 PM

公害は環境省の原点。公害地域の“今”を知る環境省職員研修(10/27-28)

あおぞら財団では、環境省職員の「環境問題史現地研修」の受け入れをしています。コロナ禍に入ってからは中断していましたが、今年度は10月27日、28日の2日間にわたって再開して実施されました。この研修は、激甚な被害を経験した地域の“今”を知ることによって、公害のもたらす被害への理解を深め、環境省職員としての課題対応力を高めることを目的とします。参加者は環境省の若手職員12人と環境再生保全機構の3人の15人でした。

〇公害地域の“今”を「現地」で学ぶ
本研修では「現地」で学ぶことを大事にし、プログラムでは当事者のお話やフィールドワーク、資料館の見学、課題解決のグループワーク等の体験型の学びを多数盛り込みました。
公害患者の語り部からのお話では、51歳と公害患者の中では比較的若い濱田健一さんに、療養など公害患者の日常生活についてお話してもらいました。濱田さんは福祉施設で支援員をしながら、専門学校に通って介護福祉士の資格を取られた苦労人です。0歳からぜん息発作に苦しみ、今後も何十年も病気との付き合いが続くことをお話されました。

公害患者の語り部さんのお話

フィールドワークでは、バスで尼崎や西淀川の工業地帯をまわった後、国道43号で道路の大気汚染対策の説明を受け、大野川緑陰道路を歩いてあおぞらビルまで戻りました。国道43号では和解条項をふまえて、様々な道路環境対策が行われていること、それにも関わらず、未だに多くの大型車が通行し、騒音などの公害があることを体感しました。

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西淀川フィールドワーク

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大気常時測定局の前の看板で説明

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西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)の見学

 

 

また、「西淀川大気汚染公害訴訟を会社サイドからみる」を題して、元神戸製鋼法務部長で訴訟を担当された山岸公夫さんからのお話もありました。山岸さんはあおぞら財団の理事でもあり、西淀川の原告団が企業と対話を重ね、信頼関係を構築したからこそお話してもらえる貴重な内容です。

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元神戸製鋼法務部長の山岸公夫さんのお話

〇仕事への理解やモチベーションにつながる
研修後にいただいた参加者の感想からは、「実際に現地に赴き関係者に直接会ってお話を聞くのは、今後の仕事への理解やモチベーションに大きく差がつく」、「『対話』を重ね、信頼できる関係を構築することが前に進むことへの第一歩」と現地に触れる大切さ、コミュニケーションの大切さを学んでいただけたようです。西淀川で学んだことが環境行政に生かされるのを期待しています。

〇主な研修内容
1日目
・講義「西淀川公害、あおぞら財団について」
・公害患者の語り部さんからのお話
・村松昭夫弁護士(あおぞら財団理事長)のお話「大気汚染公害訴訟が環境政策に果たした役割」
・振り返りのワークショップ
・交流会(公害患者とあおぞら財団スタッフ)
2日目
・西淀川フィールドワーク(尼崎・西淀川の工業地帯、国道43号、大野川緑陰道路)
・西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)見学
・山岸公夫さん(元神戸製鋼訴訟担当)のお話「西淀川大気汚染公害訴訟を会社サイドからみる」
・ワークショップ 2日間の学びのふりかえり

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入 — aozorafoundation 公開日 2022年12月8日5:24 PM
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