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ブログカテゴリー » 環境学習

西淀川ものづくりまつり2019に参加しました(8/18)

※「みてアート・御幣島芸術祭」の記事の転載です。

8/18日曜日、西淀川区役所・もと歌島橋バスターミナルにて記念すべき第10回目となる西淀川ものづくりまつりが開催され、西淀川にある約20社の企業が出展していました。

あおぞら財団は「エコでつながる西淀川推進協議会(西淀川菜の花プロジェクト)」に参加しており、家庭から出る使用済みの天ぷら油などの廃食油を回収しています。

今回のものづくりまつりでは、その回収した廃食油をリサイクルしハンドソープをつくったりしている浜田化学さんと一緒に廃油キャンドルをつくってもらうブースを出展しました。

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午前10時に一般開放され、開始直後に多くの子ども達が廃油キャンドルのブースに来てくれました。定員は150人だったのですが、開始1時間ほどで80人越えの子ども達が押し寄せスタッフ達はびっくりしていましたが、子ども達は喜んで廃油キャンドルを作ってくれました。そして13時に昼休みが終わって、またすぐに多くの子ども達が来て14時には定員の150人に達しました。作れなかった子がいたのは残念だったけれど、多くの子どもが喜んでくれて僕も嬉しかったです。

ブログ2

ブログ3

このブースでは廃油キャンドルの他に、浜田化学さんが販売しているパワードウェアという商品の展示・体験もしていました。パワードウェアは写真のように装着することで、床に置いてある重たい荷物を運んだりする時などの腰や足の筋肉の負担を減らすことができます。僕も体験させてもらいましたが確実に腰への負担は減って正直欲しいと思いました。

ブログ4

最後に他のブースを少し紹介します。

溶接体験

溶接体験

みてアート実行委員会

みてアート

プログラミング教室

プログラミング

4メートルロボット

4mロボット

今後もものづくりまつりを開催することで、地域の子ども達が地元の企業を知り、将来その企業で働くようなことがあれば素敵だと思います。

あおぞら財団インターン 大阪経済大学 東海巧

 

※あおぞら財団は「みてアート実行委員会」、「西淀川アートターミナル運営会議」の事務局です。
みてアート・御幣島芸術祭:https://miteart.blogspot.com
西淀川アートターミナル:https://nishiyodo-art.com
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

身近なアスベストを調べる 西淀セッションの報告

2019年4月27日に泉南アスベスト問題に取り組む伊藤泰司さんが企画したイベント「身近なアスベストを調べる」を実施しました。
伊藤さんから、「西淀川にあるアスベストをはかってみないか?」と呼びかけられて実施したのですが、そのイベントでわかったことを伊藤さんが報告して下さったので、ここに掲載いたします。
そもそも、この企画を考えたきっかけは下記の通りだそうです。
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この企画は昨年の北部地震で例えば高槻、茨城、寝屋川、枚方の市民会館や市民センターが、一部欠損しアスベストが露呈して使えなくなった。それを調査しました。
それから8月の台風で、大阪中のスレートの工場や倉庫の一部が損壊しました。道にかけらが落ちていて、車が轢いていったらものすごいアスベスト飛散になるのににもかかわらず自治体も国も知りませんでした。環境省や厚労省の交渉や、大阪府の全自治体に緊急の手紙を送りました。
結果、大阪府は緊急の通達をだしました。
スレートの建物がどれくらいあるか、「散歩で見つけよう」と提起しました。ほんとにどこにもあります。かならず、予想よりも多いです。ところが、このレベル3建材は法的規制がありません。
そんなら、どれくらいあるか調べて発表していこうと考えたのです。その方法を編み出そうと思いました。

愛知教育大学の榊原先生は建材のアスベストの確認ですが、国交省も、スレートはほとんど(99%ぐらい?)にアスベストが入っていることを認めているのです。見える範囲でどれだけあるかわかるはずと思いました。今回の報告を一番関心を持ってくれたのは榊原先生でした。

地震と台風であちこちのスレートが壊れた。
ところが法的規制がないので、放置されている。
簡単な見つけ方と量を知る方法を提起して、市民自らが危険をしる。それを力に行政の協力を求めていこう。
そんなところでしょうか。

解体や除去のときの規制はあっても、日常の管理は何もない。(韓国でも日常の管理をはじめました)。いま、建築基準法を適用できるのではないかと動きがでてきました。私自身は、この動きにちょっと力になったし、どんどん動かしていきたいとおもっています。
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報告PDFファイルはこちらです
ご関心がある方は、あおぞら財団までご連絡ください。

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2019年5月28日6:38 PM

2018年度の二酸化窒素の自主測定結果を報告します!

2018年度の西淀川区内の二酸化窒素の自主測定結果を報告します!

あおぞら財団では、年に2回、西淀川区内で二酸化窒素(NO2)の自主測定をしています。この自主測定は、大阪から公害をなくす会が主体となって大阪府下で行っている調査に協力する形で行っています。

二酸化窒素は、燃料を高温で燃やすことで、空気中の窒素と酸素が結びついて発生します。発生源は、工場や火力発電所、自動車、家庭などです。二酸化窒素は、のど、気管、肺などの呼吸器に悪影響を与えるので、排出量を減らしていかなければなりません。

NO2の測定は行政も実施していますが、この自主測定では行政が測定していない身近な場所も測定しています。西淀川区内の大気の状況を詳しく把握し、きれいな空気を取り戻す運動に根拠を与え、公害・環境行政の後退を食い止めるための取り組みです。

■測定概要
測定方法:大気中のNO2濃度を測定できる「天谷式カプセル」を用います。24時間暴露したカプセルにザルツマン試薬を入れ、NO2を化学反応、発色させ比色分析により濃度を測ります。
測定場所:西淀川区内 5か所
測定日:

2018年度 6月7日(木)17時~8日(金)17時
12月6日(木)18時~8日(金)18時


■測定結果

 2018年6月 2018年12月
1 出来島小学校(国道43号)  43 ppb  40 ppb
2 大和田交差点(国道43号)  56 ppb  50 ppb
3 歌島橋交差点(国道2号)  49 ppb  34 ppb
4 あおぞらビル前(国道2号)  40 ppb  31 ppb
5 緑陰道路(エルモ前)  31 ppb  21 ppb

全体的に2018年6月に比べて、2018年12月は減少傾向にあります。二酸化窒素濃度は、交通量や工場などの排気ガスだけでなく、風の強さなどの天候にも大きく影響を受けるので、経年的に変化を見ていく必要があります。

【国道43号沿い】

国道43号と淀川通りが交差する大和田交差点が50 ppb以上と最も高くなっています。国道43号沿いの出来島小学校前も40 ppb以上と高い数値です。

【国道2号沿い】

3本の主要な道路が交差する5差路の歌島橋交差点は、2018年6月には49ppbと高い値でしたが同年12月には34ppbと減少していました。歌島橋交差点から少し離れた国道2号沿いのあおぞらビル前においても、2018年6月は40 ppbでしたが同年12月には31ppbと減少していました。

※二酸化窒素に係る環境基準:1時間値の1日平均値が40ppbから60ppbまでのゾーン内又はそれ以下であること。

参考:大阪から公害をなくす会「ソラダス・NO2測定運動」

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2019年5月13日5:00 PM

【 4/20 】矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会

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■矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会■
~西淀川区で野鳥観察~

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野鳥ちらし2019

西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
初めての方はなかなか鳥をみつけることが難しいのですが、日本野鳥の会大阪支部のリーダーが、その豊富な知識で解説してくださいます。

連休前のさわやかな朝のひとときをご一緒に過ごしませんか?
小さなお子さんやご年配の方にも、適度なウォーキングコースでもあります。
ぜひご参加ください!

 

メジロ2

前回(2019年2月3日)の様子。
西淀川区の花「サザンカ」にメジロがとまり蜜を吸っていました。

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■日時:4月20日(土)午前9時30分~12時30分
*雨天・雷注意報発令時中止(Facebook等で告知します)
*次回は9月28日(土)を予定しています(春・秋・冬の年3回実施)
■集合:阪神なんば線福駅集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
阪神福駅に集合し、野鳥を見ながら歩いて矢倉海岸まで向かいます。
約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。

■前回(2019年2月3日)の探鳥会のブログはコチラ
■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ

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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885

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■協力
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16NEXT211階

Filed under: イベント案内,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2019年4月11日3:05 PM

冬のカモを観察 2/3探鳥会開催

2月3日(日)、冬の探鳥会を開催しました。参加者は、11人でした。

まずは大野川緑陰道路を歩きます。
DSCN2871
西淀川区の花「サザンカ」にメジロがとまり蜜を吸っていました。

メジロ2

メジロ1

 

ツーピーツーピーと、シジュウカラが2~3羽、
鳴きながら樹木の葉の中を飛び回っていました。

シジュウカラ

シジュウカラは樹木のウロ等に巣をつくります。
木の幹にとまり、家探しをしているのでしょうか。

シジュウカラ②

これから春に向けてシジュウカラの産卵、子育てのシーズンです。
大野川緑陰道路は、シジュウカラが営巣しています。
今年もカップルがたくさん成立するといいですね。

 

淀川河口に出ると、越冬のためにやって来たカモたちが護岸の石積みの上にたまっていました。

ヒドリガモ、オカヨシガモ、オナガガモ群

 

左はヒドリガモ(オス)、右はホシハジロ(オス)です。両方とも、赤茶の頭にグレーの背中と羽色が似ています。
ホシハジロは、潜水が上手。水にもぐって小魚等をとりエサにします。
ヒドリガモは草食のカモで陸の上でもよく歩き回っています。

ホシハジロ・ヒドリガモ

淀川の河川敷では、ヒドリガモの群れが陸で歩き回っている様子も観察できますよ。

ヒドリガモ(地上2)

ヒドリガモたち、陸の上でエサを探しているのでしょうか。

ヒドリガモ‗地上1

ヒドリガモももちろん泳ぎますが、水の中に潜るのは上半身だけ。よくお尻だけ水面から出して水草などを食べています。

ヒドリガモ(水面)

 

オカヨシガモ(オス)。華やかな色合いが多いオスのカモの中で、穏やかな色合いの羽色が特徴です。

オカヨシガモ

 

キンクロハジロ(オス)。白と黒のツートンカラーと黄色の目、写真ではわかりにくいですが、頭の後ろに羽飾り(冠羽)がついているのが特徴です。

キンクロハジロ

 

カルガモ。このカモは一年中みることができます(留鳥)。

カルガモ

 

冬の淀川はたくさんの種類のカモが見られますが、たまに種類がはっきりわからないカモもいます。
今回の探鳥会で見かけたこのカモもその1羽。
野鳥の会の方のお話では、交雑種の幼鳥でスズガモの血が入っているのでは?ということでした。

不明カモ

 

オオバン。カモの仲間ではなく、クイナの仲間です。カモよりも一回り小さく、赤い目をしています。

オオバン

 

カンムリカイツブリ。頭の飾りと、カモよりも二回りくらい大きな体が特徴です。カイツブリの仲間です。

カンムリカイツブリ

観察種数 29種
オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト

次回 2019年4月20日(土)予定
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30  矢倉緑地公園

愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会ですので、みなさんふるってご参加ください。

◎あおぞら財団・探鳥会のページはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部(協力)のHPはこちら

 

記 ボランティアN

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2019年4月1日2:52 PM
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