この菜の花は、昨年9月20日に、佃中学校、職場体験実習の生徒が種まきをしたものです。
*その時の様子はこちら
長い冬をこして、きれいに咲きました。
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佃連合1-3町会 お花見用 廃油キャンドルづくり
3月16日、佃連合1-3(リバーサイドヴィラ千船)町会で、桜まつりの時に使う廃油キャンドルをつくりました。
大人25人子ども9人計34名の町会の方が集まりました。
まずはエコでつながる西淀川推進協議会事務局あおぞら財団より、西淀川の廃油回収の取り組みを報告しました。
2012年の廃油回収量が一番多かった阿南会長の回収量に、「どうやったら、そんなに集まるの?」との声も。
阿南会長は、自ら車などで町会をまわって廃油回収をしていることを紹介しました。
1-3町会は、お花見用の春と、クリスマス時期の毎年2回、廃油キャンドルづくりをしています。
廃油キャンドルづくりも手慣れていて、手際良くすすめていました。
キャンドルづくりもなれたもの。みなさん工夫して廃油キャンドルをつくっています。
廃油と凝固剤(キャンドルをするために固める)を入れたやかんを湯煎にかけます。
湯煎で温める場合は、直火でやるより時間はかかりますが、100度を超えることがないので、安全ですね。
注ぎ口から直接瓶にいれます。
なかにはオリジナルの道具を作ってきた人も。
空き缶などのアルミに釘でおろし金のようなギザギザをつけて、廃材にうちつけます。
色づけでいれるクレヨンをおろすことができます。
子どもたちも多く参加しており、世代を超えた交流の場になっていました。
つくったキャンドルはほしい人には持ち帰ってもらいました。
桜まつり用のキャンドルも100個以上の提供がありました。
夜桜の下でともる廃油キャンドル、楽しみですね。
(小平)
【募集】中島水道サロン 『中津川ものがたり(4/12金P3~@あおぞら財団)』
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中島水道サロン 『中津川ものがたり』
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4月12日(金) 午後3時~ 場所:あおぞら財団5階
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その昔、中津川という川が、毛馬地区付近で淀川から分かれ、曲がりくねりながら、現在の淀川区や西淀川区、此花区を通り大阪湾へと流れ出ていました。
今から約100年前、新淀川が開削され、中津川は時代とともに埋め立てられ消えていきました。
『中津川』について木村幸雄さん(淀川区塚本在住)にお話をして頂きます。
終了後、中島水道サロンの会議と、懇親会も予定しています。
どなたでも自由にご参加ください。
準備の都合上、参加をご希望の方は、事前にお申込み下さい。
日時:4月12日(金) 午後3時~
場所:あおぞらビル5階 西淀川・公害と環境資料館 エコミューズ
参加費:100円
申込:①名前、②住所、③電話、④メールアドレス(あれば)、⑤懇親会参加可否
を事前に事務局あおぞら財団までお知らせ下さい。
*あおぞら財団 TEL:06-6475-8885 Eメール: webmaster★aozora.or.jp
★を@にかえてください。
<スケジュール>
午後3~4時 中津川ものがたり
午後4時~4時30分 質疑・自由討論
午後4時30分~ 中島水道サロン 今後の活動について
午後5時30~ 懇親会
<木村幸雄さんについて>
大阪市淀川区塚本在住。淀川歴史散歩研究会委員として、西成郡の歴史などを研究。
塚本に来て43年暮らした自分の家が、実は中津川の中に位置していたことを3年程前に知る。
それ以降、中津川に興味をもち、新淀川の開削や中津川の埋立について追っている。
<中島水道サロンとは>
江戸時代の農民達が掘った9.5kmの農業用排水路『中島水道』に関心のあるボランティアの集まりです。
東淀川、淀川、西淀川区周辺の歴史的を伝えるために、
まち歩きや勉強会の企画・運営や教材作成などにとりくでいます。
今までの活動
・中島水道まち歩き
東淀川区編 https://aozora.or.jp/archives/10783
淀川区編 https://aozora.or.jp/archives/13303
西淀川区編 https://aozora.or.jp/archives/14453
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中島水道サロン
事務局: 公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
Eメール: webmaster★aozora.or.jp
★を@にかえてください。
URL http://www.aozora.or.jp/
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佃西小学校で西淀川公害 語り部の授業
3月6日、佃西小学校5年生の社会科(1組、2組)にて、西淀川公害病患者さんの語り部の授業をしました。
*昨年度の様子はこちら
公害病患者さんは永野千代子さんと、池永末子さんです。あおぞら財団は、サポート役として協力します。
公害患者さんには
○ご自身生い立ちや病気について
○お子さんの病気について(二人ともお子さんも、公害病の患者です)
○公害がひどかったころの西淀川の様子
○どうして公害運動に参加しているのか
といった内容をお話をして頂きました。
子どもたちは事前に『手渡したいのは青い空~未来からのメッセージ』を見ていた為、患者さんの話も理解しやすかったようです。
写真は、子どもたちに注射の跡を見せる永野さん。
実際に本人から話をきくことで、公害患者さんの被害の苦しみがより伝わるようです。
どの子どもたちも真剣にメモをとっていました。
今、PM2.5による越境大気汚染が心配されていますが、PM2.5の測定について、かねてから患者さんたちが測定をもとめる運動をしてきたこと、新佃公園等、身近な場所にも測定局ができていること、なども紹介しました。
西淀川公害の小学生の授業に関しては、以前、西淀川区の小学校で教鞭をとられていた天野憲一郎先生が、今年は出来島小学校、姫里小学校で出前授業をされました。
こちらも5年生の社会科の時間です。
*天野先生の授業の様子はコチラ (過年度のものです)
西淀川公害を伝える授業は、ぜひ協力したいと思いますので、お声掛けください。
*詳しくはコチラ
(小平)
中島水道 まち歩き 西淀川区編(3/2土)
3月2日(土)、『中島水道まち歩き 西淀川区編』を開催、16人で歩きました。
この活動は、中島水道に関心のある有志がボランティアで企画・運営しているもので、
昨年6月6日の東淀川区編、11月23日の淀川区編に引き続き、3回目です。
*中島水道については中島水道サロンスタッフの笑福亭仁勇さんのHPをご覧ください
今回のコースは、阪神の福駅に集合し、約3km歩き、あおぞらビルを目指します。
淀川や大野川緑陰道路の自然、第二次世界大戦や公害の歴史など、様々な自然と歴史にふれるまち歩きになりました。
まずは中島水道の海への出口(今は地形がかえられ淀川になっています)で思いをはせた後、上流にむかって歩きます。ここでは野鳥の話や淀川の漁についても紹介しました。
最初の難関!? 43号線をくぐるけもの道のような天井の低い道。
43号線のすぐ上流の、淀川堤防上にある、大塚切れ洪水の碑(詳しくはこちら)。
淀川堤防上からのぞむ姫福通り。中島水道の跡です。
たいてい川の跡は、道がまがっていることが多いのですが、中島水道跡は人工の水路なのでまっすぐです。
西淀川はものづくりのまちとして、まちづくり推進中。住宅と工場地、うまく折り合いをつけていきたいですね。
姫嶋神社。豪華なだんじり幕が奉納されています。
こちらは樹齢900年の大楠。1945(昭和20)年6月15日の空襲で焼かれ根と幹のみになったそうです。
西淀川がほこる歩行者・自転車専用道路 大野川緑陰道路。
9.5kmの中島水道跡の殆どが、車道や高架下などになっているのですが、ここ大野川緑陰道路は唯一緑陰道路として整備されています。
元歌島中学校教員の西口先生に、緑陰道路ができた当時の頃のことをお話頂き、天野先生に中島水道の開削についてお話をして頂きました。
約3kmの道を歩いて、あおぞらビルに到着。資料館エコミューズにて、東淀川区、淀川区、そして今回、西淀川区と、今までのまち歩きのふりかえりをしました。
昼食交流会後に、皆で記念撮影。
次回は、今回のまち歩き参加者、木村光弘さんが『中津川物語』をお話してくださることになりました。データを集めてパワーポイントを作ったそうです。
中津川は、明治43年に淀川が開削される前まで、この地を流れていましたが、淀川が開削に伴い、埋め立てられていった川です。
4月19日(金)午後3時からあおぞらビルで開催します。案内は別途掲載しますが、お楽しみに。