菜の花の種を収穫しました
収穫後に根っこまで引き抜いて片付けをしたのですが、大きなプランターでは根の広がる余地があったためか根が大きく育って、作業も思いのほか力仕事となりました。
満開となった今年3月の様子はこちら
昨年9月20日の種まきの様子はこちら
記:あおぞら財団ボランティア・左成
その昔、中津川という川が、毛馬地区付近で淀川から分かれ、曲がりくねりながら、現在の淀川区や西淀川区、此花区を通り大阪湾へと流れ出ていました。
今から約100年前、新淀川が開削され、中津川は時代とともに埋め立てられ消えていきました。
中津川の資料を集めているので発表ができると、淀川区にお住まいの木村幸雄さんから申し出があり、お話をして頂くことになりました。(4/12@あおぞらビル)
木村さんは淀川区塚本にお住まいで、実は中津川を埋め立てた上に家が建っていることを知ったのがきっかけで、中津川を調べていらっしゃるとのことです。
木村さんは堆肥づくりに詳しく菜の花プロジェクトが縁で知り合いました。
廃油回収所もして下さっています。
この近くにお住まいの参加者が多く、昔の地図や写真から今の風景と重ね合わせて聞き入っていたようです。
終了後の懇親会も盛り上がりました。
(おだいら)
2013年5月4日(土)
天気も良かったGW後半の5月4日(土)の探鳥会。
福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。
18名の方が参加されました。
この時期は、例年、シギ・チドリを見ることができますが、今回は如何に?
緑が心地好い大野川緑陰道路を抜けて、淀川堤防に。
ここで、野鳥の色についての豆知識を教えてもらいました。
野鳥の上側が黒っぽいのは、海面に浮いている時に、敵に見つかりにくいような色になっており、下側が白っぽいのは、空を飛んでいる時に、下から見つかりにくいようになっているそうです。
矢倉緑地の手前で、スズメノエンドウ、カラスノエンドウの講義中(房の数や大きさで見分ける)。
さらに、スズメとカラスの間で、カスマグサというのもあるそうな。
ここのは、赤みがかかっているのが珍しいそうです。
誰かが言いました「今日は、大売出しやな」。今年は4月に入っても寒い日が続いたので、冬の渡り鳥のカモ達も未だ残っている上に、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、そして、チェックリストにも載っていないオグロシギまで登場。
それぞれ似ていますが、くちばしの形や、目の周りなどの羽の模様で見分けます。
今回は、並んでいてくれたので、その違いがよく分りました。
渡り鳥であるシギやチドリは、シベリアやアラスカなどの北国とオーストラリアやニュージーランドなどの南半球をを往復する途中、春と秋に日本に立ち寄るそうです。
なので、次に会えるのは今秋になります。
「ガンバって、また矢倉に来いよ~」
本日、観察した野鳥の種類は、31種類。
オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイゼン、コチドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ホウロクシギ、キアシシギ、コアジサシ、ミサゴ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、アオジ、カワラバト(ドバト)、オグロシギ
夏の間はお休みしますので、次回の探鳥会は、9月7日(土)に開催します(9:30福駅集合)
◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
※大阪支部長ブログもありますヨ
記:あおぞら財団・藤江
【日 程】2013年5月25日、26日 2013年7月13日、14日 合計4日間
【時 間】10:00-17:00
【講 師】西村仁志(広島修道大学准教授) 村上紗央里 「ハレうさぎ自然美術社」主宰
【定 員】15名
【会 場】あおぞら財団
【資料代】1500円
【主 催】公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
【目 的】
地域には、歴史や文化、自然などのさまざまな資源があります。
こうした資源の価値を伝え、その大切さをわかちあう手法が「インタープリテーション」です。
自然観察会、まちあるきの案内、展示解説などさまざまな場面でこの手法が活用できます。
この講座でインタープリテーションを学んで、楽しい学びの場を作れる人になりませんか?
【スケジュール】
5月25日(土) ガイダンス、アイスブレイク、プログラム実演・体験、講義
5月26日(日) コミュニケーション実習、解説素材探し、自分たちでアクティビティづくり
7月13日(土) 自分たちが作ったアクティビティを実演、フィードバック
7月14日(日) アクティビティの作り直し、発表
申し込みはあおぞら財団まで
都市型インタープリター
地球環境基金助成事業
4月21日(土)の午前11時~12時タンポポ調べを行いました。子ども33人、大人8人の41人が集まりました。
例年では大野川緑陰道路で行うのですが、今年は西淀川高校環境教育フェスタにあわせて、西淀川高校の周辺で実施しました。
まずは、タンポポの見分け方を学びます。
セイヨウタンポポは自分の力で種をつくって増えますが、カンサイタンポポは虫などが媒体により種ができます。さいているタンポポの種類が、自然の豊かさをはかる目安になります。
クイズ形式で出したのですが、毎年参加してくれる子どももいて、答えてくれました。
西淀川高校の前の緑道と、大野せせらぎの里の2手に分かれてタンポポ調べを行いました。
今年の結果です。
黄色はカンサイタンポポがあった場所、赤はセイヨウタンポポがあった場所です。
1株だけ、カンサイタンポポが見つかりました。
さて、午後からは、西淀川高校の環境教育フェスタに参加をし、第一部のエコ講座の時間にタンポポ調べの結果を発表しました。
まずはガールスカウトの子どもたちがタンポポの一生を説明。
そしてあおぞら財団から、タンポポ見分け方クイズをし、
最後にいるか学童の子どもたちが、午前中の調べた結果を発表しました。
タンポポ調べの報告の後、西淀川高校のエココミュニケーション同好会から、廃油回収の取り組みについてのお話がありました。
たくさんの人の前でしたが、小学生も高校生も、堂々と発表しており、会場から大きな拍手がわきました。
その後は、お楽しみの綿菓子とチューリップのプレゼントです。
皆、笑顔でうけとっていました。
西淀川高校の重田校長も、環境教育フェスタについて紹介しています。
http://www.osaka-c.ed.jp/nishiyodogawa/koutyou.html
(小平)