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ブログカテゴリー » 環境学習

浜田化学さんが『エコでつながる西淀川』の活動で環境省産業廃棄物課長賞受賞

西淀川菜の花プロジェクトの廃油回収に協力して頂いている『浜田化学株式会社』が、公益社団法人全国産業廃棄物連合主催 CSRプロジェクト「地域貢献部門」で、「環境省産業廃棄物課長賞」を受けました。エコでつながる西淀川の取り組みが評価されたということです。おめでとうございます!!

先日(12/3)は廃棄物減量等推進員 関西大会で廃油回収にとりくむ佃連合振興町会が発表するなど、『エコでつながる西淀川』の活動が、注目・評価される出来事が続きました。ボランティアベースですすめている活動にとり、外部から活動評価をうけることは、とても励みになりますね。

 

コピー ~ DSC_0906

賞状(オシャレなデザインですね)をもつ担当の浜田化学株式会社 村上大介さん

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2012年12月6日3:15 PM

廃棄物減量等推進員 関西交流大会 で佃連合 津田部長が廃油回収の取り組み発表

12/3(月)『廃棄物減量等推進員 関西交流大会』がエルおおさかで行われ、佃連合振興町会の津田安基環境衛生部長が佃での資源回収の取り組みを発表しました。大阪市環境局より依頼をうけての発表です。
会場
廃棄物減量推進員とは、廃棄物処理法に定められている「ごみ減量の市民リーダー」です。市町村から委託をうけ、一般廃棄物の減量のために協力しています。
定員200人の会場いっぱいに、参加者が集まりました。

前半は、ごみ活動事例発表。津田部長が登壇し、佃連合振興町会での廃油回収の取り組みを20分にわたり、報告しました。

津田さん

コピー ~ DSC_1040

事業を推進するために担当ごとに部長・副部長をおいていること、区をあげての避難訓練の取り組みなど、まずは佃の連合振興町会について紹介。

質疑
佃連合20町会での廃油回収の様子、昨年度の試算では町会から出ると推定される廃油の10%を回収したこと、地域の教育機関との連携などをお話しました。

後半は、分科会に分かれての議論です。第5分科会(地域で取り組むごみ減量)に参加をしました。行政の方も多く参加しており、廃棄物推進員の参加者の質問に対して行政の人が答える等、活発な意見交換が行われました。

(小平)

11/23「中島水道まち歩き ~淀川区編~」でまち歩きをしてきました。

中島水道まち歩き ~淀川区編~
■日時 2012年 11月23日(金) 10:00~13:30
■場所 新大阪駅~カフェスロー大阪(淀川区十三元今里)
■主催 中島水道サロン(中島水道に関心のある有志の集まりです)
協力 ECOまちネットワーク・よどがわ(事務局:大阪経済大学)、緑陰道路サロン世話人会

中島大水道は、江戸時代の農民が治水のために自分達で掘った9.5kmの農業用排水路です。幕府の許可がおりない中で完成させ、責任者の庄屋3人は幕府に対して抗議の自害をしたと言われています。

今日はその中島大水道があったとされる道筋を辿って歩きました。参加者は20名(内スタッフ8名)でした。

■本日のコース:新大阪駅出発→さいの木神社→西町霊園→中島水道跡を歩く→カフェスロー大阪

■新大阪駅出発

0出発1

0出発2

新大阪駅 千成びょうたん前に集合し、てづくりワッペンをつけて出発です。本日のガイドは淀川区にお住まいの笑福亭仁勇さんです。

■さいの木神社

1さいの木神社

江戸時代にうち続く淀川の氾濫の被害から、幕府の許可なしに中島大水道の工事を指導した3人の庄屋の供養のため建てられたとされています。ビルの谷間に現れるのでちょっとびっくりです。

■西町霊園

2西町霊園1

2西町霊園2

中島大水道の工事を指導した3人の庄屋の1人、西尾六右衛門さんの墓地が残っています。老朽化が進んでいましたが、それでも亡くなった当時ではなく後ほど建てられたようです。
「幕府に(お墓を建てるのを)禁止されていたため遅くなったのでは」など、当時に思いを馳せます。

■新大阪駅周辺 今昔

3新大阪1

3新大阪2

3新大阪3

ここにも中島大水道が通っていたのですが、今は埋め立てられて道路になっています。

■まいど学習園

4学習園1

4学習園2

大阪市立宮原小学校の学習園にお邪魔しました。旬の野菜がところ狭しに育っており、自然が感じられる一角となっていました。

■アケミ幼稚園

5あけみ幼稚園1

5あけみ幼稚園2

趣のあるこの幼稚園の角を直角に曲がります。中島大水道は人工の用水路のため、90度に曲がる箇所もあります。

■土手の名残

6土手の名残

中島大水道の土手にあがる階段跡がありました。昔の名残が感じられます。

■カフェスロー大阪で昼食

7カフェスロー大阪1

7カフェスロー大阪2

最終は、ジュース工場の跡地を改装したオーガニックカフェ「カフェスロー大阪」で昼食です。雑穀米に冬場身体を温めてくれる根菜のきんぴら、豆腐ハンバーグなど身体にもおいしいものをいただきました。

■カフェ内でスライド説明、語らい、振り返りなど

7カフェ内1

7カフェ内2

昼食後は参加者の一人、一栁正義さんにさらに詳しく中島大水道についてお話を聞きました。一栁さんは中島大水道の工事を指導した3人の庄屋の1人の子孫です。
昔この一帯は田や畑が多く、田んぼは湿地に近い状態だったそうです。そんな状態だったからこそ水を逃がすために中島大水道が作られました。とんぼやコウモリ、鷺やキツネも現れるほど、生き物にあふれていた地域だったとされています。

参加者からは「十数年ぶりに歩いたが、たくさん発見があってよかった。このような貴重な歴史は残さなければいけないと感じた」「30年も住みながら中島水道のことを知らなかったので勉強になった」「地元で普段歩いていても知らないことが多すぎてずっと驚きの連続でした」「たくさんの人の記憶がつながって浮かび上がる中島水道。見えないからこそロマンを感じる」「参加された方の話をまとめて1冊の本にしたい」などの感想が出、中島大水道の歴史的価値を感じてもらえたようでした。

次回は来年3月に西淀川区編を予定しています。ぜひご参加ください。

○前回まち歩き
■中島水道まち歩き ~東淀川区編~
■日時 2012年 6月16日(土) 13:30~16:30
■場所 新大阪駅~西光寺別館(東淀川区淡路)

○次回まち歩き
■中島水道まち歩き ~西淀川区編~
■日時 2013年 3月 2日(土)
■場所 未定(詳細は後日お知らせします)

平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,中島水道サロン(事務局) — aozorafoundation 公開日 2012年11月27日4:55 PM

11/18 エコでつながる西淀川 秋の収穫ツアーに行ってきました。

日時:2012年11月18日(日) 9:30~16:30
行き先:兵庫楽農生活センター
     兵庫県神戸市西区神出町小束野30-17
参加人数:33名(内スタッフ3名)

地域の方々と神戸市西区にある兵庫楽農生活センターへ行ってきました。こちらのセンターは気軽に各種農作業体験、農産物加工体験と農業実践研修が行えるプログラムが用意されています。私たちが利用したのは主に1日だけの野菜の収穫体験ですが、他にも就農コースや親子農業体験教室、野菜・果樹・きのこの栽培体験などがあります。また農産物直売所で野菜や特産品を購入したり、楽農レストランで食事を楽しむこともできます。

全体2

全体

本日のプログラム
■農機具展示庫見学
■きのこ館見学、果樹園見学
■農産物直売所で買い物(楽農市場 きらめき神出)
■昼食(楽農レストラン かんでかんで)
■搾油・BDF製造施設見学
■野菜収穫体験

はじめに、兵庫楽農生活センター 上月喜和さんよりセンターの概要説明がありました。

上月さん

■農機具展示庫見学
次に農機具展示庫を見学しました。普段見慣れない農機具に大人もこどもも興味津津の様子です。

農機具2

農機具4

こちらでは農機具のレンタルも受付されています。

■きのこ館見学、果樹園見学
きのこ館にはきのこ培養室、休養室などがあり、きのこの種類や成長具合に応じて部屋を使い分け、部屋毎に湿度や温度を調整しています。きのこは原木栽培と菌床栽培がありますが、こちらでは主にしいたけの菌床栽培が行われています。

きのこ1

きのこ2

またセンター内にウメや栗、ぶどうなどの果樹園もあります。果樹園も事前に申し込めば剪定・摘果・収穫などの体験ができます。

果樹園1

■農産物直売所で買い物(楽農市場 きらめき神出)

直売所では地元の方が育てた野菜や果物、センター内で採れた野菜が販売されています。その他にもセンターにある加工施設「くちーなかんで」で製造された焼き立てパンやジャムなども販売されていました。

野菜購入1

野菜購入2

■昼食(楽農レストラン かんでかんで)
レストランの名前である「かんでかんで」は、地名である神出町の「かんで」と、よく噛んで(かんで)味わって食べてほしいとの意味が込められているそうです。

食育をテーマにした自然派レストランかんでかんでは、使用している野菜の約91%を地元もしくはセンター内で採れた野菜でまかなっているそうです。地元産の新鮮な野菜をふんだんに使った50種類以上の料理がビュッフェスタイルで楽しめます(第3回地産池消給食等メニューコンテストで「農林水産大臣賞」受賞)。

農業体験などはされずに、こちらで食事だけする利用者も多いのだとか。年間利用者19万人のうち、約半数の方はこちらのレストランを利用されているそうです。

料理3

料理2

■搾油・BDF製造施設見学
昼食後、センター内にある搾油・BDF製造施設を見学しました。車3台分ほどのガレージのようなところに装置が置かれていました。
現在、兵庫県内では主に10ヵ所の施設でBDF製造が行われているそうです。そのうちナタネ(菜の花)栽培を合わせて行っているのはこちらのセンターを含め3箇所程度となっています。

BDF説明1

BDF説明2

■野菜収穫体験
いよいよ収穫体験です。
レストランやきのこ館があった場所から少し足を延ばすと、眼下には広大な畑が広がっています。
今日は小松菜と春菊、チンゲン菜を収穫させていただきました。

収穫1

収穫8

担当の花田博司さんから説明を聞き、参加者は思い思いに野菜を収穫します。配布されたビニールに自分達で袋詰めすると、市販の商品のように出来上がります。前日が雨だったこともあり、抜けやすく、参加者は袋いっぱいに詰めていました。

収穫5

収穫9

収穫6

参加者の声を聞くと、「近く(今回はバスで1時間半)にこうした農業体験ができるところがあるとは知らなかった」「(所属している団体で)こどもたちに農業体験させるのに利用したい」と、センターの魅力を十分に感じたようです。参加者同士の交流もでき、自然を満喫できた一日でした。

平田

西淀川高文化祭で廃油キャンドルづくり

11月2日、西淀川高校の文化祭がありました。今年は平日なので外部からの来校者は少なかったのですが、高校生の若い熱気にあふれていました。

あおぞら財団からは『廃油キャンドル作り』と西淀川の廃油回収に関するクイズを出展。

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廃油キャンドルの作り方は簡単。廃油を温め、凝固剤を入れると、廃油キャンドルの液になります。
アルミカップ(厚いタイプのものを2枚重ねします)に入れ、クレヨンのかけらとアロマを入れてかきまわし、しばらくおくと固まります。
そこに芯をさせばできあがり。

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2時間に30人近く廃油キャンドルをつくりました。

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中には、中学校時代にあおぞら財団で職場体験実習をうけた生徒も。どこかで見たことあるような気が…と思っていたのですが、思い出して声をかけてくれました。
在学当時に菜の花の畑作業などを頑張っていた卒業生も、あおぞらおブースに顔を出してくれました。「卒業して西淀川高校の先生のありがたみがとてもよくわかった」なんて話もしていました。
皆元気でがんばっている様子。懐かしい顔に会えるのは、とてもうれしいものです。

西田淳一西淀川区長(左)も、廃油キャンドルとエコクイズに挑戦。

 DSC_0074 - コピー 

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西淀川高校の壁画。全校生徒の合作です。
今年はアンパンマンです。子供たちが喜びそうですね。

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3年生による、文化祭のデジタルポスター。面白い動画をつくっていました。

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書道や美術作品の展示

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環境の授業で作成した新聞。公害についてまとめていました。

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ゴミのポイ捨てについてまとめた紙芝居。

コピー ~ DSC_0103

他にも、食べ物屋台や舞台発表など、様々な催しがあり、楽しい文化祭でした。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2012年11月15日1:44 PM
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