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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

【防災部】第3回クラフト防災パークに出展(3/9)

※あおぞら財団は、にしよど親子防災部の事務局をしています。

3/9(土)に、西淀公園で第3回クラフト防災パークが開催され、にしよど親子防災部も出展しました。

とても寒い日でしたがお天気には恵まれ、300人以上が参加してくれました。
にしよど親子防災部では、地域防災女性ファシリテーター修了生のみなさまと防災ピクニックを出展!

ブルーシートの上で、防災絵本などを読んだり、様々な非常用トイレやエアベッドを体験したり、防災ポーチの展示や防災かるた釣りも行いました。

防災かるた釣りは、読み上げられた「にしよどおやこぼうさいかるた」の札を磁石の付いた釣竿で釣りあげるのですが、子ども達は真剣な顔でかるた釣りに参加していました。

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防災ピクニック

また、防災ポーチは地域防災女性ファシリテーター修了生にお借りしたもので、ポーチに入れる品を一つ一つ解説付きで展示しています。百円ショップで買える品もあり、みなさん感心したり、写真を撮ったりしてみてくれていました。

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ゴミ袋でシェルターを作りました!

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防災ポーチの展示

 

 

他にグリコさんの災害備蓄品の展示や区役所とこころラボの防災縁日、防災紙芝居、ダンボール工作での避難所作りなど、様々なブースがあり、参加した方々は楽しみながら防災を学んで帰っていきました。

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区役所とこころラボの防災縁日

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防災紙芝居。たくさんの人が集中してみていました

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グリコの防災備蓄の展示

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西淀川警察署の展示

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段ボールで避難所づくり(くるる&関大&龍谷大)

東日本大震災の13年目の直前に、青空の下、子どもから大人まで楽しく防災を学べて、とても良い雰囲気のイベントになったと思います。

【クラフト防災パークの概要】
■日時:2024年 3月9日(土)12時~16時
■場所:西淀公園(西淀川区大和田1-1)
■参加無料・申込み不要
■先着300名様に各ブースを回ってスタンプを集めて豪華プレゼントがもらえます。
■主催:大阪防災企画 共催:西淀川区役所
■協力:NPO 法人にしよどにこネット、西淀川消防署、グリコマニュファクチャリングジャパン(株)、西淀川警察署、にしよど親子防災部、滋賀県立大学轟・村上研究室、関西大学社会安全学部越山ゼミ、龍谷大学政策学部清水ゼミ、あおぞら財団、淀川右岸水防事務組合、特定非営利活動法人くるる、株式会社サンコー、山陽紙器株式会社、西淀川区社会福祉協議会、地域防災女性ファシリテーター修了生有志(順不同)

(谷内)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2024年3月12日3:53 PM

楽らく呼吸会「薬について」を開催(3/8)

3月8日に、楽らく呼吸会を行いました。

今回はあおぞら薬局から薬剤師の吉本利樹さんを講師にお招きして、お薬についてお話をお聞きしました。
参加者は全部で9人でした(スタッフ1人、講師1人含む)。

ぜん息のお薬は90年代に吸入ステロイドが普及されて以降、ぜん息発作でなくなる人が激減しました。また、近年は喘息発作を引き起こす物質にピンポイントで作用する生物学的製剤が5種類認可されるなど、お薬がどんどん変わっています。

ぜん息についてのおさらい

ぜん息の基礎知識からお話してもらいました

吸入薬は喘息の薬の中でも大きな役割を果たしています。ただし、上手に吸わないと、薬が気管支の奥深くに届かず効果が出なかったり、副作用がおきることがあります。定期的に使い方のチェックをしてもらうことが大事です。

吸入

吸入の仕方と吸入器の違い

また、発作止めはできるだけ我慢してから使うのではなく、発作の前触れを感じたら、すみやかに使用すること大事です。そのためには、自分の発作の時の対応を覚えておきましょう。発作止めの使い過ぎは、心臓に負担をかけますので、依存しすぎることは禁物です。

発作の前触れ

発作の前触れの症状

お薬のお話の後、吸入薬がきちんと吸入できているか確認するために、テスターの体験を行いました。テスターはきちんと吸えたら音がなります。
患者さんは自分が普段使っているもので試してもらい、お一人ずつ確認しました。

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吸入ができているのか確認!

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音が鳴ると吸入できているという合図です

最後は動画をみながら呼吸筋ストレッチ体操。
呼吸にまつわる筋肉をほぐし、すっきりして終了しました。

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呼吸筋ストレッチ体操ですっきり

呼吸器系疾患がある方が日常的に服用しているお薬。お薬についての正しい知識を得ることで、呼吸器疾患の症状のコントロールや改善につながったらと願っています。

(谷内)

――――

あおぞら財団では、ぜん息やCOPDを抱えながら苦しむ患者さん同士が日頃の病気の悩みを交流したり、勉強会で学びながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうと、楽らく呼吸会を開催しています。

次は、5月17日に開催します。矢倉緑地公園に行く予定です。ご参加を希望される方はあおぞら財団までご連絡ください(Tel 06-6475-8885)

【日  時】2024年5月17日(金)13:30~15:00
【集合場所】 あおぞらビル1階駐車場(アクセスはこちら https://aozora.or.jp/accesscontact
【参加費用】 無料
【対  象】・ぜん息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方、ご家族の方
・呼吸ケア・リハビリテーションに興味のある方
【内  容】矢倉緑地公園まで車で行き、公園内で散歩をしたり体操をして過ごします。
【申し込み方法】あおぞら財団(Tel 06-6475-8885、担当:谷内・鎗山)までお申し込みください。

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 3:14 PM

大阪狭山市企業人権協会 研修受入れ(2/29)

2024年2月29日、大阪狭山市企業人権協会から5名が研修にお越しくださりました。フィールドワークを行ったのち、西淀川大気汚染公害についての講義、そして公害患者さんのお話を聞く、といった研修内容です。

まずは阪神電車の出来島駅に集合し、徒歩で国道43号へ向かいました。かつては「公害道路」と呼ばれた国道43号ですが、現在は西淀川公害裁判の和解条項に基づき様々な公害対策が行われています。

公害の歴史と現在の対策について解説

公害の歴史と現在の対策について解説

公害患者さんたちをつなぐ役割を担った千北診療所、あおぞら苑の前にある公害の石碑、神崎川の防潮鉄扉、大阪マスジドの順にフィールドワークを行いました。その後大野川緑陰道路を歩いて、あおぞらビルへ向かいました。

患者会結成のために活躍されました

患者会結成のために活躍されました

「公害と闘い環境再生の夢を」宮本憲一先生の筆です

「公害と闘い環境再生の夢を」宮本憲一先生の筆です

典型七公害の一つ、地盤沈下も起こっています

典型七公害の一つ、地盤沈下も起こっています

雨の大野川緑陰道路も味があります

雨の大野川緑陰道路も味があります

あおぞらビルではまず初めに、講義「西淀川公害について」を行いました。西淀川公害の概要や裁判の論点、和解後の取り組みなどについての流れを確認しました。

公害地域再生という新たな取り組みです

公害地域再生という新たな取り組みを担っています

そして、西淀川公害患者と家族の会から、上田さんと岩本さんに登壇していただきました。岩本さんからは、大気汚染公害によるひどい症状や、健康被害だけでない仕事や家族に対する影響など、実体験をお話ししてくださりました。上田さんからは、裁判を最前線で闘われた体験や、現在の補償制度などについてお話ししてくださりました。

上田さん(右)と岩本さん(中央)

上田さん(右)と岩本さん(中央)

良い環境を未来に残すため、語り部として活動されています

「未来の子供たちには私たちのように公害で苦しんでほしくない」という思いを熱く語ってくださりました

お話の後は、あおぞらビル5階にある西淀川・公害と環境資料館「エコミューズ」を見学しました。この日は館長の小田先生が資料整理をしていたため、エコミューズの目的やどのような資料が保管されているかなどをお話ししました。

館長(右)が扱われていたのは、患者さんたちが裁判に向けて勉強会を行なっていた際の記録でした

小田館長(右)が扱われていたのは、患者さんたちが裁判に向けて行なっていた勉強会の記録でした

最後に振り返りを行って、この日の研修は終了となりました。振り返りでは「今日の研修で公害の現状を初めて知り、過去の歴史ではなく今も続いているのだと認識が改まった」「患者さんの体験や闘いを知った。今の環境があることをありがたく思う」といった感想が出ました。

寒い雨の中お越しいただきありがとうございました

寒い雨の中お越しいただきありがとうございました

研修後、今回ご参加いただいた大阪狭山市企業人権協会の皆様より、あおぞら財団への寄付をいただけるとのご連絡をいただきました。公害地域再生の活動にご賛同いただき寄付をいただけるとのこと、心よりお礼申し上げます。

今後も未来により良い環境を残せるよう、日々努力してまいります。

 

 (あおぞら財団アルバイト・小松)


あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。

研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに飛びます)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2024年3月7日1:45 PM

関大生が西淀川防災RPGを作りました

関西大学社会安全学部越山ゼミの学生である神橋拓真さんが、卒論の一環で西淀川を舞台にしたRPGゲームを作りました。

ゲームの作成にあたって、あおぞら財団および西淀川区役所が協力し、下記の点について情報提供を行いました。

・西淀川区の災害の歴史とその記録が残された場所
・西淀川区が市民や来訪者に知っておいてほしいこと
・西淀川区の地域特性とその特徴

ゲーム内では、西淀川を模したマップ内を移動し、実在する施設に即した箇所をめぐって、制限時間内でできるだけたくさんのクイズに回答します。また、ランダムで災害が発生しますので、それに適切に対応できないと減点されてしまいます。

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ゲームのトップ画面 冒険が始まります

 

西淀川防災RPGゲームのマップ

西淀川防災RPGゲームのマップ

ゲーム内のクイズの例:一夜官女祭のクイズ

ゲーム内のクイズの例

ゲーム内のクイズの例:南海トラフ地震の浸水について

ゲーム内のクイズの例

ゲームは「RPGツクールMZ」を用いて作成しており、下記のスペックのパソコン上で操作できます。

ゲームができるパソコンのスペック

ゲームができるパソコンのスペック

ゲームのデータは自由に使ってもよいと提供してもらいました。

今後、イベント等で子どもたちにやってもらうなど、活用させてもらう予定です。

 


あおぞら財団では、今までに工学部、社会学部、経済学部、文学部など、多岐にわたる分野の研究や論文執筆に協力しています。
西淀川をフィールドにして研究したい方、論文を執筆したい方は是非お気軽にお問い合わせください。

お問合せ:あおぞら財団 (Tel) 06-6475-8885 、電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館エコミューズでは、公害・環境問題をはじめ、西淀川の過去の地域資料なども所蔵しています。是非ご活用ください。
あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館エコミューズ

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2024年3月6日5:52 PM

冬の探鳥会の報告(2/23)

2月23日(金・祝)に矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会を開催しました。参加者は36人(野鳥の会会員22人、リーダー、スタッフ含)です。西淀川区の魅力を発信する動画の撮影するために、撮影クルーの同行もありました。

日本野鳥の会大阪支部の報告はこちら

今回は日本野鳥の会大阪支部の「バーディ(ファミリーネイチャークラブ)」も兼ねていたため、お子さんが何人も参加してくれました。小雨が降りしきる中、最後まで参加してもらえるか心配でしたが、ほとんどの方が目的地の矢倉海岸まで辿り着きました。
今回は大野川緑陰道路でアオバトを発見! この探鳥会でアオバトに出会えたのは初めてではないかとのこと。アオバトは山林に暮らす森のハトできれいな緑色をしています。
アオバトを最初に発見したのは小学生。子どもならではの先入観がない視線がよかったのではないかと思います。
アオバトを発見した時、参加者の皆さんの盛り上がりはすごかったです。樹木の葉っぱから顔を少しのぞかせるアオバトを熱心に観察しました。
他にもツグミ、ホシハジロやキンクロハジロの群れ、ミサゴ、ツバメなど多数の鳥を観察できました。
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雨模様でしたが、たくさんの人が参加してくれました

ヒヨドリ

大野川緑陰道路にてヒヨドリ

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電線に連なるスズメ 冬のスズメはふっくら

IMG_1009 - コピー

公園を歩くツグミ

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アオバト(筆者は撮影できなかったので、カメラを写させてもらいました)

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アオバトで盛り上がる参加者のみなさん

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道路を移動するハクセキレイ

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星の数ほどホシハジロ

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羽を休めるホシハジロ

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矢倉海岸まで小さな子ども達もがんばって歩きました

矢倉緑地で、鳥合わせを行いました。リーダーから鳴き声を含めて観察できた鳥をチェックしました。鳥合わせでは29種類でしたが、野鳥の会の方々は帰り道にさらに5種類の鳥を確認したため合計36種類となりました。

野鳥は「自然保護のものさし」。公害が深刻な時代には野鳥もほとんど観察できませんでしたが、現在は恒常的に多数の種類の野鳥を観察できます。

今回は、都市部では珍しいアオバトのほか、この季節には珍しいツバメ(越冬か渡りか不明)を観察できました。どのような環境の影響を受けているのか簡単に判断することはできませんが、気候変動や廃プラスチック汚染など野鳥を脅かす要素はたくさんあります。今後も野鳥の観察を継続して、環境の状況を見守り続けていきたいと思います。

観察種数 36種

オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、アオバト、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、カワセミ(声のみ)、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(声のみ)、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト

(記:谷内)


次回 2024年4月21日(日)
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30
矢倉緑地公園愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会です。春の探鳥会。是非子どもさんの参加もお待ちしています。

birdwatching_leaflet2024-1 birdwatching_leaflet2024-2

2024年度探鳥会チラシ(pdf)はこちら

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/

■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/

西淀川区役所共創事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

 

 

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2024年3月1日3:36 PM
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