あおぞら財団は、大気汚染経験等情報発信業務の一環で、今年度(2023年)12月17日(日)~12月19日(火)の3日間に、中国の環境NGOメンバーを日本に招き、日中公害・環境問題に関する研修を実施しました。
本研修プログラムでは、西淀川地域をフィールドとして、日本での大気汚染公害の経験を中国の環境NGOメンバーに理解してもらい、環境問題の解決に役立ててもらうことを目的としています。
訪問メンバー(敬称略):
李力(Li Li) 北京市環友科学技術研究センター・主任
劉文化(Liu Wenhua) 西安市未央区環境保全ボランティア協会・名誉会長
劉丹(Liu Dan) 南昌青赣環境交流センター・総幹事
徐心澳(Xu Xin’ao) 浙江省緑色科学技術文化促進会・副秘書長
初日の研修として、午前中はあおぞらビル5階の公害資料館エコミューズで、事務局長藤江が西淀川地域での大気汚染公害と裁判、あおぞら財団立ち上げの経緯を紹介しました。
ビデオを使って西淀川公害を紹介しています
その後、中国訪問団から自らの関心分野と問題意識を共有し、日中の環境・公害問題の対策について意見交換を行いました。
昼食事後、日中環境問題サロン「中国環境NGO活動を聴く」を開催しました。
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大気汚染経験等情報発信業務(環境省)は、経済活動と公害・環境問題の解決の両立をテーマに、日本における公害経験やそれに関連する資料・情報をアジア諸国と共有するため、情報発信・人的交流を行うものです。その一環として、日中環境問題交流を行いました。
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アジア各国では、現在進行形で、様々な公害・環境問題が発生しています。
その中で、自分たちの住み暮らす地域の環境を良くしていこう!と取り組む人々がいます。
あおぞら財団の国際交流活動を通じてつながったアジア各地の環境活動を報告・紹介するページ「アジアの環境活動でつながろう」を新たに作成しました。
それぞれの取組みを知り、学び、つながることで、活動の輪を広げていきましょう。
ぜひご覧ください。