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第42回 公害環境デー開催(1/25土)

第42回 公害環境デーを1月25日にエルおおさかで開催します。(あおぞら財団も実行委員メンバー)
アスベストや、原発事故、PM2.5等様々な公害・環境問題の報告や、あおぞら財団の評議員でもある、早川光俊先生(NPO法人地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)専務理事・弁護士)による温暖化問題の最新情報の特別報告も有ります。
お問い合わせは、事務局 大阪から公害をなくす会(TEL06-6949-8120)まで。

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第42回 公害環境デー
つくろう いのち・環境優先の社会
今わたしたちは行動する 未来世代のために
*チラシはこちら
http://oskougai.com/modules/policyproposal/content0023.html
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日時:2014年 1月25日(土) 午前9時30分~午後4時
場所:エルおおさか南館ホール他 (受付は南館5階ホールロビー)
参加費(資料代):500円(学生無料)
プログラム:
午前9時30分~12時 分科会
・分科会Ⅰ「食をめぐるあれこれ」(添加物と食品表示、日本の農業、TPPなど)
・分科会Ⅱ「環境汚染と原発」(福島原発事故と環境汚染、福井原発、琵琶湖の汚染など)
・分科会Ⅲワークショップ「現在とこれからの大気汚染」(PM2.5、健康被害、因果関係など)

午後1時30分~4時 全体会
・基調報告 公害・環境をめぐる情勢と私たちの運動課題
・特別報告 IPCC報告とCOP19、日本の課題 
       CASA専務理事 早川光俊さん
・午前中の分科会 ワークショップ報告
・分野報告 アスベスト/寝屋川「廃プラ」/大気汚染/道路公害・公衆衛生行政 など
・質疑・討論

主催:第42回 公害環境デー実行委員会
事務局:大阪から公害をなくす会
〒540-0026 大阪市中央区内本町2-1-19 内本町松屋ビル10内 370号
電話06-6949-8120 FAX06-6949-8121 E-mail oskougai★coast.ocn.ne.jp (★を@にして下さい)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2014年1月16日11:16 AM

カモの飛来数減少!?淀川&神崎川河口

1月13日(月祝)、矢倉海岸で『バーディ+U50探鳥会』が行われました。日本野鳥の会大阪の主催です。親子連れや50歳以下の世代が対象ということです。47名が集まりました。高槻や枚方等、遠方からの参加者も。

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バーディ探鳥会の担当の上村リーダーの案内で歩きます。コピー ~ DSC_8576

まずは大野川緑道の野鳥たち。
木の幹をみると、虫や卵が。小鳥たちのたんぱく源です。
コピー ~ DSC_8592

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このムシの集団、サシカメムシという名前とか。その名の通り昆虫などを刺し体液を吸って栄養にするとのこと。一見、不気味ですが、シジュウカラなど森で多くみられる小鳥たちのたんぱく源です。

コピー ~ DSC_8596


途中、スズメバチの巣を発見。
スズメバチは、交尾を終えた雌バチが冬眠して越冬。春先、新しい巣をつくり卵を産むそうです。巣で越冬することも1度使った巣を使うことはないので今は、安心。

スズメバチ巣(3)

危険のためいつも駆除されるハチですが、ハチ等の生物が受粉を手伝い子孫を残せる草花もあります。共生はなかなか難しい課題ですね。(一応、公園事務所には連絡をしました)

さて、今日の目玉は冬鳥のカモやキンクロハジロの見分けとカウント。
淀川河口、神崎川河口に挟まれた矢倉海岸には、越冬のため北の国より飛来してきたカモ等の冬鳥がたくさん見られます。

 

双眼鏡を使って私も挑戦。写真にうつっている群れで160いました(写真が分かりにくくてすみません)。

DSC_8597
なれたリーダーは群を見て、鳥の数を当てます。カウントの経験を積んだ熟練の技!?のように見えます。(今日は、ガンカモ調査も行われており、結果はのちほど。)

ちなみにカモは古来より人間にも食されてきましたが、魚や肉を食べるカモは肉に臭みがあるので、マガモやヒドリガモ等の草食系のカモが食べられてきたということです。この探鳥会でたくさん見られるホシハジロやスズガモは、魚や貝も食べるカモ。ホシハジロやスズガモは餌をとるために水にもぐりやすいよう足が後ろにあるとか。

コピー ~ DSC_8607コピー ~ DSC_8609

この日もいつもの鉄塔にミサゴがいました。ボラらしき魚をぶらさげお食事中です。ちなみに時刻は11時過ぎでしたが、帰り(午後2時)にまだ魚をもって同じ場所にいました。大きなごちそう、食べるのも大変ですね。

さぁ、矢倉緑地に到着。しげみからメジロが群れになってお出迎えしてくれました。小さな鳥の影がたくさん見えました。ここで昼食です。空気が澄んで遠くまで良く見えます。六甲山や淡路島、なんと和歌山の友ヶ島まで見えました。ただし風もありとても寒いが厳しく、かなりの厚着が必要です。

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食後は、神崎川でカモを見ます。

コピー ~ DSC_8632

この日はガンカモ類生息調査も実施。昼食時に野鳥の会のリーダーらがカウント。

環境省の調査です。国を超えてくる渡り鳥。大阪府の昨年度の結果はコチラ 。棲息場所の確保は地球規模の問題ですね。

ガンカモ図表

昨年は1月は4700羽、2月には5000羽の数が確認できています。(昨年度の調査の様子はコチラ)昨年の矢倉干潟での調査と比べると激減しています。

 最近、神崎川の河口でボート遊びをする人がおり、その影響かカモ達の集まりが少ないことが心配されていました。こういったデータをもとに利用と保全をみんなで考えたいないといけませんね。

鳥の種類を確認し終了です。寒い中、元気に参加したこどもたちには、本日みつけた鳥たちの写真のプレゼントがありました。

コピー ~ DSC_8639

■確認できた鳥の種類
○カモの仲間:オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ
○カイツブリの仲間:カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ
○ハトの仲間:キジバト
○ウ・サギの仲間:カワウ、アオサギ
○クイナの仲間:オオバン
○シギ・チドリ・カモ目の仲間:イソシギ・ユリカモメ・セグロカモメ
○ミサゴ・タカの仲間:ミサゴ、トビ
○ハヤブサの仲間:ハヤブサ
○モズ・カラスの仲間:モズ・ハシボソガラス(声)・ハシブトガラス
○シジュウカラ・ヒバリの仲間:シジュウカラ・ヒバリ
○ヒヨドリ・ウグイスの仲間:ヒヨドリ
○メジロ・ムクドリの仲間:メジロ・ムクドリ
○ツグミ・ヒタキの仲間:ツグミ・ジョウビタキ・イソヒヨドリ
○スズメ・ハクセキレイの仲間:スズメ・ハクセキレイ
○アトリ・ホオジロの仲間:カワラヒワ・アオジ
○その他:カワラバト(ドバト)

合計37種類

次回(通常の月例探鳥会です) 2月1日(土) 9時30分~12時30分 
集合:阪神なんば線福駅
解散:矢倉緑地公園
◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
※大阪支部長ブログはこちら
(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2014年1月14日9:03 PM

空気のよごれを調べてみよう(12/26)

年末の恒例イベント!?『空気のよごれを調べてみよう』を12月26日に行いました。
参加者は小学生72人と大人15人でした。

はじめに天野憲一郎先生から、『西淀川公害』のお話がありました。
かつてテレビで放映されたドキュメント番組「複合大気汚染~西淀川公害患者会の闘い」を放映し、患者さんが発作で苦しむ様子を子どもたちに見せその辛さを想像させます。
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次に、辻脇さん(国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所)より『西淀川区の道路環境』についてのお話です。
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車からの汚れをすくなくするためにどうしたら良いのか、まちの中を走る43号線から人のいない湾岸線へ迂回させる環境ロードプライシング等、様々な工夫を優しい言葉でお話頂きました。
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測定は、ガールスカウト大阪府第26団の大学生や、西淀川高校ECOコミュニケーション部の卒業生等が担当。
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今年の結果はどうだったでしょうか。
64箇所で測定し、青(きれい)52個所、みどり(ふつう)9箇所、黄色(ちゅうい)2個所、あか(よごれている)1か所でした。

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赤が出たところは大きい通りの前でした。

最後に子どもたちが『わかったこと、伝えたいこと』のメッセージをかいて終了です。
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一部紹介します。
・車は「ガソリン」や「エンジン」を使っているから、空気が汚れるのでエコ車にしてほしいです。(歌島小 6年)
・ビデオを見て空気がよごれたらたいへんなことがおこるのがわかった。(歌島小5年)
・西淀川区ではいろんな人がぜんそくにならないように、いろんなことをとりくんでいることがわかった。
・くうきがきたなかったのをはじめて見ました。おどろきました。(うたじま小1年)
・バスをなるべく使うようにしたい(みて島小5年)
・こくどこうつうしょうがいろいろなくふうをしているのがよくわかった。とても楽しかった。いっぱいてをあげたからよくきけた(塚本小3年)
・きたないくうきで、人びとがしにそうになってかわいそうでした。(野里小2年)
・空気にはいろいろなげんいんでよごれていることが分かりました。空気は命にもかかわっていることがこわかったです。(柏里小4年)
・人々がかなしまないようにしたいと思いました(のざと小1年)
・公害をへらすには時間がいると分かった。
・空気のよごれをすこしずつなくしてぜんそくで亡くなる人を少なくしたい(佃小4年)
・いろんな工夫がされていることも分かった(出来島小6年)

自分の手で調べた結果を確認することで地域をよくしていこうという気持ちを育てていきたいですね。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2014年1月6日6:57 PM

御幣島芸術祭(みてアート2013)開催しました(12/21-22)

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西淀川区初!?アートイベントをJR東西線「御幣島(みてじま)」駅周辺で12月21(土)と22日(日)、2日間にわたってに開催しました。(主催=西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会(Green)/企画運営=みてアート実行委員会/事務局=あおぞら財団/協賛=スモカ歯磨株式会社りそな銀行三菱東京UFJ銀行

ぶらりと見てまわって、西淀川区の魅力をいろんな人たちに体感してもらおうと、5つの会場とそれをつなぐストリートでアート展示やスタンプラリー、ワークショップ、音楽ライブ、クラフト教室などをおこないました。

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須藤彩さんデザイン編集のパンフレット

西淀川区のマスコット「に~よん」や、毎日新聞のキャラクター「なるほドリ」も登場しました。

1日目はあいにくの雨でしたが、2日目は雨はやみ、両日で各会場の来場者累計は341人でした。

各会場の様子は次のとおりです。撮影は須藤政善さん。
(お名前は敬称略)

【A.あおぞらイコバ
海外からのアート作品などで、大人の雰囲気
参加アーティスト、出展者=ル・モリ、ディミトリ、ハガー、メガメッシュプロダクション、パンダアンドスシ、ハンヌ・ヴァイサン
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【B.ねおほ】
4人のアーティストによる展示と弾き語りライブであたたかい空間でした。
参加アーティスト、出展者=水田真司、阿山 勲、鞆 良輔、小林泰子

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【C.カマタ商店
ニシヨド人によるアート展示は、驚きの「覗き部屋」でした。
参加アーティスト、出展者=ニシヨド女子、鎌田安彦

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【D.マルモットステーション】
子どもたちが喜ぶ、フェイスペインティングやクラフト、ライブで盛り上がりました。
参加アーティスト、出展者=オエカキハルヨ、たかはしなな

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【E.姫里ゲストハウス】
御幣魂(みてだま)さまを筆頭に、バルーンツリーや、100円古本市、みてみくじ、手織り体験、手相占い、手作りワークショップなど盛りだくさんの企画でたくさんの子どもたちが訪れました。
参加アーティスト、出展者=須藤彩、藤江めぐみ、emimecco、yap-yap

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【よそみてストリート】
歌島橋交差点に周辺に位置する銀行のショーウィンドウ、国道2号沿いの美容院や郵便局、塗料店、ガラス屋さん、個人のお宅などの窓ガラス面に、お散歩しながら歩いて見てまわれるアート展示をおこないました。「YELLOW」、「アトリエ ユウの家」の作品を展示し、いつもの通りが、アートによって、違った空間をつくりだしていました。

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【音楽ライブ】
アーティスト=NONSUGAR高原洋平青木海面

アンケートには、「地域でこんなふうに丁寧に人とつながれるイベントがあると知ってとてもうれしいです」、「街のあちこちに絵が有って、色々な催しもあって楽しかったです」などの感想が寄せられました。

本イベントは、西淀川区の住民も、そうでない人も、アートの魅力と可能性を感じる人たちが、「まずは、やってみよう」!ということで、スタートしました。おかげさまで、多くの人たちの協力によって、実施することができました。
ご来場いただいたみなさま、いっしょにこのイベントを企画運営いただいたみなさま、展示場所をご提供いただいたみなさま、ありがとうございました。

この企画運営にかかわってみよう、と思われる人は、ぜひ、お気軽にご連絡ください。

記・鎗山(あおぞら財団スタッフ)

御幣島芸術祭(みてアート2013)
公式ホームページ http://miteart.blogspot.jp/
フェイスブック     https://www.facebook.com/miteart
ツイッター        https://www.facebook.com/miteart

12/27 香港の大学生研修 西淀川公害フィールドワーク

本日は香港中文大学の学生、総勢20名が
西淀川公害フィールドワークにお越しになりました。

賑やかでとても活気のある若者たちです。

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まずは西淀川公害裁判についてのビデオ鑑賞。
英語と中国語の字幕つき。
資料を交えながら解説を。
うなずきながら熱心に聞き入る学生さんたち。

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そして、公害患者さん、平田さんと上田さんのお話。
実際持ち歩いてる吸入器や、気管支の模型も見てもらいました。

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その後、実際に西淀川のまちを歩いていろいろ体感してもらおう、
とのことでしたが
とても寒く今にも雪が降り出しそうな曇天・・・。

なので急遽予定を変更して
歌島橋交差点近辺と大野川緑陰道路で写真やクイズを交え、解説を。

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そしてあおぞら財団にもどり、西淀川・公害と環境資料館エコミューズを見学。
資料館が満員になりました。
日本語の資料ばかりなので、当時の西淀川の写真を見てもらいました。

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最後は
グループに分かれ、
「今日西淀川の公害について学んだことを香港に帰ってからどのように活かせるか」のディスカッションをしてまとめてもらいました。

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発表してもらった意見をご紹介します。

・なぜ香港では署名などの市民活動が実を結ばないのか考えたとき、中国政府の影響や、日々の生活が大変なのでそこまで手が回らない現状がある。

・大学生などが政府と積極的に交渉していくべきだ。

・香港では“環境保全”という授業が大学であるが、多くはない。小学生などもっと早い時期からの教育が必要ではないか。

・香港には工場が少ないので煤煙の問題はないが、隣の広州にはたくさん工場がある。

・自動車の排気ガス問題は深刻なので、個人の自動車を電気自動車に変えていけたらいい。キャンペーンやアピールをして、電気自動車のコスプレをしてパレードをしたい。

・香港でも自然がとても少なくなってきたので、自然を守る努力をする。

質疑応答もとても活発で
みなさん積極的に参加してくれたのが印象的でした。
日本語、英語、中国語が飛び交うフィールドワークでした。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入 — aozorafoundation 公開日 6:25 PM
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