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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

防災動画 Let’sにしよど防災さんぽ!「旧中津川・一夜官女祭編」「淀川陸閘(りっこう)編」

防災の豆知識をわかりやすく伝えるにしよど防災動画。

今回は「Let’sにしよど防災さんぽ! 旧中津川・一夜官女祭編」「Let’sにしよど防災さんぽ!淀川陸閘(りっこう)編」

の2本です。

この動画は、2022年10月16日(日)に開催した第2回にしよど防災さんぽの様子をまとめたものです。(当日の防災さんぽの様子はこちらのブログをご覧ください)

防災さんぽは、避難場所や避難経路を確認したり、過去の災害の痕跡、西淀川を災害から守っている施設を回ります。防災という視点から街を見ることで、新たなことを発見したり、防災意識を高めることに繋がります。
動画では、防災散歩で解説のあった「災害との戦いの歴史に消えた幻の川」や悲しい歴史を伝える一夜官女祭、そして西淀川を水害から守っている淀川陸閘を伝えます。淀川陸閘は全国で唯一の回転式陸閘です。

良ければチャンネル登録と「いいね」をお願いします。

 

■Let’sにしよど防災さんぽ! 旧中津川・一夜官女祭編

災害との戦いの歴史に消えた幻の川のナゾにせまる! 出演:多田博士 にしよど親子防災部・西淀川区のみなさん 映像協力:岸本景子 制作・著作;西淀川区役所 あおぞら財団

Let’sにしよど防災さんぽ! 旧中津川・一夜官女祭編

 

■ Let’sにしよど防災さんぽ! 淀川陸閘(りっこう)編

西淀川を水害から守る淀川陸閘! 出演:多田博士 にしよど親子防災部・西淀川区のみなさん 映像協力:岸本景子 写真提供:溝口欽一(あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館エコミューズ所蔵) 制作・著作;西淀川区役所 あおぞら財団

Let’sにしよど防災さんぽ! 淀川陸閘(りっこう)編

 

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2023年7月21日4:29 PM

関西大学社会安全学部越山ゼミ 西淀川フィールドワーク(07/06)

2023年7月6日(木)に、関西大学社会安全学部越山ゼミの3年生のみなさんが西淀川を訪れました。今回の主な内容は、タンデム自転車で移動しながら西淀川の町を感じることと、水防団の防災士多田さんと西淀川区役所防災担当の小林さんの講義です。

午後1時に、ゼミ生9人があおぞらビル3階会議室に集合し、簡単なスケジュール説明を聞いてから、タンデム自転車5台で西淀川をまわり始めました。ルートはいつもの通り、あおぞらビルから大野川緑陰道路経由淀川堤防まで走り、そして西島工業地域に入り、多文化コミュニティを体験できる大和田のマスジドでいったん休憩してから、大野川緑陰道路に戻り、あおぞらビルに帰還しました。猛暑であったとしても、ゼミ生男子9人の元気さが溢れています。

大野川緑陰道路にある水防碑の前で説明を聞きます

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淀川の堤防で周辺の建物を確認

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出来島水門を見学

あおぞら財団に戻った後、防災士の多田さんからのお話しです。大阪府の地下には数多くの活断層があるので、地震が多発、津波被害地域であります。また、閉鎖的な大阪湾の一番奥部分の西淀川区は、余計に高潮の被害に受けやすくなります。さらに工業で地下水のくみ上げにより深刻な地盤沈下が発生し、西淀の災害史は、水害との戦いと多田さんが話しました。

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防災士の多田さんの講義

次に、西淀川区の防災担当の小林さんから西淀川区の防災の取組みについてお話をいただきました。小林さんから西淀川区がどんな仕事を担っているのかというお話を投げかけ、防災意識啓発や避難訓練、避難所の指定、備蓄品の管理、行政無線、防災無線、防災システムの構築、耐震診断の助成など、学生からは多様多種な仕事内容が出てきました。これらの業務を区役所職員4人でになっているという回答に驚きの声が上がりました。

また、大阪市の内水氾濫を防ぐ下水道についてもお話がありました。大阪市では家庭などからの排水と雨水をいっしょに一本の管で集める「合流式」の下水道が整備されており、以前は強い雨の時に雨水と汚水が混じったまま放流されてしまい、水質の汚濁が問題になっていました。現在は、太閤下水や雨水滞水池の整備等の合流改善対策が行われ、水質が改善されてきました。

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西淀川区防災担当の小林さんのお話

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西尾淀川の防災のとりくみ(グラレコby多田さん)

お話の後は防災かるたをしました。「にしよどぼうさいかるた」は西淀川区民の協力のもと作成された西淀川オリジナルのかるたです。かるた取りを楽しんでもらった後、防災かるたで小学校等の防災授業等や防災かるた大会で普及しているというお話をしました。

その後、災害エピソードを元に防災を考えるアクティビティ「気候変動と災害の影響は・・・・」を行いました。このアクティビティは現在地球環境基金の助成を受けて検討中の教材です。過去の台風で被害を受けた方のエピソードを元に、印象に残ったこと、自分が同じ境遇になったら、災害によって社会的に弱い立場の人々がどのような被害を受けるのか、自分ができること、社会ができることを考えました。災害弱者の避難の支援の困難さに思いを寄せ、社会的な支援の仕組みが必要であること、過去の災害経験を伝える等の啓発が重要といった意見が出ました。

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アクティビティ「災害のエピソードから防災を考える」の感想

最後に、今日の研修の振り返りと今後ゼミで取り組みたいことをまとめました。多様な視点から防災を考え、様々な防災対策が必要であるということを感じ取ってもらえたフィールドワークになりました。

最後に研修を振り返りました

(王・谷内)

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あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。

研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに飛びます)

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入 — aozorafoundation 公開日 11:26 AM

楽らく呼吸会 千住先生をお招きして「自己管理、呼吸筋ストレッチ体操」を実施(7/14)

7月14日(金)に、千住秀明先生(びわこリハビリテーション専門職大学 教授)を講師としてお招きして、楽らく呼吸会を行いました。テーマは「自己管理、呼吸リハビリテーション」です。今回は現地での実施の様子をオンラインでも視聴できるようにしました。参加者は13名(スタッフ含む、オンライン2人)でした。

前半に先生から呼吸器疾患や呼吸リハビリテーションについてお話をお聞きしました。呼吸器疾患の治療には、薬物療法と呼吸リハビリテーションを両輪で実施することが重要だと言われていますが、呼吸リハビリテーションはほとんど処方されていないそうです。ですが、呼吸リハビリができる理学療法士は増えつつありますので、患者から主治医に呼吸リハビリを処方してほしいと伝えることが大事です。

千住先生から呼吸リハビリテーションについてのお話

千住先生から呼吸リハビリテーションについてのお話

スライド 慢性疾患におけるリハビリテーションの目的は?

呼吸リハの目的は、患者自身、家族が満足して充実した生活をできるだけ長く送ってもらうこと

後半は先生から患者さんお一人ずつに対して、排痰法や呼吸筋のストレッチなどの指導を直接行ってもらいました。首の呼吸筋を伸ばすと腹式呼吸がしやすくなる、手足の可動性を保っておくと少ない酸素量で移動できるといったことをストレッチの指導を受けながら教わりました。

先生からストレッチの指導

ストレッチの指導

首の呼吸筋のストレッチ

最後には、参加者全員で呼吸筋ストレッチ体操をしました。首や肩回りの呼吸筋や背中、体幹のストレッチをすることで、呼吸がしやすくなります。

呼吸筋ストレッチ体操

呼吸筋ストレッチ体操

 

今回、youtube等で千住先生の指導を視聴していた方がSNSで楽らく呼吸会回の情報を得て来てくれましたが、「見よう見まねでするのと実際に先生に直接指導を受けるのではまったく違う」「帰りには呼吸が楽になった」とすっきりした顔で帰っていかれました。

楽らく呼吸会は2010年から継続して実施しています。コロナ禍等様々な事情により事業を縮小している部分もありますが、呼吸リハビリを必要としている人に適切に情報を届けることができ本当によかったと思っています。

今後も、呼吸が気になる方、呼吸ケア・リハビリテーションに興味がある方など、どなたでもお気軽にご参加ください。

参考
呼吸筋ストレッチの動画(環境再生保全機構公式動画)

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あおぞら財団では、ぜん息やCOPDを抱えながら苦しむ患者さん同士が日頃の病気の悩みを交流したり、勉強会で学びながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうと、楽らく呼吸会を開催しています。

次回は9月8日(金)に開催します。病院の管理栄養士さんをお招きして「栄養について」を行います。お気軽にご参加ください。

日程  テーマ  場所  講師
 第74回 5/12(金)13:30~15:00(実施済) みんなで歩こう 矢倉公園  矢倉公園  ー
 第75回 7/14(金)13:30~15:00(実施済み)  自己管理、呼吸筋ストレッチ体操  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)オンライン  びわこリハビリテーション専門職大学 教授 千住秀明先生
 第76回  9/8(金)13:30~15:00  栄養について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 管理栄養士
 第77回  11/10(金)13:30~15:00  呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 理学療法士または作業療法士
 第78回  2024年1/19(金)13:30~15:00  お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  ―
 第79回 2024年3/8(金)13:30~15:00  薬について  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室) ファルマプラン 薬剤師

※新型コロナウイルスの感染状況や都合により変更になることがあります。

【参加費用】 無料
【対  象】・ぜん息やCOPDなどの呼吸器疾患がある方、ご家族の方
・呼吸ケア・リハビリテーションに興味のある方
【申し込み方法】申し込み不要。グリーンルーム(大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル3F会議室)に直接お越しください。

2023年度楽らく呼吸会ポスター

過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2023年7月18日10:17 AM

大阪公立大学 地盤沈下フィールドワーク(6/23)

6月23日(金)に大阪公立大学の遠藤崇浩教授が大学院生とともに、授業の一環として「地盤沈下」をテーマとして、西淀川にフィールドワークに来られました。

最初に、西淀川の地盤沈下や災害について30分ほどお話させていただきました。

西淀川区は「新田開発」と「埋め立て工事」により、現在の地形となりました。西淀川区全域が工業地として発展し、地下水を工業用水として利用することにより、大規模な地盤沈下が起こりました。百島の計測値を見ますと、累積沈下量が240cmに達しています。そのため、ひとたび水害が起こると、浸水被害が甚大になります。昭和35年頃(1960年頃)には、地盤沈下により海中に工場が放棄されているということもあったそうです。

お話の後、西淀川区全域をタクシーでまわり現地踏査を行いました。

 

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佃防災船着場(大阪市佃ふれあい公園) 水上輸送ルートを利用して、災害時に必要物資の運 搬や救急・救命活動を行う。

 

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防潮鉄扉。台風や津波などの「いざというとき」に閉鎖することで「堤防の一部」となり、水害を防ぐ。

 

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外島保養院記念碑。1934年、室戸台風の直撃により、193人の尊い命が奪われました。毎年9月に犠牲者追悼行事が行われています。

 

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神崎川の水面よりも住宅地が低い様子が見て取れます。

 

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地盤沈下により、住宅地の一階は道路よりも下にあります。

 

3時間にわたるフィールドワークにより、地盤沈下の状況や災害の痕跡、災害対策などの状況やを現地で体感してもらうことができました。遠藤教授は、「標高図などで西淀川区の概況は見ていたのですが、堤防の高さ、地面の傾斜、道の狭さなどはやはり実際に現地を訪問しないと腑に落ちません」との感想を寄せてくださいました。

あおぞら財団では、大気汚染を中心とするフィールドワークの受入をしており、今回のように「地盤沈下」に特化したフィールドワークは初めてです。西淀川では水質汚染、地盤沈下、道路公害、騒音・振動など典型7公害のすべての被害が発生しました。今回の西淀川の「地盤沈下フィールドワーク」を通して、改めて西淀川の地盤沈下の状況について学ぶことができる貴重な機会となりました。


あおぞら財団では、フィールドワークや公害患者さんの語り部などを取り入れたオーダーメイドの授業、研修を行っています。SDGs達成に向け、パートナーシップで問題解決に取り組んだ大気汚染公害の経験を、現地で学んでみませんか?

あおぞら財団の授業、研修に興味のある方はこちら↓をご覧ください。

研修・教育(「あおぞら財団の研修・教育」のページに飛びます)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入 — aozorafoundation 公開日 2023年7月3日4:15 PM

【タンデム】大阪でタンデム自転車を楽しむ会第11回総会開催しました(6/11)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

6/11(日)は大阪でタンデム自転車を楽しむ会の第11回目の総会でした。そして、お天気が危ぶまれましたが、なんと、ちょうど、走行会のときには雨があがり、途中は日差しがきついぐらいの晴れ間もありました!
10年以上活動を続けてきて、2016年には地元大阪での一般道でのタンデム自転車走行が可能になり、その後も解禁の勢いが続き、残すところ、東京都だけになり、これは、しばらく時間がかかるのかなあと思っていたら、今年の7月1日からは東京都も解禁になるという嬉しいニュース。
「全国が解禁になったら、タンデム日本縦断ツアーをやろう!」と勇ましいことを言ってましたが、いよいよ現実になりますと、「あれ?これ、ほんまにせなあかん?」と言って、笑い合っておりました。(記・鎗山)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2023年6月23日2:17 PM
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