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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

あおぞら野菜市(10/24)開催しました

日時=10月24日(水)11:00~13:30
場所=あおぞらイコバ
出店=カフェスロー大阪、みやこ菜園、楽成体(らくなりたい)

とれたての有機野菜、よく熟した紀ノ川柿、おいしい新米の山口産コシヒカリ、被災地支援商品の魚の缶詰などを販売しました。
たくさんの青いお野菜を見て、道行く人がお買物してくれました。

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出店者以外にも、Beautifulあぐり、かや米、遠野まごころネット関西同窓会、と少しずつ商品を卸してくれるお店が増えてきました。
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今回はカフェスロー大阪のボランティアスタッフが事前のチラシ配布に協力してくれました~。
(効果、あったんじゃないですかね?)
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被災地支援商品の売上の一部はあおぞら財団による被災地へのBDFワゴン車寄贈代金にあてさせていただきます。

次回は、
11月21日(水)11:00~13:30 あおぞらイコバ

どうぞよろしくお願いいたします。

記・鎗山

Filed under: あおぞらイコバ,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2012年10月26日8:21 PM

司法修習生、西淀川フィールドワーク受け入れました(10/23)

日 時=10月23日(火)13:30~17:00
参加者=司法修習生13人、引率弁護士2名  (読売新聞記者の取材あり)

司法修習生13人の西淀川フィールドワークの受入を行いました。阪神「出来島」駅に集合し、約1時間半、区内を歩きました。

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出来島駅

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国道43号線、出来島小学校

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千北診療所
事務長の小野さんに、「千北病院」時代からの公害病患者についてお話をお伺いしました。

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あおぞら苑(ディサービス施設)
施設長の辰巳到さんに 設立の課程、現状を説明いただきました。

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大野川緑陰道路

その後、あおぞら財団に戻ってきて、公害患者の和田美頭子さんのお話を聞き、「西淀川公害」のビデオ視聴、あおぞら財団活動の紹介、森脇君雄理事のお話と進みました。

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和田美頭子さんからは、患者会の運動に係るきっかけや裁判の原告としての経験の話がありました。

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森脇さんからは、裁判闘争の苦労や被告との和解に至る、ギリギリの決断に至った局面なども話されました。公害反対運動を進めていく上で、「街づくり」の提起が世論を大きく動かし、被告企業をも納得させる契機になったとのお話がありました。参加者の質問に答え、西淀川裁判が勝利できた経過を振り返りました。

最後に、参加者全員が感想を述べました。一部紹介します。
・西淀川裁判の現地で公害を実感することができた。
・今日のフィールドワークで西淀川が「普通の街」になっているなと思った。今後とも、かかわりを持っていきたい。
・「あおぞら苑」が印象に強く残った。裁判の勝利とともに、共に勝ち抜いてきた人々の情熱に感動した。
・大野川のドブ川時代の写真やビデオ映像で、奇跡的に西淀川は変わってきていると思った。
・新しい家が増え、人口も増えているようだ。どんどん「住みたい街」になっていることを感じる。裁判が終わればそれで終りではなく、長くかかわっていくことが大事だと学んだ。

(天野)

倉敷公害資料整理進んでいます

2012年10月24日
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裁判資料がひと段落したので、どの資料を電子化するかの相談と、患者会資料で電子化したい資料が何かを相談しました。
まずは、患者会ニュース。
だいたいはそろっているようです。
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倉庫に行って整理していると、患者会ニュースの前のニュースが出てきました。
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この大変そうな感じ、伝わるかしら??
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とりあえず、ピックアップしてきた資料たち。
電子化に向けて整理をします。
______________
倉敷の公害を学ぶパネルがあることを皆さんご存知ですか?
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みずしま愛あいサロンです。
この中に、環境学習センターが入っています。
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一角に、水島公害の展示があります。
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もっと利用されてほしいなぁと思います。
そして、資料が結びついてほしいなぁと思います。
水島臨海鉄道水島駅前です。
(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2012年10月25日5:09 PM

吹田市自然体験交流センターにてフードマイレージ買物ゲーム

2012年10月21日(日)
吹田市自然体験交流センター(わくわくの郷)の食育イベントで、フードマイレージ買物ゲームを実施しました。
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親子連れで、沢山参加してくれました。
子どもたちは、お外で遊んで、大人たちはフードマイレージ買物ゲームで勉強です。
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おいしそうな食事内容です。吹田はやはり自動車の利用率が多いようで、近所で買い物よりも、郊外のショッピングセンターの買い物に車で移動というパターンが多くなってしまいました。
それから、大阪の自給率が2%しかないことを知り、ショックを受けた人もちらほら。
さて、本日の最大のイベントはこちら
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吹田米の飯ごうすいさんです。
お父さんとお母さんがんばってます。
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われわれスタッフも頂きました。
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よい御飯のにおいがします。吹田の新米です。
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お米が立っていて、甘くておいしかったです。
自給率2%の大阪で、地元産のものを食べる機会というのは大変少ないのですが
今回の様なイベントがあって、みんなとおいしくいただく事ができるのは、変えがたい幸せだなぁと思いました。
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おかずは家から持ってきてもらったそうです。
野外学習施設ならではの素敵なイベントでした。
これで、買い物で産地に気を配ってくださると嬉しいなぁと思います。

子ども達は、紙芝居でフードマイレージを学習して
「大阪産を買ったらええねんな!」と言っていたそうです。

最後に、スタッフの皆さん。学生スタッフが多くて、お話をしていて刺激を受けました。ありがとうございました。
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(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 4:47 PM

「西淀川区 第2回 災害時要援護者支援セミナー」を開催しました

■みんなで守る!みんなで助かる! 災害時要援護者の避難を一緒に考えよう! 第2回セミナー
■日時:10月22日(月) 18:30~20:30
■場所:西淀川区役所5階会議室
■主催:あおぞら財団
■後援:大阪市西淀川区役所

10月22日に「災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!西淀川区 第2回セミナー」を開催しました。
参加者数は、一般参加者21名、区役所職員7名、講師3名、スタッフ6名の合計37名でした。

■「小さな子供とお母さんお父さんの避難について」 原博美氏(NPO法人にしよどにこネット

にしよどがわにこネットは、西淀川区で子育て支援を行っているNPO法人です。西淀川区役所1Fでは「みんなで子育て!に~よんステーション」を開設しています。

にこネット代表の原さんから、小さなお子さんをお持ちのお父さんお母さんは災害に対してきちんと備えをしなければならないと思っていてもなかなかできておらず、地域の避難訓練にもなかなか参加できていない現状についてお話がありました。また、実際に被災された方が紙おむつやミルクなどをどうしたのかといった経験談を聞きたいという要望があるとのことでした。こうした子どもをお持ちの方には、にこネットのような子育て支援の団体からも防災についてアプローチすることが大事だと思い、防災も活動方針の一つとしたいと考えているとのことでした。

1にこネット原さん

■ワークショップ:災害情報の見える化

最初に、宮脇淳さん(NPO法人アシスト)、栂紀久代さん(ユニバーサルデザイン社会)からワークショップについて説明があった後、中学校区ごとに4つのグループにわかれて、「要援護者の視点になって考えてみよう」というテーマで話し合いました。

ワークショップでは、赤ちゃん、視覚障害者、車いす利用者、聴覚障害者、高齢者の5つの要援護者の視点から、①家から避難する時、②避難場所、③トイレ、④備蓄、⑤普段から準備することについて、それぞれ意見を出し合いました。

意見を出し合った結果、車いす利用者や視覚障害者などの要援護者の避難は誰がどのように支援すればよいのか不明確であり、避難所やトイレ、備蓄もまだまだ不十分なのではないかという課題をみんなで共有することができたのではないかと思います。また、日頃から、防災に関心を持つこと、近所の方々とコミュニケーションを密にとることが大事なのではないかという意見も出ました。

2宮脇さんの説明

3ワークショップ

■布製担架、おんぶひもを使った避難支援体験

布製担架を使って要援護者の避難支援体験を行いました。この布製担架は、西淀川区の各避難所に備蓄されているもので、棒担架と異なり細い通路や階段などでも扱いやすいという特徴があります。担架が備蓄されていても使ったことがないと、いざという時に使うことができず宝の持ち腐れになってしまう可能性があります。

担架は3~5人で一人の要援護者を運びますが、要援護者の状況や支援者の体力などに合わせて、人数を調整することが必要です。

4担架

こちらのおんぶひもは、背中におぶさった人は支援者に腕を回さなくてもよいこと、支援者自身が両手を背中の人を腕で支えなくてもという特徴があります。ですので、腕に力のない要援護者もおんぶできますし、支援者自身も両手を自由に使うことができます。

5おんぶひも

重度の障害があるお子さんをお持ちの参加者の方からは、一人で子どもを抱えることができるものがほしいという声がありました。お子さんは首を持ち上げることが難しいため、おんぶひもを使うことが困難であるそうです。そこで、布製担架を開発された栂さんから、布製担架を使って抱っこの状態で抱える方法を教えてもらいました。

6担架(一人で支援)

■防災グッズや避難所備品等の紹介

西淀川区社会福祉協議会の阪本さんから、社会福祉協議会で備えている備品の紹介がありました。社会福祉協議会では、折りたたみリヤカーや救命胴衣、カセットコンロで動く発動機など多様な備品を少しずつ備えているそうです。災害用のためだけでは、しまいこまれてしまい、いざという時に使うことができないことから、普段の活動でもできるだけ活用するようにしているそうです。

7防災グッズ(社協)

栂さんからは、個人で備えることができる災害グッズについて紹介がありました。個人で備える災害グッズは、高いものではなく、安いものやアウトドアグッズなどで災害時にも役立ちそうなものを工夫しながら備えるのがよいというアドバイスがありました。

8防災グッズ(栂さん)

■セミナー後の感想

今回のセミナーは、ワークショップや担架による避難支援体験等、参加者の方が積極的に参加してくださることにより、災害時要援護者支援の重要さ、訓練や備えの大事さについて、みんなで共有できる機会になったと思います。

セミナー後のアンケートからは、「ワークショップにていろいろな視点や考え方を確認できたことが良かった」「普段からどうやって避難させようかと考えていましたが、具体的に避難のイメージ(仕方・方法)を持つことができました」という意見がありました。また、「中間施設コーディネート大切!! 保健士さんたちや学校の先生方も同席してほしい。 海抜表示、ぜひあちこちにつけてほしい」「思いやり、助け合いが一番大切ですが、リーダーや地域の組織的な動きが大切とも気付きました」など、防災に対する取り組みを組織的に行うことの重要性についても意見が見られました。

■今後について

避難訓練(11月4日)では、1回目と2回目のセミナーの内容をふまえて、車いす利用者や視覚障害者などの要援護者の方に参加していただき避難訓練を行う予定です。まだ定員に余裕がありますので、セミナーに参加されていない方でも興味のある方はぜひご参加ください。

避難訓練の申込はこちら↓
https://aozora.or.jp/archives/12102

本事業は、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」を受けています。

フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。

谷内

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