あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

9/5~9/6歌島中学校職場体験

95日、6日は歌島中学校2年生の職場体験実習の生徒4名を受け入れました。
生徒の職場体験の様子を紹介します.
(あおぞら財団インターン生 大阪経済大学 李梨奈)

以下、生徒が執筆した記事と感想です。
—————————————————————————————
初日は、職員の方々にあいさつをして、あおぞら財団についてのビデオをみて、フードマイレージ買い物ゲームの説明をうけました。主な仕事はフードマイレージ買い物ゲームのカード作成でした。カードを切り離して番号順にならべたり、ラミネートにかけりしました。皆、もくもくと楽しんでやっていました。一部学生にはデータの打ち込みもやってもらいました。

P1210752

初日の感想

職場についてから、まずビデオを見た。そのビデオの内容はこのあおぞら財団がなぜできたのかでした。これを見ていい勉強になったと思います。 Y.R

フードマイレージ買い物ゲームをして楽しかったです。 T.K

カードをきりはなしたり、ラミネートする作業が楽しかったです。すこし失敗してしまいましたが、いい経験になりました。 S.L

データをパソコンに打ち込むのが楽しかったです。フードマイレージ買い物ゲームはとてもわかりやすくて勉強になりました。そのカードをつくるのも楽しかったです。 A.K

2日目は、大野川緑陰道路に出向いてせみのぬけがら調べをしました。

まず、インターン生と小平さんで大野川緑陰道路についての説明や、セミのみわけかたについて説明しました。最初はみんなぬけがらを怖がっていて心配したけれど、触れるようになってよかったです。

P1210753

午前中は、西栄寺前から歌島中学校あたりのエリアを1時間かけてしらべました。
このエリアは毎年ぬけがらが少ない場所で、今年もあまり見つかりませんでした。
クマゼミのオスが29匹、メスが26匹で、アブラゼミは見つかりませんでした。
虫とりあみをもっていかず、高いところにあるぬけがらが取れませんでした。

P1210757

午後は、西淀公園から大島橋までのエリアを一時間かけてしらべました。今回は虫とりあみを持ってぬけがら調べをしました。午前中探したエリアに比べて、たくさんのセミを見つけることができました。クマゼミのオスが68匹、メスが63匹、アブラゼミは発見できませんでした。

最後にセミの数をかぞえてオス、メスにわけてもらいました。職員の方々にあいさつをして、職場体験をおえました。

コピー ~ P1210765

2日目の感想

緑道は、場所によってぬけがらが落ちていたり、葉っぱの裏にくっついていたりするのはちがうんだなー。 Y.R

きらいだったせみが手袋でさわれました。せみを探すのが楽しかったです。 T.K

せみのぬけがらで、その場所の環境がわかるなんて知りませんでした。今度機会があれば、さがしてみたくなりました。S.L

前半より後半のほうがたくさん取れた。アブラゼミは一匹もいなくて残念・・・。来年にはアブラゼミも緑陰道路で羽化してほしいです。 A.K

8/31(金)、明石市藤江地区避難訓練を開催しました。

■災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!藤江地区避難訓練
■日時 2012年 8月31日(金) 9:30~12:30
■場所 藤江小コミュニティ・センター(兵庫県明石市)
■主催 あおぞら財団
■共催 明石高専
■協力団体 明石市望海地区在宅サービスゾーン協議会
■後援 兵庫県

8月31日に明石市藤江小コミュニティ・センター(以下:藤江コミセン)にて、「災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!藤江地区避難訓練」を開催しました。
参加者は住民約70名、地区の医療機関や消防署、市、関連団体スタッフ約30名、合計100名を超える大規模なものでした。

3挨拶

■藤江コミセンに避難

8月某日、午前9:30に大規模地震が発生したという想定で、9:30に各地区から藤江コミセンを目指して避難してもらいました。

訓練用に決めた地区リーダーが中心となって、想定した避難経路を(地区によっては要援護者の方を伴って)実際に歩き、道中気になる箇所など書き留めていきます。

歩きなれている道であっても、車いすの方や高齢者の方と一緒に移動すると、ふだんは気づかない傾斜や段差がバリアとなることがあります。
また、国道沿いは交通量が多く歩道が狭いこと、歩く速度も人によってばらばらであることから、みんなで安全に通行するためには注意が必要でした。

0避難の様子

地区によって差がありましたが、避難開始から10分~30分のうちに到着しました。

1受付

会場入り口で医療スタッフによる救護・健康チェックを行い、水分補給用にお茶が配られました。

2救護・健康チェック

■応急処置訓練

応急処置訓練では、消防隊員より止血時と骨折時に使える三角巾の使い方を教えてもらいました。

止血の結び方として、本結びを教えてもらいました。本結びは、ほどく時にギュッと引っ張るとマジックのようにぱっと取れます!みなさん、できると大喜びされていました。

7三角巾伝授3

■要援護者搬送訓練

要援護者搬送訓練では、消防隊員より布製担架とおんぶひもの使い方を説明してもらい、その後、参加者が交替で体験しました。
なかなか慣れていないと、どこに手を通すかが分からなかったり、みんなの足並みが揃わずもたついたりしてしまいます。普段から使い方を知っておくことが大切ですね。

4タンカ体験3

5おんぶひも

■福祉避難室

福祉避難室は、災害時に特に支援が必要な方々が安心して過ごせるように、一般の方とは別に設けた部屋です。今回の福祉避難室には、高齢者用オムツと赤ちゃん用の遊具のみを用意していましたので、参加者には他にどんなものが必要かを考えてもらいました。赤ちゃん用の哺乳瓶や高齢者の吸いのみ、ウェットティッシュ、暑さ・寒さを防ぐ用具など様々なアイデアが出ました。

6福祉避難室

■避難所体験コーナー

避難所体験コーナーでは、リアルな簡易トイレと寝床が作られていました。みなさん現物を前にして、避難生活の不便さをそれぞれに感じてもらえたのではないでしょうか。

8簡易トイレ

8簡易寝床

■非常食のアルファ米の試食

ひとしきり廻ってお腹も空くころ、非常食のアルファ米の試食に入りました。水かお湯を入れるだけで作れるレトルトご飯で、私も頂きましたが味が想像していたよりも美味しかったです!

9アルファ米2

9アルファ米試食

最後に、アンケートを記入してもらいました。
参加者からは、「災害時の津波・地震ともに共助・共生の意識を勉強する機会を得た」「訓練だから落ち着いて行動ができた。いざとなったらパニックにならないか心配」といった感想がありました。

参加者が予定していたよりも多く、当日の対応で不行き届きな点もあったかと思いますが、無事にけが人もなく終了してほっとしています。

この日、体験したこと・感じたことをそれぞれの地域に持ち帰り、今後の防災活動に活かし、活動を長く続けていってほしいと願っています。

本事業は、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」を受けています。

フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。

平田

コウノトリ写真集<生きる‐共生時代の明日をめざして>発売中です。

幸せ発信ポスタ-PDF
コウノトリ写真集<生きる‐共生時代の明日をめざして>
撮影:藤井克己≪オフィス岩波≫
企画・協力 ギャラリーコスモス・シルクロード

1冊1,800円にてあおぞら財団で販売中。

西宮市 在住の写真家 藤井克己さんが撮影されたコウノトリの写真集です。
あおぞら財団でも販売しています。売上の一部は、被災地支援(被災地支援のBDF車『あおぞら号』への寄付金)として利用します。

DSCN1389
宝来館の女将へ写真集<生きる>を贈呈する藤井さん。

あおぞら財団の「岩手・釜石へ行こう!被災地のエコツーリズム体験ツアー(6.28~7.2)」にも藤井さんは参加。「コウノトリが懸命に生きる姿で被害者を励ましたい」と、訪問先の釜石市の被災者の皆さんへ写真集<生きる>を寄贈しました。

■藤井克己さんの経歴
1940年 山口県周南市生まれ
2001年 セントラル硝子株式会社退職
2008年 社団法人日本写真家協会JPS展優秀賞
2010年 西宮市芸術文化協会会員
コウノトリファンクラブ会員
コウノトリ写真集出版

HP:ふ〜ちゃんの写真室

藤井さんには、2010年12月にあおぞらイコバ・オープン記念コウノトリ写真展「生きる」を開催していただきました。

■「被災地のエコツーリズム体験ツアー」について
被災地のエコツーリズム体験ツアー《移動道中、1日目・釜石到着編》
被災地のエコツーリズム体験ツアー《1日目・釜石 被災地視察編》
被災地のエコツーリズム体験ツアー《2日目・ボランティア活動編》
被災地のエコツーリズム体験ツアー《3日目・エコツアー編》

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,東日本大震災支援 — aozorafoundation 公開日 2012年9月12日2:11 PM

被災地支援:8月は25,146円の支援金が集まりました

あおぞら財団で受付けている「東日本大震災支援金」。
8月は25,146円の支援金を頂きました。

合計765,282円の支援金が集まりました。(受付開始2011年3/23~2012年8/31現在)

3月23日~31日 149,607円
4月1日~30日 9,700円
5月1日~31日 26,000円
6月1日~30日 161,050円
7月1日~31日 31,022円
8月1日~31日 50,521円
9月1日~30日 3,000円
10月1日~31日 701円
11月1日~30日 2,300円
12月1日~31日 147,876円
1月1日~31日 11,904円
2月1日~29日 4,950円
3月1日~31日 12,701円
4月1日~30日 3,420円
5月1日~31日 2,070円
6月1日~30日 15,004円
7月1日~31日 110,320円
8月1日~31日 25,146円
合計 765,282円


ありがとうございます。なお、頂いた支援金は、被災地(岩手県・遠野)に寄贈した、廃食油BDFで走るワゴン車の購入代金等に充てます。 目標額は100万円です。 引き続き、ご協力下さいますよう、よろしくお願いします。

P1060040被災地で活躍をするあおぞら号

あおぞら号を渡す編 :kuwasiku:

あおぞら号1年間の活躍の様子 :kuwasiku:

 

<あおぞら財団「東日本大震災活動支援金」の受付> 現金でも受け付けています。あおぞら財団の事務所にお越しください

■銀行 三菱東京UFJ銀行 歌島橋支店(ウタジマバシシテン) 店番:006 種別:普通預金 口座名:(財)公害地域再生センター ザイ)コウガイチイキサイセイセンター 口座番号:0013203

■郵便局 加入者名:あおぞら財団 口座記号・番号:00960-9-124893 ※通信欄に「東日本大震災活動支援金」とお書きください。

■クレジットカードでの決済  寄付サイト「Give One」より、受け付けています。

kifu_bdf

 

【ステッカーデザイン協力】バードデザインハウスaoitori

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,東日本大震災支援 — aozorafoundation 公開日 2012年9月11日7:01 PM

8/26(日)、8/28(火)、それぞれ防災セミナーを開催しました。

8月26日(日) 10:00~12:30 明石高専・本館3階大会議室にて、
災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!明石市東大溝・大見・平池の上・中尾北・中尾自治会 セミナーを開催しました。スタッフ含め100名近くの人が集まりました。

会場全体

7月に行った望海地区でのセミナー同様、ユニバーサルデザイン社会の栂紀久代さんの講演と、視覚障害者の守屋陽介さんの講演があり、その後ふせんを使ってのワークショップを行いました。

栂さんお話

栂さんからは、災害時に限らず普段からの要援護者との接し方、支援の仕方、要援護者側のニーズのお話がありました。
守屋さんからは、災害時に視覚障害者がしてほしいこと(避難所への誘導、避難所でのお知らせを教えて欲しいなど)を7項目教えてもらいました。

守屋さんお話

ワークショップでは、5つのグループ(東大溝、大見、平池の上、中尾北・中尾、その他)に分かれて、各々の自治会ごとに要援護者支援をどのようにしていくかについて意見を出し合いました。

ワークショップ

終了後に記入いただいたアンケートからは「障害をもたれた方の講演だったので、とてもよく理解できた」「障害者の人が何をしてほしいか視覚障害の方からの話で良くわかった。そしてそれらのことは障害のない私達とも共通点があることがわかった 」と、講演が参考になったとの意見や、ワークショップについて「次回から詳細について1つ1つ決めていきたい 」「各自治会ごとに意見交換をし、自分達の地域のことについていろんな人が情報の共有することにより、みんなで助け合う地域を知り、避難方法や避難所などしっかりと自治会で取り組んでいきたいと思います 」と今後の取り組みへ向けての前向きな意見がありました。

また8月28日(火) 13:30~15:00 別所公民館にて、藤江地区のまちかど健康教室のなかで
災害時要援護者の避難についてのセミナーを開催しました。

P1210381

栂さんから、パワーポイントを重点的に使って阪神大震災~東日本大震災までの震災や豪雨災害を振り返りながら、公助の危機管理体制、要援護者の支援体制の説明があり、自助・共助・公助の連携の必要性(自主防災組織の設立)のお話がありました。

P1210394

その後2グループに分かれて、以下の3項目について意見や感想を出し合いました。
①講演を聞いて、気づいたこと、印象に残ったこと、今後の参考にしたいこと。
②地区内の要援護者の把握、避難方法、援護者の確保について
③自主防災組織の立ち上げに向けて(抱負・アイデア・疑問など)

①については、「実際に車イスの生活が起きたらと考えるともっと勉強を要する」「車イスを押すのはとてもむつかしい。とても重い。」と、要援護者支援の中でも特に車イスの支援について考えた方が多かったです。
②や③については、「自治会の参加者がお年寄りばかり、若い人が少ない」「(自主防災組織は)立ちあがっているが活動が少ない」「組織に若い人を加えたい」と、地域に高齢者が多く、若者が少ない様子が伺え、若い力をどう確保していくかが今後の課題の一つとなっているようでした。

本事業は、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」を受けています。

フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。

平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2012年9月7日8:07 PM
« 次のページ前のページ »