6/29に西淀川区役所内で行われた「がん検診・特定健康診査」の会場の1室で22名の肺年齢測定を行いました。
この肺年齢測定は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を広く知ってもらい、COPDの早期発見、早期治療をすすめる目的で行っています。COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、有害物質の吸入や大気汚染によって起こりますが、中でもたばこの煙が最も大きな原因です。
測定では、ハイチェッカーという簡易測定器と質問票を用います。ハイチェッカーに息を6秒間吹き込むことで肺年齢を簡易に測定できます。また、5つの質問に回答してもらうことで、COPDの可能性があるかどうかを知ることができます。
「がん検診・特定健康診査」の受診が終了した人のうち、肺年齢に興味をもたれた方に測定に来ていただきました。
ほとんどの方が肺年齢を測定することがはじめてなので、今回の測定によりCOPDを知っていただくきっかけになりました。
測定の結果、喫煙経験がある方の方が実際の年齢よりも高い年齢の値が出ておられる方が多くおられました。
COPDを早期発見、早期治療をするためにも肺年齢のチェックをして頂くことをことをおすすめします。
(水田)
肺年齢を簡易に測定するハイ・チェッカー
平成29年度区役所での肺年齢チェック
今後の予定
2017年7月30日(日)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
2017年8月28日(月)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
2017年9月30日(土)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
2017年12月3日(日)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
2018年2月24日(土)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
会 場: 西淀川区役所(大阪市西淀川区御幣島1丁目2-10)
参加費:無料
問合先:あおぞら財団(電話:06-6478-8885)
がん検診等については、西淀川区役所「がん検診等について」をご覧ください。
参考
(独)環境再生保全機構:COPDってどんな病気ですか?
本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)実施業務」の一環として実施しています。