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ブログカテゴリー » 環境保健

1/22、2/17医療従事者向け「ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会」

みなさん、こんにちは。

さて、あおぞら財団で医療従事者向けの呼吸リハビリテーションの講習会を開催します。
第2回目には、長崎大学から千住秀明先生におこしいただきます。
どうぞ、ご参加ください。

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●実技のようす(2011年5月15日開催)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。

チラシ(PDF)

ココから
<転載歓迎>
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医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会
1/22、2/17開催

■現在、ぜん息やCOPDなど、呼吸器の病気を抱えた方はたくさんいます。2011年、日本での
COPDによる死亡数は約17000人で、この数は増加傾向にあります。早期発見、早期診断、
さらに、この病気の認知度を上げることが課題となっています。そして、COPD患者の治療に
有効とされているのが呼吸リハビリテーションです。保険適用もされています。

■第1回目は、呼吸リハビリテーションにかかわる理学療法士や看護師、さらに、呼吸器疾患
をもつ患者の話を聞きながら、現在の課題やこれからやっていけることを考えます。

■第2回目は長崎大学の千住秀明先生を講師にお招きして、実技を含む講習をおこないます。
どうぞふるってご参加ください。

<日 時>
第1回【報告とワークショップ】 1月22日(火) 18:30~20:30 受付18:00~
第2回【講座と実技】 2月17日(日) 13:00~16:30 受付12:30~

<会 場> のざと診療所3F 大阪市西淀川区野里3-5-34
地図 http://www.yodokyo.or.jp/nozato/html/map.htm

<対 象> 医師、看護師、理学療法士、介護職員の方など

<定 員> 両日、30名 (定員になり次第締め切ります) いずれか1日でも参加できます

<参加費> 無料

<主 催> (公財)公害地域再生センター(あおぞら財団)

<内 容>
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第1回(1/22)【報告とワークショップ】
18:30~19:00
[研修報告]体験型学習会「呼吸リハビリテーションの実践及び客観的手法に関する研究会」
長崎大学大学院等が主催した学習会(11/28~12/4:長崎大学)に参加した理学療法士、
看護師が現地で見聞きし、学習したことのホットな報告です。

19:00~19:30
[患者の体験談]呼吸リハビリテーションと私
大阪市西淀川区には大気汚染による呼吸器疾患の公害病患者がたくさんいます。
息ができない苦しみ、公害をなくすための活動といった体験、区内の診療所ではじまった
「楽らく呼吸会」に参加してからの体と心の変化などについてお話します。

19:30~20:30
[グループワーク]地域でひろげよう 呼吸リハビリテーション

まだまだ知られていない呼吸リハビリテーション。呼吸器の病気を抱えた人にたずさわる、
さまざまな病院や施設、団体などが地域でどう連携して呼吸リハビリテーションをひろげていくか、
いっしょに考えましょう

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第2回(2/17)【講座と実技】
13:00~13:05 はじめに
13:05~14:05 [講座]ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション(千住秀明氏)

14:05~14:20 休憩

14:20~16:30 [実技]呼吸リハビリテーションの実技演習(千住秀明氏)
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<講師紹介>
千住秀明(せんじゅう ひであき)氏:長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授。内部障害系
専門理学療法士の教育・研究・臨床を行う専門家として、国内外で広く活躍。関心領域として、
呼吸リハビリテーション、胸部理学療法、運動生理学、在宅医療等。著書等には「呼吸リハビリ
テーションマニュアル-運動療法-(共著、照林社、2003年)」、「理学療法学テキスト はじめて
の研究法入門(共著、神陵文庫、2003年)」、他、多数。日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
理事・評議員。

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<お申込み・お問合せ先>
公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団) 担当:藤江・鎗山
TEL 06-6475-8885 FAX 06-6478-5885 E-mail
webmaster@aozora.or.jp

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医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会
参加申し込み (下記情報をご記入の上、送信願います)

●参加希望日
□第1回【報告とワークショップ】1月22日(火) 18:30~20:30 受付18:00~
□第2回【講座と実技】 2月17日(日) 13:00~16:30 受付12:30~

●ご氏名:
●ご所属
病院・施設名:
所属科:
職種:
●TEL:
●FAX:
●E-mail:
————————————————————————
個人情報は本事業の目的以外には使用いたしません

これまでの活動はコチラ(あおぞら財団ブログ)
https://aozora.or.jp/archives/category/kankyohoken

2011年5月15日講習会
2011年12月8日講習会

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。

ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテー
ションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

以上

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2013年1月10日4:32 PM

12/14 西淀病院で呼吸リハビリについて勉強しました!

12/14(金) 西淀病院で楽らく呼吸会を行いました。先月の千北診療所姫島診療所と同じく、西淀病院の理学療法士の廣野さんと田中さんを講師に迎え、呼吸リハビリについて教えていただきました。参加者は13名、病院関係者4名、財団スタッフ3名、環境再生保全機構の富永さんも含め、全部で21名でした。

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西淀病院で行うのは今回が初めてでしたので、はじめに林からこの楽らく呼吸会の趣旨を簡単に説明しました。
次に、患者さん達に「普段どんなときにつらさを感じているか」「普段どれくらい運動しているか」、口頭でアンケートを行いました。歩くだけでつらいという方はわずかでしたが、みなさん階段を上るのはつらいようでした。

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続いてみなさんの肺活量を試すために、紙を顔から20cmほど離したところに持ち、息を吹きかけました。ちゃんと呼吸が出ていれば紙が少し揺れます。

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その後、ボルグスケールを試しに使ってみました。ボルグスケールとは息苦しさの程度を表す指標です。気管支喘息やCOPDの患者さんには、薬による治療と同時に適度な運動が必要ですが、運動は人によってそれぞれ感じるつらさが違います。そこでボルグスケールを用いることによって、無理のない、自分にふさわしい運動の程度を知ることができます。

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さらに資料に基づきながら、準備運動、座りながらの体幹のストレッチ、下肢筋力トレーニング、ステップ・立ち上がりトレーニングなど行いました。

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また今日は部屋の後方にマットも用意しており、寝そべっての4種類の呼吸体操を行いました。

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参加者の中には既に、「ウォーキングマシンで時間を掛けて歩いている。その後NHKのラジオ体操も行っている」と、充分運動されてる方もいましたが、なかなか運動が習慣づいていない方もいると思います。今日行った運動や体操、ストレッチはどれも簡単に行えるので、ぜひ日常に取り入れて実践してほしいと思います。

平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2012年12月20日2:58 PM

11/16 姫島診療所で呼吸リハビリについて勉強しました!

11/16(金) 姫島診療所で楽らく呼吸会を行いました。前日(15日)の千北診療所と同じく、西淀病院の理学療法士の廣野さんと田中さんを講師に迎え、呼吸リハビリについて教えていただきました。参加者は17名(スタッフ含む)でした。

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11/15 千北診療所呼吸リハビリでも触れましたが、気管支喘息やCOPDの患者さんは、「息切れが起こるから」「人と話している時に咳や痰が出るから」と外出を控えたり、人と会うことに億劫になりがちです。薬で呼吸機能は改善できても、元のように生活(活動)するにはどうしたらよいのでしょう。

理学療法士の廣野さんや田中さんは、リハビリ・運動を勧めてくれました。運動といっても、ジョギングや水泳といった本格的なものではなく、買い物のついでに少し遠回りをして歩いて帰ったり、家でストレッチをしたり、夜寝る前に足腰をほぐすなど軽いものです。1回につき20分、週2~3回が目標ですが、最初は週1回、5分程度から始めても良いそうです。調子の悪い時は無理に行わなくて構いません。

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手を上げて、「しぇーッ」のポーズ

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腕をなるべく遠くへ伸ばしてすっきり!

患者さんに「運動していますか」と聞くと、「診療所にはいつも歩いて来てる」「自転車に乗っている」「寝る前に足を上げる運動をしている。やると翌朝は足腰が本当に楽!」とみなさん積極的に身体を動かしている方がほとんどでびっくりしました!中には「毎日銭湯へ行って水中運動してる!」と自慢される方も。ラジオ体操をやれる範囲でやるだけでも随分身体を動かしますよね。

薬の治療で呼吸機能は回復しても、体力がないと元の生活には戻れません。週1回からでもいいので、自分がやりやすい軽い運動やストレッチを生活に取り入れて、出かけたい時に出かけられる生活に戻しましょう!

平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2012年11月22日1:32 PM

11/15 千北診療所で呼吸リハビリについて勉強しました!

11/15(木) 千北診療所で楽らく呼吸会を行いました。西淀病院の理学療法士の廣野さんと田中さんを講師に迎え、9月に引き続き呼吸リハビリについて教えていただきました。参加者は14名(スタッフ含む)でした。

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気管支喘息やCOPDの患者さんは、個人によりその程度に差はありますが、まるで「ストローをくわえて呼吸をしている」かのような状態になったり、健常者より日常生活で息切れや息苦しさを感じる場面が多いようです。

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自分の呼吸で紙を揺らし続けることができるか試しています

理学療法士の廣野さんや田中さんも、息切れが起こる事を恐れて外出を控える患者さんや、治療をして呼吸機能は改善しても活動の範囲は相変わらず狭く、生活の質が低下したままの患者さんを目の当たりにしているそうです。

そうした患者さんはそのままだと、どんどん活動量が減って行き、食欲も減り、筋力や体力も低下していきます。それだけではなく、高血圧や虚血性心疾患、糖尿病、骨粗鬆症など慢性疾患を合併する恐れも出てきます。

そこで有効なのが運動です。“運動”と聞くとおおげさに聴こえるかもしれませんが、先生たちがおススメしているのは外に歩きに行ったり、家でストレッチをしたり、夜寝る前に足上げ運動をするなど軽いものです。1回につき20分、週2~3回が目標ですが、最初は週1回、5分程度から始めても良いそうです。調子の悪い時は行わなくても構いません。

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家でも簡単にできる首のストレッチ

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腕を上げて肩をほぐし、ろっ骨も拡げてあげましょう

薬の治療で呼吸機能は回復しても、体力がないと元の生活には戻れません。毎日少しずつでいいので、上記のような軽い運動を自分の生活に取り入れて、出かけたい時に出かけられる生活に戻しましょう!

平田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 1:30 PM

楽らく呼吸会(千北11/15 姫島11/16)あります/ニュースNo.14できました

楽らく呼吸ニュースNo.14 ができました。
(拡大して見たいときは、画像をクリックしてください)

ぜん息ニュース14

楽らく呼吸会では呼吸リハビリを実践しています。
先日は改めて呼吸リハビリ(呼吸リハビリの重要性、口すぼめ呼吸や痰の出し方など)について、理学療法士さんにお話を聞きました。
この楽らく呼吸ニュースに口すぼめ呼吸と痰の出し方を書いてますので、ぜひ読んで実践してみてくださいね。

次回も続けて呼吸リハビリを予定しています。
千北診療所 11月15日(木)14:00~15:30
姫島診療所 11月16日(金)14:30~16:00
皆さん、奮ってご参加下さい。

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2012年9月26日1:28 PM
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