あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

ブログカテゴリー » 環境保健

続けています!未救済患者の懇談会


「娘と一緒にぜん息で苦しんでいる。川崎市では医療費がかからない(1割負担)と
聞きました。大阪でも早くそうなってほしい」
「オヤジも弟もぜん息で苦しんだ。自分もぜん息で一生苦しむんかいなぁ…」
「孫が小児ぜん息、今日は勉強のために来ました」

 ぜん息など呼吸器の病気で苦しむ患者の医療費救済制度をつくろうと
続けている懇談会では、患者・家族の切実な声が相次ぎました。
3月19日(土)、介護老人保健施設・よどの里で開催した5回目の懇談会には
17人が参加しました。
この日、療養生活の改善に役立つピークフローの話をしたのは、看護師の阪元早苗さん。
「自分の症状をつかんで、発作の予防を」と自己管理の大切さを語りかけました。


ピークフローを初めて見た、という方もおりみなさん興味津々。
慣れるまでは忘れたりもするでしょうが、思い出したときにでも記録をつけることから
始めていただければと思います。

三方巻取笛を一方ずつのびるように吹くと、深い呼吸ができていいのだそう
今回は初めて参加された方も多くおり、自己紹介をしながらの交流も行いました。
同じ病気を抱える仲間として交流できてよかった、という声もいただきました。

次回は5月19日(木)14:00〜千北診療所
     5月20日(金)14:30〜よどの里   で行います

ぜひお越し下さい

過去のこんだん会の様子はこちら





Filed under: 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年3月24日1:35 PM

呼吸リハビリ講習会(ぜん息・COPDの患者さんやその家族向け)を行いました


3月9日に呼吸リハビリ講習会(ぜん息・COPDの患者さんやその家族向け)を行いました
2月26日には医療従事者向けの講習会を行いましたが、今回は患者さん向けです
参加者:40名 場所:グリーンルーム(あおぞらビル3F) 

日頃発作が出ていなくても、ちょっと動いただけで息切れがする、
しんどくなるのが嫌で外出を控え、余計に体力がなくなり息切れが起こりやすくなる。
そういったことを改善する呼吸リハビリを試してみませんか?
ということで、森ノ宮医療大学教授の金尾顕郎先生を講師にお迎えして、
ぜん息の方が取り込める酸素の量についてや、呼吸の仕方で取り込める量が違う、
というお話、それから呼吸リハビリとは、またその効果は、などをお話していただき、
その後体験講習も行いました。



熱が入り上着を脱いだ金尾先生 マッサージを取り入れたリハビリも紹介

参加した患者さんもユーモアまじりに楽しくお話してくださる金尾先生の講義に惹きつけられ、「呼吸リハビリについてよく分かった」「またやって欲しい」と感想を寄せています。
講義のあとは、参加者がかかえる病状や暮らしについてグループに分かれて語り合いました。



グループごとの発表
みなさんわいわいがやがや楽しそうでした

この体験講習会は、呼吸リハビリがより広く有効に呼吸器病の患者さんに届くようにと
あおぞら財団が企画。
(独)環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として請負い、実施しました。





Filed under: 環境保健 — aozorafoundation 公開日 12:03 PM

第4回ぜん息患者懇談会を開催しました


①姫島診療所
平成23年2月5日(土) 14:00〜15:30 と
②千北診療所
平成23年2月12日(土) 14:00〜15:30 に
第4回ぜん息患者懇談会を開催しました

参加人数(医療スタッフ含む)は
  ①13名
  ②10名  でした

今回の懇談会は内容が盛りだくさんで、
1.ぜん息と薬について(薬剤師による講習) 
2.質疑応答
3.呼吸リハビリテーションのお試し
4.ピークフローメーターの紹介・記録について
5.各人の日常生活の悩みの交流
を行いました

薬剤師さんのお話は、単なる薬のお話だけではなく、
ぜん息の発作が起こる仕組みなどから丁寧にお話してくださり、
とても分かり易かったと好評でした


見にくいですが、薬剤師さんの説明

一方でピークフローについてなど、病気との付き合い方についてもう少し詳しく知りたい
という意見も聞かれました

次回の懇談会(3/19土)14:00〜15:30では
もう少しピークフローについて勉強しようとなりました

ぜひご参加下さい




Filed under: 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年3月15日5:43 PM

呼吸リハビリ講習会を開催しました


2月26日に呼吸リハビリ講習会(医療従事者向け)を開催しました(参加者:32名)

ぜん息・COPDの方に呼吸リハビリを行なうと患者さんの息切れなどが改善する、と言われている
呼吸リハビリですが、まだまだ実際に行う院所が少ないのが現状です

今回は、医療従事者の方に少しでも呼吸リハビリについて知ってもらい、拡げていくことができたらと、
講習会を開催しました

最初に、岡山は倉敷市にあります健寿協同病院の佐藤雅昭理学療法士に、
「やってみよう!チームで取組む呼吸リハビリ」というテーマでお話していただきました


リハビリというと、なんとなく理学療法士さんが行うんだろうな、というイメージですが、
実際患者さんに呼吸リハビリを行う時は、看護師さんや薬剤師さん、栄養士さんなどが連携して
おこなう必要があるということがよく分かりました
この患者さんは今日は体調が良くない、なんてことは看護師さんが理学療法士の方に伝えたり、
リハビリで教わったことを看護師さんが再度患者さんに声かけしたり、なんてことも、
一緒に取組んでこそできることだと思いました

それから次に、長崎大学の千住秀明教授に、
「ぜん息・COPD患者への、地域で取組む呼吸リハビリの現状と課題」というテーマで
お話していただきました

千住先生はこれまでに公害患者さんとCOPD患者さんについての研究もされていて、
公害患者さんとCOPD患者さんの呼吸器の機能や下肢の機能の違いなども紹介されました

また実際に長崎地域で連携して取組んでいることなどの紹介もありました
リハビリをやっているのはこんな病院ですよ、という一覧紹介なども作って、各院所に貼ってあるそうです
やっぱり、患者さんが呼吸リハビリを受けたいとなった時に、どこに行けばいいのか、という
情報がきちんとあるのは大事だと思います

これから大阪、特に西淀川区で、呼吸リハビリを普及していくヒントをたくさん得ることができました


参加者からも
・具体的な呼吸リハビリのシステムを知ることができ、勉強になった。
・リハビリの重要性がよく分かった。
・患者さんの精神的な面も含めてサポートすることが必要だと感じた。

といった感想が寄せられています。

3月9日には患者さん向けの呼吸リハビリ講習会を行います
体験を通じて、私も取組んでみようかな、という気持ちになっていただけるような
講習会にしたいと思います 3.9講習会のチラシはこちら




Filed under: 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年2月28日3:20 PM

西淀川で呼吸リハビリ講習会を開催します


この度、ぜん息やCOPDなど、呼吸器の病気を持つ患者さんや

ご家族の方を対象とした呼吸リハビリ講習会と、

患者さんに接する医療従事者の方を対象とした呼吸リハビリ講習会を開催します。

診察や薬などによる治療とあわせて、呼吸リハビリに取組んでみませんか?

呼吸リハビリって何?効果はあるの?そんな疑問をお持ちの方、是非講習会にご参加下さい。

第一線で呼吸リハビリに取組まれている方を講師にお迎えし、

「呼吸リハビリとは」から、「チームや地域でどう取組むか」まで、

お話していただきます。

①呼吸リハビリ講習会(医療従事者対象) チラシはこちら

日時:2011年2月26日(土) 15 : 00 〜17 : 00  

講師:佐藤雅昭 理学療法士(健寿協同病院 リハビリ科)

    千住秀明 教授(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科)

プログラム:

テーマ① 15:00 〜15:45

佐藤雅昭氏

「やってみよう!チームで取組む呼吸リハビリ」

質疑応答

テーマ② 16:00 〜16:45

千住秀明氏

「ぜん息・COPD患者への、地域で取組む呼吸リハビリの現状と課題」

質疑応答

17:00 終了

参加費:無料

会場:グリーンルーム(あおぞらビル3F)

大阪市西淀川区千舟1-1-1

定員:50名(定員になり次第締め切ります)

②呼吸リハビリ講習会(ぜん息・COPDなど呼吸器の病気を持つ患者さんやご家族の方対象
チラシはこちら

日時:2011年3月9日(水)14:00〜16:00

講師:金尾 顕郎 教授

(森ノ宮医療大学保健医療部理学療法学科 学科長)

プログラム:

①講 習 会「今日からはじめる呼吸リハビリ 〜らくらく呼吸法を身につけよう〜」

ぜん息のしくみ、セルフコントロールについての簡単な紹介、呼吸リハビリテーションの体験講座を行います。

②参加者でわいわいがやがや「セルフコントロールってどうやるの」

参加費:無料

会場:グリーンルーム(あおぞらビル3階) 大阪市西淀川区千舟1-1-1 

定員:50名(定員になり次第締め切ります)

<お申込み・お問合せ先>

お申込みはメールかFAX/電話で氏名・所属(勤務先)・ご連絡先(電話かメールアドレス)を明記の上、

下記連絡先までお願いします。

(財)公害地域再生センター(あおぞら財団)

担当:眞鍋・上田

住所:〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル4階(グリーンルームは3階です。)

アクセス:JR東西線御幣島駅⑪出口すぐ http://www.aozora.or.jp/access.html

TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885

E-mail :webmaster[at]aozora.or.jp HP:http://www.aozora.or.jp/
[at]を@に変えてください

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。

個人情報は本事業の目的以外には使用いたしません





Filed under: 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年2月21日10:18 PM
« 次のページ前のページ »