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ブログカテゴリー » 国際交流

12/18 中国環境NGO/池田市見学

12/18、日中環境問題サロン2023開催の翌日に、中国環境NGO訪問団は池田市へ訪問しました。

まず10時に池田市立3R推進センター(エコミュージアム)を見学しました。池田エコミュージアムは、環境に関する各種情報を発信するとともに、3Rの普及促進を目指し、様々な啓発活動を行っている団体です。フードロスを防ぐための地産地消や期限切れ食品の活用、新エネルギー利用の太陽光パネル設置、不要衣類のリサイクルなどの取り組みに、中国訪問団は関心を寄せていました。

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エコミュージアムの担当者が団体について紹介

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リサイクル事業を応援するために古着を購入しようとしている中国訪問団

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普通の服以外に、キレイな着物もリサイクルされている

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中国訪問団といけだエコスタッフ理事長庄田さん

午後から、池田エコミュージアムによる池田小学校での出前授業を見学をさせてもらいました。ハギレで簡単なリースを作ることを通して、子どもたちに「物を長持ちさせる」と「捨てるよりまだ使える部分を再生させる」の考え方を伝えていました。

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講義に集中している子どもたち

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中国訪問団からの挨拶

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中国出身の子がわざわざ挨拶に来てくれました

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ハギレでリースを作った!

その後池田市にある日清食品のカップヌードルミュージアムの見学も行いました。ユニークなカップヌードルのDIYも体験しました。

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美術の先生がデザインしたカップヌードル

世界最大のカップヌードルの生産・消費国である中国とカップヌードルの発祥地である日本の関係は、まさにカップヌードルのように、お互いに絡んでいます。環境問題がこれからも共通する課題として、日中両国の協力によって、解決に導かれることを願います。

(記:あおぞら財団バイト 王子常)

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アジア各国では、現在進行形で、様々な公害・環境問題が発生しています。
その中で、自分たちの住み暮らす地域の環境を良くしていこう!と取り組む人々がいます。

あおぞら財団の国際交流活動を通じてつながったアジア各地の環境活動を報告・紹介するページ「アジアの環境活動でつながろう」を新たに作成しました。
それぞれの取組みを知り、学び、つながることで、活動の輪を広げていきましょう。

ぜひご覧ください。

https://aozora.or.jp/kokusai

アジアの環境活動でつながろう

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2024年1月30日5:31 PM

12/17 日中環境問題サロン2023を開催しました

12/17に日中環境問題サロン2023を開催しました。

新型コロナウイルスの影響により、2020年から2022年にかけて3年間はオンラインで日中環境問題サロンを開催してきました。今年の入国制限の緩和とマスクの着用が自由になり、コロナの影響の収束により、今回は中環境問題サロンを3年ぶりに対面で開催しました。オンライン含めて25人が参加しました。

あおぞら財団事務局長藤江と中国訪問団リーダー李力氏の開会あいさつによって、日中環境問題サロン2023が始まりました。

最初の発表者は、西安市未央区環境保全ボランティア協会の名誉会長・劉文化氏です。劉文化氏は活発な環境活動家であると同時に、38年間、子ども達への美術教師をつとめています。劉先生の紹介によって、唐の都であった、現西安市が直面していた大気汚染の浄化過程と、環境問題解決の基本ユニットとしてコミュニティづくりを進める方法を学びました。
劉文化氏
劉文化氏がオンライン参加者の質問に答えている様子

次の発表者は、南昌青贛環境交流センターの幹事長・劉丹氏です。劉丹氏の団体は、中国最大の淡水湖「鄱陽湖」が立地している江西省にあります。水資源が豊かである一方、数多くの湖や河川が交錯しているので、人力では現場で水質汚染を観測することが危険かつ困難です。その問題を打破するため、劉丹氏たちは人力ではなく、ハイテクノロジーに目を向けて、自主的に特許を取って観測ドローンやリモコン観測船を開発しました。従来のエリアよりも広く観測することができるようになりました。

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劉丹氏が参加者の質問を聞いている様子

中国の方から頂いたおいしいお茶を味わいながら話し合う休憩時間を過ごして、サロンが後半に入りました。

最後の発表者は、浙江緑色科学技術文化促進会の副書記長・徐心澳氏です。徐心澳氏は環境保全の最前線に従事してまだ1年あまりの若手環境活動家ですが、環境保全に対する情熱は二人の先輩と比べても遜色がありません。彼らが主導している生徒向け環境教育は、まず子どもたちが環境保全に関する知識を受けて、そして自らの理解に基づいて、他の子どもに伝え、輪を拡大させるというかたちになります。子どもたちが登場する環境教育の宣伝ビデオの再生数は、1万回を超えることを知ったあおぞら財団事務局長藤江は羨ましいと嘆きました。

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徐心澳氏(左)が発表している様子

三人の発表者の発表に対して、龍谷大学政策学部教授櫻井次郎先生と今回中国訪問団リーダー李力氏が、コメンテーターとして解説を行いました。二人とも長年日中環境問題交流に従事しているので、参加者に対しても馴染みのある顔で、現場の雰囲気がさらに盛り上がりました。

コメンテーターの解説
コメンテーター櫻井氏(左)と李力氏(右)が解説している様子

日本と中国政府間の関係は厳しい状況にあるものの、環境問題を解決するためには、より広い視野やステークホルダーのコミュニケーションなどが求められ、民間団体の交流はやはり欠かせません。日中の参加者も、今回のサロンを通じてお互いの経験から刺激を受け、よりよく、誰一人取り残さない社会を作るように頑張ろうという気持ちになりました。

その後、参加者の意見・感想が寄せられました。
感想として「内容が充実」、「中国を知るようになった」や「民間活動同士の交流もあるべき」などがあります。
今後の活動に対して「交流を中心にしてほしい」、「脱炭素など日中NGOが共同で取り組む企画」、「原発事故災害が継続していることを中国のNGOに知ってもらいたい」や「海洋ごみ(特にプラごみ)、また、気候変動対策に資する活動があるべき」などの意見を頂きました。

ご意見や感想を踏まえて、次回の交流を積極的に準備していきます!

引き続き、交流活動をよろしくお願いします!

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閉会写真

(記:あおぞら財団アルバイト 王子常)

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アジア各国では、現在進行形で、様々な公害・環境問題が発生しています。
その中で、自分たちの住み暮らす地域の環境を良くしていこう!と取り組む人々がいます。

あおぞら財団の国際交流活動を通じてつながったアジア各地の環境活動を報告・紹介するページ「アジアの環境活動でつながろう」を新たに作成しました。
それぞれの取組みを知り、学び、つながることで、活動の輪を広げていきましょう。

ぜひご覧ください。

https://aozora.or.jp/kokusai

アジアの環境活動でつながろう

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流 — aozorafoundation 公開日 2024年1月25日3:13 PM

【助成金公募】外国人と共に暮らし支え合う地域社会の形成3

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あおぞら財団では、認定特定非営利活動法人日本都市計画家協会 (JSURP)とともに休眠預金活用事業(一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA))を活用し、資金分配団体として、地域の社会課題を解決する取り組みを2020年度から行っています(※)。

本年につきましては、JANPIAの公募(新型コロナ及び原油価格・物価高騰対応支援枠(2023年度3次))に応募し、審査の結果、資金分配団体に採択されました。テーマは、「外国人と共に暮らし支え合う地域社会形成3 ~支え合いを豊かさにつなげるまちづくり~」です。

令和6年1月19日より、実行団体を募集いたしました。
ご関心のある団体様におかれましては応募のご検討を、または候補団体様にお声掛けをいただきますようお願いいたします。

対象となる実行団体は、日本に住む外国人や長期に滞在する外国人等に対し支援活動を行っている団体となります。また、民間公益活動を行う組織であれば、法人格の有無や種類は問いません。(ただし、独立行政法人等は除きます)

■助成概要
事業期間 2024年3月頃から2025年2月末まで
総助成費 1億2千万円  採択予定数 10団体程度
助成金額 1団体当たり 1,200万円が上限
公募期間 2024年1月19日~2024年2月16日

公募要領等について下記の通りご案内させていただきます。
https://jsurp.jp/2023_janpia_koubo/

何卒宜しくお願いします。

(※)外国人と共に暮らし支え合う地域社会の形成(休眠預金等活用事業)
https://jsurp.jp/category/%e4%bc%91%e7%9c%a0%e9%a0%90%e9%87%91%e7%ad%89%e6%b4%bb%e7%94%a8%e4%ba%8b%e6%a5%ad/

Filed under: イベント案内,国際交流 — aozorafoundation 公開日 2024年1月19日7:32 PM

日中環境問題サロン2023「中国環境NGO活動を聴く」を開催します 12/17(日)

日中環境サロン2023「中国環境NGO活動を聴く」を開催します

2023年12月17日(日)に、経済活動と公害・環境問題の解決の両立をテーマに、日中両国における公害経験やそれに関連する情報発信・人的交流を行なうことを目的に、日中環境問題サロン2023「中国環境NGO活動を聴く」を開催します。

新型コロナウイルスの影響により、2020年から2022年にかけて3年間はオンラインでサロンを開催してきましたが、今年の入国制限の緩和とマスクの着用が自由になり、コロナの影響はやっとピリオドがつけられ、対面でサロンを開催します。

今回は、西安市未央区環境保全ボランティア協会の名誉会長・劉文化氏、南昌青贛環境交流センターの幹事長・劉丹氏、浙江緑色科学技術文化促進会の副書記長・徐心澳氏が、それぞれがつとめている環境保全活動、中国が直面している環境問題などを紹介して、環友科学技術研究センター長・李力氏と龍谷大学政策学部教授・櫻井次郎氏がコメンテーターをつとめます。

中国の環境問題や環境NGOの活動を学ぶ良い機会ですので、ぜひご参加ください。

■日時:2023年12月17日(日)14:00-17:00(受付13:30~)
Zoomミーティング同時開催

■場所:あおぞらビル3F
大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル3F
JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 8a出口スグ
* その他 阪神電車「姫島」駅より徒歩10分
アクセス:https://aozora.or.jp/accesscontact

■主催:あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
■共催:龍谷大学東アジア環境研究会

■参加費:無料

■使用言語:中国語、日本語(逐次通訳、日本語資料有)

■講演プログラム(敬称略)
○14:00-14:10 開催趣旨の説明
あおぞら財団事務局長・藤江徹

○14:10-15:50 中国環境NGO活動発表
①西安市未央区環境保全ボランティア協会名誉会長・劉文化
西安市未央区環境保護ボランティア協会名誉会長、30年以上子ども美術教育に従事しています。

②南昌市青贛環境交流センター幹事長・劉丹
青贛環境交流センターの創立者であり、環境科学技術を用いて環境保全や汚染防止につとめています。

③浙江緑色科学技術文化促進会の副書記長・徐心澳
浙江緑色科学技術文化促進会副書記長、若手環境活動家として気候変動や新エネルギーに関する青少年教育につとめています。

○15:50-16:10 コメンテーター解説
①環友科学技術研究センター長・李力
中国の60以上のNGOの顧問を務め、東アジア環境情報発伝所ネットワークの中国代表。20年以上環境教育に従事しています。

②龍谷大学政策学部教授・櫻井次郎
日中環境問題サロンの呼びかけ人の1人、龍谷大学政策学部環境政策や中国法を専門分野とする教授。長年、日中交流活動に従事しています。

○16:10-16:50 総合討論・質疑応答

○16:50-17:00 閉会挨拶
あおぞら財団事務局長・藤江徹

■参加申込:webmaster@aozora.or.jp

氏名、電話番号、所属を上記メールアドレスまでお知らせください。オンライン参加をご希望の方はその旨お知らせください。いただいた個人情報は本事業の目的以外には使用しません。



日中環境問題サロン2023ブログ用チラシ

 

本事業は「令和5年度大気汚染経験等情報発信業務」(環境省)の一環で実施しています。

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アジア各国では、現在進行形で、様々な公害・環境問題が発生しています。
その中で、自分たちの住み暮らす地域の環境を良くしていこう!と取り組む人々がいます。

あおぞら財団の国際交流活動を通じてつながったアジア各地の環境活動を報告・紹介するページ「アジアの環境活動でつながろう」を新たに作成しました。
それぞれの取組みを知り、学び、つながることで、活動の輪を広げていきましょう。

ぜひご覧ください。

https://aozora.or.jp/kokusai

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Filed under: イベント案内,国際交流 — aozorafoundation 公開日 2023年11月30日1:35 PM

【ご案内】活動報告&交流セミナー12/2(土):外国人と共に暮らし支え合う地域社会の形成~ 支え合いを豊かさにつなげるまちづくり ~

あおぞら財団では、認定NPO法人日本都市計画家協会 (JSURP)とともに、休眠預金等活用事業を活用し、地域の社会的課題を解決する取り組みを行っています。

暮らし、産業、観光。外国人の活躍は、さまざまな場面で広がっています。
コロナ禍が落ち着きつつある中、みなさんの暮らす社会はコロナ禍前と同様に、あるいはそれ以上に元気になっていますか。これからの地域社会が豊かになるキーワードのひとつは多様性。外国人を含むさまざまな人が活躍し、困ったときには支え合う社会です。
休眠預金制度を活用した本事業では、各地で外国人を支える12の団体を伴走支援し、支え合いを豊かにつなげる持続可能な社会づくり、まちづくりに取り組んでいます。セミナーでは、これらの団体が一堂に会し、取り組みを紹介した上で、参加者の方とも交流しながら、意見交換を行います。

外国人の支援、外国人と一緒に取組むまちづくりに関心のある方、一緒に考えましょう。ぜひ、ご参加ください。

【開催概要】
日時:2023年12月2日(土) 13:00~17:00
開催形式:オンラインとリアルのハイブリッド開催
会場:シティラボ東京(東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン6階)
参加費:無料(交流会に参加の方は1000円 ※現地にて現金支払)
申込:Peatixよりお申込みください
https://peatix.com/event/3762865
(オンライン参加で申し込みされた方は後日URLをご案内します)

【プログラム】
13:00 オープニング
13:15 各団体から報告
テーマ1 相談・支援ニーズ探求系
特定非営利活動法人まなびと、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会、一般社団法人 反貧困ネットワーク、特定非営利活動法人北関東医療相談会
テーマ2 しくみづくり重点系
住みまーるOKINAWA、NPO法人多文化フリースクールちば、特定非営利活動法人Oneself、特定非営利活動法人 茨城NPOセンターコモンズ
テーマ3 活動拠点づくり重点系
ワールドフレンズ、特定非営利活動法人ユナイテッドかながわ、特定非営利活動法人アクセプト・インターナショナル、NPO法人Peace&Nature
15:30 意見交換
16:30 クロージング
17:00 交流会

【パネリスト(審査員)】 ※敬称略
佐谷 和江(㈱計画技術研究所/JSURP理事) 、有田 典代(国際文化交流協会) 、野山 広(国立国語研究所)

【主催】
外国人と共に暮らし支え合う地域社会の形成事業共同体
[認定特定非営利活動法人 日本都市計画家協会(JSURP)、公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)]

【協力】
一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)

 

このイベントに関するお問い合わせ先 ⇒⇒⇒
認定特定非営利活動法人 日本都市計画家協会
電話:03-6811-7205
Email: jimukyoku@jsurp.jp
URL: https://jsurp.jp/janpia_houkokukai/
参加申し込み:https://peatix.com/event/3762865

チラシダウンロードはこちら:12.2_JANPIA報告会

 

12.2_JANPIA報告会_page-000112.2_JANPIA報告会_page-0002

Filed under: イベント案内,国際交流 — aozorafoundation 公開日 12:14 PM
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