あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

» 2009 » 11月

シンポジウム 「地球温暖化と地域公共交通」


2009年11月14日(土)
堺市総合福祉会館にて、シンポジウム「地球温暖化と地域公共交通」(市民団体「道路環境市民塾」の主催)が開催されました。

KOALA」、「大阪にLRTを走らせる会」、「堺LRTの早期実現をめざす会」、「堺のチンチン電車を守る会」、「NPO法人自由都市堺・町衆会議」、「次世代路面電車(LRT)による枚方のまちづくりを推進する会」、「わかやま小町(和歌山の交通まちづくりを進める会)」、「路面電車同好会」が協賛し、市民ら109人が参加しました。


このシンポジウムでは、低炭素社会実現のため、大きな取り組みが求められている交通分野を取り上げました。
地球温暖化と交通の関わりについて学ぶとともに、クルマに大きく依存した交通や私たちの暮らしをどう変えていったらよいのか、どのようなまちづくりをしていったらよいのかを市民目線から考えました。

上岡直見氏(環境自治体会議 環境政策研究所 )が「新政権に期待する交通政策」という題材で講演されました。
交通部門対策の基本的思想や暫定税率廃止の影響、国内交通体系の行く末、個人レベルの公共交通、公共交通の経済効果などを考えました。
公共交通にお金をかけるのはもったいないという社会通念がある中で、どのように公共交通を位置づけていくかを上岡氏に語っていただきました。


その後、パネルディスカッションが行われました。
コーディネーターとして塚本直幸氏(大阪産業大学人間環境学部)を、パネラーとして上岡氏、辻本勝久氏(和歌山大学経済学部准教授、わかやま小町会長)、福井隆一郎氏(堺のチンチン電車を愛する会、堺刃物商工業協同組合連合会副理事長)、村松昭夫氏(道路環境市民塾塾長、財団法人公害地域再生センター理事長)をお招きしました。

辻本氏より、廃止が検討された和歌山県の旧南海貴志川線を市民と行政が協力して和歌山電鉄に再生させた事例が紹介されました。

ついで福井氏より、堺のチンチン電車に対する熱い思いや課題などの報告がありました。

それらの報告を踏まえて、阪堺線の問題や堺市の公共交通のあり方、ビジョンを持った積極的な市民活動の必要性など幅広い議論が、会場からの意見も踏まえながら行われました。


今回のシンポが、市民・鉄道会社・行政がともに考えるきっかけとなれば幸いです。

あおぞら財団インターンシップ生 
都留文科大学3年 奥村太威
*補足 あおぞら財団 小平




Filed under: 事務局 | インターン生 | 地域づくり | 道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2009/11/16(月) 03:48

チラシ・MLづくり


2009年11月13日(金)

大阪府地球温暖化防止活動推進センターのOJT研修で
広報戦略のワークショップが行われました。


フードマイレージ買い物ゲームを活用した実践として、12月11日(金)と12日(土)に豊中市立市民会館で行われる「とよなか市民環境展」での展示と啓発の方法を話し合いました。

推進員自らが教材「フードマイレージ買い物ゲーム」を活用した
温暖化防止活動の場を創るために、活動を周知するための
広報活動が必要であるということで、広報ツールの作成をしました。
まず、クリスマスの広告を比較し、そこから広告・広報の原理・法則を学びました。



それをチラシ・MLづくりに活かしました。


チラシとMLが形になるのが楽しみです。

インターンシップ 奥村




Filed under: 事務局 | インターン生 | 環境学習 | フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2009/11/16(月) 12:44

シンポジウム「地球温暖化と地域公共交通」


※詳細が確定しました。あらためてご案内いたします。

《転送歓迎》

道路環境市民塾は第VII期を迎え、今期は、12月にコペンハーゲンで開催されるCOP15(気候変動枠組条約第15回締約国会議)に向けて運輸・交通部門における温暖化対策をテーマとしています。

7月のCOP15ミニ学習会に続き、環境や交通問題に関心を持つ幅広い市民を対象に、低炭素社会を実現するための交通のあり方やライフスタイルを考えるシンポジウム「地球温暖化と地域公共交通」を企画しました。

基調講演には、この分野の第一人者である上岡直見氏をお招きし、パネルディスカッションの議論にも加わっていただきます。大変貴重な機会ですので、多数の皆様のご参加をお待ちしております。

※チラシのダウンロードができます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 シンポジウム「地球温暖化と地域公共交通」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 主催: 道路環境市民塾
 協賛: KOALA 都市交通創生ネットワーク@関西
     大阪にLRTを走らせる会
     堺LRTの早期実現をめざす会
     堺のチンチン電車を愛する会
     次世代路面電車(LRT)による枚方のまちづくりを推進する会
     NPO法人自由都市堺・町衆会議
     わかやま小町(和歌山の交通まちづくりを進める会)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今年12月、コペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約締約国会議(COP15)では、温室効果ガス削減についての新しい国際的な合意づくりがめざされています。わが国でも、鳩山政権が温室効果ガス削減の中期目標25%を掲げ、さまざまな分野で取り組みがはじまろうとしています。地球温暖化問題の解決には、私たちの暮らしや経済を地球に優しい低炭素社会に変えていくことが求められています。

このシンポジウムでは、低炭素社会実現のため、大きな取り組みが求められる交通分野を取り上げます。地球温暖化と交通の関わりについて学ぶとともに、クルマに大きく依存した交通や私たちの暮らしをどう変えていったらよいのか、どのようなまちづくりをしていったらよいのかを市民目線から考えます。

【内容】
基調講演では、上岡直見氏から、運輸・交通部門における温暖化ガスの基礎的データの分析に、気候ネットワークの委託で行った高速道路無料化・土休日1,000円による温暖化ガス増加や交通体系への影響推計(「高速道路政策に関する検証ペーパー」2009年8月)の結果等を交えながら、地球温暖化と交通の問題についてお話しいただきます。

パネルディスカッションでは、地域公共交通の活性化に取り組んでいる福井隆一郎氏(堺のチンチン電車を愛する会)と辻本勝久氏(和歌山大学准教授、南海貴志川線の存続再
生運動に関わる/依頼中)、道路環境市民塾塾長の村松昭夫氏に上岡氏にも加わっていただき、都市交通が専門で堺市をフィールドにされている塚本直幸氏(大阪産業大学教授)のコーディネートで議論を深めていただきます。

■日時
2009年11月14日(土曜日)
14時〜16時30分(13時30分開場)

■会場
堺市総合福祉会館
(南海高野線堺東駅西口から徒歩10分))
地図はこちら
■参加費
一般 500円(主催・協賛団体会員は無料)

■プログラム
[開会挨拶] 村松昭夫氏(道路環境市民塾塾長、あおぞら財団理事長)
[基調講演] 上岡直見氏(環境自治体会議、環境政策研究所)
 <休憩>
[パネルディスカッション]
コーディネーター:
塚本直幸 氏(大阪産業大学人間環境学部教授)

パネラー:
上岡直見氏
村松昭夫氏
福井隆一郎氏(堺のチンチン電車を愛する会、堺刃物商工業協働組合連合会副理事長)
辻本勝久氏(和歌山大学経済学部准教授)

※終了後、懇親会(主催・協賛団体関係者のみ)

■参加申込方法
[一般の方]
参加申込事項を、メールまたはFAXにて、道路環境市民塾事務局までお申し込み下さい。なお、当日参加も可能です。

[主催・協賛団体の方]
各団体事務局へお申し込み下さい。
なお、当日参加も可能です(受付にて申し出ていただければ参加費を無料とさせていただきます)。

■参加申込事項
1 氏名(ふりがな)
2 年齢( 歳代)
3 住所(自宅・職場・その他 を明記)〒
4 メールアドレス
5 電話
6 FAX
7 所属
8 懇親会への参加(主催・協賛団体関係者のみ)

* 受付確認の返答はしませんので予めご了承下さい。
* 申し込み後、変更がありましたらご連絡下さい。

■申込・問合わせ先
[道路環境市民塾事務局]
(財)公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL: 06-6475-8885  FAX: 06-6478-5885
e-mail: webmaster@aozora.or.jp




Filed under: 地域づくり | 道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2009/11/12(木) 05:48

2009サイクル&エコカーニバルin 池田 11月8日


サイクル&エコカーニバルin池田(会場 宣真高校)において、
チャリンコチャンピオンを行いました。

チャリンコチャンピオンとは??
環境に優しい乗り物である自転車をより安全に乗ってもらう・正しい交通ルールを身につけてもらうという催し物です。

(競技内容)
①間隔判断
②8の字走行
③スラローム走行
④進路変更+ブレーキテスト
以上の4つの競技を実施しました。
○間隔判断


自転車で追い越したり、避けたりする際に、遠くから正しく間隔を判断できるかを確かめることが目的です。スタートから10m離れたところにある2本の支柱の間をふれることなく通過できるかを挑戦してもらいます。ほとんどの参加者の方が問題なく通過することができていました。
○8の字走行

道路上の狭いカーブでバランスを保って通過することができるかを確かめます。
大小、半径5mと2.8mの円を描き、50cmの幅をペットボトルを倒さずに通過することができるかに挑戦してもらいました。
平均で7本程度でしょうか…倒してしまう方が多かったです。
それでも、0本なんていうツワモノまでいました!!さすが自転車のまち大阪!!
○スラローム走行

予見走行と車道で突然現われた障害物を回避できるかを確かめます。
直線上に間隔が異なる7つの棒の間をすり抜けて走行することに挑戦してもらいました。やはり間隔が変わる所で大きくバランスを崩してしまっている方が多かったですが、当たらずに通過することができる子が多かったです。
○進路変更+ブレーキテスト

進路変更する際に後方を振り向いて安全を確認する習慣を身に付けることを目的としています。実際の道路上で速度とブレーキの関係を判断し、横滑りすることなく決まった場所に停止することができるかを確認してもらいました。

普段、子どもたちは元気よく足を動かすことに必死なようで、「曲がる時、確認するの忘れてる〜」と言ってる子も居ました。説明後は、「これからは気をつける。」と、チャリンコチャンピオンに参加したことをきっかけに、自転車の正しい乗り手になってもらえると思います。

チャリンコチャンピオンには、70名もの方に来ていただけました!!
子どもだけでなく、大人の方も楽しんでいただけるチャリンコチャンピオン。
皆さんもやってみませんか??

このほかにもチャリンコチャンピオンの会場では、関西サイクルスポーツセンターからレンタルしてきたおもしろ自転車や、タンデム自転車、池田市が所有するベロタクシー、たくさんの子どもたちが楽しんでいました。


ベロタクシー

タンデム自転車
ベロタクシー乗り場には、長蛇の列ができていました。
タンデム自転車は、通常の自転車と違ったスピード感に人気がありました!!

残念ながら、タンデム自転車は公道を走ることを禁止している地域が多く、まだまだ課題があります。しかし、視覚障害者の方も後ろに乗車することによって、移動を楽しむことが出来る可能性を秘めています。

実際に、イベント開始前に乗車された視覚障害の方は、「生まれて初めて自転車に乗った興奮と、風を切って走る楽しさを初めて知ることができ、とても楽しかった。」と仰っていました。
世界に誇る自転車普及率の日本。
今回のイベントで、その付き合い方をもっと深める機会になったと思います。

あおぞら財団スタッフ
山本 元

Filed under: 地域づくり | タンデム自転車 | 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2009/11/11(水) 05:41

10月29日タンデム自転車試乗会

10月29日に長居障害者スポーツセンターにて、タンデム(二人乗り)自転車の試乗会を行いました。
10月の間、毎週木曜日に視覚障害者の方に自転車を乗る楽しさを体験してもらおうと、自転車文化タウンづくりの会メンバーが企画しました。
今回は11名の視覚障害者の方が参加してくれました。
当日は天気も良く、暖かい日射しに、爽やかな秋らしい風の吹く中での試乗会となりました。
用意したタンデム自転車は2つ(笹舟倶楽部さんからお借りしました)。
ママチャリタイプとロードバイクタイプです。
一つの自転車にサドルとペダルが前後に二つ付いており、健常者が前に乗り、進路方向、ハンドルの操作を担い、
障害者の方が後ろに乗って一緒に自転車を漕いでもらいます。
コースはスポーツセンターを出て、第1競技場を1周(約900m)しました。


参加して頂いたみなさんはとても元気のよい方達ばかりで、何度も試乗してくれる方もいました。
2人一緒に「イチ、ニ、の、サン」と声をかけてこぎだします。
軌道に乗るのにバランスがいりますが、速度がでれば勢いよくこぐだけです。
2人で協力するので、自然に会話もでてきて、自転車で疾走する感覚を共有することができました。
ちょうど、公園内では競技場のまわりをランニングする中学生、フルートを吹く人、スケートボードを
する人、思い思いに過ごしている人達がいました。


色々な音、体に感じる様々な方向からの風、時間と共に移ろう日射しの暖かさなど、ただ目的地に行くためだけではない、自転車を乗ることで得られる感覚、よろこびを皆さんと感じ、話せました。
タンデム自転車は健常者と障害者、それだけでなくどんな人も誰かと一つのことを一緒にする、ということができる乗り物だと思います。


今の大阪の条例では、二輪のタンデム自転車は公道を走ることは出来ませんが、大阪の街を走れるようになれればな、と思いました。
試乗会の終了後、高校生ぐらいの三人の男の子が、自転車に興味を持って、少しの間ですが、とても楽しそうに乗ってくれました。

試乗会は午後一時から始まり、午後四時頃に終了しました。
参加してくださった方々全員が喜んでくださいました。
みなさんの晴れやかな笑顔が心に残りました。
記:小林泰子

◎自転車文化タウンづくりの会
http://sky.geocities.jp/cycletown_osaka/

◎笹舟倶楽部
http://www.sasafune.com/

Filed under: 地域づくり | タンデム自転車 | 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2009/11/11(水) 02:19
« 次のページ前のページ »