資料館だより43号(2013年1月号)を発行しました。
» 2013 » 1月
あおぞら野菜市は1月24日(木)です。
今月のあおぞら野菜市は、1月24日(木)です。
このところ、水曜日でしたが、今月は木曜日ですので、お間違いなく。
カフェスロー大阪からは、あおぞら野菜市では初登場の「ジャージャー飯」あり!
予約優先ですので、ぜひ、ご予約を。
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あおぞら野菜市
日 時=2013年1月24日(木)11:00~13:30
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1F)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセスhttps://aozora.or.jp/accesscontact
★出店
■カフェスロー大阪(CAFE SLOW OSAKA)
有機野菜、ジャージャー飯←初登場!、各種ドリンクなど
【ジャージャー飯】オーガニックのお米と野菜を使用(650円)
大阪・十三にあるオーガニックカフェ併設のレンタルスペースです。
「知るきっかけの場づくり」をモットーにスローな情報発信基地として活動しています。
カフェ部門のコンセプトは、「オーガニック」「スローフード」「フェアトレード」。
http://www.cafeslow-osaka.com/
■あおぞら財団
※売上の一部はあおぞら財団による被災地への支援金にあてさせていただきます。
【山口:おコメ】650円/kg
かや米(品種:コシヒカリ 産地:山口県山口市阿東徳左中)
山口県徳佐盆地の自然が作った、ウマミのある、豊かな食感のコシヒカリです。有機肥料のみで栽培しています。この機会にぜひ、ご賞味ください。白米、玄米あり。
生産者:賀屋良季・直美
エコファーマー認定農家。あおぞら財団職員小平の大学時代の同級生&先輩夫婦です。
実家の農家を継ぎ頑張っています。
★特別サービス
お野菜をお買い上げいただくと、希望者には「足もみ」サービスがあります。
この機会にぜひ、おためしください。
※商品は変更になることがございます。
前回のようす https://aozora.or.jp/archives/13616
■お問い合わせ・予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp
以上
【募集】年に1度の 矢倉海岸 ガンカモ調査(1/14月・祝)→1/16に変更
当日、雨天だった為、ガンカモ調査は1月16日(水)に延期となりました。
集合時間、場所、コース等内容は同じです。ご参加お待ちしています。
(1.15追記)
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年に1度の
■矢倉海岸 ガンカモ調査■
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ガンカモ調査は、ガン、カモ、ハクチョウ類の日本における冬期の生息状況を把握するため、毎年環境省の呼びかけで全国の都道府県で一斉に実施されています。
矢倉海岸では1月14日(月祝)に行います。
海を越え、はるばる矢倉海岸へやってきたカモたちを、皆さんも数えませんか。
■日時:1月14日(月祝)午前9時30分~12時30分
(毎月第一土曜日に実施、雨天中止)
■集合:阪神なんば線福駅集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 日本野鳥の会会員100円、一般200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
*約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。
1月5日に行われた矢倉海岸定例探鳥会では、
ホシハジロ4000羽、スズガモ900羽(国内最大規模のスズガモ観測地!?)を見ることができました。
1/14のガンカモ調査も期待できますね。
その時の様子はコチラ
平成23年度ガン・カモ調査の報告(大阪府)はコチラ
http://www.pref.osaka.jp/doubutu/yaseidoubutu/gankamo.html
大阪府では27種のカモと1種のガンが観測できました。
■あおぞら財団の定例探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/archives/category/egakushu/yagurakaigan
(あおぞら財団ブログにとびます。)
■日本野鳥の会大阪支部の定例探鳥会の紹介はコチラ
http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/02/index.html
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■共催(問合先)
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
(Tel) 06-6766-0055
http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/
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公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
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1/22、2/17医療従事者向け「ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会」
みなさん、こんにちは。
さて、あおぞら財団で医療従事者向けの呼吸リハビリテーションの講習会を開催します。
第2回目には、長崎大学から千住秀明先生におこしいただきます。
どうぞ、ご参加ください。
本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
ココから
<転載歓迎>
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医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会
1/22、2/17開催
■現在、ぜん息やCOPDなど、呼吸器の病気を抱えた方はたくさんいます。2011年、日本での
COPDによる死亡数は約17000人で、この数は増加傾向にあります。早期発見、早期診断、
さらに、この病気の認知度を上げることが課題となっています。そして、COPD患者の治療に
有効とされているのが呼吸リハビリテーションです。保険適用もされています。
■第1回目は、呼吸リハビリテーションにかかわる理学療法士や看護師、さらに、呼吸器疾患
をもつ患者の話を聞きながら、現在の課題やこれからやっていけることを考えます。
■第2回目は長崎大学の千住秀明先生を講師にお招きして、実技を含む講習をおこないます。
どうぞふるってご参加ください。
<日 時>
第1回【報告とワークショップ】 1月22日(火) 18:30~20:30 受付18:00~
第2回【講座と実技】 2月17日(日) 13:00~16:30 受付12:30~
<会 場> のざと診療所3F 大阪市西淀川区野里3-5-34
地図 http://www.yodokyo.or.jp/nozato/html/map.htm
<対 象> 医師、看護師、理学療法士、介護職員の方など
<定 員> 両日、30名 (定員になり次第締め切ります) いずれか1日でも参加できます
<参加費> 無料
<主 催> (公財)公害地域再生センター(あおぞら財団)
<内 容>
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第1回(1/22)【報告とワークショップ】
18:30~19:00
[研修報告]体験型学習会「呼吸リハビリテーションの実践及び客観的手法に関する研究会」
長崎大学大学院等が主催した学習会(11/28~12/4:長崎大学)に参加した理学療法士、
看護師が現地で見聞きし、学習したことのホットな報告です。
19:00~19:30
[患者の体験談]呼吸リハビリテーションと私
大阪市西淀川区には大気汚染による呼吸器疾患の公害病患者がたくさんいます。
息ができない苦しみ、公害をなくすための活動といった体験、区内の診療所ではじまった
「楽らく呼吸会」に参加してからの体と心の変化などについてお話します。
19:30~20:30
[グループワーク]地域でひろげよう 呼吸リハビリテーション
まだまだ知られていない呼吸リハビリテーション。呼吸器の病気を抱えた人にたずさわる、
さまざまな病院や施設、団体などが地域でどう連携して呼吸リハビリテーションをひろげていくか、
いっしょに考えましょう
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第2回(2/17)【講座と実技】
13:00~13:05 はじめに
13:05~14:05 [講座]ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション(千住秀明氏)
14:05~14:20 休憩
14:20~16:30 [実技]呼吸リハビリテーションの実技演習(千住秀明氏)
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<講師紹介>
千住秀明(せんじゅう ひであき)氏:長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授。内部障害系
専門理学療法士の教育・研究・臨床を行う専門家として、国内外で広く活躍。関心領域として、
呼吸リハビリテーション、胸部理学療法、運動生理学、在宅医療等。著書等には「呼吸リハビリ
テーションマニュアル-運動療法-(共著、照林社、2003年)」、「理学療法学テキスト はじめて
の研究法入門(共著、神陵文庫、2003年)」、他、多数。日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
理事・評議員。
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<お申込み・お問合せ先>
公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団) 担当:藤江・鎗山
TEL 06-6475-8885 FAX 06-6478-5885 E-mail
webmaster@aozora.or.jp
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医療従事者向け ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション講習会
参加申し込み (下記情報をご記入の上、送信願います)
●参加希望日
□第1回【報告とワークショップ】1月22日(火) 18:30~20:30 受付18:00~
□第2回【講座と実技】 2月17日(日) 13:00~16:30 受付12:30~
●ご氏名:
●ご所属
病院・施設名:
所属科:
職種:
●TEL:
●FAX:
●E-mail:
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個人情報は本事業の目的以外には使用いたしません
これまでの活動はコチラ(あおぞら財団ブログ)
https://aozora.or.jp/archives/category/kankyohoken
本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテー
ションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」
以上
12/16 グローカルで考えよう 生物多様性企画書作りワークショップを開催しました!(2日目)
12月16日(日)、岡山シティミュージアムにて、平成24年度「環境保全戦略講座(生物多様性保全分野)」グローカルで考えよう 生物多様性企画書作りワークショップ(2日目)を開催しました。2日目の今日は21名の方が参加されました。
日時:2012年12月16日(日) 10:00~16:00
場所:岡山シティミュージアム
参加人数:21名(講師4名、スタッフ4名)
主催:(独行)環境再生保全機構 地球環境基金部
企画・協力:あおぞら財団
開催協力:みずしま財団
講師の紹介:https://aozora.or.jp/archives/12359
■講師:川廷昌弘 生物多様性はコミュニケーションの世界
川廷さんはその経歴を見てもわかるように、私たちも知っている様な普及啓発事業に関わってきています。「生物多様性は外から来た言葉。でも概念としてはもともと私たち(日本人)の中にあること。一般の人にそれをどう伝えるかがポイント」と話された通り、様々な具体例を用いて、普及啓発のコツを教えてくれました。
いかに主流化(=自分化)してもらうか、そのためにターゲットを明確化し、万人の共感ポイントに落とし込み、やってもらえるようにすることが大切です。共感ポイントとして紹介があったのが「ラク」「カッコイイ」「快適」「健康」「お得」「便利」の6つ。例えばチーム・マイナス6%のアクションの一つ「温度調節で減らそう」から生まれたクールビズは、“「ラク」「カッコイイ」からやってみると結果的に環境にもやさしかった”と、環境に関心のない人にも広く参加してもらえた普及啓発事業の成功例と言えます。
■講師:長野義春 生物を地域振興に活かす-全国各地の普及啓発の事例-
今回の生物多様性講座の総合プロデューサーでもある長野さんからは、タイトル通り、全国でもちょっと珍しいカタチの4つの普及啓発事例の紹介がありました。その中の1つを紹介します。
①山口県周南市八代地域のツルのネグラ作り
八代地域は本州で唯一、ナベヅルが毎年越冬する地です。ナベヅルは日中稲が刈り取られた後の水田で餌を食べて過ごし、夜は山奥の谷津田で過ごします。しかしその谷津田ですが今は稲作に使われておらず、夏の間は草が生え放題です。ツルが過ごすためには草刈りをし、耕し、水を張らなければなりません。
1970年代、ツル監視員を務める地元の農家、弘中数実さんがこのネグラ作りを1人で行っていました。見るに見かねた九州支部の野鳥の会メンバーが手伝うようになり、やがてナベヅルのネグラ作りは地元住民も手伝うようになり、毎年の恒例行事となりました。今では地元住民の他に自然保護団体、子どもたちも加わっており、作業後の宴は地域の交流だけでなく、意見交換、情報交換の重要な場にもなっています。
長野さんは最後に、「彼らの行動を見てきた、1人の目撃者である私が彼らから学んだ事は、微笑んで握手することでした。多少そりが合わなくても、人と人がつながり、世代を超え、地域を超え、国や立場を超えて、つながろうとした事。自分の気持ちを殺して、握手した事もあったようです。(中略)普及啓発はマニアを作ることではなく、理解者と仲間を増やすことなのではないか」と話されていました。地域には様々な立場や考え方の人がいます。その中で多くの人に普及啓発するためには、考え方の違いに対立するのではなく、お互いが納得し理解しあえるポイントを探すのが大切なのではないでしょうか。
■休憩、参加者の活動紹介
お弁当を頼んでいた参加者には、地元の里山弁当を配りました。肉は一切使っておらず、砂糖の使用も極力抑えたヘルシーなお弁当です。
休憩時間の間に、参加者の活動紹介がありました。
■グループワーク 生物多様性を普及啓発するための企画作り
いよいよ今回の講義の目玉の企画作りです。はじめにこの企画作りの趣旨の説明がありました。長野さんは「形式通りの企画書を作るのではなく、みなさんが普段頭の中で考えているアイデア・企画を、実際に企画として作っていく。みなさんが持ち帰って、財産になるようなものを作ってほしい」と話されました。
はじめの30分は各自で企画書を書きます。声を掛ければ講師陣がアドバイスをくれます。
次に共通の要素でつながっている企画どうしでグループに分かれ、その中で企画を1つに練り上げます。
■グループ発表、講師のコメント
出来あがった企画書を、グループの代表が発表します。
①意識をカエル よみガエル だるまガエル
子どもたちに、田んぼの管理体験などを通して自然の大切さを感じてもらい、自然との共生を目指すものです。収入源として助成金や下敷きグッズの販売、費用として広告費、スタッフTシャツ費など具体的に考えている部分もありました。ネックとしては田んぼの確保、農家の協力を得る難しさなどが挙げられていました。
②ドラえもんの森
地域の森を地域資源として掘り起こし、癒しや健康維持、自然体験や恵みを味わう場として提供するという内容です。また各地域でそうした森を整備し、全国ネットワークを築き、地域内外の交流、世代間の交流も図ろうというものです。課題としては地主を見つける、収入をいかに得るかが挙げられていました。
③MIJ(まちじまん)47総選挙
子どもたちに地域のこと・歴史・文化を知ってもらうため、地域を歩いて見聞きする、お年寄りの話を聞く、ものづくり体験、伝統的な道具や技に触れるなどのプログラムを用意します。ゆくゆくは各地域でマップづくりをしたり、全国大会(コンテスト)を行うことを目指します。また子ども対象ですが、親にも参加してもらい、親子世代で地域の価値を再発見してもらいます。
④OBD(おかやま・ぼっけー・でーれー・プロジェクト)
ぼっけー、でーれーはどちらも岡山弁で「すごい(すごく)」という意味です。岡山で主婦向けの30分のテレビ番組を設けて、生物多様性の豆知識を加えながら、地域の自然、地元の食材を使った料理、特産品などを紹介します。それにより岡山の自然を知ってもらうことはもちろん、食育を通じた生物多様性の啓発を目的としています。メインキャラをネコにしたり、料理を紹介した次の日にはスーパーの店頭にその食材が並ぶようお店とのタイアップを図ったりと、ユニークな工夫も見られました。
講師陣のコメントとして、「どれも実現性が低い。内容を盛り込み過ぎ。企画はもっと余計な部分を取り除いてシンプル化していく作業が必要」「そのプロジェクトの背景の説明も必要」と厳しめの意見や、「盛り込みすぎなのは、アイデアを分割してたくさんの企画書にすればいい」とアドバイスをいただきました。
最後に長野さんから締めくくりとして、「誰がその企画書を読むのか意識すること。読む人の知識レベルに合わせて背景を書くなど、読む人を教育することも必要」と、重要な視点を教えていただきました。
■終わりに
今回の講座は日本の生物多様性を引っ張っている方々に講師として来ていただきました。参加者も生物多様性の知識だけではなく、実践に使えるツールや企画のコツをたくさん得られたのではないでしょうか。
参加者並びに講師の方々、スタッフの皆さん、2日間お疲れ様でした。ありがとうございました。
平田
■おまけ
講義が終わってから希望者を募って、会場であった岡山シティミュージアムの常設展を見学にいきました。岡山の歴史や自然を学んできました。