あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

» 2017 » 2月

『りべら』2017年2月号No.143 特集:環境を守る 日・中・台 市民の動き(2017年2月号)サイトで見られます。

『りべら』はあおぞら財団の機関紙(会報)です。
A4版、16ページ、季刊1日発行、1部400円送料込、2,000部発行

ご購読希望者はwebmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)まで

※あおぞら財団賛助会員の方には、毎号郵送でお送りしています。

表紙-1

 

こちらからご覧になれます。

特集:環境を守る 日・中・台 市民の動き

中国環境NGOのリーダー 李力さんインタビュー…1
中国の環境教育事情 李妍焱…3
台湾の環境アセス訴訟 李明芝…3
住民による大阪のNO2汚染と健康影響調査「ソラダス2016」西川榮一…5
交通量と空気の汚れ調べ 道路連絡会の取り組みの一つとして…6
中国人留学生である私の環境に関する心路歴程 張茜樺…7
西淀川モノづくり会社 太平段ボール工業(株)…8
西淀川記憶あつめ隊 黒田主税さん…9
ぶらりとゆるりと西淀川めぐり…10
世界の大気汚染と交通施策 インドネシア編 湯川創太郎…10
リレー連載 あおぞら財団にじゅうまる!
公害資料保存からふりかえるあおぞら財団の20年…11

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 事務局 — aozorafoundation 公開日 2017/02/28(火) 01:22

環境省職員 現地研修受入 2日目(2/10)

あおぞら財団では、環境省職員を対象に西淀川・尼崎地域における環境問題史の現地研修の受け入れを実施しております。今回は2月9日から10日の二日間にかけて行われ、環境省職員の方10名と環境再生保全機構の方2名が参加されました。2日目では、フィールドワークとして西淀川および尼崎工業地域の見学とデイサービスセンターあおぞら苑での見学・ヒアリング等を行いました。

1日目の記事はこちら

 

まず、フィールドワークから始まり、バスを利用して国道43号線や西淀川・尼崎工業地帯を見学しました。

国道43号線では、騒音・大気汚染対策の現状を国土交通省大阪事務所の方から説明を受けました。

環境省研修2日目①

国道43号線にて、国土交通省大阪事務所の方から説明を受けている様子です。

 

国道43号線は、西淀川公害裁判の和解によって騒音・大気汚染対策が始まりました。道路の路面や高架橋などに、騒音低減や大気浄化を促すあらゆる技術が導入されており、様々な工夫が施されていました。これらの技術によって、意識することで体感できる程の効果があり、都市部を支えている技術の一つであると感じました。

 

次に、デイサービスセンターあおぞら苑を訪問し、利用者からヒアリングを受けました。

環境省研修2日目②

利用者からヒアリングを受けている様子です。

 

あおぞら苑は、西淀川公害裁判の和解金の一部を利用して創設されたデイサービスセンターで、利用者の1割程度が公害患者となっております。利用者から西淀川地域のお話を聴き、西淀川地域の歴史を「生の声」から学びました。私は、普段から地元の高齢者との交流が少ない為、大変貴重な機会を頂きました。

 

その後、徒歩で大和田街道・大野川緑陰道路を通り、住民にインタビューを行いながら、あおぞら財団へ向いました。

 

財団へ到着後、西淀川区副区長の橋本広志さん・あおぞら財団藤江から「現在の西淀川の状況と課題について」を題して講義を行いました。

環境省研修2日目③

講義を受けている様子です。

 

講義終了後、2日間のワークショップを振り返り、「西淀川で得た学び」をテーマにグループでプレゼンテーションの作成を行いました。

環境省研修2日目④

グループで2日間の内容を振り返りました。

 

2日間で学んだことをグループで情報共有し、西淀川地域の現状と展望をまとめました。短時間のなか、参加者全員が熱心に議論し、お互い意見を出しながらプレゼンテーションを作成しました。

 

振り返り後、質疑応答を交えながら各グループで発表しました。

環境省研修2日目⑤

各グループでまとめた内容を発表している様子です。

参加者は、「対話の重要性を感じた」や「地域のつながりが大切だと思う」、「子どもにも西淀川の歴史を知ってほしい」など、当研修で学んだことや感じたことを話されておりました。

 

今回の研修を通して、西淀川地域の現状やあゆみを間近で学ぶことができ、大変貴重な経験になりました。フィールドワークは、一つひとつ街を見ることでその地域を知ることできる重要な機会であります。環境問題に向き合っていくうえで、目や肌で感じることが住みやすい街づくりとして必要ではないかと思います。(嶋田)

子ども乗せ自転車座談会inにっこりRoomふくまちを開催しました(2/22)

2月22日に、にっこりRoomふくまちにて子ども乗せ自転車座談会を行いました。

日時=2017年2月22日(水)10:30~11:30

場所=にっこりRoom(ふくまち)

主催=あおぞら財団

協力=NPO法人にしよどにこネット

今回の座談会は2名の子育て層の方、にっこりルームスタッフ2人の方と共に交通ルールの再認識、自転車での走行時における危ない場所など、意見交換をして情報を共有しました。

参加者のうちの1人の方は三人乗りの自転車で前と後ろに子どもを乗せているとのことでした。もう一人の方は電動アシスト付き自転車を買ったばかりで、スーパーなど荷物を持つ時どうしたらいいのか? 子どもと一緒に買い物に行った時の自転車の適切な置き場所は?など他の方はどうしているのかを聞いてみたいとのことで、この座談会に参加してくれました。

【内容】

①ついやってしまう危ない運転! 自転車交通クイズ

まず、はじめに来て下さった方たちがどれくらい交通ルールを知っているかを確認するために、自転車交通クイズを行いました。クイズでは、自転車走行調査の結果から、やってしまいがちな危ない自転車運転、交通ルール違反のシーンを写真を見せました。写真を見ながら、どこが危ないのか、どうしたほうが安全に乗れるのかを考えてもらいました。13歳未満の子どもはヘルメット着用が努力義務であることと、自転車保険の必要性や自転車も基本、左側通行であることなど「言われてみればたしかに」といった声が上がりました。

また、自転車は交通事故の被害者にもなりえますが、歩行者に対しては加害者にもなりえます。それを防ぐためには交通ルールを守ることが大事であることを伝え、ハンドサインなどを使うとより安全になることを知ってもらいました。

交通ルールなどの説明写真

交通ルールなどの説明

②自転車ヒヤリハットマップの作成

次に大きなマップを広げそれぞれ危ないと思った道路や事故が起こった場所などをマップにしるしを付け、自転車ヒヤリハットマップを作成しました。「ここの交差点の前は下り坂になっていて予想以上にスピードがでるから危ないし事故も良く起こっている」、「緑陰道路の入り口にあるポールの高さが低く前に子どもを乗せると認識しづらい」など、子ども乗せ自転車を普段から使っている方ならではの意見が多数出ました。

ヒヤリハットマップ作成

ヒヤリハットマップ作成

来て下さった参加者やにっこりRoomのスタッフの方も子ども乗せ自転車を所有していたので、「前に子どもを乗せているとやはりハンドルが重く曲がりにくい」などの子ども乗せ自転車特有の悩みを共有しどうやったら改善するのかお互いに話し合い、和気あいあいとした良い雰囲気の座談会となりました。

次は、
3月10日(水) 10:30~11:30 に~よんステーション

にて、子ども乗せ自転車座談会を予定しております 。

どなたでもご参加いただけます。普段から子ども乗せ自転車に乗っておられる方、これから子ども乗せ自転車を買おうとしている方はぜひご参加ください♪

 

【今までの取り組み】
にしよどがわ子ども乗せ自転車座談会を開催しました(2/8)
子ども乗せ自転車座談会inにっこりRoomを開催しました(2/9)

※この取り組みは、公益財団法人交通エコロジーモビリティ財団の平成28年度ECOMO交通バリアフリー研究助成を受けて実施しています。

 

 

 

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2017/02/23(木) 11:53

西淀川区福祉避難所合同訓練に参加しました(2/16)

2月16日に行われた西淀川区福祉避難所合同訓練に参加しました。

この日は、西淀川区で福祉避難所に指定されている10施設をはじめ、行政や福祉関係団体、地域の防災リーダー、ボランティアなど80名を超える方の参加がありました。

午前中は、福祉避難所の開設訓練がありました。1人あたり6平方メートル(2m×3m)の区画をつくり、簡易ベッドを設置したのち、しきりや目隠しを作ります。目隠しは、カーテンや物干しざお、折り畳み机などの既存ものを用いるなど工夫して作りました。

メジャーで床を測っている様子の写真

車いすからベッドに移乗できるように、1人あたり6平方メートルの区画を確保します。

福祉避難所開設訓練の写真

簡易ベッドや物干しざお、カーテンなどを使って避難室を作りました

その後、アルファー米を使った炊き出し訓練を行いました。ビニール袋にアルファー米と具、お湯を入れて15分間放置すると炊き込みご飯ができあがりました。このご飯で、ボランティアさんと手分けして100個以上のおにぎりを作りました。

アルファ米をビニル袋で炊いている様子

ビニル袋にアルファ米とお湯を入れて15分待つとご飯が炊けました

ボランティアさんとおにぎりを作っている様子の写真

アルファ米で五目御飯おにぎりを100個以上作りました

午後からは避難訓練です。前日に大規模な直下型地震が発生したという想定のもと、避難所である西淀中学校から福祉避難所の風の子そだち園、姫島こども園に要援護者の搬送訓練がありました。今までの搬送訓練はごく短い距離を移動していただけでしたが、今回は実際に避難所に指定される中学校から福祉避難所までの搬送訓練を初めて行いました。道路上には小さな段差や勾配が多数あり、要援護者の方と一緒に移動する際にはそういった小さなバリアに気を付けなければなりません。

視覚障がい者の方の搬送訓練の様子

視覚に障がいがある方と中学校から福祉避難所まで移動しました

車いす利用者をサポートしながら避難している様子

車いす利用者をサポートしながら避難訓練を行いました

最後はみんなで避難訓練の意見交換をして終わりました。意見交換では、「佃地区に福祉避難所がない。地域的な偏りがあるため、もっと福祉避難所を増やしてほしい」、「ボランティアの対応が非常によかったが、実際の災害の時にはどのくらいの人が助けてくれるのか不安。また、実際の避難所ではしばらく過ごすのだからトイレの場所なども教えてほしかった(視覚障がいのある方)」、「やってみることでできること、できないこと、工夫できそうなことがわかった。開設訓練ではボランティアが自発的に動いてくださり助かった(福祉施設のスタッフ)」など多数の意見が出ました。

私は昨年度の訓練にも参加しましたが、今回は避難所からの搬送といった実際の状況に即した訓練が加わったり、多数のボランティアの方々が参加してくださったりなど、訓練の内容は充実してきたと感じました。また、こうした訓練を通して、様々な団体や立場の人が情報を共有することができ、助け合いの機運も生まれているように思います。あおぞら財団でもこういった訓練に継続して関わっていきたいと思います。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | 防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2017/02/17(金) 02:33

2/22(水)は、あおぞら市です。 

日 時=2017年2月22日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】

場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact
2/22の参加予定店

■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。
今回は『自然薯(じねんじょ)、ヤーコン、キクイモ、水菜、わさび菜など』をご用意しています。

P1220765

P1220639

 

■足つぼマッサージ 楽成体

体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。

IMG_7001

 

■cura pane(クーラパンネ)

からだに優しい天然酵母のパン

P1220642_s

白神こだま酵母、天然酵母を使用した小麦パンと米粉パンを作っています。
オーガニック・無農薬・無添加の素材にこだわり、体に優しいものを作っています。
手作り市への出店、パン教室の講師などの活動の場を通じ、食育や環境への取り組みをしています。
https://m.facebook.com/curapane

【ランチ】(クーラパンネ)
オーガニック・ランチ(600円、予約優先)※プラス200円でコーヒー付
P1220772
※写真は前回のものです

 

■手しごと工房「Moku」
木箱(30㎝程の大きさ)作りのDIYワークショップをします。
予約優先ですのでご希望の方はお問い合わせください。
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp
P1220771

 

■浜田化学株式会社
おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープなどの販売。
P1220769

016

 

■あおぞら財団
【被災地支援商品】魚の缶詰(岩手県釜石)250円/個、なたね油(いわて三陸) 1200円/個、
その他、ハートブローチ、お箸などあります。
P1220763

※売上の一部はあおぞら財団による被災地への支援金にあてさせていただきます。
詳しくはコチラ https://aozora.or.jp/aboutkifu/tokuteikifu
※商品は変更になることがございます。

今後の予定
<2017年>3/8、3/22

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。
https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2017/02/17(金) 11:05
前のページ »